2004年06月01日(火)

「神魂合体ゴーダンナー!! SECOND SEASON」#22「激突! ダンナーVSガイナー(KBS京都)感想

「わたしは、ぜったいゴオちんと一緒なの」(猿渡杏奈)

  • 剣の死を覚悟し運命を共にする決意のルゥ「わたしたちの邪魔をしないで
  • 擬態獣の中には剣の愛する人・ローザ@皆川純子の機体、セレブレイダーが
  • セレブレイダーに乗り込むルゥ。復活した擬態獣に、剣と合体し攻撃
  • 剣、ラビットシンドローム発症。ゴオ、命令を無視しダンナーに乗り込む
  • 杏奈、ゴオと合体しガイナーと闘う
  • ダンナー勝利も、擬態獣の大群接近。世界各国のベースに一斉攻撃
  •  おおー、熱い熱い。話としては盛り上がって良い感じなんですが、こうなると途端に感想が書けなくなるんですね私は。まあ普段からろくなこと書いてないんですけど、余分なシーンがないぶんツッコミもできないというか。こういうときは「次回も期待」とか適当なこと書いてお茶を濁すんですね。さあ過去ログも調べてみよう!(やめてください)

    投稿者 plateau:02:17 [アニメ/アニメ魂枠]

    2004年06月02日(水)

    真島悦也「ちとせげっちゅ!!」1(竹書房バンブーコミックス)感想

     あ・た・し、桜庭ちとせ、11歳。恋に恋する小学五年。学校の、そばにある、役場のお兄ちゃんがだーい好き(はぁと)。毎朝逢いに、行きたいけれど、行き遅れの先生に叱られちゃうの。早く大人になりたいな。って、言うじゃな〜い?
     でもアンタ、4コママンガの主人公ですから! ずっと年取りませんから! 残念!
     ギャグマンガの掟斬り!
     ……戯言はともかく。
     うわぁ、すごくいい、この作品! げっちゅ萌え! っていうかむしろ萌えげっちゅ!!
     いやぁ、現実の小学生がこの作品を見て真似しないことを祈るばかりです。時節柄危険です(お前がな)。
     典型的な萌え絵柄&キャラ設定なんですけど、それが実にいい。ひたすら同じシチュエーションをくり返し見るうちに、ハマります。中盤以降、黒系不思議キャラ・雛子ちゃんが唐突に登場したりしてキャラの動きが固まってきて、ギャグのノリも絶好調。タイトルの引っ掛け方もなかなか素晴らしい。
     小学校が舞台ということで、年中行事も盛りだくさん。とくに夏、夏と言えばスク水!(最近、人生に矛盾を感じることしきり)
     あ、もちろん男キャラは役場のお兄さん(柏原宏志)と上司のシゲさん以外ほとんど出てこないのでご安心を(何がだ)。
     こんな萌え4コマもいいんじゃな〜い、と思う今日このごろでした。
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    投稿者 plateau:00:22 [マンガ感想]

    2004年06月03日(木)

    「天上天下」FIGHT.9 粛正(ABC朝日放送)感想

    「お前には、この男が龍に見えているのか」(高柳光臣)

  • 凪宗一郎、高柳光臣に倒されるも、ふたたび立ち上がる
  • 無限の気。それは二年前、棗真夜の兄と同じだった
  • 文七、文字通り水を差す。生徒会撤収
  • 闘いの終わり。真夜、柔剣部の皆に真相を話すことを約束しつつ、ボウリング場を後に
  •  やっぱり説明のセリフが多すぎな気がします。良いですけどね。
     しかし、「凪宗一郎」の名前のトリック(?)はちょっとびっくりしました。こういうのって好きです。「名簿を見たときから、気になっていた」って、なるほどね……。
     ようやく闘いも終わり、次回は気になる真夜と光臣の過去話ですか。……はいはい! 次回予告に出てたひとりのキャラが気になります!

