2005年06月01日(水)
「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」第八話 血煙無情(KBS京都)感想
「あに……さま……」(お胡夷)
さあ! もう6月ですよ。前々から思ってたんですが、既にこのサイト、記事の9割近くがアニメ感想になってますんで、アニメ感想全体のアーカイブを廃止します。作品別のアーカイブは今のままで、まとめて読みたい方は月別アーカイブでもほとんど用は足せると思います。
っていうか、最近ちょっとやりすぎでした。明らかに文章が変な方向性を持ってきてしまっています。今月からは気持ちを入れ替えて、しょーもないえろ妄想は自粛します。
今回のサブタイトルは「湯煙慕情」のもじりでしょうか? その通り、実に悲しい恋物語。しかし、夜叉丸(とみんなが思ってる甲賀者)に「女でも出来たか?」と言う陣五郎に、蛍火が刀を突きつけるとこだけはなんかラブコメ時空っぽくて笑ってしまった。前回から、ほんとは蛍火は気づいてるんじゃないか? と思ってて、ここでも、ギャグだと思わせて敵を討とうとしていたのかと勘繰ってしまったんですが。普通に気づいてなかったみたいですね。あからさまに怪しい行動してるのに。
で、死にゆくお胡夷との会話。見る限り念話じゃなく、指先を動かして会話してる様子。点字みたいに文字をひとつひとつ写し取ってるのか、手話のようにそれぞれの単語や概念に応じた言語体系が確立されてるかのどっちかでしょうね。いずれにしても、事前に示し合わせて覚えていないといけません。しかしこれ、互いに相手に触れることが出来て、しかも言葉をしゃべれない、という極めて限定的な用途しかありません。そんなものをわざわざ習得する甲賀者、今までよっぽど暇だったのか。あるいは、これはふたりだけの愛の証だったのかもしれませんね。つまり、互いに体を密着させていながら、まともに声を上げることが出来ない状況にしばしば置かれていたわけで……。
をい! いい加減にしろよ自分。
「LOVELESS」Ep.8 TRUSTLESS(ABC朝日放送)感想
「あんた妄想しすぎ」(我妻草灯)
ぬおお〜、メガネの女の子(坂上江夜)、めっちゃかわいいと思ったらCV:釘宮理恵か〜。もうひとりも中野倭@かかずゆみ。
今回も素晴らしい。もうね、ここまでくると男同士とか女同士とか、だからどうしたって感じです。性別なんて概念は酷く些細な問題ですよ(そりゃ立夏じゃなくてりすかだ)。そんなことにこだわって作品の本質を見失うとしたら実にもったいない。ここに描かれているのは、まぎれもなく純粋な愛のカタチ。
「いつでも出る」と言っておきながら、けっしてつながることのなかった立夏くんから草灯への電話。「好きだから嘘をつくの」とは勝子先生の言葉ですが、またも期せずして正鵠を射ています。「好きだよ」という言葉ばかり先行していた初期とは逆に、立夏の言葉を裏切る行動ばかり目立つ草灯。でも、それが重なるたび、かえって立夏の思いは募っていく。もちろん、度が過ぎると信頼関係を失うことにもなりかねないけど。今回はその境界線上、といったところでしょうか。最後の立夏の「命令」という言葉の響きが実に哀しい。
しかし草灯、部屋の中で煙草を吸うのはやめましょうね。灰皿もないだろうに。命令です(お前の命令なんざどーでもいい)。
2005年06月02日(木)
「今日からマ王!」第13話 花嫁と有利とグウェンダル(NHK教育)感想
「うるさいじゃり! お前なんかには判らないじゃり!」(ヴォルフラム)
砂利をかぶったからって、なんで語尾が「じゃり」になるんだ。萌える〜(違)。
ってことで、なんか今回は萌えキャラいっぱい。まずは花嫁さんのニコラ。グウェンダルが自分の思い人のいとこと知って、「あのあの、お初にお目にかかります、ニコラと申します」と挨拶したとこがかわいかった。そしてジルタくんですよ! やっぱ「魔族の子は成長が遅い」んですか〜。10歳でこのかわいさ。私も是非そっちの世界に(昨日の宣言をすっかり忘れてやがる)。
ところで、「涸れ井戸」と聞いてすぐに「カーレーイードースコ〜プ♪」と思わず口ずさむ私はなんなんでしょうね、アニメ観てもいないのに。
「ふたつのスピカ」第18話 マリカとまりか(NHK教育)感想
「わたしはわたし……。わたしがまりかなのに」(宇喜多万里香)
サブタイトル、変換したら「万里香泊まりか」に。またぞろあの「お父さん」に「許さんぞ、そんなことは絶対に!」と言われてしまいますよ。
って、そんなネタ書いてる場合じゃありません。今回は素晴らしかった! 端々で、これまで自分が観てきた別のアニメのシーンがフラッシュバック。ひとつの作品の見方としては邪道かもしれませんけど、そのぶん感動はひとしお。
冒頭、「私もう、だめなのかしら」とあきらめそうになる万里香ちゃん。でも、「宇宙、行きたかったな」との想いが彼女を動かします。思い浮かぶのは、ずっとひとりだった自分。そして、そんな自分に、「ひとりじゃ宇宙には行けない」と手をさしのべてくれたアスミ。
ところで万里香に限らず、今回、ずいぶんキャラの等身が上がっとります。作画のブレといえばそれまでですが、ここはやはり、「シリーズ終盤における登場人物たちの成長を表している」と解釈しましょう。宇宙学校へ入ってから、毎日のように厳しい訓練をこなしてきた彼女たちなのですから(男子は無視か)。そして、過去の追憶における幼いアスミや「まりか」との対比もより効いています。
そして、こちらは順調に位置確認を進めるアスミ。って、テント持ってきてたのか! 次の日には置いていってますけど。テントの中でミノムシアスミ。「ライオンさん、ホントは、いるんでしょ?」と呼びかけるも、応答無し。彼女にしても、ライオンさんというイレギュラーな存在がいなければ、ずっとひとりだった可能性が高いというのは、これまでの過去話で示されたとおり。宇宙学校へ来てからは、いつもまわりに誰かがいてくれた。久しぶりにひとりで食事をとりながら、「今の私はひとり、これが本当の私なんだ」と思う私です。ちなみに私は、誰か他の人と食事をするというのはどうにも苦手だったりするのですがね(だからお前のことはいいって)。
アスミが思い返すはライオンさんのこと。唯ヶ浜でのマラソン、全力疾走して途中でバテていたアスミにライオンさん、「俺はいつも、半分の力でゴールするよう、心がけてるんだよ」。残った半分の力は、誰かのために。や、見習いたいものですなー。こういう余裕のある精神。まあ、そんなことを言ってたライオンさんも、そのうち全力疾走してもアスミに追い抜かれてしまうんですが。
で、そのライオンさん。ロケットの「まりか」という文字を見ても半信半疑のまま、思い出の洋館へ。「あの頃のままね……」(まほらば原作版からネタ出し。たぶんアニメでも変わってないっしょ?)。中に入って手に取ったのは、一見ただの空き箱、でも流れ出す音楽……。ライオンさんにはオルゴールに見えてるのか!? あうあうあー、ダカーポ美春エンドを思い出してもう半泣きですよ。ここで中に「らいおんさんとずっといっしょにいられますように まりか」なんて書かれた紙が入ってたらもう号泣ですよ(んなわけはない)。でも箱の底にはフルネームで「うきたまりか」……これでライオンさん、思い出の彼女と宇宙学校で見かけた「宇喜多万里香」とのつながりを確信。
幼少の頃から、「本当の万里香なら」という言葉をかけられて育った彼女。何も知らされないまま育っていても、その事実を知ったときの衝撃は大きいでしょうが(まだリリカルなのは12話以降を見てないんであんま比較できませんが)、はじめから知っていたというのもその辛さは想像を絶します。「望まれない子供」……アイデンティティの危機に瀕して、自ら心を閉ざしたということでしょうか。それが宇宙学校へ入るまでの万里香。でも、宇宙学校に入ったということが端的に示しているとおり(それは「窓から宇宙を見上げる」という行為にも現れている)、常に「外側」への希求があった。そして、そんな内側からの圧力と、外側からの刺激によって、精神的にも、おそらく肉体的にも、平衡を崩す結果となった……。
目的地へと急ぐアスミ、おそらく万里香のものであろうカプセルについた血の手形を見つける(って、前回すれ違ってたのに! アスミ、ぐるぐる同じところを回ってたのか?)。その頃、万里香は救急車で運ばれる。つけていた発信器が、昼間からずっと動いてなかったりすると連絡が行くようになってるんでしょうかね? それとも超高性能のスパイ衛星で見張ってたりとか(一気に話がコメディになるからやめい)。
「鴨川さん……」と呼びながら救いの手を求める万里香、それに応じるように彼女の瞳に映るアスミの顔。えー、これじゃ万里香の勝手な妄想の産物に過ぎなくて、ホントの救いじゃないんじゃ……と思ったら、その人物はかさねちゃんだった! ここで出てくるのか〜。しかも、万里香ちゃんが自分がなんと言っていたか問うと「『アスミ』って」。うわー! もうなまえをよんでますか! これには驚愕。
さあ〜、いよいよ次回こそはきっちり万里香ちゃんの秘密が語られるのでしょうか。そして早くも物語は佳境に。どう締めてくれるのか見ものです。
「IZUMO -猛き剣の閃記-」第九話 守るべきもの(KBS京都)感想
「恨んだりしない。ヤタロウは、私の一番大事な友達だから」(北河麻衣)
しまった〜、野球中継で20分延長だと思ってたら10分延長だった。5分くらいして気づきました。またOP観れんかった。
しかし、最初数分見逃しただけなのに、ものすごい急展開でびっくり。サブタイトル確認してないから、ホントに9話か不安で不安で(もうこのネタは書かないでおこうと思ってたんですが)。
北河さんのカラスが実は使い魔で萌えキャラだった……のに人間形態になって1分でお亡くなりになってしまうという、ものすごい使い捨てっぷりにはびっくり。まあ、「またアシハラノクニに転生する」って言ってますし、そのうちどっかの交差点で出逢うことになるんでしょう(神無月の巫女かよ!)。
といいつつ、こっちの巫女のサクヤちゃんはあんまり活躍してくれなくて残念。せっかく6月だから「水無月の巫女!」とか言おうと思ったのに(言わんでいい、ってかKBS以外だとたいてい5月放映の回ですよ)。冒頭はいざ知らず、「お父さんお母さん、サクヤを守って」ってセリフまで全然しゃべってなくって、いてもいなくても物語に師匠支障のない扱いになってしまっていたのは残念。よっぽどアシハラノクニの生活が気に入って、そのままあっちに残ったのかと思いましたよ(個人的にはそれでもいいと思うけど)。
そして次回は黄泉比良坂行き。や、ここまで展開をかぶせんでも。っていうか猛と剛、もう合体しとる!
2005年06月03日(金)
「JINKI:EXTEND」Episode.9 ゲームの勝者(ABC朝日放送)感想
「愛するものに命を奪われてこそ、我が愛は成就する!!」(J・ハーン)
零崎双識、あっさりお亡くなり(違うっつーの)。まさにゲームの駒、と言った趣はいっそすがすがしい。
それにしても、西尾維新戯言シリーズ、アニメになったりしませんかね? いや、あの「撲殺天使ドクロちゃん」までほとんどそのまんまアニメ化されたりしてるから、世の中何が起きるか判りません。どうも、例の同人誌を読んでからというもの、動く巫女子ちゃんや崩子ちゃんが見たいという欲求が高まってきて(人選に偏りがあるのは気にしない)。目指せ、メフィスト賞作家初のアニメ化ですよ(「第0回」メフィスト賞とも言われてる京極夏彦の「巷説百物語」アニメ化の先例もありますが)。
えっと、ラストの青葉、「この期に及んでJINKIパートかー!!」と思ったら同じ時制だった、というのはちょっと面白いと思ってしまった。
まっつー・椿あす「これが私の御主人様」パーフェクトガイドブック(スクウェア・エニックス)感想
原作版のガイドブック。アニメのほうのファンブックも出てるようですが、まあ見れないし。
これはなかなか面白かったですね。妙に構成が凝ってるし、各キャラのカルトクイズはじめ、さりげなく変なネタが織り込まれてたりするところもこの作品らしい。神様(作者)インタビューもあるし、巻頭や巻末のカラーイラストも多めで嬉しい。かりんちゃんはやっぱかわいいな〜(おい)。
や、実際、主人公の中林義貴とは趣味・嗜好は合わないと思うけど、この作品との波長は一致するみたいな。ギャグのノリも好きですしね。義貴度診断は71%でした。黒帯かよ……。
で、カバー下に大爆笑(笑い事じゃないけど)。
「魔法少女リリカルなのは」第十二話 宿命が閉じるときなの(キングレコード)感想
「本当の自分をはじめるために、今までの自分を、終わらせよう」(フェイト・テスタロッサ)
ついにここまでやってまいりました。リリカルなのはDVD視聴第12弾。もはやほとんど文句のつけようもない、完璧な出来。
「母親」から自分を見捨てるような言葉をかけられ、失意のフェイト。でも、次第に輝きを取り戻したその瞳に映るのは、何度もなまえをよんでくれた、白い服の女の子。そして、自ら立ち上がるフェイトなのです。「捨てればいいってわけじゃない。逃げればいいってわけじゃ、もっとない」とか、このへんのセリフ回しがそれこそリリカルで素晴らしい。で、流れ出す挿入歌とともに、なのはたちの闘いのシーンになだれ込んでいくあたり、実に王道な展開。私が小中学生の頃よく見てた、テレ東夕方6時台のノリというか、具体的に言うと「スレイヤーズ!」みたいな。曲調が林原めぐみっぽかったからかもしれませんけど。なんだかんだ言って、こういうのはもえます(あえてひらがな)。
で、なんといってもなのはですよ! 強大な敵に面して闘いに馳せ参じたフェイトが「でも、ふたりなら」と言ったとこで、「うん! うん!」と実に嬉しそうにうなずき返す。もう観てるこっちも嬉しくなってきますよ。まだ最終回前だというのにこんなシーンを見せてくれるとは思いませんでした。
そんな「ふたり」だけじゃなく、クロノくんとかユーノくんといったあたりの行動も、しっかり脇を固めていて良いですね。とくにクロノくんのプレシアに対する言葉は胸に響きます。「世界はいつだって、こんなはずじゃないことばっかりだよ」。ああ、それってつまり、本当なら自分がなのはの恋人役になるはずだったのに〜というアニメ時空への恨み節ですか(こんなときにネタを書くな)。あ、あと、クロノくんの杖(S2U)がネイティブじゃないのはちょっと残念〜と言いたいとこですけど、それがレイジングハートやバルディッシュみたいなインテリジェントデバイスとストレージデバイスの違いということでしょうかね。バルディッシュのリカバリもカッコ良かった! これまたサウンドステージ02を聴くと判るとおり、アルフとともにフェイトを支えた「ある人」の想いが込められているんですよね。
で、最後にプレシアとふたたび相まみえたフェイト・テスタロッサ。「あなたがわたしの母さんだから」と手をさしのべる。うーむ、断られると判っていても、やらねばならないときがある、って感じでしょうか。最後まで、この「親子」の想いはすれ違ったままだったけど、それを描くのもまた物語の宿命なんでしょう。
さあ、ということで後は最終話を残すのみ(まだサウンドステージ03もあるけど)。もう一部の展開は知っちゃってるんですが、それこそ昔っから大好きなシチュエーションであることは確定してるわけで、はてさて実際にどれほどのものを見せてくれるのか、とってもとっても楽しみです。って、DVDだから今すぐにでも観れるんですが、お楽しみは後に取っておく子なのです、ひとりっ子なんで(笑)。次週、6/10ごろを予定。
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2005年06月04日(土)
「こみっくパーティーRevolution」第9話 史上最大の血戦(KBS京都)感想
「たるみ、むくみ! 気づいてる? 最近の和樹、だんだん典型的なオタク顔になってきたわよ」(高瀬瑞希)
典型的なって何だよ……。今はぱっと見フツーなもんでしょ?(「こはるびより」かよ)
なんかテンションのよく判らん話でした。「これが私の御主人様」原作11話によると、富士の樹海って携帯は通じるらしいんですが、GPSすら効かないってどんな異次元ですか。まさにビューティフルドリーマー! 同人で宇宙征服を企む九品仏大志にはある意味お似合いかもです。
で、何故かサバゲー。しかし相手のプロチームも萌えを理解する連中でよかったですね、っていうかこの作品の世界にはそんな奴らしかおらんのか。まあ、(萌えの概念を理解しない輩は)なくなってほしいですね(この世から)みたいな?
