2005年03月27日(日)

「魔法少女リリカルなのは」第六話 わかりあえない気持ちなの?(キングレコード)感想

魔法少女リリカルなのは_DVD2「これが、わたしの理由!」(高町なのは)

 今日も朝から晩までアニメ視聴三昧。MBSアニメシャワー枠が休止で逆に助かりました。まだ昨日の「アクビちゃん」最終回が残ってるんですけど、それを後回しにしても「なのは」DVD Vol.2の続きが観たくて仕方ありませんでした。

 いやぁ今回も満喫。本当に、これが毎週TV放映されていたことが信じられないくらいのクオリティ。
 とにかく、回想シーンの使い方が素晴らしい。ちっちゃいアリサ&すずか&なのは萌え〜とか言ってる場合じゃありませんよお兄さん(自分だよ)。最初からシーン全部を出さずに、断片的な映像でフラッシュバックする記憶。アリサとすずか、そしてなのは、三人が同じ想い出を共有していても、それぞれの捉え方、昇華の仕方はもちろん違う。これによって、一人で悩んでいるなのはを想うアリサとすずかの気持ちと、フェイトとわかりあいたいというなのはの気持ちが同時に語られるという超絶技巧。これ以降、本筋がフェイトとのことに移行していく分水嶺として素晴らしい出来の回です。また、なのはがアリサに言ったという「痛い? でも大事なものを取られちゃった人の心は、もっともっと痛いんだよ」という言葉だって、そのまま出せばちょっと浮きすぎるくらいのセリフなのに、それをアリサの口から語らせることで和らげています。もっと深読みすれば、ほんとはそんなことは言っていないという可能性だってあります。後の展開を見るように、なのは側の回想にはそのシーンは含まれてない上に、なのはは「想いを伝えられなかった」と言っています。すずかが憶えていないことからも、アリサが「いかにも彼女が言いそうなことだ」と、後から記憶を無意識的に改変した、ということも考えられるのですが、如何に(無意味な問いかけ口調は鬱陶しいからやめましょう)。
 そしてフェイトのシーン。おお、やはりサウンドステージ02の「第5.5話」を先に聴いたおかげで、ずいぶん印象が変わります。アルフがフェイトに言った「ちゃんと食べないと」ってのが、こう効いてくるとは。
 街中に潜むジュエルシードを求め、ふたたびめぐり逢うなのはとフェイト。しかし、この変身シーンは毎回良いですね〜。別に私がそう言う属性持ちだからというだけでなく(それもあるのかよ)、レイジングハートをかざすなのは自体が、またレイジングハートの中にあり……という入れ子状態が好きなのです。あと、いま気づきましたが、制服のときよりもリボンが大きくなっているのは、なのはの抑圧された心の解放を示している、とかエセ精神分析できそうな気も(戯言です)。
 そのあとの対決も極上セイトカイ(検索回避のためカナ表示……ってそこまでして書くネタでも)。アリサともすずかとも、最初は友達じゃなかったというなのは。想いを言葉で伝えられなかったせいで、気持ちが伝わらなかった。なるほど、話し合いたい、というなのはの想いを、こういう形で描き出すわけですね。こうやってきっちりやってくれれば、甘いとか幻想とか言う気はまったくありません。自分の名前と、ジュエルシードを集める理由を語るなのは。フェイトに逢って、いきなり最初からべらべらしゃべったら危ない人ですが、2話を経ているので充分共感できます。そして、それにつられて口を開こうとするフェイトですが、アルフに止められる。うお〜、これまた、サウンドステージを聴いている身としては、もう胸が締めつけられそうなシーン。
 同時にジュエルシードを捕獲しようとするなのはとフェイト。そして閃光。なのはを気にするすずかのシーンが挟まれた後、暗転、ED。うあー、続きが気になるー。もうDVD Vol.3は手に入れてるんで、こうなったら実家に持っていこう(笑)。4/2ごろには感想をUP予定。

 ところで、DVD特典について少々。ノンテロップEDはあんまありがたみがないですな(笑)。TVCM集は、放映開始前と開始後、局別に放映時間も変えて、5種類くらい似たようなCMを立て続けに流してくれて、田村ゆかりボイス満喫。出演者インタビューはフェイト@水樹奈々とアルフ@桑谷夏子。「役がアルフに決まって嬉しかった」という桑谷夏子の回答がどうしてこう嘘臭く聞こえるのか(おい)。
[amazon](関連:[Soundstage03][DVD Vol.3])

2005年03月27日 22:08 [2005年1-3月アニメ感想] [◎ 魔法少女リリカルなのは]