「まっててねにいちゃん、ぼくがたすけにいくからね!」(ユキオ)
うわははは。今までで一番面白かった。ここにきて急にギャグ展開を盛り込んでくるとは。
シャラクも夢中のスーパーヒーロータイム(局違い)・ビッグマスク。CVが岸尾大輔さんと知って、巻き戻してもう一度見てしまいました。
撮影の見学におめかしするピノコ、なんかこの服かわいいです。そんなピノコに懐かれる怪人役の青年の「年が離れた弟がいるから、ちっちゃい子が好き」発言に反応してしまう私も我ながらどうかと。いやまあ、ピノコの実年齢は……とか思ったりもするんですが。
で、今回の主役はその弟・ユキオくん。足の病気でBJの治療を受ける兄ですが、BJの風貌からユキオは兄が改造人間にされてしまうと勘違い。またうまい具合に怪しいセリフだけ聞きかじったもんです。そして嵐の晩、単身BJ邸に乗り込み、さらに勘違いを重ねていく。この作画の無駄な気合いの入りようが最高に面白い。
っていうか今回のBJ、なんかあったんでしょうか。自分で「あっちょんぶりけ」なんてセリフまで言ってるし、勘違いしたユキオのためにひと芝居打つとこなんか、やたらノリがいい。話の流れからしてどうせ今回も報酬はもらってないだろうに、そこまでするか……。ところでピノコ、BJに「悪役の扮装する必要がない」って言ってますけど、実はシャラクもそうなのでは……というのは明らかにネタでしょうね(バンソウコウの上に三つ目を貼ってた)。
そして最後のオチも絶妙。ここまでやっておきながら、ユキオの「あんなのTVの中のお話だよ」という言葉。こういう意地悪な仕掛けをしてくるとこが面白い。はじめから彼が全部判ってたなんて伏線はない(と思う)から、途中で気づいたのか、あるいは照れ隠しの言葉か……。それが視聴者の想像にゆだねられるわけですね。そしてもう一段メタレベルに立ってみれば、この「ブラック・ジャック」というのもひとつのお話にすぎないわけで……と、そこまで考えが及んでしまうカラクリ。私はこの作品、単純な感動を見せるだけのアニメじゃないと信じてるんで、今回は非常に良かったです。
投稿者plateau: 2005年01月24日 23:31 [2005年1-3月アニメ感想] [ブラック・ジャック]