    投稿者 plateau:00:28 [アニメ/天上天下]

    「ふしぎの海のナディア」(再)第9回 ネモの秘密(NHK教育)感想

    「私を艦長とは呼ぶな。この船は軍艦ではない」(ネモ)

  • ふたたびノーチラス号に乗るジャンたち。ハンソンとジャン、船に興味津々
  • グランディス、ネモ船長にときめく
  • ナディア、ネモの奏でるパイプオルガンの音色に惹かれる
  •  前半と後半にやたら齟齬があるのが気になりますが(初対面ではサンソンはエレクトラに反応してたのに、後半はむしろハンソンのほうが気にしてたり、部屋に鍵がかかってるはずなのにやたら勝手に出歩いてたり、ネモもジャンたちに逢いたくないと言ってたのにあっさり逢ったり)。
     今回もまた、「ネモの秘密」なんてサブタイトルをつけて、それが明かされるかと思いきや、ほんとに秘密のままで終わるというひねくれアンチネタ炸裂が楽しめました。

    2004年06月04日(金)

    清涼院流水大塚英志箸井地図「探偵儀式」I(角川コミックスA)

    「俺たちはボランティア探偵倶楽部!! 略してBDCだ!!」(伽藍堂天晴)
    「ボランティアは"V"だ」(笹山徹)

     うわははは。めっちゃ面白い。
     単に私の好みの問題かもしれませんが、蓮見桃衣さん画のシリーズもいいけど、こっちのほうが突き抜けてて好きです。
     実は流水大説って、マンガやアニメという視覚的メディアとの親和性が良くない気がするので(文ショウも使えませんし)、あえて原作を離れて好き勝手やった大塚英志脚本が良い効果を上げていると思います。あとがきにも書かれてますが、マンガって、ほとんどどんな反則も許されてしまうところがあって、ある意味世界自体が反則なJDCワールドをマンガで表現するには、さらに過剰な要素が必要なわけで。そういう意味でも、そのあたりを知り尽くした大塚英志ならではというところ。といって、実は大塚英志さんの原作の作品、他に読んだことないんですけど。
     あ、それとカバー下の趣向は凄いと思いました。まさに逆転の発想。
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    投稿者 plateau:00:02 [マンガ感想]

    「謎を解け! まさかのミステリー」(よみうりテレビ)感想

     しかし島田紳助はほんとに司会がうまいですね。某野川さくら事件以来、極めて特殊な層には不人気なのかもしれませんが、私は前からけっこう好き。
     それにひきかえ、一部解答者にはプロとしての自覚を持っていただきたい。解答するという最低限の仕事も出来ずに何が芸能人か。

  • 55万個のピンポン球を必要とする男の謎
    →解答:
    雪崩の研究者だった

     これ、小説だったら逆に嘘っぽすぎるような話ですね。関係ないですけど、子ども向のボールプールってなんかいいですよね(何が)。

  • 汚くて高いソファが大人気の謎
    →解答:
    車だった

     こういうしょうもないのはけっこう好き。

  • 犬が倒れるだけで数十億の得の謎
    →解答:
    アワビ探知犬だった

     うーむ。発想としては既存の枠を出てないんですけど、倒れるというのは新機軸かも。もう少し詰めがいがある気もしますけど(小説じゃないからいいですが)。

  • 「魔法少女隊アルス」第9話(NHK教育)感想

    「山小屋、ハイレグ、ロックンロール」(アルス)

  • 妖精の供給がストップし、魔法大会の開催が危ぶまれる
  • アルスの呪文を語呂合わせで覚える方法が流行る
  • 三賢者アテリア、自ら魔法を使い妖精を集め、魔法大会開催
  • 16歳までひとつの魔法も覚えられない魔法使いは人間界へ送られる。クゥ、アルスの語呂合わせを使うが魔法を使えない
  • 大会会場に妖精が攻めてくる
  •  旅立ちの港から人間界に帰る希望が絶たれたアルスですが、表向きなんでもないふうを装っています。「詰め込み教育が〜」と言いながら、まさに受験勉強的な語呂合わせを使って魔法を覚えようとしたり(それも楽しんで)、なかなか一面的じゃないキャラ造形で好きですね。
     さて、魔法界の伝統を象徴する魔法大会の会場に妖精が攻撃するという、まさに魔法界の根幹を揺るがしかねない展開。アルスの言うような理想主義的立場が通用するのかどうか、ちょっと楽しみな次回。

    2004年06月05日(土)

