2005年04月05日(火)

「まほらば Heartful days」第13話 鳴滝荘のタカラモノ(テレビ愛知)感想

「にぼしかなー? にぼしが足りないのかなー!?」(黒崎朝美)

 完全オリジナルストーリー?(未単行本化の話とかでなければ) 梢ちゃんの過去とか、鳴滝荘の来歴については原作では厳密に遮蔽されていますから。26話(とは限らないけど)で終わらせるために、この設定追加は当然のことでしょう。

 鳴滝荘の「外」で八百屋のおじさんの口から語られる、鳴滝荘の過去。基本的に悪い人がいない、という「まほらば」の雰囲気から、そのエピソードは微妙に逸脱してはいますが、「内」で繰り広げられる騒動は、まさにいつもの鳴滝荘そのもの。こういうときこそ原作を知らない方の感想を聞いてみたいですね。私としては、原作エピソードに比してもまったく遜色のない出来だったと思います。騒ぎを起こす桃乃さん、振り回される白鳥くん、何気に張り切るくせに相手にされないジョニー(灰原さん)と、キャラも違和感なく動いていて楽しいし。そして何より、縁の下に潜る沙夜子さんがめちゃめちゃかわいいなぁ〜。ちなみに、黒崎家のあの話も超名作なんでぜひやってほしいところ(あの人が出たということはやりそうな雰囲気ですが)。
 最後に明らかになる「タカラモノ」の正体、そこからのオチは予想通りの展開ですが、まさにそれが心地良い。過去の鳴滝荘の住人が、今の住人の似姿そのものなのも、「いつまでも変わらず、そこにある」という世界観を大事に、あえて「よくできたお話」にしているのでしょう。鳴滝荘の過去が明かされる、というよりは、現在の幸せな状況の再確認、という意味づけが強いようです。さて、ここから先二クール目、どう展開していくのか、傍目で観てる私としてもちょっと楽しみ。

 ところでラスト、珠実@堀江由衣の「なんですとー!?」がちょっとかわいかった。

2005年04月05日 23:24 [2005年4-6月アニメ感想]