しかし、目や口が隠れてる敵チームを見ると「ニニンがシノブ伝」のサスケたちを思い出してしまいます。ここまでやるなら、CVに関智一や若本規夫を持ってこなくちゃ(プロットが破壊されます)。
隊長が「十<ピー>歳以上は対象外」というのにはちょっと同意したくなったり(ちょっとですか)。いかな萌えコスプレであろうと、発育しすぎた肢体が憎らしいという気持ちには彼らこそマイ同志よ! と言いたくなってきます。ところで「ピー」の中身はいくつ? 2ですか、5ですか。それより上は認めませんよ(お前黙れ)。
それにしても、あんまり出番のない芳賀玲子をもさしおいて、OVA再編集の1話から出てる長谷部彩が最強ステルスキャラと言われてるのは笑った。それこそ原作ゲームでの人気はどれほどのものだったのでしょう。
「愛してるぜベイベ★★」第10話 やきもち(KBS京都)感想
「削るぞ、テメー」(片倉鈴子)
なんつーか、鈴子お姉様@遠藤久美子はいろいろすごいと思った。
ゆずゆちゃんのお迎えをすっぽかして、心とパヤパヤやってた結平(用法が合ってるか不安なんですが>だったら使うな)。お姉様のお叱りを受け、ゆずに謝りに。って、紙ヒコーキなんか折ってんじゃない! ちゃんとツルの折り方教えてあげなよー。
で、翌日学校で心に愚痴る。「僕」とか言ってて、なんかあんたのほうが幼児化してますよ。心は結平と一緒にいると悩みぶっ飛び!(違) とか言ってますが、こういう相互依存な関係はあんまよろしくないような。で、そのまま行為に及……亜希が止めに入る。んー、亜希ちゃん百合説がまた一段と(前提から間違ってますから)。
いっぽう、お迎えを待つ幼稚園。「ちょーしにのんなよー!」まりかちゃん、言葉遣いが乱れております。本当のまりかならそんな言葉遣いは(違うわ)。で、やって来た来たおにいちゃん……心もいっしょ。うあー、修羅場だよー。結平も察しろ阿呆ー。
砂場で遊ぶゆずゆと心。「きっぺいおにいちゃん、お砂場であそぶのじょうずなんだよ」あれは上手とかいうレベルではない(笑)。「あたしも、お母さんいなかったけど、ゆずゆには、結平がいるから、だいじょぶだよ」と、心ちゃんのほうはゆずの想いを察してるようなのは判るけど、問題はやっぱ結平ですな。
そして問題の翌日。朝寝坊して、自分でゆずの弁当を作れなかった結平。別に気が抜けてるとかいうわけじゃなく、たまたまなんでしょうけど、物事はいつも最悪のタイミングで起きる、というマーフィーの法則通りですな。今度はゆずゆちゃんが結平と心の関係を察して、身を引こうとする……幼稚園児の反応じゃないよー。自分ひとりでおうちに帰るというゆず。「あんたがひとりで歩けるほど、世の中安全じゃないのよ」まりかちゃん、ゆずゆが大人の目から見てもかわいいことは認めてるんですね(え、そういう意味じゃない?)。その前の、心を指して「黒いオーラの女」と形容したのも笑いました。
さあ、だんだん結平にムカついてきたぞ。次回、どう落とし前をつけてくれる?
「ツバサ・クロニクル」第9話 妖しきオンナ(NHK教育)感想
「どうして駄目なんだ……。私が子供で、たいした秘術も使えなくて、足手まといだからか」(チュニャン)
妖しき女、略して妖女。どっちかというと幼女のほうが!(ベタでごめん)
サクラの羽の力で、城を守る領主。比嘉久美子、中川亜紀子、恒松あゆみの密偵衆三人も街に近づけず。名前が出てないとこ見ると、全部終わったあとにのこのこやってきて、役立たずに終わりそうな。
で、城の秘術を解くため、侑子@大原さやかにご相談。なんか、丸の中に顔だけ出るのって、昔のアニメみたいで面白い。っていうか、侑子のほうがよっぽど妖しいような。対価を要求する侑子に、なんかジャラジャラしたのを差し出すファイ、それをモコナが呑み込むと、かわりに出てきた泥だんご(正式名称不明)。モコナがひみつ道具みたいなノリで名前を叫んでくれたら嬉しかったのに。
で、城に乗り込むことになって、チュニャンもついていくという。「私も城に行って領主を倒す。母さんの仇をとるんだ。絶対いっしょに行くからな、いいだろ小狼!?」くわぁ〜、やっぱチュニャン@伊藤静めっちゃかわえぇ〜。それなのに小狼は「駄目です」。なにぃ〜、胸にすがりつかれても断るとは、涼様以上の精神力の強さ! 「出逢い方が、そんなに問題ですか!」(しずか違い)
チュニャンとサクラ姫を残して、城に乗り込む小狼たち一行。泥だんごを城に向かって蹴り上げ、バリヤを破る小狼。しかし、ピキピキって亀裂が走ったら、「パリーン」って割れるのがお約束というものではないでしょうか?(別にいいけど)
で、城の中は堂々巡りの迷路。やっぱりここは壁をぶちこわしますか。で、出逢ったのは観月先生……もといキィシム@勝生真沙子(や、このシステムからして観月先生でもありえなくはない)。
キィシムの秘術発動。領主の口ぶりからすると、自分の意志でこの城内にいるわけではないようですが、操られているのか、それとも本当に退屈しのぎに遊んでるだけか(個人的には後者のほうが好み)。
いっぽう、蜂起する街のみんな。私も行くというチュニャンに、「お待ちなさい」と声をかけるサクラ。他にやるべきことがある、と引き留める。ほうほう、ここで前回みんながサクラを「神の愛娘」だと認識したのが効いてきてますね。
で、小狼のほうも「やるべきこと」があるとファイから言われる。あー、こうやって、別々のシーンが同じフレーズでつながるのは好みです。また天井をパリーンとやって抜け出す小狼(とモコナ)。
さあ、そして出てきた領主の息子。小狼と一対一の対決です。ラストシーンを決めるために、モコナに「離れてくれるか」と言う配慮を見せる小狼でした。
それにしても、次回予告でまでいじられてるクロリンにちょっと同情を禁じえなくなってきた。ツッコミ役は大変ですね。
「Φなる・あぷろーち」DVD Vol.3初回限定版(トライネット)感想
DVDシリーズ第三弾ですよ〜。もう当然のごとく初回限定版を買ってますな。
いやぁ、今回のジャケット、メインは笑りんなのですが、右上のデフォルメ涼くんがなんかかわいいです(笑)。左上の西守歌ちゃんも。もちろん右下の守屋美紀も。あとあとあと、間の百合佳さんもー!(いや、全員かわいいんですが……って黒服もかよ)
で、恒例のTV未放映カットチェック。8話は西守歌の涼様看病妄想。9話は笑りんシャワーシーン、10話はゲーム画面のうさみみ鐘ちゃん。って守屋美紀はー!!(だまらっしゃい)
今回のブックレットは陸奥笑穂特集。それはともかく(おい)、シリーズ構成&脚本の長谷川勝己さんのインタビューが面白い。好きなキャラ、あ〜、その判断基準でいくと私も美紀は御免こうむりたいですな(酷)。やっぱ鐘ちゃんか笑りんかなっ! ってか、指輪がうさみみになったのはホントにあんたの仕業だったのかー!! 正式名称は「うさぴょんカチューシャ」だそうです、はい。二期やって〜、是非やって〜。
で、ある意味こっちが本編のスペシャルCD、「みゆみゆ&だいすけ改め、だいすけ・ちあきんぐのラブラブアプローチ」(違)。前回に引き続き、たかはし智秋さん大活躍。時流に乗って結婚話です。ところで、微妙に全体の尺が長くなってませんか? 楽しいからいいけど。
「守屋美紀のΦなる声優あぷろーち」、明らかに田村ゆかりのパーソナリティで遊びすぎや。ファンの方にはたまらないでしょうね(ファンじゃないけど)。
Φなる「もしも」のコーナー、西守歌ちゃんが黒いよ〜。黒いよ〜。「ぷっぷくぷー」がかわいいなぁ。っていうか涼@岸尾大輔、壊れすぎ。どこまでアドリブなんだか。
あ、あと、なんか「武笠晴希のΦなる用語辞典」がめっちゃツボに入りました。
ということで、最終第4巻(7/22発売)[amazon]も大期待〜。
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2005年06月05日(日)
「Rozen Maiden」第3話 水銀燈(MBS毎日放送)感想
「うふふふ、58万6920時間37分ぶりね、真紅」(水銀燈)
換算すると67年と37分(Tigerのウィジェットだったら瞬時に計算できるかな? まだPantherなもので)。ただし閏年が挟まれるんで、日付的にはマイナス16日あるいは17日(たとえば作中の今が2004年の3月以降だったら17日)。すなわち前に逢ったのは第一次と第二次大戦の間くらいといったところでしょうか。
朝から真紅と雛苺やいのやいの。怒るジュンに真紅が「朝から騒々しいわよ」と返すのはお約束ですね。で、家来をしつける真紅……懸案のドアノブを操作する杖が登場しとる(笑)。でも、けっきょくジュンくんが開けてあげるのね。このときの真紅の眼の描き方、今回よく出てきますが、なんかかわいい。「ムカつくよな、子供って」なジュンくん。
お待たせのりちゃんです。力作の目玉焼き、あっさり真紅に崩されるのがまたかわいい。で、雛苺は「白くてふわっとして、甘いのがいいの」「うにゅう〜っとして、黒いの、赤いの」のりちゃんの頭の中に浮かぶのは巻き寿司……のりちゃんだけに海苔(黙りなさい)。そんなことより真紅の関心事はマダム真珠(?)のきょうのうんせい!(違)
またネット通販に精を出すジュンくん。部屋に戻った雛苺、「学校に行かないの?」と問う。自分といっしょだと雛苺は言いますが、もちろん「部屋から出てはいけない」と言われている雛苺と、自分から外に出ようとしないジュンとは大きく異なります。当然それを認識したジュン、「だから子供は嫌いなんだよ」と、また繰り返す。
授業中でも「うにゅう」のことを考えるのりちゃん。「明太イカスミパスタ!」と思いつき、声に出してしまう。真っ赤になって、かわいいなぁ(何度でも言いますよ、だってかあいいんだもん)。
またまた名探偵くんくんの冒険(作品タイトルはカタカナ表記なのかな?)。この前は夜やってたし、「引き続き」ってテロップが出てるとこみると、キッズステーションとかのリピート放映かなんかですかね?
で、「人形が人形劇を観るなよ」とジュンくんツッコミ。と思ったら、チャイルドフッドな雛苺(悪気はないと思うけど)。真紅にちゃんとしつけろと言ってTVを消すが、紅茶を足にこぼされる。ひでえな(笑)。と、雛苺の書いた「うにゅう」の絵を見つけるジュンくん。と、なんか気づいた様子。ひとりぼっちだという雛苺、しかし巴のところには戻れない……。真紅、まだ説明してなかったのか!
「やっぱり子供なんか大嫌いだ。あんな顔で泣いて……」と、三度目の独白。感情をそのまま発露できるかどうかが、本当の子供と、ジュンくらいの年頃の子との違いでしょうね。「何となくムカつくんだ。それだけだ。それだけだからな」と、財布と帽子を手に取る。おお、早くも外に出るとは思いませんでした。いい子やんジュンくん。私の場合、彼に共感するところが多々あって、彼に対する嫌悪感はほとんどないんですよね。まあ、私自身の昔のことはいいとして……。
ジュンがいなくなると、さっそくTVをつける真紅にちょっと笑いました。何となく観てる、って感じではないですね。つーか、私もけっこう観たいぞ、こんな人形劇あったら。
ジュンを捜して家中探索。トイレを指さす雛苺に真紅、「教えといてあげる」。しかし雛苺は知っていた(そりゃまあ、巴の家にいたんだから知ってるでしょうな)。「もしかして真紅、知らなかったのー?」と言う雛苺に「家来のくせに生意気な口をきくのね」とぐりぐりする真紅、うああ、めちゃめちゃ萌えのツボを刺激されます。
と、何故かドアが開かなくなり、窓から脱出する真紅。ここの、壁の上をバランスとって歩くのもか〜わいい。ってこの作品の感想、こればっかですね。だって(以下略)。
で、出てきたのが水銀燈。と思ったら、戦闘もせずに黒い羽ばっかまき散らして帰っちゃいました。誰が掃除するんだ、この羽?
いっぽう、和菓子屋さんを回るジュンくん。横断歩道で「危ないじゃないか」って、まあ怒鳴らないだけましですが、やっぱイヤな感じ(まあジュンくんが悪いといえばいえるんですが)。けっきょくたどり着いたのは、学校のそばの和菓子屋さん。知り合いから隠れるようにして……うわー、なんかこのへん、身につまされるー。で、中に入ると、のりちゃんがいるかなーと思ったら巴ちゃんでした。
何故か屋上でたそがれるふたり。やっぱふたりは幼なじみ? いいシチュエーションなのに、巴ちゃんのとなりに座らないのがジュンくんの臆病者ー! チキンチキンー! というか、まあ彼らしいんですが。で、ちゃんと巴ちゃんと雛苺のなれそめを語ってくれました。ある日電話がかかってきて、「まきますか、まきませんか」。それで「まきます」って答えたんですか、あんた。ジュンくん以上に妙な詐欺に引っかかりそうですよ。
雛苺のさびしさを感じ取った巴。自分自身も、雛苺を心の支えにしていたところがありそうですね。でも、ジュンに雛苺を託すことに。「ヒナをよろしくね」はてさて、巴から雛苺に対して「ヒナ」と呼びかけたことがあったのかどうかがちょっと気になりますね。
帰ってきたジュンくんに「大変だった」という雛苺。と、真紅が止める。やっぱり隠しておきたいんですかね。「好きだから、嘘をつくの」(違います)。で、ジュンくんが買ってきた(正確には巴ちゃんですが)苺大福。「ヒナ、ジュンのこと好きになったの」……食べ物だけで釣られた、というわけでもないでしょうけどね。抱きつく雛苺……って、いかんぞ、雛苺@野川さくらにまで萌えそうになってきた。くぅ〜、このアニメすごいわ。次回もなにやら噂の「翠星石」が登場するようですし。
で、のりちゃんが買ってきたであろう明太イカスミパスタの行方が非常に気になりますが。
「砂ぼうず」第15話 兄弟と幼なじみ(MBS毎日放送)感想
「やっぱり、凄腕美人だー」(小砂)
うおー、川口夏子@皆口裕子さん、破壊力強すぎー。出てくることはあらかじめ知ってたけど、こういうキャラかー。最高。
で、そんな彼女の勇姿がしっかり小砂の目に焼きついているのもシリーズ構成的に巧い。すっかりめろりんきゅ〜な感じです。つくづく、砂ぼうずなんかがこんなお方の幼なじみなんてもったいなさすぎる。いいから替われ!
