2005年04月03日(日)

「名探偵ポワロとマープル」第33回 スリーピングマーダー〜その4 迫り来る魔の手〜(NHK)感想

「女の顔を覆え。眼が眩む。彼女は若くして死んでしまった」(???)

 先週の推理、半分当たり(あのな)。回想シーンとはいえ、もう一度子守な門脇舞さんのお声を拝聴できて嬉しい限り。っていうか、犯人自体もCVからだいたい予測したとおり……。ま、下手なキャスティングすると声オタに展開を読まれるということをスタッフは思い知(黙りなさい)。

 最後まで、けっこうサスペンスな展開。これはなかなか面白い。っていうか、ひょっとしたら原作では、もっと後まで犯人の正体が明かされないのかもしれませんね。映像で出してしまうと、どうしてもあの時点で犯人を明かさざるを得ませんから。それでも充分面白かったです。マープルおばさまも年に似合わぬ大活躍。これは原作でもこうなんでしょうね(じゃなかったら、メイベルにこの役を負わせたほうがアニメのシリーズ構成的には都合がいい)。しかし事後、グエンダに「あなた、運がいいわね」なんて言ってますけど、相変わらず勘繰ってしまいます。
 そして明かされる真実。なるほど〜、綺麗に伏線がつながっていきますね。しかし、今回の動機はけっこう私にとって重い(笑)。水○○とか朝○○○とか木○○○○とかの面々も気をつけたほうがいいですな(冗談ですよ)。
 それにしても、けっきょく今回の事件で一番割を食ったのは元メイドのリリーですな。ホントは何も知らなかったのに、グエンダが過去を突ついてしまい、自らも欲目を出したせいで魔の手にかかってしまう。そして何よりの不幸は、けっきょくCVが誰か判らなかったこと(ひっぱるな〜、あんた)。

 ……って、けっこういい終わり方だったのに、なんで最後であんたが出てくるですか! せっかく今回は耳に優しいキャスティ……ん? んんん? いや、いいんじゃないですか。メイベル成長物語としてはしっかり平仄が合ってますよ? ちゃんと途中でマープルおばさまに披瀝した推理も正鵠を射ていたし、親子愛というテーマにもしっかり沿っています。おかしいな、なんで憤りを覚えたんだろう……。

投稿者plateau: 2005年04月03日 20:52 [2005年4-6月アニメ感想] [アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル]