「行かないよ、どこにも。友達だもん、どこにも行かないよ」(高町なのは)
ついに終わりが見えてきました。リリカルなのはDVD視聴第10弾。あえて、「D.C.〜ダ・カーポ〜」や「Φなる・あぷろーち」という、個人的超殿堂入り作品のDVDに続けて観てみましたが、それでもまったく面白さが減じないのはさすが。ただ、なのはが「にゃはは」と笑うとこだけは、微妙に田村ゆかりが顔を覗かせた気がしましたが(笑)。
フェイトの背後に見えてきた、彼女の母親、プレシア・テスタロッサの影。時空管理局が今後の対策を立てるために、いったん海鳴市に戻ってきた高町なのは。本人の意志かそうでないかの違いはあれど、この展開は「ふたつのスピカ」13話と酷似していますね。そしてやはり、自分の本当の居場所、帰るべき港を再確認するなのは。そのために、すずかちゃんとアリサちゃんという友達を効果的に使っています。出てきたキャラを無駄遣いしないあたり、いつもながらシリーズ構成が実に巧み。むしろ、このためにアリサを金髪少女に設定したんじゃないかと思えるくらい。
アルフから事情を聞き、「フェイトちゃんを助けたい」と胸に誓うなのは。その心に、もう迷いはありません。道場で父親から励ましを受けます。このあたり、子供を喜んで送り出す親の姿勢というのは、私は良いんじゃないかなぁと思ってしまいます。某所で目にしたファンの方の言によると、こういうのは「とらハ」以来の伝統、都築節だとのことですが。けっして親としての責任を放棄してるわけではなく、自分の子供をしっかり育ててきたという自負があるからこその態度だと思います。まあ、まだ私が子供を持つような年齢じゃないから、他人事のように考えてしまうだけかもしれませんが(年齢だけの問題か、というのはさておいて)。
しかしフェイトも後には引けない。なお、ジュエルシードを求める母親のため、なのはに対峙します。それを真っ向から受け止めるなのは。「話がしたい」といいつつ、力によるぶつかり合いを決して否定するわけではない彼女の姿勢も好感が持てますね。だから本当は、「魔法少女」というよりは「戦闘美少女」といったほうが近いかも。
さて、最終決戦へのお膳立ては整いました。次回、11話は5/5ごろ視聴&レビュー予定です〜。当然のごとく、GWにどっか出かける気はさらさらないのが判りますな(笑)。
[amazon]