2005年07月31日(日)

「雪の女王」第11話 赤い靴(NHK総合)感想

 素晴らしい。過去最高評価です。こういう悲劇的な話も織り込んでくるんですね。

 ショーウィンドウに飾られた赤い靴を見つめるカーレン@小林沙苗。その靴を買おうとしたお金持ちの女の子が通俗的にヤーな感じで描かれてて嫌悪感を覚えましたが、カーレンのほうも「清く正しく美しく」って感じではなく貧しさをひがんでる性格になってたのはちょっと珍しいと思いました。外面の良さと、本心をぶちまける表と裏の顔のギャップが激しすぎ。そのへんはさすが見えない仮面を身につける小林沙苗といったところでしょうか(よく知らんくせにネタを書くな>自分)。
 貧しいままで一生を終えた祖母を蔑み、文字通りのシンデレラストーリーを夢見るカーレン。うーん、でもねー、良いことも悪いことも、みんな含めて思い出ですからね。あの世に持って行けるのは思い出だけですよ(「まほらば」の珠ちゃんの名言。アニメでも出てたかどうかは知りませんが)。
 祖母の葬儀に赤い靴を履いて現れたカーレン。そのまま異人さんに連れられ……じゃなくってフリース伯爵夫人に連れられ、舞踏会へ。ところで彼女、こんな環境下でどうやって踊りを覚えたんでしょうね。様式とかちゃんと則ってたりするんでしょうか。むしろ自己流だけどオリジナリティが……とかいって審査員票が(だから黙れって)。
 そして、フリース伯爵夫人の叱責。途中までの描かれ方からして、実はこの人もなにか良からぬことを企んでるんかと思ってしまいましたよ。普通に礼節に厳しい人でした。まあ、世の金持ちがみんな悪人なわけはない。
 赤い靴に「罰」を受けるカーレン。これは、本人に害が及ぶよりもよっぽど酷でしょうね。孤児院にもらわれた弟たちを取り戻すため、必死に働いて、いつかまたダンスの夢も……とか夢想しますけど、あくまで「それはまた別の話」。

 しかしゲルダのほうも、頼った家の人が立て続けに不幸に遭うってのはけっこう辛いでしょうな……と思ったらラストで水たまりをジャンプしてるよ! 立ち直り早!

投稿者plateau: 2005年07月31日 21:23 [雪の女王]