次回予告、皆口裕子にまで何言わせてんだ。
「交響詩篇エウレカセブン」第08話 グロリアス・ブリリアンス(MBS毎日放送)感想
「世の中にはね、受け入れる運命と、抗うべき試練があるの」(ティプトリー)
なんだこりゃー。こりゃまた、容易には没入を許さない物語ですな。
今回のテーマも、やっぱり「大人と子供」というキーワードに集約されるようなもの。子供は子供で、わがままで自分勝手で、すぐ泣き叫んでうっとーしいし、大人は大人で何考えてるんだか判ったもんじゃない。感情移入できるかどうかはともかく、今現在視聴者に一番近い目線にいるのはレントンであり、その彼の中途半端な立ち位置からの板挟み状態がよく伝わってきました。
レントンがエウレカの笑顔を唯一の行動原理の元としているのは既に明示されたとおり。そして、どうやら、エウレカのほうもそれなりにレントンを頼りにしている様子(ちなみにここまで、エウレカ視点のシーンがまったく存在しないのは、当然とはいえ正しい作劇法)。子供の「叱り方」をレントンに問うエウレカ、そして言われた通りを実践。あー、やりすぎだっつの。レントンも判ってるなら軽々しく口にするなよ。「叱ってくれる大人がいなかった」っての、実はエウレカ自身にも当てはまるのでは? GEKKO STATEではとりあえず彼女が叱られる機会はなさそうだし(もちろん彼女の正体はおろか年齢すら未だ明らかでないわけですが)。
しかし、今回のレントンには、けっきょくどこがエウレカにとってカッコ良かったのか判らずじまい。おまけにエウレカからは「小5」の計算ドリルまで渡される始末。教育制度まで日本と同じなのかは判りませんけど、レントンって中学生くらいの年じゃなかったっけ?(単に三瓶&名塚からの連想かもしれませんが) 「小学生」か「中学生」かってのも、字面から受ける印象がだいぶ違いますから、これは確実にレントンが「子供」の範疇に入る存在である、と宣言されてるのと同じです。だからこそ、ホランドやボダラクのおばさんといった「大人」への違和感も、拭いがたく存在したまま。そのへんがまあ、物語の根幹に横たわる謎への足がかりになるのでしょうから、ここで解消されるはずはないんですが。
しかし、さすがにちょっと今回は判らないことが多い。エウレカの子供が逃げ込んだ先の夫人が、ホランドたちの追っていた人物だった、という「偶然」は、それこそボダラクとやらのいう「運命」だとして片づけるにしても、街中でLFOなんかで追うんじゃねえよ。5話のときもそうだったけど、自治レベルでの警察組織みたいなのは機能してないのか? この世界。月光号から一歩外へ足を踏み出すと、こういうとこが気になってくるんですよね。
ところで、討ち入りの時、裏口に回ったムーンドギーが扉の下敷きになって、しっかり役立たずぶりを披露してくれてるのには笑った。
「ふたりはプリキュアMaxHeart」第18(67)話 キャンプだホイ! 頼りになるのはお父さん!?(ABC朝日放送)感想
「お父さん、尊敬しちゃう!」(美墨なぎさ)
お父さん・美墨岳@子安武人は技術者であると同時にキャンプの達人でもあったのですね。いいなー、やっぱ私の理想像ですわー。
まあ、今回の話。いかにも思いつきそうな文句やツッコミは他の感想系が書くでしょうし、まともな論考はプリキュア専攻サイト様にお任せするとして、うちはうちの視点で書かせてもらいますですよ。すなわち、(たぶん)世界初! 美墨岳萌え視点!
翌日のキャンプの準備に余念のないお父さん。いろいろ持ち出しすぎなとこはコミカルに描かれてますが、備えあればウレタン素材、ってヤツですよ。セレンディピティですよ!(無理矢理化学な話に絡めようとするな)
キャンプ場に向かう車内で、「つきあってた頃は、いろいろなとこに行った」と思い出話美墨夫妻。なぎさが生まれる前だろうから、ざっと15年は前ですか。「なつかしいわぁ〜」「若かったからなぁ〜」って、あんたら今でもじゅうぶん新婚ホヤホヤみたいな感じですが。ラブラブ?
で、キャンプ場も昔からのお父さんのお気に入りの穴場。オートキャンプ場みたいなとこじゃなくて安心しました。さらにバーベキューをふるまい、飯盒の美味しい炊き方も指南するお父さん。「僕食べる人」でも良いと思うんですけど、やっぱり料理の出来るお父さんっていいですねぇ。うちの両親も、どっちかというと父親のほうが料理うまかったりするんで(笑)。
さらにお父さんの料理教室は続く。翌朝、ダッチオーブンでパンを焼く。亮太くんも、色気より食い気とばかりに、憧れのはずのほのかさんへの挨拶もそこそこにパンに興味津々。まあこの年代はそれが健全。しかしダッチオーブンなんて私、存在すら知りませんでしたよ。これが洋物の、なんてネタを考えてながら観てた私は反省しきりです。「好きこそものの上手なれ」……ここはギャグが一発入るとこかな、と思ったけどまんまでした。今回はあえて、いつものボケは入れてこなかったんでしょうかね。これまた個人的には、そういうのも含めた岳さんが好きなんですが(知るかよ)。え? 私ならなんて言うか? えっと……「好きこそもののあはれなりけり」とか?(0点)
そしてプリキュアの闘いが終わって(とはもちろん知る由もないでしょうが)、川の流れの異変から、滝に行くのを中止したお父さん。その後、相変わらず経営理念のない……もとい、新規顧客開拓に余念のない出張販売アカネさんに、崖崩れがあったと聞かされる。素晴らしいお父さんですね。専攻分野が畑違いという問題じゃなく、これは理系的センスがあるかないか。科学者にとって大切なのは探求力だけれど、技術者にとってより大切なのは、大局観を持った経験と知識に基づく総合的判断力。子供たちの安全を第一に考えるのは、父親としても立派な態度です。今回、ハーティエルとしてシークンとインテリジェンが並んでみんなを眺めていたのは示唆に富む描写ですね。
まあ、このお父さんの素質が、見た目なぎさに受け継がれてないっぽいのはアレですが。
以下、その他面白いと思ったセリフ。
「ヘビかと思った」虫愛ずる姫君なほのかになぎさ。ヘビヘビ言うな。えろいなぁ(黙れ馬鹿者)。
「なんでこぅ〜なるメポ!」メップル、合流したポルンにミップルとのふたりきりの夜を邪魔されての一言。大人にしか判らんネタを微妙に仕込んでくれますな。さすが関智一。
「なぎさ、朝ご飯よー」ほのかさん、なぎさを一発で起こす最強の呪文。やっぱりブルマだ。
「覚悟しろー、プリキュア、アーンド、シャイニールミナス!」ウラガノス。「アンド」と律儀に言うとこが素敵。
「ゴミを捨てちゃダメでしょー!」先週に引き続きゴミザケンナーに対し(不法投棄ですが)キュアブラックの一言。って、ゴミに対して言っても。
あと、インテリジェンがひかりを「クイーン」ではなく「ひかりさん」と呼んだのはけっこう重要かもですね。「クイーンの命」という属性ではなく、ひとりの虹の園の少女としての人格を認めているような感じで。それがきっと、今回の冒頭で洋館に閉じこめられているかのような闇の少年の描写の対比として、今後効いてくるのでしょう。
さてさてさて。次回はあからさまに名作っぽい。ハンカチの用意を!(西田局長かよ)
「雪の女王」第3話 鏡のかけら(NHK総合)感想
「違うわ。ケンカならいい。ケンカなら、まだいいの」(ゲルダ)
仲村トオルは三人称視点のナレーションじゃなかったのか!! というのが今回一番びっくりした点。
割れた鏡。そのかけらが目に入り、カイに異変が生じる。赤青トロルの変容は何が原因だったのかとか、雪の女王がどうしてカイを連れ去っていったのかとか、いろいろ謎のまま物語は本格的なはじまりを迎えるのですね。うーん、どういうことだろう。実はカイは神の愛息子で、カイの心とリンクしている鏡が割れたことで、異世界に記憶のかけらを捜しに出かけることになったとか(ネタを書かないと気が済まんのか)。
変貌したカイに冷たくあしらわれながらも、カイを信じる健気なゲルダに心を揺さぶられました。しばらくは彼女視点で話が進むことになりそうですが、困難に負けないでと応援したくなりますね。
それにしても、今週も激しく鳥が飛んでいました。少しは駆除したほうがいいよ、この街。
2005年06月06日(月)
ばらスィー「苺ましまろ」4(電撃コミックス)感想
かわいければ、それで良し!!
……って言って終わらせれば楽なんですけどねぇ。
いや、この作品、ものすごく感想書くのが難しいのですね。難しいなんていうと感想系としては敗北を宣言してるみたいなもんだから、あんま言いたくないんですが。キャラはみんなかわいいし、ギャグはめちゃめちゃ飛んでいて、おそらく日本のギャグマンガの最先端を行ってると思います。それだけに、感想書こうとしても、「笹塚くんの扱いが相変わらず悪くていいなぁ」とか、「美羽たちの担任の先生が意外に萌える」といった、脊椎反射みたいなものしか出てこないというか。
で、7月からアニメ化な訳ですが。美羽がCV:折笠富美子さんだとか、キャストもすごく気になるとこですが、なによりこのマンガならではの「間」をどう処理するのかという、むしろ佐藤卓哉監督の力に期待がかかります(脚本陣もけっこう豪華ですね)。といって、現時点で判明している放送局はTBSとBS-iのみ。MBSではやってくれんのでしょうか……。いつもみたく遅れてもいいからそのうちやってほしいですね(私が京都にいるうちに、ですが)。それとも、プロローグDVDを買うべきかな。
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倉知淳原作「名探偵猫丸先輩の事件簿」1(秋田書店サスペリアミステリーコミックスα)感想
「萌えとマンガとミステリィ」。といいつつ、ひとつの作品では、そのうちのひとつ、せいぜいふたつのお題を満たしてることがほとんどであって。つまり、鳴茂さんの言に従えば、正確には「萌えかマンガかミステリィ」と言わなくちゃいけないのですが。しかし、ついにこの3つをすべて揃えた作品が現れました! この作品こそ、紛れもなく「萌えとマンガとミステリィ」でございますよ奥さん!(誰が奥さんか)
倉知淳といえば。知る人ぞ知る、つまり知らない人は(略)、現代新本格のミステリィ作家であり、その代表作が、神出鬼没の「猫丸先輩」を主人公とした短編シリーズ。「えむいち。」でも以前「幻獣遁走曲」の感想を書いてます。基本的に、ごく些細な「日常の謎」を、猫丸先輩が鮮やかに「推測」するという筋立て(それが真相かどうかの確証が得られないことも多い)。ちなみにその過程で、たいがいまわりの後輩とかに迷惑を振りまいたりもするのですが。ま、ハチクロの森田さんみたいな感じといえば判りやすいでしょうか。
で、このマンガは、その短編をもとに、総勢十名の少女漫画家がそれぞれにマンガ化したアンソロジーみたいなものです。あまり名前を知らないのですが、河内実加さん(以前我孫子武丸の「人形シリーズ」をマンガ化されてました)とかも入ってます。もちろん作画もそれぞれ異なるんですが、どれも猫丸先輩がめ〜っちゃかわいいんですよ。萌えるんですよ。講談社から出てる原作小説では唐沢なをき氏のイラストがついてて、これもけっこうかわいいんですけど、唐沢なをきの画を「萌える」というのにはひとかたならぬ躊躇いをおぼえてしまいますので。
でまあ、原作も面白いし、マンガは萌えるしで文句もつけようもないんですが、ひとつだけ問題があるとすれば。この猫丸先輩が、30過ぎの無職男性ということだけでしょうか。まあ、気にしない気にしない。「この作品に登場するキャラはすべていうまでもなく18歳以上です!」みたいなもんです(全然違うぞ)。
ちなみに第二集が今月発売予定[amazon]。っていうか、今月の新刊リストでそれを見て、このシリーズの存在を知ったのですが。
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「ブラック・ジャック」Karte:30 雷雲の中のオペ(よみうりテレビ)感想
「お医者なんて、みんな同じよ。病気ひとつ直せもしないのに、言い訳ばかり言って。まるで口先だけのペテン師ね」(水原)
どんな時でも職業意識は大事というテーマ。まあ普通にいい話。しかし今回、スターシステムの元ネタはおろか、声優すらどんな方なのか判らんかった(そこが重要?)。
んー、とりあえず、「ストライキ」も「ストライク」も英語で書けばstrikeなんで、区別があるのは日本語だけの話ですが。まあ、「まほらば」と「まぶらほ」ほどの違いはありません(当たり前だ)。あるいは「マヴラヴ オルタネイティヴ」と「フタコイ オルタナティブ」くらいの違いはあるかな(もういいって)。「フタコイ」と「双恋」程度の違いは(しつこい)。
ラスト、BJに応急処置に一億円と言われながら、放っとかれたままの嘱託医がちょっと面白かった。
2005年06月07日(火)
「ハチミツとクローバー」chapter.7(関西テレビ)感想
「俺はもう、はぐにいっぱいもらってたんだよ」(花本修司)
これまた最終回でもおかしくない話。なんかすごいなこのアニメ、エピローグを何度も見せてくれるような感じ。
田舎で過ごしたはぐちゃんの中学時代。彼女が書きためた絵は、すべて家の縁側から庭を見た風景だった。これはすごいですね。やはり「ふたつのスピカ」の万里香ちゃんと同じく、四角くトリミングされた光景に、「外の世界」への憧憬・希求の想いが込められているのでしょう。しかも、それが屈折した形でなく、芸術として昇華するあたりが花本はぐみという人間の天性。
そして、そんなはぐちゃんの花本先生に対する想いが、平行して描かれてきた山田さんや真山、さらには竹本くんの想いとひとつに融合していく後半の「四つ葉のクローバー」には感服しました。直接の描写をしなくても、みんなの心が通じていく、しかも「過去と未来、いつか思い出になる今」というテーマもしっかり踏まえつつ。
で、さらにその後で、「四つ葉のクローバーが見つからなかった」という展開になるのも面白いですね。四つ葉のクローバーなんて存在はしょせん気まぐれな自然が生み出した、偶然の産物。花本先生の言葉は、描かれた自然そのもの以上の美を生み出すことの出来るはぐちゃんに向けられるものとしては、まさに言い得て妙。そして、またいつもと同じ日常が訪れる。まあ、はぐちゃんにとっては「はなむけ」とはいかなかったわけですが(その一言が余計)。
萌え視点としては冒頭の山田さんが相変わらずいい感じ。最初、前回の続きの話だと判らんかった。
2005年06月09日(木)
「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」第九話 愛絶霖雨(KBS京都)感想
「その身なりで私を呼ぶな! 穢らわしい」(蛍火)
おお、いきなりED曲が変わってびっくりした。しかし、映像は変わっていない(ように見える)のに、けっこう曲と合ってるのは不思議。
ついに明らかになる弦之介の能力。最初演出見たときは「ザ・ワールド」かと思ったけど、どうやら睨んだ相手を自殺させるということでしょうかね。朧の無効化のアリス(違)と同じく、「眼」の能力だというのが面白いところ。最後にはふたりで「私だけを見つめて〜」って対決したりして。
それにしても、やっぱり信長時代の合戦がひとつのキーになってくるんでしょうか。どっちも相手が奇襲したと思ってるようですが、信長がなんか仕掛けたということもじゅうぶんに考えられます。なんといっても「信長様、駄目でございます」「良いではないか」「駄目でございます、あ〜れ〜、信長様〜」な人ですから(相変わらずKBS京都限定ネタでお送りしました)。
「今日からマ王!」第14話 有利、重労働す(NHK教育)感想
「母なるものの命の言葉、冥土の土産に聞いていけ!」(渋谷有利)
このタイミングでお母様@かかずゆみが出てくるとは思わんかった(笑)。
やっぱジルタくんかわいいなぁ〜。女性キャラもみんな好きな感じだけど、男のほうがより萌えるのがこのアニメの一番の特徴ですな。決して私の目が変なわけではない、と思う。で、あからさまにノリカさんがこの子の母親っぽいのですが。
ゴーレムが魔剣モルギフの顔に似てたのはなんかの伏線?
