2005年01月28日(金)

「魔法少女リリカルなのは」第一話 それは不思議な出会いなの?(キングレコード)感想

魔法少女リリカルなのは_DVD1「これからはじまるのは、そんなであいとふれあいのお話。魔法少女リリカルなのは、はじまります!」(高町なのは)

 ついについに、待望のDVD一巻発売です。昨年のTV放映は観られる環境になかった私ですが、各地の感想を見てDVD購入を決意して三ヶ月あまり。その期待以上に極上の第一話でした。なお、TV放映時に視聴された方への敬意を込めて、基本的に週に一話の視聴を予定しています(本当は本放送と日時をあわせられたら良かったんですが、土曜深夜はただでさえ他の放映が多いので)。

 さあしかし、どう感想を書くかというのが問題ですね。あらかたの筋立ては既に他所様感想で知ってしまってますし、それを諒解済みでこの一話を観ると、いろいろ判ることがあるんですが、それを書くのはちょっとずるっこい気もします。
 まあそれでも、ひとつだけ言うとすれば、高町なのは@田村ゆかりが魔法少女となる前提段階としての「平凡な日常」を描き出す手腕が素晴らしい。そしてそれを通して、「ごくごく普通の小学3年生」という彼女自身の立ち位置がしっかり規定されています。
 とにかく、各シーンが非常に印象的。なのはとユーノくんとが出逢う直前の場面をはじめとして、カメラワーク(と言っていいのか)が独特で観てて飽きないですね。今後、このクオリティが維持されるかどうかは定かでないんですが……。
 もはやお約束とも言える「仲良し三人組」のキャラ構成ですが、これもまた良い。月村すずか@清水愛の話は後のエピソードに譲るとして、アリサ・バニングス@釘宮理恵が素晴らしい。サウンドステージで聞いたときから気になってたんですが、登場してすぐさまキャラをつかませるその言動はお見事。三人で公園を歩いてるとき、すれちがう犬に吠えられてひとり「Be Quiet!」と怒鳴るシーンなんかも、すでにして「彼女らしい行動」と捉えられてしまいます。こういうとき、キャラ萌え属性の有用さというのを実感しますね。
 そんな同級生たちとの交流に加え、この時点でなのはが属しているもうひとつの枠組み、「家族」の描き方。これこそ、微妙に後の展開を知っているからこそだと思うんですが、ほんの少しの違和感が際立っています。例の超絶食卓シーンも、ひょっとしたらそれを暗示するものなのでは、と思ったり(しかし、本当にものすごい動きしてますなー)。
 そしてなにより変身シーンですよ! これはすごい。レイジングハートも印象的だし、微細なところまでめちゃくちゃ凝ってます。あー、実際に見てみてはっきり判りました。こりゃたしかに、こんなもんと比較対象にされた某まじかるなのが気の毒です。

 総合として、DVDシリーズ全5巻をコンプリートするのを決意するのに充分足る質の高さでした。いやー、これから毎月楽しみです。
 ところで、実はいちばん予想と違っていたのがEDだったり……。曲だけは聞き慣れてたからとくに。
[amazon](関連:[Soundstage2][DVD vol.2])

2005年01月28日 09:10 [2005年1-3月アニメ感想] [◎ 魔法少女リリカルなのは]