2004年10月03日(日)
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第1話 よばれてとびでて! パンプリリン!?(KBS京都)感想
「おーい、みんなー! わたし、眠田ころん! きのうひっこしてきたのー! よろしくねー!」(眠田ころん)
他所では空前の新番組ラッシュが続いておりますが、関西では放映開始がちょっと遅いのに加え、テレビ大阪が視聴できないために今いち流行の波に乗れない「えむいち。」です。ということで土曜の朝にKBSで突然始まったこの作品をなんとなく観てみることに。
番組表では「アクビ」としか書いてなかったので半信半疑で録画したんですが、やっぱりハクション大魔王シリーズのアクビちゃんでした。絵柄の雰囲気は「マシュマロ通信」に近い感じ。ですが、なんかアクビちゃんといい、人間側の主人公とおぼしき眠田ころんといい、意外に萌える。ななみちゃん(NHK-BSのほう)っぽいキャラも出てくるし。初代iMacが出てたんで、そのくらいの時代の作品かな(それにしても、ケロロといい、作品に描かれるだけで視認できて、その時代まで類推できるとは凄いな)。
で、EDでキャスト確認。
……。
眠田ころん@野川さくらー!!?
EDテーマの「アクビ娘」も歌ってますねー、さくさく(田村ゆかり風)。しかもクラスメイトの男子、飯根よしあはCV:しゅびっち(小林由美子)……。よーし、視聴継続決定(笑)。いやまあ、話もときどき無茶展開だけど、それも含めて面白かったですしね。
さて……。問題はこの作品のレビューを継続するかどうかなんですが。需要はあるのかな? あえて東京在住の方には出来ない方向性を目指してみるというのも、ぷらとー的にはありなんですけど。レビューを読みたいという方はWeb拍手でコメントをどうぞ。
2004年10月09日(土)
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第2話 アクビのクリスマスナイト(KBS京都)感想
「みんないい子にしてたかな!? サンタクロースのおじさんだよ」(飯根よしあ)
すっげー! ほんと面白い! 普通に新番組と比べても遜色ない出来映えです。しかし第2話にして何故クリスマス? キッズステーション時の放映時期がそうだったのかな。
飯根くん@小林由美子が、サンタを信じる純朴な子だったというのはちょっとびっくり。そんなハートフルな話なのに、ところどころに超展開が垣間見えるのが最高です。
たぶん視聴している方は少数だと思いますんで、面白いと思ったとこの紹介。
判らんな(笑)。いやほんとに、細かいところもきっちり作ってあって、非常に楽しめます。屋敷の玄関に現れたサンタ姿の男、あの体型からいって絶対ハクション大魔王だと思ったんですが、もうひとひねりあったのに感心。それにしても、ころんの願ったプレゼントがなんだったのかが気になるところです(あえて明かさないのはオシャレ)。
そして次回はアクビちゃん大人に変身のようで。思わず、にゃっほ〜先生をイメージしてしまった。
2004年10月16日(土)
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第3話 ころんのいちばん長い日(KBS京都)感想
「おうちで待ってて。ご主人様の命令よ」(眠田ころん)
最高ですなー。やっぱり私ってギャグアニメがいちばん好きなのかもしれません。さらに随所に萌えも散見されるし。よくぞ放映してくれたという感じです、KBS京都。
今回も楽しい超展開。
書き出してみると、とても子ども向けアニメとは思えませんな。そうそう、「おとたま」という名前の校長が、(とりあえず今回観た限りでは)ほんとに単なるハクション大魔王のそっくりさんだったという展開もなかなか面白い。ちゃんと最初は顔が見えない構図で登場させておいて、ミスディレクションも効いています。あと、大人ヴァージョンのアクビがいろいろ変身したり水着になったりしたのは、何のサービスなのかと。
最後はちゃんと綺麗に締めるところも素晴らしいです。ころんの両親と入れ違いになったアクビが途方に暮れて帰ってくるシーンは胸に響きました。まあ、もうひとつオチはあるんですけど。
そんなふうにストーリィも楽しめつつ、同時に眠田ころんがめっちゃ萌えるというのが最高ですね。理科の実験中、顔を覗きこまれてフォーリンラヴした手久野博士くんの気持ちがよく判ります。そしてなんと次回は彼の話の様子。名前のとおりメカ少年っぽくて楽しめそうです。しかも口癖が「っていうか」(笑)。