    「まんがタイムきららMAX」Vol.1(芳文社)感想

     きらら増刊号。やっぱり本誌連載の作家の作品が比較的面白いですね。

  • 番外 「トリパロ」
     きらら作家によるトリコロパロディ。八重ちゃん四次元ネタがかぶりすぎですが。
    • むっく:一話と構図まで同じにして……マニアックな。
    • 湖西晶:あー、もっと別な方向を期待した私はダメダメですか。
    • ととねみぎ:ととね風八重ちゃん萌え(それだけかよ!)
    • 師走冬子:さすがの力量。完璧に世界を把握してますね。
    • 荒井チェリー:健気八重ちゃん。三本目のテンポがとくに良い。
    • 藤島じゅん:すっかり設定変えてやるってのも面白し。
    • 愁☆一樹:この多汰美さんはいいものだ。
    • 刻田門大:ななせでいくかっ! 微妙に判りにくいオチが味。
    • 新条るる:方言を使わないだけでこれだけ雰囲気が変わるとは。それもまた良い。


  • 10位 風上旬「たまご欄」148ページ左
     試験に出ないパズル。

  • 9位 袴田めら「最後の制服」
     ストーリィものとしては、なかなか素敵。

  • 8位 ととねみぎ「0からはじめましょう」111ページ左
     お約束。

  • 7位 櫻太助「ぴよぴよライフ」194ページ左
     私もそーいう系、ダメなタイプです。

  • 6位 蒼樹うめ「ひだまりスケッチ」44ページ左
     キャラットは読んでないので初見ですが、なかなか萌え。

  • 5位 愁☆一樹「兄妹はじめました!」175ページ
     幼なじみの二人が兄妹! まさに理想!

  • 4位 ウエクサユミコ「カラフル曜日」117ページ右
     不思議な絵柄&テンポ。まとめて読むとハマるかも。

  • 3位 白雪しおん「ROM-レス。」224ページ左
     先月のきららに載ってた作品ですね。なかなか良い感じ。

  • 2位 荒井チェリー「ワンダフルデイズ」227ページ左
     おおっすごい! ぐれさん風(えー)座敷童子と同棲! 一見中学生、実は23歳の金子さん萌え!(落ち着け)

  • 1位 今井神「かたつむりちゃん」63ページ左
     いやー、やはりすごいテンション。ぜひ本誌連載を!

  • 阿部川キネコ「辣韮の皮」1(ワニブックスGUMコミックス)感想

     何度も言いますが読売の記事で取り上げられてた本。読んで判りました。阿部川キネコさんって、きららで「ビジュアル探偵明智クン」を連載してる人ですね。なるほど(何がなるほどか)。

     主人公・滝沢正宗15歳。オタクからの脱出をはかるべく彼がとった手法とはそうビジュアルチェンジ! しかし中身はまったく変わってないのであった。「まだまだだね……」そんな彼の前に立ちはだかる新寺。昼間の顔は生徒会長。しかしてその実態は杜の宮高校漫画研究部部長! 変人マニアの彼によって、漫研には極めて特殊な嗜好をもつ者どもが集められたのであった。滝沢の運命やいかに。

     オタクな世界にいることの葛藤だの、リアル妹には萌えないだの(ひとりっ子には判らない感覚)、「げんしけん」の何年も前から、こんな試みがおこなわれていたとは。しかも掲載誌は「GUM」。「萌え萌えて、やがて悲しきオタクかな」みたいな?
     滝沢くんがカラオケで歌うのが「サクラサク」というのが時代を感じさせますねぇ。いやほんとしみじみ。なんて文脈が理解できるのもこういう世界に片足を突っ込んでる人種ならでは(片足どころじゃないという説も)。
     いやほんと、こういう作品を新聞誌上でとりあげてくださった(汗)氏に感謝。
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    投稿者 plateau:16:30 [マンガ感想]

    「カードキャプターさくら」(再)第9話 さくらとふしぎなブローチ(NHK教育)感想

    「日直というのはね、黒板を綺麗にしたり、日誌を書いたり、休み時間に歌を歌ったり、踊ったり、いろいろすることがあるんだ」(山崎貴史)

