2005年05月17日(火)

「ハチミツとクローバー」chapter.4(関西テレビ)感想

「はぐちゃんの目で見た月と、俺の目で見る月は、違うのだろうか」(竹本祐太)

 それはまあしかし、森羅万象、あらゆるものに通じることですな。誰にも、自分と他人とでモノの見え方が同じかどうかなんて判らないという。カラスですよカラス。

 あー、ということで、半ば予想どおり、はぐちゃんと周囲の齟齬がちょっとイヤな感じで描かれていますな。美大の雰囲気というのは全然判りませんが、やっぱ明らかに才能のある人とそうでない人の差というのは厳然と存在するんでしょう。そのはけ口を求めるかのように、ただ黙々と針金人形制作にいそしむはぐちゃん。と、ピンッとはねた針金が彼女の頬を傷つける。ここ、すごいなぁと思いました。下手にセリフを挟まない、まさに映像の力。
 しかし、すこし気になるのは時間の進み方がめちゃめちゃ早いこと。一話は春だったのに、もうクリスマスかよ! たしか二クール26話くらいだと聞き及んだんですが、このペースだとはぐちゃん卒業しちゃうんじゃ?(それが狙いなのかもしれませんけど)
 それもあってか、各シーンが非常に散逸的な印象を受けます。1話で感じたとおり、点と点を見せておいて、あえて線でつながない。そのせいで、全体として最終的に何を見せたいのか、どこへ向かっているのかよく判らないんですが、まあ今のところは、この雰囲気を楽しんでいればいいのかなとも思います。

 あと、今回も「失恋番長」こと山田さんがかわいいなぁ。「美脚」をうらやむはぐちゃんともうひとりの眼鏡っ娘(名前忘れた)、いつもなら「大きくならなくていい!」とフォローするところですが、今回ばかりはそれも言えません(言わんでいい)。

投稿者plateau: 2005年05月17日 23:11 [2005年4-6月アニメ感想] [ハチミツとクローバー]