2004年10月23日(土)
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第4話 スーパーロボット? テクノブル(KBS京都)感想
「グッド」(手久野博士)
なんだこりゃー。先週の理科実験で「ズキっときたぜ」な手久野くん。てっきり益田西守歌のごとき猛アタックを眠田ころんにかけるのかと思いきや、ストーキング行為に及びますか、あーた。ほとんど全編彼視点で話が進んで、異常にリアルで気持ち悪いなー。微妙に天然ぎみの眠田ころんはたしかにステキですが。
ということで、こいつと比べるのも失礼ですが、飯根よしあくんはその名のとおりイイ! ね。普通のセリフでも歌い上げるような小林由美子しゃべりがツボなんかもしれませんけど。人面犬と人面魚のあいの子で「犬面魚」って……。手久野くんも「哺乳類と魚類でどうやって……」って、ツッコみどころが激しく間違ってるぞ! そんなこんなで、ラストは見事犬面魚を釣り上げマシュマロ通信の一面を飾った飯根くんでした(それも違う)。
あと、公園で不自然に顔見せしたクラスメイトもやたら個性的で面白そう。きっと今後もこういうクローズアップ話があるものと思います。なんかマペット使いまでいますね。残念ながら男ですけど、まあバラさん(灰原由起夫in「まほらば」)よりは萌えるかな(えー)。
2004年10月30日(土)
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第5話 アクビがころんでころんがアクビ!?(KBS京都)感想
「楽しくないと、つまんないでしょ」(アクビ娘)
いきなりミリオネアのパロディですか。「こういうときに限ってコマーシャルになるのよね」といってホントにタイトル→CM突入。KBSだとスポンサーテロップが入らないから、数秒間司会者の顔のアップが続いてました。ここでチャンネル変えた人、放送事故だと思うぞ(笑)。
と思ったら本編はめちゃくちゃ素晴らしかった! こういう小学校時代ってはるか遠く〜のことで、現実にはあまりいい思い出がないんですけど、なんかいいなぁと思えてしまう、アニメの王道を行く展開。女同士で入れ替わりネタをやって何が面白いんだと一瞬思ってしまいましたが、非常に満足でした。しかしこの、アクビ娘役の谷井あすかさんと、野川さくらさんの声って意外に置換可能なのね。心が入れ替わってるだけだから声は体と同じはずだと思うんですが、しゃべり方がかなり違うせいで別のキャラみたいに思えてしまいます。おかげで、はっちゃけ野川さくらヴォイスを堪能できましたが。
ということで、やっぱり私としてはマラソンが苦手なころんに感情移入してしまいます。まあでも、アクビの体になったころん本人が言ってるとおり、アクビが中に入ってたら速く走れるんだから、もともと体力がないわけじゃないのかな(次の日筋肉痛がひどそうですが)。口で言うほど足の速くない尾上カレンとのワンツーフィニッシュ(ラストですが)はCCさくらに勝るとも劣らない名シーン。
そしてホームルーム。走れる司会者を目指す飯根くんに任せておけばいいと思ったんですけど、ブーイングの嵐。やっぱ彼じゃダメなのね。議題を振られて、みんなのマイペース大王を発表しようと言うころん。えーと、ホームルームってそういうどうでもいいことを話し合う場でしたっけ? どっちかというと道徳に近い気もしますが。まあいいや。そしてクラスメイト十何人がひとりひとりセリフを発するという怒濤の展開。しかもみんな超個性的。ED見ると全員名前ついてるし(まあ主要キャラ以外は苗字が東京23区になってるんで考えるのは楽だったでしょうが)。もはや誰が誰だか判りません。あ、でも、中野アカリ@神田朱未と、千代田サユリ@桑谷夏子くらいは声で判別つくかもしれません(おい)。「考えるな、感じるんだ。それがオレのジャスティスマイペース!」なんて男子までいるし。ぜひとも各キャラのイメージソングを12か月連続リリースとかしてほしいところです。
そして来週は、担任の先生がレジェンズ追っかけになります(違)。
2004年11月06日(土)
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第6話 ひみつのエリカ(KBS京都)感想
「わるい子いたら、よい子にしちゃう! 乙女座の使者、スーパーエリカよ(はぁと)」(スーパーエリカ)
超なんだこりゃ!!! いやー、とんでもないですな。あらすじは一応書きましたけど、全然間違ってるような気がしないでもない。