  • さくらと知世、佐々木利佳@川上とも子の見つけたお店でブローチを買う
  • 三人でさくらの家に。利佳、ブローチに化けたクロウカード・ソードに意識を奪われ、さくらに剣をつきつける
  • 利佳の気をそらすため、イリュージョンのカードを使うさくら。利佳は先生の姿を見る
  • 翌日利佳に自分のブローチをあげるさくら
  • さくら、雪兎にプレゼント。李くん、さくらに対抗して雪兎にチョコをあげる
  •  この作品はフィクションです。現実の人物、事件には一切関係ありません。
     今回は家にいるさくらたち三人のなにげない描写が素敵でした。続く外での戦闘シーンも(そんなとこでやって大丈夫なのか)、制服のまま闘うさくらたちが萌え萌えです。NHK仕様なので中は見えないですが(最悪だな)。
     まあ、こうやって倒錯したキャラが描かれているからこそ、外側の我々は安心してキャラ萌えに走れるわけで。

    2004年06月06日(日)

    「レジェンズ〜蘇る竜王伝説〜」第10話 話せば長〜い物語(関西テレビ)感想

    「好きだったら、好きって言えばいいんだな」(マック)

  • ディーノにお気に入りのハンバーガを買ってくるマック
  • 母親のことを屈託なく話すマックにディーノ「そんなことボクに言ったのは、君が初めてだ」
  • マックの思い出話。メグが引っ越すことになったとき泣きつくシュウ。メグ「どこにも行かない。あたし、ずっとシュウのそばにいる」
  • マックの思い出話2。野球の練習場がなくなったとき、感情を隠さないシュウ
  • マックの思い出話3。新しいハンバーガ屋ができても、自分の好きなハンバーガを食べればいいと教えてくれたシュウ
  • 好きなことがないというディーノに、ディーノは花が好きだと言うマック
  • 日陰に咲く花を自分の温室に植えるディーノ
  •  おお、バトルなしで終わるとは。こういう話だから、けっこう既存の枠にとらわれない自由度があっていいかも。
     けっきょく、シュウはいつもマックとメグと三人でいるのが当たり前というか、世界の基本だと思っていて、だからマックがいなくても思わず呼びかけてしまう。少し引いてシュウを見つめているメグは(あの写真、シュウのピースで隠されたメグの笑顔は秀逸)、そんな自分勝手で感情を素直に出すシュウにあきれながらも愛しさを感じている。けれどシュウはそんな自分のことを見てくれないわけで……。ということで今回のお話はそんな健気なメグ萌え〜ということでした(そうなのか!?)
     もちろん、現実にはシュウのようにいつも自分の感情に素直に行動してうまくいくわけではなくて、でもそれはマックの目を通した「美化された思い出」としてて語られるからこそ、許されるお話。むしろ、ディーノの気持ちがよく判るという立場に立って今回の話を観ると、なかなかによくできたビルドゥングスロマンだったり。

    投稿者 plateau:10:28 [アニメ/レジェンズ]

    「ふたりはプリキュア」第19話 こわすぎ! ドツクゾーン最後の切り札(ABC朝日放送)感想

    「おまえたちが、そうなのか」(イルクーボ)

     ABC地震速報か……仕方ない。

  • 食べることしか考えていないメップルにミップル苦言
  • 翌朝顔を合わせても、仲直りできないメポミポ
  • イルクーボ登場。手に持つ玉で虹の園の人々の力を奪い、ジャアクキングへ土産にしようとする
  • ふたりはプリキュアに変身
  • 圧倒的な戦力差に歯が立たないふたり。プリキュアの力も奪われ、変身が解ける
  • あきらめかけたミップルに、希望の姫君が希望を捨ててはいけないというメップル、ひとりで立ち向かおうとする
  • メップルが飛び出すと、イルクーボの玉が砕け、光の雨が降り注ぐ
  • プリキュアの力を取り戻したふたり。プリキュアマーブルスクリューでイルクーボを撃退
  • メップルを見直したミップル。仲直りし公園で愛を確かめあうメポミポ
  •  今回はいろいろな意味で早すぎた話。でも、だからこそ、この段階でこの話をやる意味があるわけで。

