「いちねんでぃーぐみ、おんだきょーこ」(徳永心)
ううん、巧いこと仕上げてくれたなぁ。いつも言ってるとおり、本当の悪人を見るのがあんまり好きじゃないんで、この展開はある程度みんなが救われたものだったんじゃないかなと。
恩田恭子の行為は許し難いし、「ちっちゃいこに手を出す輩は極刑!」の一言でもって彼女を断罪すれば話は早いんだけど、それだと「ゆずゆちゃんが変質者にさらわれそうになったので結平おにいちゃんが助けてあげました」というレベルの話にしかならない。行為は行為、動機は動機として峻別して考える必要があって。自分の想いを素直に言葉に出せない、というのは、ゆずゆちゃん自身にとっても、結平にとっても、あるいは心ちゃんにとっても同じ。それが悪い方向に向いてしまった場合、こういう結果を招く実例を示したという点で、今回のエピソードは意義深いと思います。
で、そういう話なわけだから、視聴者のストレスを和らげるための演出が実に巧い。結平とか心ちゃんとか、デフォルメを多用するのは良い兆候ですよ。まあ、等身まで下げてしまうと、ゆずゆたち園児と見分けがつかなくなるので、Φなるの域にまで達するのは無理っぽいですが(達する必要はない)。あと、同じ家の中とは思えない鈴子ねーちゃんの部屋の内装、明らかにツッコミ待ちだなと思ってたら、ちゃんと結平がツッコんでくれました。原作にこんなシーンあったっけ? お姉様の言葉も実に含蓄深いけど、それに比して弟たちは何故こんなんなのか……。
それにしてもラスト、腕の中に入り込んできたゆずをくすぐる結平は別の意味で許せんな(笑)。
投稿者plateau: 2005年04月30日 19:30 [2005年4-6月アニメ感想] [愛してるぜベイベ★★]