今週は、ころんたちの担任・藤原エリカ@小林沙苗の恐るべき秘密が明らかに! って自分で「コスプレ」って言ってるし。趣味は「あえて言えば洋服を作ること」って筋金入り。いやはや、これぞ正しく「扮装と仮装の異化による心理的障壁の昇華作用」であります。まあ、公共の場所でコスプレするのはレイヤーさんとしてはどうかと思いますが。ラスト、自分で呼び出してしまったアクビちゃんに怪獣を出してもらって、すっかりヒロイン(ヒーロー?)気分を満喫してますし。よっぽどたまってたんですねー。
こういう系統の作品って、友人とかに自分だけの秘密がばれそうになるという展開はよくあって、それも見所のひとつなんですが、いきなり担任にばれるというのは新機軸ですね。ころんはアクビ、先生はコスプレという秘密を共有することになるわけですが。こういうとこにも、聖職者=裏表のない、無謬の存在としての教師という概念の崩壊した現代らしさを読み取ってしまいます。それを考えると、奇しくも先週の予告でネタにしたレジェンズのハルカ先生の扱いも意味深いものがあると思います。こういうふうに、アニメの中でも、もちろん「現実」でも、子ども←→大人の単純な二項対立がじわじわと崩れていってるからこそ、いわゆるキッズアニメと大人向けアニメの違いなんてそれほど気にする必要はないんではないかと、個人的には思うのですが。
あれあれあれー? こんなこと書くつもりじゃなかったのにな……(笑)。
2004年11月13日(土)
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第7話 アクビところんとやましい奴ら(KBS京都)感想
「リラックス、リラックス。グッバイ、小ジワ」(眠田うつら)
すごいなぁ。それこそ製作陣はどうしてこんな話を思いついたんだ。
作家に泣かされる編集は世の常という感じですが、正夢は「だぁ!だぁ!だぁ!」(アニメ版)のみかん先生や「フルーツバスケット」のぐれさんほど神経が図太くないようで。トイレにこもりっぱなしで全然ストーリィに絡ませてもらえません。
そんな状況で、毎度毎度ヤな感じの隣の主婦が呼び込んだのはオカルト研究者@茶風林。うん、これぞ正しい茶風林さんの使い方です(笑)。通常の8倍のプラズマイオン……もうツッコみようもありません。と思ったら、編集の日野くんもオカルトマニアだったのか! 「なかなかボクの趣味を判ってくれる人がいない」って、そういうことね……。しかし、その割には「サイコメトラー」とか「キャトルミューティレーション」という用語の使い方が激しく不適切で疑問も湧きますが。映画映画言い過ぎだし。まあこういうのは、知識の薄い人ほど厄介なものですからね(おい)。
で、そんな三人があーだこーだ言いつつ家を荒し回る。これはいくらなんでもひどすぎです。ころんの部屋にも勝手に上がり込むし。押し入れに隠れるアクビ娘@谷井あすかと、迷惑そうな眠田ころん@野川さくらの表情が物悲しいです。小ジワを気にして怒りを抑えている母・うつらですが、逆にイライラがたまる一方のような。
と思ったら、娘を悪魔扱いされてさすがに我慢も限界に達した様子。「これ以上私を怒らせると、切れちゃうぞー!!」ということで、アクビに仕返しを命じるのでした。いやーいいわ、ここのシーン。やっぱりこういうカタルシスがあってこそですね。で無事みんなを追い返し、ストレスも発散? うつら母さんのささやかなる願いは達せられたのでありましょうか。
そして正夢もアクビのおかげで作品のプロットも思いつきました。って、あの編集者と今後やっていけるのでしょうか……。まあ、最後には目に涙を浮かべるころんを見て我に返ったようなので、私としては許しがたいわけでもないかな。それにしても、悪魔祓いと称して、ころんをカエル煮込みの風呂に入れさせるという提案がなされたときには仰天しました。い、いくらなんでもそのシーンを期待するような人間じゃないです、私……。
それにしても、今回もまた深読みすればいろいろ興味深い回ですね。編集者という、ある程度のエリート階級の人間が安易にオカルトにはまってしまったり、「あなたのため」といいつつ土足で他人の気持ちを踏みにじる行為を犯してしまう隣人がいたり。さらには、まったく活躍しない父親に対して、最後は娘想いの行動を見せる強い母親。
なんかもう、アニメ感想系冥利に尽きる作品のような感じです。思った通り、光希桃さんの感想率調査によると現時点で感想書いてるのはうちだけのようですが、これは意地でも全話感想書かないと。