    • ぶっちゃけ早すぎその一:イルクーボの登場
       これは三重の意味を持ってます。視聴者にとって、これまでの展開を覆す予想外。劇中では、ポイズニーやキリヤにとっても予期しない出来事。そして、アニメ的作品構成のお約束としても、まだ二クール目の中盤という段階での最後の切り札登場という異例。その意味は後述。

    • ぶっちゃけ早すぎその二:ふたりのプリキュアとしての自覚
       今回、街の人々が犠牲になって、すぐさま変身したふたり。ほのかはともかく、なぎさにとって、これまで力を発揮してきたのはいつも身近な人が闇の力にかかったときでした。亮太くんとか、夏子・京子とか。それが今回は、志穂莉奈すらまったく出てきませんでした。登校シーンだから、出そうと思えば出せたはずです。この二人が襲われるという展開もありえたはずで、それをしなかったのには相応の意味があるわけです。つまり、そういう身近な存在がいないとき、なぎさがキュアブラックとして闘う意味とは何か。ことあるごとに「関係ない」と言っていた彼女が今、本当に無関係な他人のために闘うことが出来るのか。ー実際、それが出来なかったからこそ、イルクーボに手も足も出なかったと言えるかもしれません。

    • ぶっちゃけ早すぎその三:夏服
       早くない! っていうかむしろ大歓迎!(ごめんなさい。今回まともな論考が多いので、こういうノリはこれだけ)

     ようやく「選ばれた勇者」らしい振る舞いを見せたメップル。これまでのぶっちゃけ目障りなメップルの言動がこの伏線だったとは。メップルがところかまわず呼び出すせいで、いつも人目を気にしていたなぎさ(と、多くはその場にいたほのか)。思えば、14話のようにプリキュアの存在が他人に知られそうになっても、たんなる同級生による偽物騒動で幕を閉じてしまい(ちなみに否定的解釈ではありません)、本当の意味での「他者の目」が問題になることはありませんでした。アニメ的ご都合主義を体現するかのごとく、戦闘時にはまわりに誰もいなかったり、戦闘後はゴメンナーの仕業か壊れたものが元に戻ったりするのもその現れ(やはりこれは語義上正しく確信犯だったと思われます)。
     でも、プリキュアが「虹の園=人間界」の伝説の戦士だというのならば、それですむはずがないわけで。
     ここ数回、ポイズニー相手に圧倒され続け、キリヤの手助け(前回のは暫定的推測ですが)がなければ敗北間違いなしという闘いが続き、ほとんどなす術がなくなってきたプリキュア。そして今回、明らかに早すぎると思われるイルクーボの登場。つまりこれは、ここからプリキュアがまったく新しい成長を見せなければ、先がないということでしょう。
     イルクーボの玉(正式名称が判らないのでこう呼びますが)が砕けたことにより、彼の集めた人々の力がプリキュアに降り注いだ。つまりこれは、はからずもドラゴンボールの「元気玉」を実現したことになります。「ふたりはプリキュア」といえど、ふたり以外の力も借りなければ闇の力には勝てない、というわけで、このあたりが今後の展開の鍵になってくるような、そういう予感(ちなみに私はアニメ誌等の事前情報はいっさい遮断しております)。
     ラストシーン(正確にはそのひとつ前)、公園で人目をはばからずいちゃつくメップル・ミップルの描写が、人目をはばかっていた前半と綺麗な対応を見せていることを最後に指摘しておきます。

     しかし、前回までキリヤ編で日常を主体として見せておいて、さらにその世界を広げるこの展開というのはびっくりというか、もうほとんど脱帽です。すごいなぁ。

    「機巧奇傳ヒヲウ戦記」第3話(MBS毎日放送)感想

  • 原田左之助とーじょー
  • 才谷(坂本龍馬)とーじょー
  •  しかし日曜日は朝早く起きてプリキュアとレジェンズ観て感想書くと、前日深夜の録画分といい、夜といいもう適当にしか書けませんね。いろいろごめんなさい。
     えーと……この作品ですが、MBSアニメシャワーが7月3日まで休止のようなので、もうどうしようかなと。今後感想を書かない可能性があります。ご了承を。

    投稿者 plateau:22:16

    「火の鳥」太陽編 その三(NHK)感想

    「犬上さまは、私が護る」(マリモ)

