「その線からこっちに入らないで。えーっと、えっと、自分のねぐらに潜って出てくるなよ、わかったか! です〜」(翠星石)
翠星石(すいせいせき)登場。ここまで、出るキャラ出るキャラ萌やされてきたこのアニメですが、いくらなんでもねー、あなた。今さら「ですー」なんていう桑谷夏子キャラにそう簡単に萌えるわけは……。
ごめん。めちゃめちゃツボに入った。上のセリフあたりで撃沈。
しかし、やっぱりいちばん好きなのは「順応性ありすぎ」なお茶づけ海苔ことのりお姉ちゃんなのですよ。翠星石がやってきた衝撃に思わず尻もちをついたり、ジュンくんの部屋に様子を見に来たときの仕草がかわいいなぁ〜。そして、「人間なんて、だいっきらいですぅ〜」と鈴カステラを投げつける翠星石に「食べ物を粗末にするなんて、いけないコです」もとい(それでも意味が通るけど)「めっ! 食べ物で遊んじゃダメでしょ」としっかり叱りつける。
ジュンくんを「チビ」と呼ぶ翠星石。あ、彼女はけっこう背丈が高いんですかね。自分でドアも開けられるみたいだし(ちょっと残念)。
で、ジュンくんの魔の手から逃げて(違)階段を駆け下りる翠星石、庭で花に水をやるのりちゃんを発見。その前のシーン、最初は真夜中だと思ってたんで、いきなりここで時間がワープしたような感覚をおぼえたんですが。見返してみると朝になってたんですね。ジュンくんの部屋、カーテン閉めただけでこんなに薄暗いのか。これも彼の内面に対応してると思いますが。
で、のりちゃんの花の育て方にダメ出し。「かわいがるのはいいことですが、もうお腹はいっぱいって言ってます」。実にのりちゃんらしい感じですな。しかし、紅茶の入れ方といい、いつもみたいに本やTVを鵜呑みにすれば、それなりのものは出来るはずとも思えるんですが……。まあ、そのへんものりちゃんの天然のなせる業ということで、もっ最高ー!
で、翠星石の力を使ってジュンくん矯正。「何がはじまるのかしらー。お姉ちゃんどきどきしちゃうー」ドッキリドッキリドキドキ☆(黙れ) 「スイドリーム」とやらを召還する翠星石、ジュンとともに彼の夢の中へ。そこは「救いようもない鬱々ワールド」。あぁ、やっぱこういう固有世界ものって好き好きー。
様子を見に行くという真紅。のりちゃんも「でも、ジュンくんの心が、少しでも理解できるなら」と言うも、「今はきっと、のりには見られたくないはずだわ」と置いていかれる。このへん、微妙につながりが判りにくかったですけどね。しかし真紅、人形とは思えないくらいにジュンのことを思いやってますね。そこまでする義理があるとも思えないんですが。やっぱ家来の躾?
地面に散らばる参考書。道端の花壇は教師や同級生の声。なんか、本格的にカウンセリングしておりますね。たまらず逃げ出すジュン。と、昆虫のように木々を飛び回るミニカーを見て目を輝かせる。うむむ、これまた唐突な感じ。まあこのミニカー、アイキャッチにも出てる奴みたいだし、ジュンくんがこういうの好きなんでしょうね(彼の世界なんだし)。むしろ、脈絡がないのが夢の世界の構造。
夢分析なんて、大学の一般教養でかじった程度ですが、そのレベルであえて分析を試みるならば、夢に特徴的なのは反復される在・不在の交代。最初に出てきた参考書や花壇の花々は、怪獣に姿を変えてジュンくんを襲う。それから逃げ出せた後は、ちゃんと「紙=植物」に戻っているのもその証拠。そして、ジュンくんがその紙を手から離したとたん、湖の先に広がる光景も、その転移。自分が逃げ続けている存在に、それでもなお、心のどこかで希求しているということでしょうね。「水から出る・水に入る」というのは、フロイト理論では「出産・誕生」を表す類型夢だそうなので、まさにここでジュンくんは「生まれ変わる」ことになるわけで。
それにしても、「まったく、肝っ玉までミニサイズです」「チビなサイズで決めつけるから、お前はいつまでもチビなのです」と辛辣な翠星石の言葉がいいですな。個人的にはちっちゃいほうが(最近このパターンもマンネリ気味かな)。
ちなみに湖を渡るときに、ジュンくんの頭にすがりつく雛苺がかわいすぎるぅ〜。ふつうの子だったらありえない体勢ですからねぇ。こういうの、頭上位って言うのかな?(絶対言わない)
湖の中央にあったのは夢の主を象徴するチビ木。成長を妨げられたチビ木に翠星石、「すこやかに、のびやかに〜」おジャ魔女にでもなるのかと思ってしまいましたよ(絶対どっかで書かれてる……ってやっぱり)。こんな事しか出来ないという翠星石にジュンくんが声をかけると、またまた「お前なんぞに言ってるわけじゃありません、己を知りやがれです〜」。あぁ、判りました、こういう罵倒を甘受するのが翠星石萌えのポイントなんですね。あんまそういう属性はない(と思う)んですけど、けっこういいかも(笑)。「もう大丈夫ね、光も、そして水をくれる人もいるんだもの。あとは、あなたの生きる力次第よ」
で、夢から戻ってきたジュンくん。心配してたのりちゃんに抱きつかれる。あうあー、涙までぽろぽろ流されて、これちょっと、どうしよう、姉弟の一線を越えそうに(黙れ!)。
その夜、境界線をはがす翠星石で締め。まあ、そうはいっても翌日からはまた口論が起こることでしょうが。というか、それを希望。
しかし、まだ判らんことはいっぱい。けっきょく「翠星石はだれにまきまきされたのー?」の答えは出ないし、左右の目の色が違う(赤と緑)理由もつまびらかでない。これまた、「それはまた別の話」なんでしょうね。
さて次回、なんかやたら話題になってる「階段」ですが、予告を観るかぎり、なんか想像してたのと違う〜。や、楽しみ楽しみ。ちなみに通常より一時間遅れらしいので気をつけましょう>自分。
2005年06月12日 11:18 [Rozen Maiden]