2004年11月20日(土)
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第8話 アクビの誕生日(KBS京都)感想
「ろうそく……1010本もないけど。目が醒めたら、お祝いしようね」(眠田ころん)
今回もイイねぇ。いや、別に飯根よしあ@小林由美子に限ったことではなく。
とりあえず冒頭、ころんを寝かしつけてから「オトナのお楽しみ〜」と言うお父さんに、まるっきり別のことを想像してしまったり。「ああっ、ダメ、もっとやさしく開いて〜」「ほぅら、こんなにドロドロしたものがあふれてきたよ」そこに、ころんちゃんが起きてきてショック! ……いや、シュークリームを食べようとしてただけですけどね!!(アベノ愛の劇場になってるぞ)
そして翌朝。黙ってハミガキするころんちゃん@野川さくらに「怒ってる?」と訊くアクビ@谷井あすか。ふたりともかわいいです。両親に自分よりアクビのほうが大人だと言われ、ゴミ出しを率先してやるころん。しかし案の定、今日は資源ゴミの日だと隣のおばさんに怒られる。おお〜、第1話の伏線が生きている。しかしこの人、相変わらず嫌な感じです。やっぱ先週訴えておくべきでしたよ。
そして、ここからの展開が神がかっています。まず、ご主人様のためにテクノブルを掃除機にして街をお掃除するアクビ。それをころんが飯根くんとの話題に上らせたことでホームルームの議題は街のお掃除に。掃除中、魔力が弱まってアクビは公園に落下、吸ったゴミも全部掃き出されて不法投棄に。下校途中それを見たころん、アクビが埋まっていると思ってゴミの山を片づけ始める。そして飯根くんの勘違いによってクラスメイト、さらに街の人々総出でボランティア活動……。この怒濤の展開は見ていて妙な感動を覚えました。これまた、最初は口で言うばかりで自分の手を汚さない大人に、ひとり行動を起こすころん(勘違いですが)を冷めた目で見つめる尾上カレン取り巻きという構図。そこに飯根くんの猪突猛進キャラが割って入ることでブレイクスルーと、感動系話を絶妙にパスティーシュしていて心地良い。
そして家に帰ってアクビを看病するころん。持ち出したのは自分のためにとっておかれたシュークリーム! のわー、冒頭のエピソードはこのためにあったんですか! 今回、伏線の効き方が絶妙です。ロウソクを立てて、アクビの目醒めを待つ……と、思わずあくびが……。しかし、魔力が弱まってるせいで、この時点ではツボに帰れないというのもなかなか面白いです。翌朝、快復したアクビを確認して、改めてツボに帰還。
そして数日あくびも出ず、寂しい日々を送るころん。えーなにー、まるで最終回のような展開です。大人になったらアクビも違う姿に……とかいう引きもあって、どう落とすんだ、とドキドキしていたら……。大人になったのは「歯」だった! という超絶のオチ。そ、そのためのハミガキシーンだったんか〜!! いやホント、今回はいろいろ予想外の展開で驚かされました。
で、次回はなんかころんの想い人登場!? そしてお節介を焼くアクビにころんが大激怒……って、え〜まるでプリキュア8話? すごい楽しみ〜。
2004年11月27日(土)
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第9話 アクビちゃんなんか大嫌い(KBS京都)感想
「自分でツボも運べないくせに」(眠田ころん)
なにー! 続くのか。一話で収めてくれると思ってたのでびっくり。
冒頭、散らかったころんの部屋。あれー、ころんちゃんってこういう娘だったのか。整理整頓はしっかりしてるのかなと思ってたんでちょっと意外。で、たまたま呼ばれて飛び出たアクビ娘に部屋の掃除を命じると、アクビはブツブツ言いながらも従います。なんか最近、ご主人様を「ころんちゃん」とか呼んでたりしますし、すっかり主従関係というよりは友達みたいな間柄になってますね。それが今回のテーマにもつながってくると思うのですが……。で、問題の「三宅先パイ」の写真を発見。まあ、初恋の人かどうかは言明されてないのですが、本当にそうだとすると、ころんのセンスをちょっと疑うような……。いや、このアニメの男子キャラの平均水準に比べれば上のほうだと思いますけどね。
で、その相手を捜し回るお節介焼きのアクビ。あぁやっぱり、プリキュアでもあったとおり、定番の展開ですね。「ころんちゃん、ころんちゃん」と言いながら近寄ってくる三宅先パイ。これ、ポイズニーさんみたいに本物を操ってたら洒落にならないなと思ってたら、ザケンナーでした、もとい、カカシでした。しかし、このとき同時にしゅびっち飯根よしあくんにアクビの正体がばれてしまうという展開には驚き。