「ふたつのスピカ」第19話 いま君にできること(NHK教育)感想
「距離は遠く離れていても、このはっぱ星を見るたび思い出していた。アスミちゃん、いつもわたしといっしょだった」(柴田かさね)
なにー!? ラストの急展開に驚愕。「想いは遠く離れていても届くんだよ」とか「友達に、なりたいんだ」とか、用意していたネタが全部吹っ飛んでしまいましたよ(そんなネタはいらん)。
前半の主役はかさねちゃん@半場友恵。12話で消化不良だった事後のお話が、かさねちゃん視点で語られる。逢えなくても、友達だと言える。自分勝手であろうとも、一瞬だけ交錯したアスミとの思い出が、彼女の中で心の支えになっていたんですね。これは、互いに友人として意思の疎通を図るというよりも、むしろ自分自身の心にどう整理をつけるかという問題のよう。かさねちゃんは「アスミに逢えなくてもいい」と言ってるように、この案件は彼女の中で完全に閉じてしまっている。それがやっぱり、過去時制に依拠しているかさねちゃんという存在の限界なんでしょうけど。これからまた、アスミと再会して新たなエピソードを紡いでいく、という感じではないですからね。
そして、そんなかさねちゃんに対し、はじめて自分の秘密を打ち明ける万里香ちゃん。ううむ……万里香ちゃんが彼女にアスミの影を見てるのは明らかだけど、やっぱ最初に自発的に心を開くのはアスミに対してであってほしかったような。それが出来ないことに意味があるんでしょうけど。って、それ以上に、「なまえをよんで」シチュエーションはどうした! 前回の引きから、今回、ちゃんとアスミを名前で呼ぶシーンが絶対あると思ったのにー。次回、期待していいんでしょうか? でしょか?
いっぽう、ゴール地点にたどり着いたアスミ。と、実はみんな既にゴールしていたと。どうやらアスミだけコンパスがなかった様子ですが、それ、どっかで伏線張られてましたっけ? 見逃してたかなー。っていうか、最初府中野くんだけ発信器をもらえなかった描写があったように思うんですけど、それも私の勘違い? しかし秋や府中野くんはともかく、圭ちゃんはよく無事にゴールできたね。テントもろくに張れなさそうなのに(ひどい言いようだ)。いきなり男子陣と合流でもした? テントを張るのは男の仕事(お前なー……)。
しかし、途中見つけた、血糊のついたカプセルが気にかかっていたアスミ。で、万里香ちゃんだけまだゴールしてないと聞いていきり立つ。「みなさん、犯人が判りました! あなたです!!」って、探偵くんくんじゃないっつーの(ようやく書けるよ、このネタ)。えぇー、そして走り出しちゃうのー? 「いまできること」が、こうミスディレクッションされるとは思いませんでしたよ。しかし、他のみんなの言うことのほうがもっともだし、これでは直情径行にしか思えません。アスミのこのまっすぐな想いが、これまで物語を突き動かしてきたわけで、それが最後に来て裏目に出るのだとしたらちょっと哀しいなぁ。もちろん、まだ次回を観ないと判らないけど。物語に基本的にハッピーマテリアルエンドを望むのは、単なる私の嗜好に過ぎないですが。
次回、最終回予告……。なんだこりゃ!? さっぱり内容が判らん。「プラネテス」の映像を間違って流したのかと思ってしまいましたよ。まさかNHKともあろうものが、そんな放送事故を起こすはずがないよねー。どっかの地方U局じゃあるまいし(おい!)。
2005年06月10日(金)
「LOVELESS」Ep.9 SKINLESS(ABC朝日放送)感想
「倭……話、そんなに逸らしたいなら、キスしてよ」(坂上江夜)
やっぱすごいわーこれ。すっかり魅了されました。
奈津生たちと出逢い、はじめて自分の知らなかった草灯のことを知る立夏。それにカットバックされる江夜@釘宮理恵と倭@かかずゆみの場面も実に印象的。戦闘機とかサクリファイスとか、はてはネコミミとか、これまで隠喩のまま押し通してきた言葉が、ここにきて深い意味を持ってきます。シリーズ構成が緻密な作品って大好きなので、観てて嬉しくなりました。
草灯がちっとも自分に本当のことを話してくれない、と言っていたはずの立夏くん。しかし、奈津生の言葉で一気に世界は反転する。草灯のサクリファイスとしての責任を求める彼らの側の論理に、立夏くんの日常は呑み込まれていく。これはもう唯子や弥生の出番はないかな(もともと唯子というキャラがあんまり好きじゃないんでいいけど)。
ちなみに、ZEROを作ったという渚先生@小林沙苗、どんなマッドサイエンティストかと思ったら、心視先生ばりに謎のキャラが立っててちょっと面白かった。「いいや泣かす! 必ず泣かすわよ」とかかわいいなぁ。律先生@子安武人も、ちゃんといじってあげなさいよ。大切な一人娘なんだから(なぎさ違い)。
「IZUMO -猛き剣の閃記-」第十話 黄泉比良坂(KBS京都)感想
「この調子でがんばろうって。わたし、学校行きたいの。猛さんといっしょに」(白鳥琴乃)
ああ〜、ついに「Φなる・あぷろーち」のCMが消えてしまった。涼の「ねばぁ〜ぎぶあっぷ!」な願いはやっぱり叶えられなかったということでしょうか。
今回は琴乃@氷青から記憶が失われていくシーンが白眉(これまでの展開とのつながりはさておいて、単体として見れば)。幼少期の琴乃は病弱っ娘だったのかー! 萌えちゃいけないけど、とってもかわいい。少年時代の猛も、Φなるでもちょくちょく出てた儀武ゆう子さんの声で断然萌え度アップ。そして、なんといっても草笛のエピソード! なるほど〜、だから琴乃の笛の音は優しかったのですね。「Wind」のハモニカに匹敵する好演出。
まあそのせいで、ほかの娘たちはあっさりはじき返されてしまうのは仕方ないところ。久々に一クール美少女ゲーム原作アニメの悲哀を味わいました。ΦなるやこみパRみたいにコメディならまだしも、ストーリィを作るとどうしても駆け足になってしまいますね。黄泉比良坂(「よもつひらさか」で出ないってのは情けないぞATOK)で、生前の執着を捨てていかなければならない、っていう石の人の言葉が骨身に染みましたよ。さすがウィズダム、含蓄深いですね(そりゃ石の番人だ)。
「後ろを振り返ってはいけない」というお定まりの試練があっさりクリアされてしまったのにはちょっとびっくり。やたらセリフが聞き取りにくい牛頭馬頭も超やられキャラでしたし。ちなみに神話だと黄泉比良坂を上ったのはイザナギ・イザナミであって、そのあとにアマテラスやスサノオが生まれたと記憶してますが。やっぱ、なんかのどんでん返しを期待してしまうなぁ。
2005年06月11日(土)
「魔法少女リリカルなのは」第十三話 なまえをよんで(キングレコード)感想
「なの、は……」(フェイト・テスタロッサ)
「うん!」(高町なのは)
数ヶ月にわたってお送りしてまいりました「魔法少女リリカルなのは」DVD視聴、ついに最終回であります。もう最後の最後まで大満足でした。
ううむ、フェイトと再会したなのはの言うとおり、言葉にしたい想いはいろいろあっても、なかなかうまく形に出来ないものですね。今回に限らず、DVDでの遅れ視聴ということで、あらすじを書くよりも、いかに私なりに感じたことをオリジナルな形で伝えるかということに苦労しました。感想という意味では、あんまりうまく書けなかったかもしれないのだけが心残りではありますね。
とにかく、最終回として個人的に理想だと思っている形を見事に体現してくれました。どなたかが書かれてたと思いますが、たった一クールで、ここまで丁寧なエピローグを作ってくれることにまず驚き。
Aパートで描かれるのは、「魔法少女」となった日々との別れ。しかも、リンディさんのセリフとか、次シリーズへの伏線張りとも思わせる演出も心憎い。おわりははじまり、だってそれは(もーやめろーってのー)。クロノくんという存在も、フェイトやユーノくんの陰に隠れがちに見えて、しっかり効いているんですよね。もっと言えば、さらにその後ろに控えてるエイミィの存在もとっても貴重。ケガの手当をすると見せかけて、クロノくんの頭にリボンをつけるとこ最高(しかもこれが恐ろしいことに、後半の展開の伏線になっている)。画面の片隅で見切れてるような脇役キャラ好きというか。私はかねてからサブキャラとしての田村ゆかり最強説を唱えてるんですが、こうしてみると松岡由貴さんもその後陣を固めるくらいには(わけ判らん)。
そして、アースラに別れを告げ、海鳴市へ戻ってきたなのはとユーノくん。ここで、本当の意味で帰るべき港があるのは、高町なのはただ一人なのですよね。時空管理局は作中ではアースラ艦内での生活のみ描かれ、その戻るべき場所は隠喩にしろ現れない。ユーノくんにしても、「流浪の民」とか言ってて、帰るべき定住地があるようにも思えず、結果なのはといっしょに海鳴へついていく。もちろん、この事件で、かりそめではあっても帰る場所であった母親を失ったフェイトとアルフは言うに及ばず。だからこそ、なのはの日常への回帰がことのほか輝いて見えるわけです。やっぱり、帰るべき港があることは非常に幸運なことなのですね。
そんな文字通りの「日常回帰」が描かれるのがBパート冒頭。1話や2話で繰り返し描かれた、携帯電話のアラームを目覚ましがわりにするなのは。しかし、今回違ったのは、二度鳴ったアラーム音。それはアースラからの着信音ということで、これには実にやられました。や、なのはが時空管理局をアドレス帳設定してたことにも驚いたり、そもそも普通に着信する時点で、どこの基地局経由したんだと気になってしまいますが(いいから)。
報せを受け、海辺に急ぐなのは。待っていたのはフェイト・テスタロッサその人。この、最初のぎこちなさが実にらしくていいですね。向かい合わずに、いっしょに海辺を眺めたりとか。そして、なのはの「友達に、なりたいんだ」という言葉に答えを出したいと言うフェイト。それに返してなのは、「なまえをよんで」。ええ、ずっと待ち望んでいた場面ですよ! でもやっぱり、百聞は一見にしかず。ここからのふたりのセリフひとつひとつに身悶えてしまいました。いっしょに感極まって涙するというよりは、「そうくるかっ!」という作り手の視点を意識してしまったのですが、実に良い出来。
で、最後のシーンは全然知らなかったんで素直に感動。なるほど、だからDVDのジャケットでフェイトが髪を下ろしてるんですね! なのはのほうも、リボンがちゃんと変わってるじゃないですか、芸が細かいなぁ〜。そして「Little Wish〜lyrical step〜」に乗せてED、後日譚画像。これも好きな演出です。このために、むしろOPっぽいED曲だったのかと思うくらい。ここでもなのはとフェイトの入れ替わったリボンが強調されて、他の人々の「新しい日常」の様子もしっかり垣間見えて、もう何も文句はありません。
いやー、改めて、とっても素晴らしかったです。TV放映を観ていない(観られない)アニメとしては、はじめて買ったDVDシリーズだったのですが(ちなみに生涯最初に買ったのは「D.C.〜ダ・カーポ〜」のDVD BOX)、買って損はありませんでした。「魔法少女」という冠を軽やかに飛び越えて、新しい世代の物語を見せてくれたメルクマール的な作品、むしろ観ないままの方が人生を数パーセント損していたことは間違いないでしょう。評価はもちろん「殿堂入り」。「D.C.〜ダ・カーポ〜」や「Φなる・あぷろーち」に並ぶという意味では「超殿堂入り」でもいいんですけどね。本放送で観られなかった分を差し引いての「殿堂入り」。以後「超殿堂入り」認定はTV放映を他地域との遅れ無しで観て、なおDVDを買いたいと思うかどうかを基準にいたします。
DVD特典は「リリカル☆パーティ」の一部収録と、なのは@田村ゆかり&フェイト@水樹奈々インタビュー。シャッフルアフレコ、噂のやさぐれなのは@桑谷夏子とヴァー@田村ゆかりが聴けて満足です。ってか本編観終わってから間を開けて観て良かった(笑)。しかし、なのはとフェイトの役を入れ替えてもまったく違和感がないというのはさすがの両名ですね。インタビューも「またねー」で締めるのが良かったです。
そう、そのとおり、まだだ、まだ終わらんよ! なのです(珍しく言ってみた)。いや、第二期はもちろんですが、その前にまだ封印解除してないサウンドステージ03の「第14話 それから」がありますからね。次週、6/17ごろにレビュー予定〜。
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「こみっくパーティーRevolution」第10話 オトモダチからはじめましょ(KBS京都)感想
「メールの次は仲良くショッピング! で、映画観て、ハンバーガー食べて、最後に海でバカヤローって叫ぶのが友達のお約束よ」(大庭詠美)
おお、なんか意外にきっちり友情話をやってくれて満足。リリカルなのはと違ってひねくれてるけど。
こみパ界のキング・オブ・クイーン(最初ふつーに聞き流してしまった)、詠美ちゃん様も友達がほしかった、壁際になるまでには苦労があったという話。でも、売れる同人誌を描くためにキャッチーな萌えキャラを使うのを完全否定はしないとこがこの作品らしいですな。だいたい、そのすぐあとで桜井あさひ@こおろぎさとみに変なエフェクトかけて萌やそうとしてるし。これなら私も眼鏡っ娘萌えーとか口走っちゃいそうです。
それにしても、声優オタクって人種は、よく街中で声優を見かけて識別できるもんですね。や、私は声優オタクじゃないし、そもそもオタクじゃないんですが(お、なんか久々に言った気がするぞ)、もともと三次元の人の顔を憶えるのが苦手な方で。たとえば大阪のどっかで松岡由貴さんを見かけたとしても絶対に認識できない(笑)。そもそも、あんなふうに気軽に声をかけられないのが真のオタクじゃないのかね?(偏見) ちなみに、「パンピー」呼ばわりされて怒る詠美ちゃん様も面白かった。一般人に見られたくないというのはちょっと理解できるかも(やっぱオタクやん自分)。
今回、珍しく和樹が主役らしい活躍を見せてました。しかし、別に彼を巡っての修羅場バトルが勃発するわけでもなく、友達同士のオカズ(他意はない)にされてるあたりが悲哀を感じさせます。
「愛してるぜベイベ★★」第11話 おだんごとゆずゆと心(KBS京都)感想
「ちっちゃーい! かわいいね、ペッキー」(坂下ゆずゆ)
うう〜、毎度、このアニメだけはそーいう目で観てはいけないと自戒はしてるんですけど。ちっちゃいこが、さらにちっちゃいものに目を輝かせるシチュエーションはあまりにもクリティカルヒット。そのあとの公園の水飲みのシーンとか、もう狙ってるとしか思えません。私もぎゅーってしたいわー(そんな貴様には「ネコソギラジカル」中巻83ページ下の形梨らぶみの言葉を捧げよう)。
心と結平の関係を慮って、自分ひとりで家に帰ろうとするゆずゆ。う〜む、わからんでもない気持ちですし、早く大きくなりたい、結平と釣り合いの取れる年齢になりたいという想いも強くあるのでしょう。しかし、やっぱり今は幼稚園児。ゆずゆは結平に守られる立場。それはどうしたって変えられない関係であるのだから、結平に甘えることが悪くはない、というのをゆずゆが認識したのが大切なことですね。
しかし片倉家の面々、みんなでゆずゆを捜しに行くのはいいけど、やっぱこういうときは警察に連絡したほうがいいんじゃ……。って、なんでそこで鈴子姉様、「マサキとコージ」なんて個人的っぽいコネを利用しようとする(笑)。
次回、はじめてのお……つかいの話(今、なんか言い間違えそうじゃなかったか?)。これも好きな話なんだけど、こんな騒ぎを起こしたあとにひとりで街に出していいのか。
「ツバサ・クロニクル」第10話 別離のカガミ(NHK教育)感想
「私の力は、誰かを幸せにするためにあるんだ」(チュニャン)
っていうか、樹の側からしてみれば、せっかく葉を落として冬を乗り切ろうとしてるところを、光合成も出来ないのに勝手に花を咲かせられてちっとも幸せじゃないような気がするんですが。……いや、別に機嫌が悪いわけじゃないですよ。ちょっと戯言モード入ってるだけ。
キィシム、やっぱ領主に操られてたのか! それにしてもあっさり服従するなんて、意外とプライドは高くないんですかね。んー、やっぱ、長芋にはマカロニですか(一度ウケたからってネタを使い回すお前こそプライドはないのか)。しかし、チェニャンは秘術というのは人を幸せにするためのもの、といいつつ、実際にはそれが可能だというのが微妙なパワーバランスですね。微妙なのよバランス(やかましい)。まあ、現実世界での「力」というのもそんなものなんですけど。そのために密偵衆という抑止機構の存在もあるのでしょうし。
で、領主の息子(名前を憶える気ゼロ)と戦闘中の小狼。モコナが耳をつかまれてブラブラしてるのがかわいかった。ブラブラでラブラブ(言わんでいい)。「お前が秘術で出したものか」と言われたら小狼、「モコナは使い魔じゃないよ!」と言うべきでしょう(世界が違います)。
いっぽうのチュニャン。サクラに取り憑いた(違)母・チェニャンとつかの間の邂逅を果たすも、すぐに別れが訪れる。「たとえどんな力を使っても、失われた命は決して戻らない。だからこそ、命は尊いのです」……これも、それこそ多くの作品で描かれる世界の理、掟ですね。きっと、この先どんな世界に行くとしても、それだけは変わらぬ真実であり続けることでしょう。
次回予告。え? 密偵衆って、どこかで見た顔だったのか。全然判らなかったけど……。
西尾維新「ネコソギラジカル」中 赤き制裁VS.橙なる種(講談社ノベルス)感想
もっちろんだよぅーー!!
