「だから、甘栗ちゃんがおいしいのは、誰のおかげかって言ってんの」(アルス)
アルスも総集編を残すのみ。ああ、本放送時に31、32話を見逃したことに改めて口惜しさを感じます。
魔女界の滅亡という大きな物語と、大切な人を守りたいという小さな願い。それがこの話数で、見事に融合を果たしています。これをすっ飛ばしてしまった故に、私としてはこのあとの流れに今ひとつ乗れなかったわけですね。通して見てみれば、一目瞭然。アルスが大切に思っていることは、まったくブレず、終始一貫してそこにあります。
そんなアルスに対して、まわりの人々の印象が一話ごとに変わっていくのが面白い。31話で思いっきり悪巧みをしていたシグマが32話ではいきなりどん底に突き落とされる。また、レノンに告発をされたアテリアも、悪役の印象から魔女界のために身を賭して尽くす魔女へと変貌を遂げる。そして、微妙にネタばれですが、それぞれのキャラは次回以降でさらに印象を変えていきます。この時点では、「どうせ滅亡するんだから」と、この上なく退廃的な思想を変えていないレノンも、また然り。そのダイナミックな流れには眼を奪われるばかりです。
また、物語の中核である「魔法少女隊」の三人にも注目ですね。とくに、最終回での大ネタを考慮に入れると、「彼女」の行動が実は、ある人物の手のひらの上に載せられていたものだったということになって、物語はまるで違った様相を見せることに。よく考えられてるな〜と感心しきり。
投稿者plateau: 2005年03月11日 23:53 [2005年1-3月アニメ感想] [魔法少女隊アルス]