学校の屋上で、「オレ絶対魔法使いになるぞー!」という飯根くんに、「(みんなに)言ってもいいよ」というころん。飯根くんのツッコミどおり、「言っちゃダメ」とは言わないところ、ころんちゃんの怒りの強さ(というより、それを超えた諦観)が読み取れます。もちろん飯根くんは言いふらすタイプじゃないでしょうが。
家に帰ってきたころん、アクビに絶交を言い渡します。家を飛び出すアクビですが、魔人は自分ではツボを運べない。なるほどー、このために以前この設定が出てきたんですね。
で、ここからの展開がまたすごい。いったんツボの中に戻ったアクビですが、ふたたび呼び戻されます。なんと、たまたま窓際近くにいた隣の家のネコ、アンドレのあくびによって。えぇ〜、そんなに有効距離って長かったのか(そこ、驚くポイント違う)。ツボを動かすため、アンドレを人間形態にして家を出るアクビ。残念ながらオスでしたし、とくに見栄えのする顔じゃないんでコメントなし(おい)。家の前で「お世話になりました」と言うとこが泣かせます。しかし、ネコを捜しにきた隣のおばさんにアンドレがなついてたのはこれまた意外。飼い猫しか愛せないタイプなのか……。
ツボを頭に載せて街を徘徊するアンドレ人間型。おいおい、道行く人に「あなたはどうして赤いツボを頭に載せて歩いているのですか?」とか訊かれなかったんでしょうか。しかし、歩道橋の上であくびをしてしまいアクビはツボに召還、魔法も解けアンドレはネコに戻ります。そしてツボは道路に落下……一瞬、割れてしまうのかと思いましたが、トラックの荷台に着地(それでも、開放式とかホロ式とかじゃなかったから割れないのも不思議ですが)。そしてトラックに乗りツボは街を去る……。ええぇ〜。予想だにしないシビアな展開。
一方のころんはというと、公園で飯根くんとお話。先刻の屋上に続いて、これを尾上カレンが目撃して邪推するわけですが、まあ尾上取り巻きじゃなくてもこのシチュは誤解するでしょうな。この伏線も今回は回収されなかったんで、今後どう展開するか楽しみです。
そして、飯根くんの「おいしいものでも食って」というアドバイスに従い、アクビの好物のおはぎを買って帰るころん。しかし、アクビも、魔法のツボも、部屋から消えていた……。このシーン、いつも窓際にあったツボがないという視覚効果が非常に鮮烈です。まあ今までツボの位置が動かなかったのはバンクの都合なんでしょうけど、「不在感」を表す手法として、やっぱりツボを心得てるな〜という感じ(ダジャレで落とすのもどうかと思うが、自分。ツボだけに落としたらダメ……もうやめよう)。
さて、これを受けて次回どうなるのか、とってもワクワク……まあ次回予告でネタばれされてるんですけど。
2004年12月04日(土)
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第10話 テレビスターの悲劇?(KBS京都)感想
「ここを通れば、もう一度アクビちゃんに逢えるかな」(眠田ころん)
まだ決着しないのか……。シリーズ通して一話完結で、ころんや学校のクラスメイトたちの日常をじっくり描いてくれると思っていたので、この展開はちょっと意外。
とはいっても、アクビがいないという事実によって生まれる、ころんを取り巻く状況の微妙な変化は見応えがあります。蘇るアクビとの思い出、ころんにとってはこの街に引っ越してきたその日にアクビ娘と出逢ったのですから、それがそのまま、この街で過ごした思い出になるのですね。そして、そのアクビと出逢うきっかけをくれた飯根よしあくんといっしょにツボを捜す……なんかいい展開です。まあ、手久野くんもいますけど(なお彼は微妙に事情を誤解してます)。最初にツボを見た海岸に出かけていって、テクノブルが塩水で故障してしまうというのにちょっと笑いました。そして帰り道、自転車のチェーンが切れて困っているところに、颯爽と現れる黒塗りの車。尾上カレンその人です。「お困り?」って、なんかえらくカッコいいぞ! 車に乗り込んだころんに、どうして飯根とふたりで(手久野は眼中にないらしい)海に行っていたのかと問いただす。このへんの展開も今後どうなるのか注目です。
