「連れてきちゃった」(美墨なぎさ)
待望の新章スタートです。既にして「懐かしい」と思える前シリーズの場面が端々に挿入されていて、一年(弱)の厚みを感じた1話でした。今後、これをどう先につなげていけるかが見ものです。
今回の仕掛けのひとつとして、不安を感じさせる展開を見せておいて、実はそれが幸せな日常だった、という構図が頻出します。アバンからそれをやってきたことから、その意図するところは明確かと思います。なぎさの背後に忍び寄る怪しい影。と思ったら亮太だった! という。そのあとも、志穂に新婚生活を訊かれたよし美先生が一瞬ためを置いてから「ラブラブモード全開」と言うところや、ラスト近くの、真っ暗ななぎさの家に潜む侵入者など(これはちょっと違う要素があるんですが)、同様の展開をくり返しています。これで、視聴者も「日常の良さ」を実感できるようになってて面白い。
さて、では久々に逐次展開を追いつつの感想行ってみましょう。
まずは新OP。「マックスハート」ってのをこう入れてくるのですね。映像はカッコいいけど、日常のシーンが無くなってたのがちょっと残念。と思ったら、CM後のサブタイトル画面ではちゃんと「ふたり」の日常が描かれてて安心しました。
新学期のベローネ学院。教頭も相変わらずです。そして舞台は3年桜組。土手を走ったりするんでしょうか(そりゃ桜中学3年B組だ)。なぎさ、ほのかに志穂莉奈、みんないっしょです。夏子&京子とかの姿は確認できませんでしたけど、もしかしてどっかのさくらちゃんの学校のようにクラス替え無しですか? 中2から中3でそれは珍しい気もしますけど。もしくは、実は一学年一クラスだった! というトリックとか。そして担任も同じく新婚ラブラブのよし美先生。愛と追憶の肉じゃが「あ〜ん」にクラス一同ドキドキです。「肉じゃが」→「汁がしたたる」と想像したに違いありません。「お口」や「箸」のメタファに気づくとは、さすが中三ですな(新シリーズ開始早々こんなことを書いてしまう自分に反省)。
科学部部長となったほのか、ラクロス部キャプテンとなったなぎさ。ほのかはともかく、あれだけ試合をすっぽかしたなぎさが「全員一致」で推挙されたというのはちょっと疑問も残りますが(おい)、それも彼女の人望というものでしょうか。これで今シリーズもたびたびいなくなったりしたら、部員からの突き上げ、部費の不払い続出で更迭と言う展開も(あるか!)。
いっぽう光の園ではクイーン消滅の危機。えーと、「別にあんた、いらないじゃん?」とか言うの禁止です。長老の語る「クイーンの作り方」。クイーンは三つの要素「命と心、12のハーティエル」から出来ているそうです。新たにシリーズ構成を練り直したみたいな設定も「光の園の伝説」のひとことが免罪符。「今日はよどみないですね」と番人のツッコミ役も健在です。それに対し長老、「ここは大事なところじゃからの」って。この一週間、必死でセリフを練習してたんでしょうか。まあ向こうの一日はこっちの百年ですし、たっぷり七百年ぶんの予習期間が(そういえば、この設定ってまだ生きてるの?)。
そしてザケンナーの襲来に、蘇るメップルミップル。「だけどあのとき永遠の眠りに着くって」とか、「(コミューンの形状が)ふたりとも前と変わってない?」とかいう、大きな力による都合をスルーして「早く変身を!」というメップルにちょっと笑いました。おお、ハートフルコミューン、手かざし認証ですか! 時代は非接触ですね。でも、ふたりが「手をつなぐ」ことの重要性は相変わらず。
変身シーンもやたらアクションが派手です。キュアホワイトの「闇の力の僕たちよ!」、キュアブラックの「とっととおうちに帰りなさい!」は健在で嬉しい限り。衣装も「少し変わってるみたいだけど」って、ほのかさんほのかさん、もうそれは引きずらないほうが。っていうか、むしろブラックの衣装変更を嘆く声のほうが(一部では)大きい模様。あ、私はべっつにぃ〜。露出度が高いのって必ずしも好きじゃないんで(そんな好みの問題かよ)。
パワーアップするプリキュア。そして久々の「プリキュアマーブルスクリュー」……MAX! ああ、必殺技のインフレ化が……。次回以降、また新たな技が出てくることも期待しましょう。
そして家に帰ったなぎさを待ち受ける、番人と長老。番人はともかく、長老をこの家でお世話するのは、それこそありえない。それとも長老も小動物に変身しますか? ときどき元の姿にもどってのセクハラ攻撃も忘れずに(時間帯が違う……)。
ふたたび、街を見下ろす丘。クイーンの志、ハーティエルのひとりの登場です(アイキャッチでネタばれしましたね?)。って、か、かわええ〜。そして河原にひとり、九条ひかり@田中理恵、「ここが、わたしのいるところ」……。事前情報を意図して仕入れてないんで、どう関係してくるのか判りませんけど、なかなか萌えそうです。
これで終わりかと思いきや、舞台は一転して洋館。って! 執事ザケンナー生きてたのか! すげぇ、今回で一番びっくりした! そして扉が開かれ、現れた少年……。なんだなんだ、この子がジャアクキングの生まれ変わりですか!? 敵も味方も低年齢化が進む昨今です(おい)。
そして新ED。まったくの新曲ですが、これもなかなか。しかし映像、これ、その日のダイジェストを毎回差し替えるのでしょうかね。ずっとこのままってのもちょっと。
次回予告。サブタイトル長いのはもうデフォルトなんですか(二段構えなのは変わらずですが)。おお〜、なぎさの「今その話はしたくない!」のセリフまで再登場しててちょっと嬉しい。
まあ、本格的な枠組み設定は次回に語られるでしょうから、まだ保留の部分もあるんですが。変わらないところはそのままで、変わるべきところは変わって、新たな物語を紡いでいってほしいと思います。こっちも全力でツッコみつつ感想を書いてきますんで。「ツッコミもMaxHeart!」が以後の合い言葉です(なんのこっちゃ)。
投稿者plateau: 2005年02月06日 11:44 [2005年1-3月アニメ感想] [ふたりはプリキュアMaxHeart]