いや、もうね、とりあえずあちこちで真っ先に死ぬ死ぬ言われてた崩子ちゃんに、まだ見せ場があったことに安心したり、いやもちろん、この巻の結末についてはネタばれしないことにしますが、とにかく一章先も読み切れない、ミステリに特有な中盤のダレる展開とも一切無縁、疾風怒濤、たとえて言うなら大人気ジャンプ連載! ただし富樫義博、みたいなっ!! なんてそんな戯言を繰ってしまいたくなる今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ことは崩子ちゃんにとどまらず、ここにきての新キャラ大量投入。モエモエモエモエモエ、五つモエですぅ〜! 私も京都には五年くらい住んでますが、街中でこんな萌えキャラにはついぞお目にかかったことはございません、どこに隠れてたんですか。とりあえず絵本園樹さんのケータイ番号、テルミンぷりーず! 私としてもツボを刺激されまくりですよ。年齢だけがちょっとネックですけどねっ! 友達になりたいんなら、なまえをよんで! 「いーちゃん」とか「いっくん」なんて呼ばずに、いっそ本名で!(死にます)
なんかもうね、こんな戯言感想でいいならいくらでも語りたくなってきますよ。それこそどこへも続かない、行き止まりの隘路ニカルなわけですが(誤変換に非ず)。死ニカル、間近ル、隘路ニカルなんてどうでしょう?(何が)
いやはや、実に素晴らしい。こうやって反応できるレベルの表象が文字通り表面に過ぎなくて、その実しっかり物語が終わりに向かっていってるのも見事。ついにいーちゃんも自分の過去を語りだしましたし。次巻「ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い」、それこそ完膚無きまでの終わりを期待します。
そういえば京都市役所駅のシステム、大学入試で上洛して、はじめて眼にしたときはとっても感心したことを思い出しました。
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2005年06月12日(日)
「Rozen Maiden」第4話 翠星石(MBS毎日放送)感想
「その線からこっちに入らないで。えーっと、えっと、自分のねぐらに潜って出てくるなよ、わかったか! です〜」(翠星石)
翠星石(すいせいせき)登場。ここまで、出るキャラ出るキャラ萌やされてきたこのアニメですが、いくらなんでもねー、あなた。今さら「ですー」なんていう桑谷夏子キャラにそう簡単に萌えるわけは……。
ごめん。めちゃめちゃツボに入った。上のセリフあたりで撃沈。
しかし、やっぱりいちばん好きなのは「順応性ありすぎ」なお茶づけ海苔ことのりお姉ちゃんなのですよ。翠星石がやってきた衝撃に思わず尻もちをついたり、ジュンくんの部屋に様子を見に来たときの仕草がかわいいなぁ〜。そして、「人間なんて、だいっきらいですぅ〜」と鈴カステラを投げつける翠星石に「食べ物を粗末にするなんて、いけないコです」もとい(それでも意味が通るけど)「めっ! 食べ物で遊んじゃダメでしょ」としっかり叱りつける。
ジュンくんを「チビ」と呼ぶ翠星石。あ、彼女はけっこう背丈が高いんですかね。自分でドアも開けられるみたいだし(ちょっと残念)。
で、ジュンくんの魔の手から逃げて(違)階段を駆け下りる翠星石、庭で花に水をやるのりちゃんを発見。その前のシーン、最初は真夜中だと思ってたんで、いきなりここで時間がワープしたような感覚をおぼえたんですが。見返してみると朝になってたんですね。ジュンくんの部屋、カーテン閉めただけでこんなに薄暗いのか。これも彼の内面に対応してると思いますが。
で、のりちゃんの花の育て方にダメ出し。「かわいがるのはいいことですが、もうお腹はいっぱいって言ってます」。実にのりちゃんらしい感じですな。しかし、紅茶の入れ方といい、いつもみたいに本やTVを鵜呑みにすれば、それなりのものは出来るはずとも思えるんですが……。まあ、そのへんものりちゃんの天然のなせる業ということで、もっ最高ー!
で、翠星石の力を使ってジュンくん矯正。「何がはじまるのかしらー。お姉ちゃんどきどきしちゃうー」ドッキリドッキリドキドキ☆(黙れ) 「スイドリーム」とやらを召還する翠星石、ジュンとともに彼の夢の中へ。そこは「救いようもない鬱々ワールド」。あぁ、やっぱこういう固有世界ものって好き好きー。
様子を見に行くという真紅。のりちゃんも「でも、ジュンくんの心が、少しでも理解できるなら」と言うも、「今はきっと、のりには見られたくないはずだわ」と置いていかれる。このへん、微妙につながりが判りにくかったですけどね。しかし真紅、人形とは思えないくらいにジュンのことを思いやってますね。そこまでする義理があるとも思えないんですが。やっぱ家来の躾?
地面に散らばる参考書。道端の花壇は教師や同級生の声。なんか、本格的にカウンセリングしておりますね。たまらず逃げ出すジュン。と、昆虫のように木々を飛び回るミニカーを見て目を輝かせる。うむむ、これまた唐突な感じ。まあこのミニカー、アイキャッチにも出てる奴みたいだし、ジュンくんがこういうの好きなんでしょうね(彼の世界なんだし)。むしろ、脈絡がないのが夢の世界の構造。
夢分析なんて、大学の一般教養でかじった程度ですが、そのレベルであえて分析を試みるならば、夢に特徴的なのは反復される在・不在の交代。最初に出てきた参考書や花壇の花々は、怪獣に姿を変えてジュンくんを襲う。それから逃げ出せた後は、ちゃんと「紙=植物」に戻っているのもその証拠。そして、ジュンくんがその紙を手から離したとたん、湖の先に広がる光景も、その転移。自分が逃げ続けている存在に、それでもなお、心のどこかで希求しているということでしょうね。「水から出る・水に入る」というのは、フロイト理論では「出産・誕生」を表す類型夢だそうなので、まさにここでジュンくんは「生まれ変わる」ことになるわけで。
それにしても、「まったく、肝っ玉までミニサイズです」「チビなサイズで決めつけるから、お前はいつまでもチビなのです」と辛辣な翠星石の言葉がいいですな。個人的にはちっちゃいほうが(最近このパターンもマンネリ気味かな)。
ちなみに湖を渡るときに、ジュンくんの頭にすがりつく雛苺がかわいすぎるぅ〜。ふつうの子だったらありえない体勢ですからねぇ。こういうの、頭上位って言うのかな?(絶対言わない)
湖の中央にあったのは夢の主を象徴するチビ木。成長を妨げられたチビ木に翠星石、「すこやかに、のびやかに〜」おジャ魔女にでもなるのかと思ってしまいましたよ(絶対どっかで書かれてる……ってやっぱり)。こんな事しか出来ないという翠星石にジュンくんが声をかけると、またまた「お前なんぞに言ってるわけじゃありません、己を知りやがれです〜」。あぁ、判りました、こういう罵倒を甘受するのが翠星石萌えのポイントなんですね。あんまそういう属性はない(と思う)んですけど、けっこういいかも(笑)。「もう大丈夫ね、光も、そして水をくれる人もいるんだもの。あとは、あなたの生きる力次第よ」
で、夢から戻ってきたジュンくん。心配してたのりちゃんに抱きつかれる。あうあー、涙までぽろぽろ流されて、これちょっと、どうしよう、姉弟の一線を越えそうに(黙れ!)。
その夜、境界線をはがす翠星石で締め。まあ、そうはいっても翌日からはまた口論が起こることでしょうが。というか、それを希望。
しかし、まだ判らんことはいっぱい。けっきょく「翠星石はだれにまきまきされたのー?」の答えは出ないし、左右の目の色が違う(赤と緑)理由もつまびらかでない。これまた、「それはまた別の話」なんでしょうね。
さて次回、なんかやたら話題になってる「階段」ですが、予告を観るかぎり、なんか想像してたのと違う〜。や、楽しみ楽しみ。ちなみに通常より一時間遅れらしいので気をつけましょう>自分。
「砂ぼうず」第16話 カレーとライス(MBS毎日放送)感想
「あーすっきりした」(川口夏子)
あ、やっぱカレーって原作ではアレだったのか。っていうか、今回も「鼻が」とか言ってるし、絶対わざとやってるでしょ。
まあ順当にオチをつけて、順調に伏線を張っていってる感じ。あまり書くことないですね。少なくとも、ここで書ける範囲のことは(何を考えてたんだ)。
次回は一時間遅れ。
「交響詩篇エウレカセブン」第09話 ペーパームーン・シャイン(MBS毎日放送)感想
「だったら一緒に行こう、エウレカ」(レントン)
な、なんだってー!!