で、いっぽうのアクビはTV局。う〜ん、TV局ねぇ?(ハラグーロかお前は) ころんのような小学生にとって、TVの中の世界なんて、それこそ魔法の国のように遠い存在であるわけで、そんなところにアクビが迷い込むというのも、なにがしかの意味があるんでしょうが。そして新たなご主人様となった新島というアイドルと入れ替わるアクビ。はあ、このためにその前のころんのシーンで5話の回想があったんですね。今回は新島なな子@比嘉久美子(ほかにどんな役をやっておられるのかは寡聞にして知りませんが)とアクビ娘@谷井あすかの声質がだいぶ違うんで、入れ替わり演技だということがはっきり判ります。だからどうしたという話ですが。ところでこの新島の出演するドラマ「マジカルナース」ってタイトルがちょっと怪しい(笑)。
さて、そろそろ次回でこのネタをちゃんと締めてほしいところですが。次回のサブタイトルは「い・け・な・いアクビマジック」……。どっちかというとさくらマジック希望。幸せになろう(おい)。
2004年12月11日(土)
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第11話 い・け・な・いアクビマジック(KBS京都)感想
「ころんちゃん家で食べたおはぎのほうがずっとおいしかった!」(アクビ娘)
うーん。普通にいい話なんだけど。次回予告のころんちゃんと同じで、まさに「アクビちゃん、いつ帰ってくるの?」という感じ。
アクビの魔法をマジックと偽る、ミスターテンドー改めプリンステンドー(酷いネーミングではある)。うーむ、マジックを超能力だと言い張るのと、どっちが悪質でしょうか。すくなくとも、これだったら「まるっとお見通しだ!」と言われる怖れはありません。タネがないんですからね。前回のアクビ娘のご主人様・新島なな子が倒れてTV出演が決まったことにラッキーだと言うテンドー。芸能界って怖えぇ〜。
しかし、アクビがいなくなると、初歩的なマジックすら出来なくなるテンドー。そして本当に大切なことを知る……。まあ判りやすい話ではありますが、かつてのような超展開が影をひそめてるのは惜しいなあ。
で、ころんちゃん。雑誌でテンドーのことを知り、飯根くんに話します。「おかしいと思ってた」という飯根くん、さすがに今回は「オレ将来絶対マジシャンになるぞー!」とは言わないところがいいですね。そして偶然手に入れたTV収録の観覧チケットを見せ、ふたりでTV局に向かいます。うわー、なんかすごいイイ関係じゃないですか!? TV局まではころんの両親が同伴していって、もう親公認の仲ですか。飯根くんも、よっぽどこのお父さんより頼りになります。フラグ立てまくり。アクビちゃんがいない今が逆にチャンスですよ! 今のうちに部屋に連れ込んで(以下削除)。
2004年12月18日(土)
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第12話 お願いのないご主人様(KBS京都)感想
「よばれてとびでてパンプリリン♪ やったー全部言えた!」(アクビ娘)
町田マユミ@神田朱美朱未来たー!! クラスメイトのひとりの声をあててたのはミスディレクションだったのか!
いや、ストーリィとしても今回は面白かったです。冒頭、マユミのあくび連発で何度もツボから出たり入ったりのギャグも楽しかったし。そんな感じで観てたら急にシリアスな展開に。「魔人はご主人様を選べない」というアクビにマユミが「親を選べないのと一緒か」と返すところは名シーン。そしてアクビの役に立ちたいと、ころんを捜そう
とするマユミ。この流れも、いろいろ伏線が効いてて面白いのですが、ちょっと時間がないので詳細はカット。
そしてついにアクビところん、感動の再会。と思いきや、電車の中にツボを忘れてきてしまったマユミがうっかりあくびをしてしまい、ふたりはふたたび引き離される……。
うわー、なんかすごい展開ですよ! まさかこれほどのものを見せてくれるとは思いませんでした。次回、サブタイトルからするとどうやら決着するようなのですが、しかしひょっとしてこれ1クールなんでしょうか? この流れで最終回というのも充分ありそうなのですが、出来ればもうすこしいろんなものを見せてほしいところ。
2004年12月25日(土)
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第13話 おかえりなさい ころんちゃん(KBS京都)感想
「わたしも、やっと本当の、恋ヶ壺の一員になれたような気がします」(眠田ころん)
大満足。いいものを観させてもらいました。
