2005年03月12日(土)

「カードキャプターさくら」(再)第43話 さくらのさよなら苺鈴(NHK教育)感想

「それって私が欲しい気持ちとは違うもん」(李苺鈴)

 女の子に不用意に優しくすると一生後悔するという話でした(全然違います)。切ないなぁ、苺鈴ちゃん。

 今日も今日とてケーキ作りに失敗する苺鈴ちゃん。しかし、母親からの電話で急に香港に帰ることに。仕方ないことだという小狼に「私はジャマなの?」と言う苺鈴。そんな彼女を慮って、さくらは自分の家に泊まりに来ることを提案。「お父さんがケーキ作るの上手」というさくらに、一瞬苺鈴が反発するかと思いましたが、すんなり受け入れました。自分の苦手とする分野に秀でた人間に対し、嫉妬ではなく純粋な尊敬をもてる苺鈴ちゃんは素敵ですね(というか、この作品のキャラは基本的にそうなんですが)。
 で、その通りに藤隆さん特製ケーキを堪能する苺鈴。「これじゃあ貴女、ダイエットに苦労するわね〜」という言葉がちょっと面白い。いっぽう、ケロちゃんは知世ちゃんちにお泊まりで、封印の獣ケルベロスの勇姿を大画面で堪能。こんなこともあろうかと、さくらちゃんはにゃあんビデオ集から切り出してたんでしょうか。さすが知世ちゃんです(笑)。
 ベッドの中で、自分が人を好きになったきっかけを語るふたり。修学旅行とかでありそうですね(実体験はありませんが。いやホント)。さくらは雪兎に一目惚れ。苺鈴は小狼と幼なじみ……と一言では言えませんけどね。むしろ、苺鈴ちゃんのほうがさくらちゃんみたいです。D.C.〜ダ・カーポ〜の(また言うか)。ずっと小狼を見てきた苺鈴に対し、小狼は苺鈴のことを見てくれていない……というより、どう反応していいか判らないんでしょうね。恐らく小狼は、どうして相手が自分のことを好きでいるのか、最初の体験のときからずっと判っていないはず。それと同じことが、今、さくらに惹かれはじめている己の心に対しても起こっていることでしょう。自分を取り巻く小さな世界に対する圧倒的な認識力不足は、李家の嫡男としてエリート教育を受けてきたせいか……とか、心理分析できそうですけど、小僧のことは眼中にないので略(おい)。
 そしてクロウカード、ツイン登場。今回は偉さんを双子にするという意味不明な行動に出ましたが、小狼たちの住むマンションをツインにした実績を買われて名古屋のセントラルタワーズ開発に携わったり、昨今の双子萌えアニメにも密かに関与していたりと、八面六臂の活躍をしているとの噂も(黙りなさい)。
 戯言はともかく、今回の闘いはほとんど苺鈴が自己を肯定するためのものですね。まあ、クロウカード集めだけが人生じゃないから、ホントにそれはダメでも、ほかにいくらでも苺鈴が苺鈴らしくいられる居場所はある、というのでも良いと思うんですけどね。とはいえ、形だけでも最後はさくらがレリーズすることを許したあたり、苺鈴の意識も変わっているということがはっきり判ります。
 そして飛行場での別れ。苺鈴が小狼にした約束、「小狼に好きな人が出来るまで、私が小狼の婚約者」……。うーん、実に後々の展開に都合良く(略)。それでも、小狼の一番にはなれなくても、苺鈴ちゃんもきっと幸せになってほしいですね。

 ということで、残り三話です。しかし、「えむぜろ?」に書いた通り、さくらカード編もどうやらやってくれるみたいですしね。もちろん「ツバサ・クロニクル」も楽しみですし。

投稿者plateau: 2005年03月12日 23:14 [2005年1-3月アニメ感想] [カードキャプターさくら]