2005年03月20日(日)

「ふたりはプリキュアMaxHeart」第7(56)話 ファイトだなぎさ! 家事で火事場の馬鹿力!(ABC朝日放送メ〜テレ)感想

「こんなおねえちゃんって、どうなの?」(美墨亮太)

 ううむ。最近、話の発散っぷりがすごいですね。まあ無印の頃から、一話の中に要素詰め込み過ぎなことは珍しくなかったんですが。アカネさんのこととか、ひかりの成長とか、それなりに主題は通じ合ってる気もしなくもないんですが、どこか中途半端な印象は否めません。

 というか、もっと亮太くんを出せぇ〜いっちゅう話なわけですよ。いやぁ、亮太くんかわいいよ亮(略)。今回作画が絶好調だったせいかもしれませんが、小学6年生とは思えない幼さでめちゃめちゃ萌えぇ。それだけに、中盤ぜんぜん出番が無かったのが惜しいところ。まあ、亮太くんがザケンナーとの戦闘に巻き込まれて……というのは無印11話でやってるから、今回は亮太くんのことを底流としつつ、ひかりの成長とか、もっと広い世界を描いてみたというのは理解できなくもありません。しかし、せっかくの萌えポイントを逃すというのはつくづく惜しい(観方、間違ってます)。っていうか、実際問題、なぎさに宿題を頼んでもムダだというのは亮太くんもとっくに認識してるかと思いましたが。なぎさもけっきょくほのかに頼るんだったら、なんで弟を連れてってあげないのか。お姉ちゃんとして情けないところを見せたくない……というわけでもないでしょうに。
 まあしかし、その後でほのかがなぎさを叱るとこはけっこう良かったです。料理下手のなぎさに替わって、「じゃあ私が家にお邪魔して作ってあげる!」という展開になるかと思ったら、ちゃんとなぎさ自身に作ることを薦めるとは。亮太くんの宿題にしても、ちゃんと自分でやらせるべきだと言ったり、そのへんは「さすがほのかさん」ですなぁ。
 で、そうはいっても「私、食べる人!」に甘んじたい様子のなぎさ。ここから、アカネさんと先日の中尾君の話につなげていくのは面白い展開。アカネさんが商社を辞めてたこ焼き屋をはじめた、という事情がはじめて語られます。しかし、「みんなの笑顔が見たかった」と言うアカネさんの姿を肯定的に描くのはどうなのか?(と、この時点では思いました) 私自身はまだ社会人ではないですけど、それこそ商社とか、普通の会社でも、目に見える形ではなくとも誰かの役には立っているわけで。そういうのを否定するような言い方は、プリキュアの大きなテーマである「日常を大切にする」というのとはちょっと違うんでは……と思っていたら、ちゃんと後でフォローがありましたね。アカネさんを会社に引き戻そうとする中尾君。アカネ自身も、本当は(会社の仕事を)やりたいんじゃないかという言葉が秀逸です。これまた次回に持ち越されるんですが、こういう、どっちかの言い分が絶対的に正しいとか間違ってるというわけではない、という形にするのはいかにも今風ですかね。
 ともかくも、やる気を出したなぎさ。その心意気に応じてか、先週ラストで出てきたハーティエル・パション@菊池こころが姿を現します。思ったとおり情熱キャラですね。シークン@永野愛もあいかわらずめちゃめちゃ萌えるんですけど、こっちも素晴らしい。現れたザケンナーに立ち向かうその勇姿を見よ! こんな小さいのに、と言うひかりにも「大きさなんか、関係ねえ」。その通り! その通り! っていうかむしろ、ちっちゃいのは正義! ……とまで言うと、この作品の趣旨とはまた微妙にずれてしまうのですが(笑)。
 プリキュアに襲いかかる野球ザケンナー。なんですか、闇の住人たちは野球に興味がおありですか? つーか、いずれ闇の世界を支配する少年に、虹の園の遊びなんか教えるというのは帝王学に背くような気もいたしますが。そういえば、冒頭でさっさと出ていったウラガノスにサーキュラスが「ひとの話を最後まで聞け」と言ってるのが笑った。良いコンビです(なんか今回感想の時系列がめちゃくちゃだ)。
 話を戻して、ザケンナーに囚われてしまうプリキュアのふたり。ここでひかり登場。このあたり、どう解決するのかちょっと楽しみでした。あくまで「虹の園の伝説の戦士」ではないひかり=シャイニールミナスが、直接ザケンナーと闘うことはありえないはず。そうなったらそれこそ「さんにんはプリキュア」になっちゃいますからね。結論としては、「ルミナス・ハーティエル・アクション」(と聞こえた)によって、ザケンナーの動きを止め、さらにプリキュアに力を与える、という展開。まあ悪くはないですね。前回のような、ひかりをプリキュアが助けて、さらにシャイニールミナスがプリキュアを助ける……というのではなく、純粋にシャイニールミナスがプリキュアを助けるという構図。これぞまさに「熱きハート」というか、義侠心のようなものでしょうか。っていうか、ぶっちゃけ、先週から言ってるように、ひかりをほっといて変身しちゃうなぎほのが悪いんだと思いますが。まあ今回の経験を活かして、次回からは三人でいっしょに変身、バンクシーンも変更……という流れになるのかもしれませんけど。
 で、アカネさんのことについて次回への伏線も張りつつ、ラストはなぎさの手料理。「大事なのは、誰かを喜ばせたいって気持ちなんだよね」と言うなぎさの笑顔に勝るものはありません。麗しき家族愛ふたたびです。で、まあ、肝心の味は……というのはお約束。しかし、さすがの亮太くんも、とっさに取り繕ったり、お父さんも「個性的な味」という最大限の譲歩。これまた麗しき家族愛ですか(笑)。

 それにしても、EDであらためて見てもルミナスのアクションポーズはものすごいなぁ。

投稿者plateau: 2005年03月20日 20:30 [2005年1-3月アニメ感想] [ふたりはプリキュアMaxHeart]