そうかー、そうだよなぁ。伏線は散りばめられていたわけだし、いつ気づいてもおかしくはなかったのですよね。この物語の全体の構成からいえば、前話までレントン視点で語られてきた一見「少年少女の物語」と、ときおり挿入されるドミニクとかデューイとかの軍内部の三人称視点とが完全に乖離していて、いつかはそのギャップを埋めなければいけないことは自明だったのですが。ここで、このタイミングで来るかー。ここまで丁寧すぎるくらいに細かくエピソードを切ってくれたおかげで、その衝撃はより強いものとなります。今までの話に感じていた微妙な齟齬も、すべては予定調和のもとにあえて生み出されていたと考えざるを得ません。
いやーいいですねぇ。先の読めない怒濤の展開。西尾維新にも引けを取らない。こうなると次に期待するのは萌えキャラ大量投入なのですが(違うわボケェ!)。
いや、真面目な話、これから主軸として描かれるのはエウレカであることは間違いないのでしょうけどね。ただ、それにしても基本的にはレントン視点からのエウレカしか描かれないでしょうけど。今回にしても、過去が明らかになったのは、レントンにエウレカ自ら打ち明けたため。そのあと、最初に選択をしたのもレントン、「あの頃と変わったかも」という言葉を受け止めたのもレントン。「離したくありません〜」と言っていた6話のときとは逆の位置関係で、レントンの腰に回されたエウレカの腕が印象的です。
でもねぇ、やっぱひとりの人物を描くには、その周辺から攻めていくという手もありなのではないかと。各個撃破ですよ(違)。西尾維新だったら、とりあえずティプトリーさんは絶対中高生くらいの萌えキャラになってるよね(もう黙ってろってのお前)。や、なんかセリフがリリカルで好きなんですよこの人。
ホランドがレントンを三回殴ったのは、やっぱりガンダムへのオマージュなのかなぁ。
「ふたりはプリキュアMaxHeart」第19(68)話 ひかり困った! なぎさが転校ありえない!!(ABC朝日放送)感想
「なぎささん、あんなに明るく振る舞って……。やっぱり、言い出しにくいのかな」(九条ひかり)
だーまーさーれーたー。
いやまあ、もちろん「嗚呼カンチガイ」な話であることは想像に難くなかったのですが、こうきますか。お父さんの「大阪に引っ越し」という言葉を立ち聞きしたなぎさ、その当人の誤解はすぐに解け、いっぽうでなぎさのひとりごとを聞いてしまったひかりが悩み続ける。
これ、話の構造としては、サブタイトル前になぎさが真相を知るシーンは入れなくてもいいんですよね。それこそ純粋にひかりを一人称にして、視聴者の視点と彼女の視点を一致させたほうが、観てる側の緊張は高まる。でも、それをしなかったのは、あまりに深刻に真に受けさせない、という制作側の良心でしょう。本当は違うけど、という安心感を持って、ちょっと引いた立場で「ひかりちゃんの苦悩」を外側から眺めさせることに成功しています。
そして、肝心なことは、このギャップを笑いに転化していないことですね。最初のうちは、ひとりだけ勘違いしてるひかりちゃんの行動を楽しむギャグかと思ってしまったんですが、すぐにそんな演出意図はないことに気づいて反省。ラストにもしっかりほのかが言ってくれました、「人のことを思いやるのは大事なことだし、誰もそれを笑ったりしないと思う」。制作時期を考えて、この話がエウレカセブンの7話を受けて作られたとは考えられませんが、結果としてはまさに正反対のものになってますね。別にあの話が特別許せないとは思わないし、あれはあれでちゃんと筋を通した作りになってると思いますが、より「子供向け」を良い意味で志向したのがプリキュアらしいと思います。要は、誰に視点を合わせるかという作劇手法の違いであって。
で、戦闘が終わってひかりの誤解が解けても、まだ時間に余裕があるので何をやってくれるかと思ったら、こう締めてくれますか。ほのかがひかりに語る、無印ラスト近くでなぎさとほのかが離ればなれになったエピソード。友達だったら、離れていてもずっと心は通じている。なぎさが先週もらったひかりの手帳に自分の想いを書き込むというのも、意識的かそうでないかの違いはあれ無印8話を容易に想起させます。
これは、将来確実に訪れるであろう「別れ」の時を既に今から意識しているのでしょうね。なぎさが大阪に転校するかも、というひかりにポルンが「ひかりの園より遠いポポ?」と訊くのも、その伏線でしょう。まあ、東京と大阪なら(某所で既出なので略)。こうなると、ひかりが最後にクイーンとして目覚め、虹の園を去ることになるような展開も、ちゃんと描いてくれるのかな、なんてちょっと期待してみたり。
次週はお休み。でその次は莉奈話ですよ。えー、志穂のほうが(おい)。ところで今回、転校すると思いこんだなぎさ、志穂莉奈にはどう言おうか迷わなかったんですかね。あのふたりならどう言うか、ってのもちょっと聞いてみたかった気がするかも、かもかもー。
「雪の女王」第4話 旅立ち(NHK総合)感想
「髪は金色、瞳はブルー。笑うと小さなえくぼが左ほおに出来て、ちょっと得意になったときは、鼻の穴が上向いて膨らみます。声は少し高くて……あ、声は関係ないか。薔薇は、白い薔薇が好き。赤も、嫌いじゃないって言ってた。言い方はぶっきらぼうだけど、優しさはとても伝わってくる。気が弱そうだけど、本当は正義感が強くて、勇気がある……。春……」(ゲルダ)
ほんと丁寧だなぁ〜。やっぱ日曜のアニメってのは、クールが長くていいですね。
カイが行方不明となり、一週間、二週間が過ぎていく。じわじわと想いがわだかまり、あるところで区切りをつけなければいけない、というカールの言い分ももっともです。そんな大人としてのあり方があるからこそ、ずっと諦めきれないゲルダの想いが胸に響いてくるわけで。いやほんと、喪服姿のゲルダがかわいいなぁ〜とか思って観てる奴は湖の底に沈んだほうがいいですね(お前が沈め)。しかしカール、意志強いですよねぇ。涙は流しつつも、空っぽの棺を前にして、全然声を震わさずにしゃべるんですもん、尊敬に値します。
それにしても、よっぱらい@二又一成だの、吟遊詩人のラギだの、そんな妖しげな奴らにひとりで近づくゲルダが心配です。しかも予告を観ると、これから旅先でも変な人たちと出逢うようで。なんか、心の中にさざ波が立つのは私だけでしょうか(お前だけだ)。
2005年06月13日(月)
桑原ひひひ「きつねさんに化かされたい!」1(芳文社まんがタイムKRコミックス)感想
なんかレビューするのがめちゃめちゃ遅れてしまった。申し訳ない。
ということで、おなじみまんがタイムきらら連載、桑原ひひひがお贈りする眼鏡&キツネっ娘メイドさんin保健室ヒストリー(間違ってない)。こんなんもう、好きに決まってるでしょうーが!
といいつつ、そんな萌えキャラ完全装備のこくりさんよりも、他のキャラのほうが萌えるというのが相変わらずの私なわけで。「好物:眼鏡をかけた老若男女」のあんずもいいんですけど、もう男とくっついてる奴はどうでもいいし(おい)。ということで、きららの感想でも書いてたんですけど、やっぱり保健室登校の田中春香さんがめっちゃかわいいのですね。文化祭のエピソード以降、彼女には幸せになってほしいと願っています。あ、といって、妙に嗜好の偏ってる先生なんかを狙うのはやめたほうがいいですよ。
ところで、同じ方の作品で、角川ドラゴンJr.から「俺フェチ いちごちゃん気をつけて!」[bk1] [amazon]なんてのが出てるんですね。これ、大判で出てた旧作の新装版かと思ってたら、新章らしいんであわてて買ってきました。そういえば旧作、2巻の途中までで読むの止めてました……。うう、なるべく早く読みますです……。
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「ブラック・ジャック」Karte:31 20年目の暗示(よみうりテレビ)感想
「そうだな……。天才外科医ブラック・ジャック、一巻の終わりか」(BJ)
うーんと。基本的にはとってもいい話なんですが、浅草先生@飯塚昭三の「眠れぇ〜!!」だけはいらんと思うなぁ。大爆笑してしまいましたよ。
子供の頃の手術から20年後、突然手が動かなくなったBJ。手にメスを包帯でぐるぐる巻きにしてまで手術をしようとするのは執念ですが、いやいや、明らかに失敗しますって。だから今回、患者がやくざの親分っぽい奴だったのかと思いましたよ(死んでもいい命なんてありません)。っていうか、「急を要する」って言いながら、手塚医師が来るまで保ってるんだから、さっさと他の病院に搬送すれば良かったんではないかという気も。
ところで、今回みたいな二人組の子分こそ、お笑いコンビが声を当てるのにぴったりな気も(望んでいるわけじゃないですが)。
2005年06月14日(火)
「ハチミツとクローバー」chapter.8(関西テレビ)感想
「ええもんはええんじゃー! わしが許す!!」(庄田教授)
いやー今回も素晴らしかった。個人的にはこの作品、コメディの部分が一番好き。
かぼミント、けっこう美味しそうな気がするんですけどね。はぐちゃんと山田さんの手料理ですよ、まずいはずがあろうか、いやない(反語)。かぼちゃって言ったら彷徨くんだよね(判る人少数かも)。
で、実は竹本くんの誕生日だったと。あわててプレゼントを用意するみんな、何故か森田さん発案のツイスターゲームの流れに。ってなんで山田さんが詠み人ですか! と思ったらツッコまれました。セクシー回路ゼロ(笑)。このアニメ観てると、いかにふだん見慣れてる萌えアニメ時空というのが歪んだ世界か実感しますね。といいつつ、ツースターゲームの終わり方をわざわざ母親に電話で訊く山田さんに萌えました(なんだそれは)。だんだん色名がさっぱり判らんくなっていくというお約束のネタも最高。
で、今回も相変わらず前半と後半が分離してるっぽいのはちょっと気になりますが。しかし、それと同時に、テーマとしては毎回同じものを手を変え品を変え出してきてるわけで。そばに誰かがいてくれることのありがたさ、温かさ。やっぱり一方通行の想い。コメディシーンが強いとはいえ、だからこそ、一瞬挟まれる切ないシーンにいっそう心を惹かれます。
Bパートもいろいろ見所が多いけど、とりあえずハムスターとはぐちゃんを同一視する山田さんのシーンが五つ星。ハムとハグって……。竹本くんの「あ、あのー山田さん、そのふたつって、一緒にくくっていいんですか?」という的確なツッコミも◎。
プードルの西園寺ミドリ@KABA.ちゃんはともかく、名前もない少女に中原麻衣を使うなんて、なんて贅沢なキャストだ。
2005年06月16日(木)
「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」第十話 神祖御定(KBS京都)感想
「すべてを見聞きすること叶わず、憶測も混じっておりますが」(服部響八郎)
それにしても、こんなに克明に記録してるあんたらのほうがすごいぞ。響八郎、来世は知世ちゃんですか?
ということで総集編。最初の頃とかけっこう忘れてましたし、単純に闘いを観てるだけでも面白いんでまあ楽しめました。あと、服部平蔵@立木文彦と若本規夫の人(EDの役名が読めない)のやりとりが、なんか漫才っぽくて面白かった。というか、もはや若本規夫がふつーにしゃべっててもボケてるように聞こえてしまう。
なんでED曲が元に戻ったんだろう。
「今日からマ王!」第15話 砂漠に降る雨(NHK教育)感想
「ねこちゃんだ」(グウェンダル)
グウェンダル、やっぱりかわいいもの好きだったのか! ぜひ地球の日本の特定の街を訪れることをおすすめします。
ついにその姿を現した魔笛、またの名を単なるソプラノリコーダー。有利、琴乃ちゃんみたく、どんな因縁があるのかと思ってしまいましたよ(この枠ならライオンさんじゃないのか)。縦笛、そして男子といえば「なめなめ」でしょうか?(こんどは桜くんかよ)
このタイミングで帰れなくなるというのはちょっと面白い。まあ一クール過ぎたし、クーリングオフ期間終了、みたいな?(全然違うと思うぞ) ウルリーケさん@ゆかなに頼みに行っても無駄と。まあ「とっととおうちに帰りなさい」と言ってくれるのはもう一方の人ですからね(無理矢理ネタを入れなくても)。ちなみにアニシナさんの発明に頼ろうとかいう気がカケラもないのがちょっと面白かった。
「ふたつのスピカ」第20話 明日を見つめて(NHK教育)感想
「そして今なら、おチビちゃんの仲間にも、きっと聞こえる」(ライオンさん)
お父さんのことが忘れられてるよー! って、言うことはそれだけか!!
えー、ちょっと待って。何これ。ありとあらゆる伏線を投げ打って、なんちゅう仕掛けをしてくるんですか。そのおかげでストーリィの整合性がまるで破綻してしまうと、ミステリ読みとしては評価しづらいのですが。なんていうか、「折原一もびっくりの叙述トリック! ただし地の文に嘘があります」みたいな?
ああ、それともやっぱりアンチミステリなんでしょうかね。つまり、水際のアスミに万里香ちゃんが駆け寄ったあの瞬間、そこを分水嶺として、どちらかが「匣の中の世界」だったと。この場合、アスミたちが高校生である世界と子供である世界、どちらが彼女たちにとって「現実」なのかは不確定になります。子供のころから知り合っていた五人(主にアスミ)が、その関係性をそのままに、高校生という自分たちを夢に見ていた、ということも考えられるし、あるいは今まで(我々が)観ていた世界がやっぱり現実で、アスミが今まで培ってきた関係をもとに、まさに「宇宙」を創造したというのもひとつの見方(この場合、やはり幼少期にアスミのまわりに仲間が少なかったという過去を踏まえて、アスミの願望を反映して現実を改変していることになります)。とはいえ、前者だとCパートが不要になるし、後者だと、おそらく「この世界」でアスミは亡き者になってしまっているので、ライオンさんの言葉と不整合をきたすし、作品テーマにもそぐわない。やっぱこの段落の分析は忘れてください。いつものごとくの戯言ということでお茶を濁すことにします(気分はリンディさん)。
うむむ。まぁ、気にかけていた「なまえをよんで」シチュエーションも、予想外の形であれ実現してくれたんで満足ですよ。なんかどさくさにまぎれて圭ちゃんも「万里香」なんて呼んでるし。そういえば、圭ちゃんが月を目指す理由も明かしてくれましたね。なるほど。でも圭ちゃんの性格からして、まかり間違って「無かったろう論」とか読んでたら逆の影響を受けてたりして(こらこら)。
総評……というのが難しい作品だなぁ、これ。私の場合、良くも悪くも最終回の印象が総合評価に大きく左右するんで。ともあれ、この作品を通じて、nishisさんをはじめ、他の感想系サイトの方々と交流をもつことにもなったのは、まさに人と人とのつながり、それが宇宙というか(だからそれはプラネテスだって)。だからって作品の評価を上げるわけにはいかんのですけど。まあ、毎回いろいろ解析のしがいのある作品で楽しかったですし、万里香ちゃんや圭ちゃんといったサブキャラも魅力的でした(もちろんアスミ自身も)。ただ、過去回にとくに顕著な、それ以外の人々の酷薄さというか、悪意の描写が耐え難かったのも事実。断っておきますがこれは完全なる個人的な嗜好の問題です。もとより作品の感想というのは、自分にとってどう見えたかというのがすべてだと思っていますので。
そんなこんなを勘案いたしまして、評価は「おもろ」とさせていただきます。正直、20回という中途半端さもちょっと残念なところですね。どんな事情があったのかは知りませんが。
ちなみにこの枠、次週からは「無人惑星サヴァイヴ」の再放送だそうです。あーこれ、はじめのほうはしっかり観てなかったんですよね。感想書くかどうかはともかく、最初くらいは観てみようかな……。
「IZUMO -猛き剣の閃記-」第十一話 猛る命(KBS京都)感想
「馬鹿だなあ猛、お前には心配してくれる女の子が、五人もいるじゃないか」(カグツチ)
あんたも前世では似たようなものだったじゃないですか(お約束)。
いやぁ、面白いですよ。なんかムチャクチャで。どこからどうツッコんでいいかよく判りませんが。とりあえず、琴乃のときは猛たちが文字通り必死で黄泉比良坂まで追いかけてったのに、ミナカタの魂はあっさり「黄泉の国に行ってしまった」で済まされてしまうのがすごいなぁと思いました。だんだん悪霊たちのほうがいい奴に見えてきましたよ。これもなんかの伏線でしょうか。
と思ったら、え、もう次で最終回なの? ホントに終われるんでしょうか。日常パートのフォロー無しってことはないよね……。
2005年06月17日(金)
「JINKI:EXTEND」Episode.10 赤と黒(ABC朝日放送)感想
「あっ、くまちゃん! だから」(シバ)
だったら、赤緒にくまさんぱんつくらいはかせるのが風流ってもんじゃないですかね。露出が多ければいいってもんじゃないですよ。
2005年06月18日(土)
筧秀隆「となグラ!」2(ジャイブCRコミックス)感想
第二巻ですよお客さん! 幼なじみ・有坂香月との再会の感動も醒めやらぬまま、その友人のちはやちゃんとも急接近。さらに香月のお姉さん・初音にも妙にキャラが立ってきて見逃せない。もし香月と結婚することになれば義理の姉とも同居ということで、ああー絶対理性が保てない! いやいやしかし、ここは実の妹・まりえとの禁断の(排除します)。
いやー、いいですわこれ。ラブコメの定石を押さえていながら、だんだんこの作品ならではの味も出てきた感じ。とくに、この主人公の神楽勇治のキャラが好感が持てていいですね(と思うのは私が同性だからでしょうけど)。ただ、私に言わせれば「びみょー」こそがイイと思うのですよ。むしろ「あんまり」のほうが! その点、まりえちゃんにはこの夏期待してますよ!(排除しますパート2)
まあ、そんな戯言はともかく、周辺のキャラもとっても楽しいんですが(今巻から出てきた芹沢美宇って娘もいい性格してます)、やっぱり香月の言動がいちいちツボにはまるのですよ。72ページの、「ぐっ」と気合いを入れてるとこなんかサイコー。なかなか一筋縄じゃ行かないストーリィですが(そりゃ、こーゆーラブコメはくっついたら終わりですけど)、今後も期待。
で、この作品、早くもアニメ化決定のようで。放映は来年とのことですが、できれば来春以降になってほしいですね。そのころにはアニメ視聴環境がかなり整ってる予定なんで(観る時間があるかどうかは考えない)。
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「こみっくパーティーRevolution」第11話 恐怖の毒同人(KBS京都)感想
「血は水よりも濃いって本当なのね」(高瀬瑞希)
な、なんだこりゃ。相変わらずオチが投げっぱなしだなー。それもネタの一環なんでしょうし、面白いからいいけど。
今回のネタ「毒同人」は明らかに「恐怖新聞」が元ネタでしょうね。それっぽい演出ではじまっておいて、いつのまにか学校の怪談になってるのが楽しい。しかし、やっぱりこいつら全員大学生だったんですね。前作にそんな描写ありましたっけ?(いつものごとくすっかり忘れてる) それにしても芳賀玲子@むたあきことかコスプレ三人組、けっこう好きかも。
で、ラストはあんまりなベタベタな結末。ここまでやってくれればもうなんか許せます。で、毒同人の呪いを、「その気になればいつまでだって同人誌は描ける」と、ものすごい現状肯定の言葉で無効化してしまう和樹。考えてみれば、これが今回のシリーズの基本テーマなんですよね。ひたすらオタクジャンル内の自己パロディを繰り返しながら、そこに自虐的要素はほとんど無い。「いつまでも、このままで良い」という、閉じられた幸せもそれはそれで良いんじゃないかなと思います。
と言いつつ、実は今回出てきた月島部長とやらが最終回に向けての伏線だったようにも見える次回予告。このエンドレスパラダイスをどう締めてくれるのか、ちょっと期待しましょう。ところで、なんか東鳩Rの長瀬主任みたいな人が出てたような。
2005年06月19日(日)
「愛してるぜベイベ★★」第12話 ゆずのおつかい(KBS京都)感想
「きっぺいおにいちゃん、ゆず、きっぺいおにいちゃんに、おべんとです!」(坂下ゆずゆ)
や、もう、第一声「かーわーいーいー!」しか頭に思い浮かばないんですが、ちゃんと前回と次回の話の橋渡しになってる構成は見事。
休園日でひとりさびしいゆずゆ。幼稚園に休園日なんてあるんですかね? 私は保育園でしたけど、そんな記憶はないなぁ(もともと子供の頃の記憶なんてほとんど残ってないけど)。結平の気をひくために、「ゆず、うちゅうにいきたい」発言。宇宙に行くのはゆずゆじゃなくてまりかちゃんのほうでしょ(言いたかっただけ)。
で、やっぱりおるすばんは出来ず、おつかいに行くことに。「なぜかワクワクする企画だわねー」母と姉、結平で遊んでるなー。結平のためにおにぎり作り。「ゆずゆちゃんクッキーング!」うわー、こ、このビデオ、どこで売ってますか! 受付電話番号をテロップで出してください!