いや、まさか三宅先輩が絡んでくるとは思いませんでした。CVは小林沙苗ですし。転校する記念に学校の清掃を思い立ち、魔法を使おうとするアクビに「魔法でやっても意味ないよ。自分でやらなきゃ」なんて、さわやか好青年! と思ったら、アルミ缶を色で分別しつつ「紫ゲットだ! こいつはレアだな」発言。わーい、こういう子好きです。
しかし先輩がいなくなった隙に魔法を使うアクビ。と思ったら失敗で謎の食虫植物が大量発生。なんかシノブのあの回を思い出しましたが。とはいえ、あくびをすれば元通り。って三宅先輩、「あくびして!」って言われて即座に出来るのはすごいぞ。
そして、陰で活躍していたのは前の学校でのころんの友達・ミホちゃん(キャストに名前は出ず)。顔立ちもけっこうかわいかったですし、ころんと三宅先輩を引き合わせつつ、自身は「ゴミ袋忘れちゃった」と言って立ち去る。恋のキューピッド的な立ち位置でけっこう気に入りました。まあ今後の出番はなさそうですが……。
ということでようやく、アクビはころんのもとに戻ることが出来ました。同時に、ころんも転校した先での友達、飯根くんや尾上カレン、そして手久野くん(?)と本当の意味で打ち解けることが出来た。なるほど、だから今回のサブタイトル、「おかえりなさい」なのがアクビちゃんでなく「ころんちゃん」なのですね。1話のときと同じく、空から学校を見下ろすころん。しかし今回は、そのまま下りていってみんなと合流。さりげなくも、実に考え抜かれたシリーズ構成となっています。
まるで最終回のような出来でしたが、よかった、まだ続きますね。次回は1/1午後2時からですか。録画予約忘れないようにしないと……。
2005年01月08日(土)
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第14話 白馬の王子を追いかけろ(KBS京都)感想
「恋と登下校は焦らずに、ね」(白馬ガク)
元日の分。第二クール突入で、なんとOPがついた! 素晴らしい完成度です。しかも、上北ふたごさん画で「なかよし」連載されてたんですね。おお〜、まるでABC日曜朝の世界だ。
そして本編も初期の超展開が戻ってきました。社会の授業で街のスクープを捜すころんたちの前に、謎の美少年・白馬ガク@福山潤が現れる。どういうキャラかというと、髪型は遊戯王にでも出てきそうで、無意味にキザな言葉を連発する、レジェンズのディーノ(初登場時)みたいな奴。実際、飯根くんには「キザオ」って呼ばれてますし。
そして、そんな彼にメロメロで追っかけをはじめる女子。こういうのが女子にはいいんでしょうか、よくわかりませんけど。このクラスメイトの言動がいちいち楽しい。中野アカリ@神田朱未の出番も多くて嬉しいですね。キャラとしてはプリキュアの志穂みたいな、ただしくり返しは二回まで。あと隅田さんとかいう無口系眼鏡っ娘もちょっとかわいい。氏名不詳の白馬をこっそり「オスカル」と呼んだりするセンスが抜群(別の意味で)。
あと、そんな騒動とは無関係な尾上さんの行動も酷い。スクープが見つからないからといって、男子に泥棒の格好をさせて自分が捕まえるというやらせ……もとい、「事実の再現」(本人談)を試みます。なるほど、このへんが朝日放送では放映できなかった由縁でしょうか(やめろ!)。そのあとの展開もすごい。おまわりさんに見つかって叱られる尾上を見て、ころんがアクビに助けを求める。エリカ先生に変身して、無意味に色仕掛けを試みるアクビ@谷井あすか。や、だから、何のサービスですか。
まあけっきょくは転校生だった、という予想通りのネタで落としてくれました。しかし、冒頭で「チコクチコク〜」といって彼にぶつかったころんちゃん、落とし物を返してめでたしめでたし、という、見ようによってはフラグが立ってるとも思えるオチです。え〜、ころんちゃん・飯根よしあくんカップルは既定路線だと思ったのにな〜(手久野くんは論外)。ともかく、まだまだ楽しめそうで嬉しい限りです。
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第15話 オトたまが来ちゃった!(KBS京都)感想
「やっぱりオトたまだったのねー! おとなしくツボに戻りなたーい!」(アクビ娘)
転校生・白馬ガクをあらためてフィーチャー、と思ったら、まったく関係ない話でした。ま、いいですよ、あんなやつ(おい)。
大々魔王をだまくらかし、壺の外に出たハクション大魔王。へー、壺の世界は百年の眠りについてるという設定だったのですか! 30年ぶりの人間界……って、このスパン、初代の放送と対応してるんですかね? リアルタイムで観た記憶が無いから、20年以上前の作品だろうとは思ってましたが……。
