2005年04月04日(月)

わかつきめぐみ「ローズ・ガーデン」(KCDX)感想

わかつきめぐみ_ローズ・ガーデン「いきなり呼びすてにするような知り合いはいませんけど」(浅羽椿)

 「So What?」はどうした! いや、下宿先に4巻を置いたまま帰省してしまって。なんかもう、わかつき作品はコンプ目指してもいい気がしてきましたし。

 ということで、今回も素晴らしいぃ〜。この単行本の中味は、表題作の「ローズ・ガーデン」と、ネコマンガ「ヨツジロさん」がほぼ半々なんですけど、どっちも実に面白い。ただ、ねこ好きとはいえ、どっちかっつーと人間のほうが萌えるんで(笑)、「ローズ・ガーデン」のほうについてだけ感想を。
 わかつきめぐみ作品の魅力というのは(まだろくに著作を読んでもいないくせに語り出しますが)「悪人が出てこない」ということでしょうね。否……ちょっと不正確かな。「不快な人間が出てこない」「許せない人間が出てこない」もっと言えば「みんな萌える」というか(言い過ぎです)。小学校の頃からの友達である、椿・つづみ・双葉の三人の女子高生。各話ごとに、彼女たちそれぞれの恋愛模様が描かれていくのですが、三人寄れば(以下略)のとおり、性格が実に特徴的で面白い。もちろん、いつもながら、相方である男子キャラも魅力的。普通の作品なら典型的な悪役になりそうな性格のキャラでも、この方の手にかかれば、憎めないキャラになってしまうのだから素晴らしい。ドジな兄貴によく出来た弟さんまで出てくれば、もう快哉を叫ばずにはいられません。椎野武史くん萌え〜(ほらほら、また誤解される)。

 まあ、悪い人の出てこない話が好きというのは、私の勝手な嗜好で、作品の客観的評価に組み入れてはいけないと常々自戒してはいるのですが、好きなものは好きだから(あぁもう、大丈夫か自分)。
[amazon]

2005年04月04日 21:08 [マンガ]