で「いってきまーす」。と思ったら結平の母、鈴子お姉様にサングラスと頭巾を渡して尾行を命じる。姉のほうも遊ばれますか。せっかくだからビデオカメラも持ってったらどうですか(それをやったら、後で絶対捕まってたと思う)。
信号待ちのゆずゆ、「はやくっ、はやくっ」。ふたご姫の一話でもあったけど、こういうの好きなんですよぅ。個人的萌えシチュエーションの上位にランキング(ちなみに1位は「なまえをよんで」なのは言うまでもない)。
道に迷って、怪しくない人に声をかける。えーと、怪しい人が必ずしも怪しそうな様子をしてるとは限りませんよ。ホラ実例はここに……っていやいやいや、私は怪しくないですって! なんか最近、変な印象を持たれてるみたいですけど、心外だなぁ(自業自得です)。
結平の学校。昼休み、カップ麺の自販機の前に立つ結平に隣の男子生徒、「最近メンクイ」とか「飽きたのね」とかいうセリフに妙な邪推をしてしま(そういうことを書くからあかんのや)。
結平とゆずゆ、感動のご対面です(違)。なんかどさくさに紛れて、モブ男子生徒が「俺も子供ほしいー」とか叫んでますが。欲しかったら自分で作らんかい!(ツッコミ間違ってる)
プールサイドまで逃げ出す結平たち。で、ゆずゆ特製おにぎり開陳。「おーいしーいー!」餌付け成功(笑)。けっきょく鈴子お姉様、変なものは入れなかったんですかね。飲み物がないといって、プールを指さし「あの水、飲める?」には爆笑。「ある意味飲み放題」って……。ゆずゆちゃんはプールの存在を知らんのか。じゃ、この夏は実践ですね!
で、そのまま一緒に帰るのか。結平、ことりちゃんみたいな大胆なコトしますね。それを見て心が心を痛めてますけど(ややこしい)、彼女の話はもう少し先かな? 修学旅行編があったはずですから。京都に行って、ゆずゆちゃんと魔法バトルするんですよね(違うぞ)。
見つかっちゃったお姉様。結平にお弁当を渡すとこは見張ってなかったの? 見てたら絶対あの流れで止めると思うけど。ゆず、「あやしいひと!」って言ったすぐ後で「ステキだよ」と言うなんて、早くも結平の影響を受け始めてるような(おい)。
そしてCパート、駅に降り立つゆずゆのママ。次回は彼女の話ですね。いや、ゆずゆの体操服も気になるけど!
「ツバサ・クロニクル」第11話 選ばれたアシタ(NHK教育)感想
「こんな奴、殴る手がもったいない」(チュニャン)
うわははは。直前の小狼のセリフを聴いて、なんかグレネーダーの紅みかん@松岡由貴の話みたいだなと思ってたら、ほとんどそのままのセリフが出てきました。ますますチュニャン@伊藤静、松岡由貴コンパチですな。
なるほどー。冒頭、やたらサクラが「助けて」って言ってて、こんな他力本願な娘だったかな、なんて違和感を感じてたんですが、偽者でしたか。しかも、小狼がそれに気づいたのが、自分を名前で呼ぶから、というのは切ない話です。
そして本物のチュニャン登場で、例の母親からもらった鏡で街の人の秘術を解く。チュニャンがやるべきことというのは、このことだったのですね。
捕らえられた領主。って、自由の身になったとたん強気だなキイシム! こいつが復讐するのには誰も何も言わないのね。チュニャンに「強くなれ」と言って去るのはちょっといい感じ。
で、サクラの羽回収。またひとつ蘇る思い出、それはサクラ姫の誕生パーティ。しかし、横にいるはずの小狼の椅子は空席のまま、名前も思い出せない……。ああー、これまた辛い。
街に幸せが戻り、やっぱり遅れて到着密偵衆。けっきょく個々の役名も出てませんし。しかしモコナ、「葵の御紋じゃない……」って、何を期待してたんだ。で、新しい領主を決めなくちゃいけない、という流れで、みんながチュニャンを推挙するかな、と思いきや、当のチュニャンは「領主はいらない」と来ましたか。直接民主制で行くにせよ、事後処理を円滑にするためには、ちゃんと代表を立てたほうがいいと思いますけどね。でもま、様子を見る限り、実質的にチュニャンが指導者みたいな感じですから、きっとうまくいくことでしょう。
そして、小狼たちはまた次の世界へ。「モコナ・モドキもドッキドキ〜!」ちょっと言い方変わった? ところでチュニャンが最後までモコナを「アレ」扱いだったのに笑った。
「Rozen Maiden」第5話 階段(MBS毎日放送)感想
「無理かもしれないわね、花丸ハンバーグ」(真紅)
なんじゃこりゃー。
いやぁ、予想以上に極上(生徒会に非ず<黙ってろ)。デフォルメキャラ好きにはもうたまりません。のりちゃんがあんまデフォルメになってくれなかったのは残念至極ですけど!
既にして半分別の作品になってますが、「半分」というとこが肝心で、もう半分はしっかり「ローゼンメイデン」の主題に沿っているところがまた素晴らしい。冒頭、真紅と一緒に「名探偵くんくん」を楽しむジュンくん。バリケード籠城で、雛苺と共同戦線を張るジュンくん。「子供ね〜」とは言われつつも、翠星石や真紅の性格を的確につかんで知略を巡らせるその姿は、第1話以前の彼とはまったく異なったもののはず。人形相手とはいえ、社会的な発達段階の、それこそ第一歩を上りはじめたところといっていいでしょう。
だからこそ、この場にのりお姉ちゃんがいないことは必然であるわけで。冒頭、私ののりちゃんに手を出そうとする不逞の輩山本くんなる人物の告白(と思われる)を放棄する彼女。ある意味彼女もまた、ジュンくんと人形に囚われているともいえるわけですが、Bパートで描かれるのは、校庭で花を育てる女の子に、翠星石から教わったであろう水やりのコツを伝授する姿。彼女自身、人形たちから得るところが多々あるのでしょうね。もちろん彼女はジュンくんよりも階段(あるいはヒエラルキー)の上位に位置してるわけですから、必然的に今回の紛争に参加出来ない、というか最終兵器としての役割を課せられてしまうのですが。でもでもー、個人的にはのりちゃんには大人の階段上って欲しくないッス! いつまでもシンデレラのままが一番ッスよ!!(誰だお前) あ、怒るとおっかない女の子は大好きですのでよろしく。
次回は2:10から。相変わらず時間はコロコロ変わるけど、最近MBSアニメシャワー枠自体が休止することは少なくなって嬉しいですね。
「砂ぼうず」第17話 純子と追跡者(MBS毎日放送)感想
「大っ嫌いだよ! でも……あたしひとりじゃ、先生運べないんだよ」(小砂)
なんか、これの前の「Rozen Maiden」で「ジュンくん、ジュンくん」ってのりちゃんのセリフを聴いといて、こっちで「純子ー」なんて言われると、そのギャップに愕然となります(気にするな)。
関東大砂漠にも場末のスナックなんてあるのか。ただの水でさえけっこうな貴重品みたいだから、酒となるとめちゃめちゃ高級品のはずで、きっと出されるのはカストリみたいな粗悪品なんだろうなーと思ったり。
それにしても、この時代のエンジニアって、「暗黒時代」の遺産を解析するだけの、ひたすら後ろ向きな仕事なんでしょうね。そりゃこいつも技術者魂を忘れて朝霧純子なんて性悪女に引っかかりますよ。私がちっちゃいもの好きなのは、どれだけモノを小さくできるかという技術者としての探求心が込められて(ないない)。
「交響詩篇エウレカセブン」第10話 ハイヤー・ザン・ザ・サン(MBS毎日放送)感想
「無重力、バンザイ」(レントン・サーストン)
や、第三宇宙速度を突破してない以上、全然higher than the sun じゃないから(たぶん正しく確信犯だと思うけど)。それともハヤイジャン・サンデーだったりして。
上のセリフの前に、レントンが「あんな結末を……」と独白してるのが印象的。前から薄々思ってたとおり、やっぱりこの物語、すべてが終わってからレントンが回想しているような構造になってるんですかね。実はレントンの口から語られるのはこの一クール目だけで、あとは別の人が語り継いでくというふうに、「大鏡」みたいな構成だったら面白いかも(たぶん無いと思うけど)。
まあともかく、今回はまさに一クールの終盤、序章の終わりめいた回。前回明かされたゲッコーステイトの真実を受けて、そのメンバの立ち位置の再定義、そしてレントンにも改めて「自分がここにいる意味」を問わせる。EDを彷彿とさせる、遠くを見つめるゲッコーステイトの面々。でも、これもやっぱり、未来を志向するというよりは、「追憶」の印象が強いですね。それはEDのみならず、OPの歌詞からも読み取れます(シングルCDに入っていたプロデューサの言葉からも、意図的にそうしていることは明白)。はじまる前から終わっている物語というのも、現代的と言えなくもない。いや、好きですよそういうの。
ちなみにデューイ・ドミニク側に出てきた新キャラ・アネモネ@小清水亜美。エウレカ@名塚佳織と合わせて、プリキュアの夏子&京子ですね。たぶん関係ないと思うけど。
「魔法少女リリカルなのは」第14話 それから(キングレコード)感想
「やっぱいいな〜、オトコノコ同士は仲良しさんで」(高町なのは)
恋せよオトコノコ?(台無しだ)
はい〜、ちょっと遅れましたがリリカルなのはサウンドステージ03、聴き終えました。サブタイトル通り、アニメ最終話からすこし時間がたったあとのお話。思ったより、なのはの日常パート(アリサとすずか)が少なかったですけど、ツボは押さえてあってなかなか楽しめました。
ということで、主な舞台は時空管理局なんですが、相変わらずどういう手段を使ってか、なのはに電話をかけてきます。あからさまにユーノくんを敵視してるクロノくんがちょっと楽しいです。
と思ったら、そんなこと言ってる場合じゃなかった! なんとこいつ中盤では、(禁則事項)に心の中とはいえ(禁則事項)なんて呼ばれています。ぬおお〜、エイミィという幼なじみがありながら、なんか許せん〜。
そうそう、エイミィ・リミエッタ@松岡由貴もしっかり活躍。「厳密には、0.05秒遅れでつないでるので、リアルタイムではないですしね」というセリフに理系としてツボをつかれました。あと、ピクチャレーベルにもなってるように、料理の腕前も披露。って彼女、16歳だったのか! そりゃま優秀なんだろうけど、時空管理局、どれだけ人手不足なんだ。
あと、トラックリストを見たときから気になってた、14トラック目の「えーーーーっ!?」ですが、まさかあのプチ名シーン(?)がこんな形で再現されるとは。これには脱帽。
曲については、第一印象ではフェイトの「skyblue gradation」が気に入りました。でも、あの流れならエイミィの歌を入れるだろ〜(もういいって)。
てなわけで、半年間追ってきた「魔法少女リリカルなのは」もこれにて一旦幕引き。でも、既に第二期も決まってますからね。また期待しています。これまた、来年春以降にしてくれるとTV視聴が出来てありがたいのですが……。って待てよ、この作品、中京圏では珍しくテレビ愛知じゃなくて岐阜テレビと三重テレビ放映だったんですね(もちろん続編が前作と同一のネットになるとは限らないのですが)。ま、なんとかなると信じたい。
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「雪の女王」第5話 はじめての道(NHK総合)感想
「泣いてなんかいません、泣いてなんかない」(ゲルダ)
こ、これ面白いですよ、めちゃめちゃハマりました。
故郷の街を旅立ち、峠を越えたゲルダ。ここでまず、「ゲルダは、崖を降りようとして、失敗した」という淡々とした語りに吹き出しました。狙ってるんだか狙ってないんだか判りませんが。
そして登場、カスパ@井上順。ゲスト声優(だと思います、テロップが出てたんで)も、これくらい個性的なら問題なし。セリフも相変わらずリリカルで練られているな〜という感じ。ほら吹き話でデフォルメ作画になるのも、ローゼンメイデンの5話を観たあとだったんで余計面白かったです。今にもそのトランクからドールが飛び出してくるんじゃないかとドキドキ。
いきなり一文無しになってしまったゲルダ、働かせてもらおうとホテルへ。「なんでもします!」メイドですから(違)。それがうまく言えなくて、というのも実に健気。
何の因果か運命か、カスパがゲルダの保証人になって働かせてもらうことに。名前を教えあうふたり、自分の娘の名もゲルダだというカスパに、あからさまに疑いの目を向けるゲルダがちょっとかわいいです。
で、無事に一日勤めを終えて、眠りにつくゲルダ。と、午前五時の鐘の音で目覚める(こういうのって夜中も毎時鳴るもんなんでしょうかね? 眠れなさそうなんですが)。そしてロビーへ向かい……目撃してしまう。いや、その前のシーンで明らかに怪しかったし、予想はしてたんですけど、それでもちょっとショック。ゲルダの言うとおり、見かけ怪しいからこそ、根っからの悪人じゃないのかなと思ってたんで。
こっそり逃げ出そうとするカスパの前に立ちはだかるゲルダ、自らの靴を差し出す。気圧されたカスパはとって返し、全速力で盗品を元に戻し、部屋にこもる。ここ大笑い。出崎アニメって、時間の流れ方が自由自在なんですね。
そして一仕事終え、お給金をもらって旅立つゲルダ。カスパも地図を手渡し……また銀貨を請求するのか、と思ったらフリでした。良いなぁ、こういうの。ちなみに、前日ゲルダの持っていたお金がなくなったのも、もしかしてこの人の仕業? とも思ったんですが、それについては曖昧なままでしたね。どちらにせよ、旅のはじめで、けっしてみんながみんないい人ばかりではない、ということを示したのはちょっと感心。
さてさてー、次回は別の意味で期待ー。作画が持ち直してると良いなぁ(おい)。
2005年06月20日(月)
「ブラック・ジャック」Karte:32 青い海の恐怖(よみうりテレビ)感想
「馬鹿言え。海の男が、これぐらいで死ぬものか」(BJ)
太一くん、「海の男」だけあってCVが某麦わらの田中真弓……というのはきっと他所でも言われてるだろうから略(書いてるやん)。
太一くんが、ピノコの指を挟んだカニをとってやるとこで変な想像をした私は頭がおかしい。
なんてことを思ってたら、そのあとの展開がことごとく何かを狙っているようにしか見えませんでしたとさ。
水沢めぐみ「姫ちゃんのリボン」2(集英社文庫)感想
「ねえ、あたしのことぶって」(野々原姫子)
ようやっと読了〜。1巻の感想から1ヶ月ちょっと。まあまあのペースかな(おい)。
う、うむー。相変わらず姫ちゃんはかわいいんですが、毎度毎度、言動が綱渡りで、見てて不安になってきますよ。「そばにいてやんないと、危なっかしくて見てらんねー」(違)あと、日比野さんというキャラがものすごく嫌ーな感じです。本人に明確な悪意はないのかもしれないけど、だからこそ許せないというか。苺鈴ちゃんみたいに、そのうちは姫ちゃんの友人になるのかなー?