ハクション大魔王を呼び出した手久野くん、願いはころんとのツーショット。白馬との写真を盗撮して、コラでもするんかと思いましたが。PC持ってるのに何故焼き起こした写真を切り取る? 大魔王が校長先生に似てるという3話の伏線を生かし、校長に変装させます。本当に他人の空似だという設定も凄いけど、それをちゃんと伏線にしてるのも凄い。
そして大魔王が外に出たという知らせを受け、大魔王を捜し回るアクビ娘ところん。校長先生に化けた大魔王を疑わしくジロジロ見るアクビちゃんがやたら萌え萌えでした。30年経って日本に新しく出来たのはハンバーガーショップだけじゃなくて、萌えですな(やかましい)。
アクビ娘とハクション大魔王、親娘の魔法対決。なんか、どっちもどっちですが、娘のほうがちょっと強い? 無理矢理手久野くんところんのツーショットを撮ろうとする大魔王に、アクビは手久野くんにコショウを振りかけてクシャミを起こさせます。おいおい、その距離じゃころんちゃんにもかかると思うんですが。いや、単に咳き込む女の子の顔が見た(略)。
さて。今回は、けっきょく何のために挟まれた回だったのか。状況の変化としては、手久野くんが大魔王(そして魔法)の存在を知ってしまったというのが大きいでしょうね。二度と出てこない大魔王を恋い焦がれ、クシャミをくり返す手久野くんの姿が切ないです。それはまるで、ディスプレイから二次元美少女が飛び出してくる日を心待ちにするごとく(阿呆め)。
2005年01月16日(日)
「よばれてとびでで! アクビちゃん」第16話 エリカふたたび(KBS京都)感想
「乙女座からの使者。帰ってきたスーパーエリカ、たたいまご登場」(スーパーエリカ)
たまたま今週の「クイズ! ヘキサゴン」を見てたら、アクビ娘の名前を答えさせる問題が出てきてびっくり。田中真弓さんのナレーションで、初代ハクション大魔王が1969年、この作品のキッズステーション放映が2001年だということも判明しました。ところでその回は、島田紳助が解答者として出場するスペシャルだったんですが、この問題、誤答してましたね。妙なところで野川さくらさんとの縁がまたひとつ(違)。まあ、私としてはもともと紳助嫌いじゃないんで、復帰は良かったと思いますよ。
それはともかく、本編。白馬ガクと同じ班になりたいという女子のため、エリカ先生の提案したのはくじびきアンバランス(違)。しかも何故か班の名前が「イグアナ」とか大型爬虫類。即興で作ったにしては、くじに動物のイラストが描かれてたりするのもよく判りませんが。女子からの反感を恐れ、白馬のいるイグアナ班以外をと祈るころんちゃん@野川さくらですが、見事イグアナ班に決定。まさに「イグアナの娘」ですな、って、こういうネタがどれだけ通じるのかと最近不安になるんですが(だったら書くなよ)。「人生、複雑だよねー」と、なんか今日のころんちゃんは随分冷めてます。
翌日、花壇の水やり当番だったころんが寝坊して学校に行くと、花壇が荒らされている。犯人探しをめぐってクラス内の対立は深まるばかり。エリカ先生は「このクラスに花壇を荒らす人はいません!」なんて断言しちゃってるし、今度は青春学園ものになってまいりました。そして、もはや頼れるのはスーパーエリカしかいない! って、おいおい、どうしてそうなるんですかー。このあたりの唐突さがこの作品らしいわけですけど。しかし普通に考えると、単にこの先生の指導力不足だと思うんですが。
しかも犯人は、かつてスーパーエリカが退治した中学生だった……。って待てーい!! プラネテスじゃあるまいし、こんな端役キャラが再登場するとは思いませんでした。そもそも、なんでこいつらが小学校の花壇で宴会をせにゃならんのか。
そんなこんなでスーパーエリカ再登場。まあ、もとはといえば自分がまいた種ですからね、花壇だけに(言わんでよろしい)。そして、無事種人間を浄化(そうそう、種だけに……って違うっつーの!)。最後に、何故今までスーパーエリカに変身しなかったのか訊かれ、「コスチュームが入らなくなった」という予想通りのオチ。
まあキッズアニメとはいえ、こういう魔法少女もののパロディというメタ趣向が入ってるあたり、やっぱりこれも現代らしい作品なんだなぁという感じ。しかし、いまひとつ何がやりたいのかよく判らん話ですな。別に某まじかるカナンみたく、ころんちゃんの入浴シーンがあるわけでもないし……(当たり前だ!!)。
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