「手を握るって、力とか、気持ちとか、いろんなものが伝わると思うの」(雪城ほのか)
うむ〜、「手を握る」という行為が、この作品で重要な意味を持っているのは判るけど、それをそのまま出してくるのはちょっとな〜。劇中のテーマとは裏腹に、物語自体のハーモニーが崩れているように感じました。
今回は久々に、ラクロスの試合エピソード。当然思い起こすのは、無印で頻出した、試合中に敵が来襲して、なぎさが試合をすっぽかすという展開。それに対し今回は予想通り、ひかりが一人で持ちこたえる、という変調が見られました。ただ、その構成がまた微妙におかしい。試合を観戦してたはずのひかりが、突然グラウンドに飛び出してなぎさの手を握ったかと思うと、次のシーンでは何故かどっかの公園でブランコに乗っている。どう見ても、敵が来ることを予測していたようには思えないし、せめてポルンに予知させるとかいう描写があればと思います(もし私が見逃してたらごめんなさい)。
おそらく、原因は「ハーモニー」を強調しようとするあまり、ラクロス部の内部対立を同時に描こうとしたからでしょうね。そのために、メグミとかマキとかいうラクロス部員がいきなり出てくるのはいまさらどうこういう気もしませんが、話が基本的にAパートで終わってしまうというのが最大の問題。「手を握る」だけで簡単にみんなが仲直りしてしまうってのも、まあ、ツッコみませんけども。
まあ、なんだかんだいって、今回の最大のセールスポイントはクイーンチェアレクトだったわけですからね。ハーティエルの収まる場所。これの出し方もけっこうすごいですが。ハーモニンは宝石箱のまま入るのね、マトリョーシカですかあんた。ハトもパションといっしょに入るのかと思ったら、これでお役ご免でした。このハト、そのままなぎさの家で飼われたら面白いですね。「みすみ」って名付けられて、どんどん太っていったりして(トリコロかよ)。で、シークンは「最後に入るですー」って、よっぽどパションよりも出番を減らされたくないという情熱が感じられました。だってあのクイーンの志だから、チェアレクトなんかに入ったら、番人や長老みたいに全然出てこなくなりますよ。
ところで、映画が上映されたばかりなのに「マジ大ヒット」とかいってるのは、ジャンプで新連載2回目の作品に「早くも話題沸騰」とかアオリを入れるみたいで面白かった。
投稿者plateau: 2005年04月17日 21:42 [2005年4-6月アニメ感想] [ふたりはプリキュアMaxHeart]