いやまあ、なんか文句ばっかり書いてるみたいですけど、面白いのは事実ですよ。姫ちゃんはかわいいし(二回言ったぞ)、この巻から登場の静さまもキャラが変わって顔も変わってからは、いい感じの空回りキャラになってて楽しいし。ま、こういうのは気が向くままにのんびりと、ゆるゆる〜っと読み継いでいきましょ。
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みずなともみ「いたずらまじょ子の大冒険」2(ポプラ社ブンブンコミックス)感想
かーわーいーいー。
ということで、やっぱり個人的にはみずなともみ作品中いちばん好きなシリーズ。原作はもともとポプラ社刊の絵本だそうですが、かなりみずなさん側で自由度を高く作られている様子。そのせいか、ところどころものすごい展開になりつつも、基本的には良い意味で子供向けらしく話が練られていて、安心して観てられます。
いやいや、実際面白いですよ。そりゃ、萌えマンガ的に主人公のナナ(人間の女の子)とか、まじょ子(まほうの国のどじっこ魔女)とか、その同級のまほう学校の生徒・マジョーラ(眼鏡っ娘)とかに萌えるのもいいですけど。私のオススメは、捨てられたぬいぐるみを捜して、ぬいぐるみの国に行った15話ですかね。なんか167ページに、某愛と地球の博覧会のマスコットみたいなのがいるのが気になりますが(笑)。
ってか、こういう作品こそアニメ化してほしいですよねー。当「えむいち。」は、現状のアニメだけでなく、その先のアニメ化候補作を常に追い求める、未来志向のアニメ感想系です(嘘)。やっぱり狙いはゾロリ枠?(掲載誌同じだし) 良質な監督と演出がつけば、テレ東系のアレやソレなんて比較にならないくらい話題になりますよ(テレビ大阪が観られない僻みなんでお気になさらずに)。
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2005年06月21日(火)
「ハチミツとクローバー」chapter.9(関西テレビ)感想
「忍のニンは、忍者のニン♪」(森田忍)
はぐちゃんをめぐる竹本くんと森田さんの攻防、一進一退。先へ進まないというよりは、森田さんのほうが進ませまいとしてる? という気がしてきました。
Aパート、文化祭前の追い込み。そんな中、ひとりだけ「社会人だから」な真山さんがカッコいい。私も分野が全然違うとはいえ、5年以上も大学に籍を置いてるので判るのですが、大学生というのは良くも悪くも子供っぽさが残るもの。最年長である森田さんの稚気も、いかにも大学生といった感じで、真山との対比がいっそう際立ちます。まあでも、学生と社会人の最大の違い「資金力」という面でいえば、森田さんには謎のバイトがあるんで、その面では伍するのかもしれませんけど。それを考えると、最初の頃に森田さんが下宿のみんなに大量の食糧をおみやげに持ってきてたエピソードとも対応してるんでしょうかね。
あと、みんなが真山に抱きつく中、自分も〜と思いつつ躊躇してしまう山田さん、相変わらずかわいいなぁ。そのあと、森田さんに真山を投げつけられて気分はいつもぐるぐる〜なとこも。まあ本人も感謝してるみたいですし、良かった良かった(いいのか?)。
Bパートは早くも2度目のクリスマス。最初ははぐちゃんや山田さんの視点で語られながら、途中から竹本くんの視点に移行して、4話の伏線が効いてきます。しかも、はぐちゃんの才能をうまく活かして、それを竹本くんがしっかりサポートするという構成が素晴らしい。天才の言葉を理解出来るというのも立派な才能ですよ。はぐちゃんマスターの称号は伊達じゃない。だからといって、調子に乗ってはぐちゃんに「御主人様」とか呼ばせると捕まりますのでご用心(竹本くんはそんなことしません)。
あと、山田さんのお父さんにもハムスターと混同されるはぐちゃんとか、遺影な花本先生とか、前回の天丼ネタが妙にツボに入りました。
しかし、ラスト付近で竹本くん、突然の予感。「あんな結末を迎えることになるなんて思わなかったんだ、姉さん」みたいな?(違) あるところで一気に急展開を迎えるのかなー。
2005年06月23日(木)
「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」第十一話 石礫無告(KBS京都)感想
「伊賀の、七人……」(朧)
いがいが7とか言っちゃダメ? 朧が抜けて、「6人だけど、いがいが7!」とか(見切ったんだから黙れ)。じゃ、「あんな結末を迎えるなんて」ならOKでしょ(NGです)。
陽炎さんの能力、なんとなく故お胡夷さんとかぶってるような気もしますが、発動条件が違うようで。ってことで「私には伊賀の女は討てません」だそうですが、某百合で百合で百合百合よ〜♪ なアニメだったら、そんなこともなかったでしょうに、残念です(そうか?)。
回想シーンで伊賀のお幻が、朧の能力は忍術ではない、とか言ってますが、他の人の能力だって似たようなもんだと思いますけどね。伊賀も甲賀も、みんながみんなこんな得意能力の持ち主じゃないと思いますけど、それぞれ10人きっかりしかいないんでしょうかね? ギリギリでにんべつちょー(漢字不明)から外れた人とかもいそうですが。それとも、憑物筋とかそういう話?
「今日からマ王!」第16話 マ王捕物控!(NHK教育)感想
「じゃあこれからは、投げ文のヨザック、って呼ばせてもらおうかな」(渋谷有利)
そーやって関連づけてくれると、キャラ名を憶えやすくてありがたいです(まだ憶えてなかったのか)。
捕物帖と銘打つだけあって、非常に完成されたフォーマットに基づいた話。こういうのもけっこう好きです。長いシリーズだから許されるんですけど。
っていうか、ぶっちゃけ最大の評価点は、こでらかつゆき絵コンテ。有利もいつも以上にかわいいし、ロゼとリゾットの姉弟愛も最高。萌え萌えです。ロゼお姉ちゃん、せっかくだから弟を「リゾットく〜ん」とか呼んでくれば良かったのに、ロゼだけに(以下略)。
NHKアニメで何の脈絡もなくバニーガールコスが出てくるのに驚愕。
2005年06月24日(金)
「JINKI:EXTEND」Episode.11 家族(ABC朝日放送)感想
「初めまして皆さん。私は、悪魔の片割れです」(津崎青葉)
やっぱこのアニメ、田村ゆかりの使い方が間違ってるとしか思えない。
「IZUMO -猛き剣の閃記-」第十二話 二つの魂(KBS京都)感想
「俺たちは、本当の意味でひとつになれたのかもしれない」(剛)
二つの魂って……二子魂? まあ確かに、ある意味燃えてましたが。
うわははは。別の意味で面白すぎる最終回でした。まともな筋運びのはずなのに、何故かこみ上げてくるこの笑いはなんだ。ツッコミどころは大量にありますが、とりあえず一番笑ったのは、スサノオの気配が消えたのを感じ取っただけで、サクヤちゃんに後を任せて安心だと言い切るアマテラスですかね。
まあ、1話みたいな日常学園シーンをこの作品に望むのはお門違いだと思いますし、別にいいですよ。ただまあ、やっぱ8話で終わっといても良かったのにとは誰しもが思うとこでしょう。けっきょく剛は置いてけぼりだし、何よりサクヤちゃんをお持ち帰り出来てたという圧倒的なアドバンテージ。我々はやり直しを要求する。
ってコトで、総評。うーん、ある意味「おもろ」なんですけどね。まあ、KBSのこの枠は個人的に基準が高いので「普通」ってとこでしょうか。
さてさてさて。次回(再来週ですけど)からはついに「D.C.S.S.〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜」ですよ! てっきり日曜深夜枠だと思ってたら、そっちはトライネットの「萌えよ剣」に取られてしまいました。なんか作画からして違いますし、監督も別ですが、長谷川勝己さんがシリーズ構成に昇格してるだけで個人的には安心材料(笑)。
2005年06月25日(土)
「LOVELESS」Ep.10 NAMELESS(ABC朝日放送)感想
「名前に支配される私は、くだらないですか。……でも、この名前だけが、私にあの子を与えてくれた」(中野倭)
二週間ぶり。やっぱりこの作品、他のアニメとは空気の組成からして違うような。今回も堪能。
「名前は大事だよ」という倭@かかずゆみ、そりゃもう、よ〜く考えるまでもなく全面同意。「0」という名を負った倭と江夜の絆。初見では江夜@釘宮理恵がかわいぃ〜と思ってたんですけど、予想以上に倭の内面を描いてくれて、感情移入の対象になるくらい。今回のふたりの末路なんか、ものすごく内向きで閉ざされた世界なんだけど(墓場という舞台もまさにそれにふさわしい)、だからこそ、とっても美しい。
もちろん、敵の描写をここまで丁寧にしたのも、それが立夏くんにはね返ってくるからこそ。名前が違う戦闘機とサクリファイスという問題をふたたびクローズアップしつつ、かつての草灯の戦闘機・清明との違いも際立たせる。それとは裏腹に、だんだん立夏くんが「闘い方」を身につけていってるようなのも面白いところ。やっぱ立夏くん頭良さそうで、そういう子はお兄ちゃん好きですよ(黙れ馬鹿者)。しかし、「おばさんは許せんな」というのはリアルに身につまされるセリフなのであった。
次回予告、なんかテンションが違う……。コメディ展開は好きだけど、この期に及んでやるか?
「こみっくパーティーRevolution」第12話 立て和樹、世界征服だ(KBS京都)感想
「よーしやるぞー、世界征服だー!」(千堂和樹)
あらら〜、まさか、悪しきアニメにありがちな、広げてもいない風呂敷をいきなりたたんで終わるパターンになだれ込むつもりですか。ちょいと残念。
いやね、同人の世界と、プロの出版界の違いを見せるというのはいいんですけど、今シリーズではあんたら全然同人を書いてるように見えないというのが最大の難点。これじゃ、和樹の決断が、単にプロの世界は女っ気が少なそうだからヤダ! っていうふうにしか見えません。ってか、ここまで現実に目をつぶってハーレムオタク時空を作り上げてきたのに、最後でそれを否定してどうしますか。とてもじゃないけど、ぱぎゅぱぎゅ言ってるキャラが存在していい空間じゃありませんよここは。そのせいで、ステルスと呼ばれてた長谷部彩がいきなり祭り上げられる展開には驚愕の一言。
まあまあ、あと1話あるから期待しときましょ。今回はあえて出番のなかった他のみなさんも出てくるみたいですし。しかし、次回予告を観て、「だいすきーだよー」の悪夢が蘇ってきた私はどうすればよいですか(おい)。
「愛してるぜベイベ★★」第13話 ママ…(KBS京都)感想
「ゆず、おっきくなった!」(坂下ゆずゆ)
うあうあう。い、いかん。シャツ一枚で体重計に載るゆずゆとか、ボールが前に飛ばないゆずゆとか、ちゃんと演出上の意図があってやってるシーンなんだから、反応しちゃダメだ……。こんなときはテイラー展開でも暗算して気を落ち着けよう。
さて今回は、一クール目の終わりにふさわしく、非常に重要な回でした(唐突に解析モード)。ここまで、ゆずゆが結平と一緒に過ごした時間は(作中でも同様に三ヶ月経っているかどうかは未確認ですが)、けっして短いものではありません。それはしかし、8話以外では描かれることのなかったゆずのママ・坂下都にとってみれば、大いなる停滞の時間。ゆずゆの投げるボールが前に飛ばないのも、遮断機が下りたあとも足を踏み出さない結平とゆずのシーンも、すべてその隠喩となっています。
ここで明かされた、都おばさんがゆずを連れて帰らない、帰れない理由。結平とその同級生たちが「子育てって大変だよねー」というのとは違うレベルで胸に響く言葉。ここはひとまず、都おばさんがけっしてゆずを愛していないわけではない、ということが確認されただけで十分だろうと思います。
とはいえ、「いつか、ゆずゆを連れて帰る」という言葉で確約された未来は、子供にとっては長い長いモラトリアム。子供の成長スピードの速さを思えば、たとえ大人にとって短い間でも、当然ゆずゆはどんどん大きくなっていきます。ここで「ちっちゃいままの君でいて!」なんて箴言を吐くほど私も無粋ではありませんよ