  • 天智崩御。大友皇子が後を継ぐが、仏門に入った大海人皇子の謀反の動き
  • 要衝に位置する犬上の郷を抑える目的で、政府は犬上を捕らえる
  • 犬上は大君に、古来の神々への信仰を護るよう奏上する。しかし大君は仏教でなければ国をまとめられないと、上に立つ者の苦しみを吐露する
  • 獄中の犬上を助けようとマリモが迎えにくる
  • かつて犬上を襲った集団とはちあわせ。マリモ闘う
  • 猿田の助けもあって撃退。犬上、大海人皇子の息子・高市皇子と知己を得る
  •  うん、面白い。やはり戦闘美少女最高っ! ……いや、別に、萌えないとアニメを楽しめないわけじゃないですよ? ですよ? ……ですか?(自問してどうする)

    投稿者 plateau:22:17

    「新選組!」第二十二回 屋根の上の鴨(NHK)感想

    「人を殺しても悔いなくていい人間、それが武士だ」(芹沢鴨)

  • 先日の事件で知己を得た小野川部屋の協力のもと、壬生大相撲を開くことに
  • 捨助、勇に会いにくる。すべて忘れてやると言うが、壬生浪士組に入れてもらえず自暴自棄に
  • 大相撲は大盛況。会津藩主・松平容保もお忍びで見学
  • 蚊帳の外に置かれた芹沢鴨。お梅の挑発に乗り、商家・大和屋を襲撃し火をつける
  •  大人の階段のーぼるー、君はまだ、シンデレラっさー。みたいな? 若いねぇ、沖田総司。
     ところで、真木和泉(まき・いずみ)って、萌える名前ですねぇ。……いや、男なんですけど!(検索でこのサイト来た人怒るぞ)

    投稿者 plateau:22:19 [TV/新選組!]

    読売新聞「追悼抄」に岡崎律子さん

      6月6日付朝刊。執筆者は(福)さん。

     はっきりと申しまして、このことがあって、個人的に人生観が揺さぶられるような衝撃を受けました。人生は、絶望的に短い。林原めぐみさんの「Don't be discouraged」という曲に(この曲はMEGUMI作詞)、

    don't be afraid 大丈夫 人生そんなに捨てたもんじゃない
    I'm not afraid たかが100年よ 流されてるだけじゃもったいない

    という一節がありますが、100年どころか50年もないかもしれない。自分が本当にやりたいことをやれる人生ってなんなのか、ものすごく迷ったり、悩んだり。
     ああ、でもやっぱり今はうまく書けないので、これについてはここまでにします。
     とりあえず、こんなふうに多くの人の心を動かすくらい、「言葉」の力、「詞」の力というのは強いものだと思います。それほどの魂のこもった言葉を、自分は紡げているだろうかと、自省せずにはいられません。

    投稿者 plateau:22:34 [読売]

    2004年06月07日(月)

    「美鳥の日々」DAYS 10 ココロno距離(KBS京都)感想

    「白雪姫は、王子様のキスで目覚める」(真行寺耕太)

  • コンパの相手が正治だと知り、帽子+眼鏡で変装する綾瀬貴子
  • チョコスティックゲームでキスしそうになるが、正治の迫力に思わず手が出る貴子
  • 美鳥の幼なじみ・真行寺耕太@釘宮理恵、正治の後をつける「こわくなんかないぞっ
  • 美鳥のことを心配する耕太だが、正治はその気持ちに応えられない
  • 自分の高校のことを思い出す美鳥。記憶の中の岩崎紅子「気持ちは、思ってるだけじゃ伝わらないんだよ」
  • 自分の想いを伝えられなかったあのときに比べ、今のままの状況を望む美鳥……
  •  コータくん萌えぇえーーー!!!

     すみません。取り乱しました。まともな感想行きます。
     不覚にも、二回目に見直すまで、コンパでの綾瀬さんのシーンの意味に気づきませんでした。冒頭とラストの「白雪姫」の綺麗な現出を見れば一目瞭然ですね。つまり、「キスの意味」。やっぱり、この作品は美鳥と正治が主役であって、白雪姫と王子様の役割もふたり以外にはありえない。少女マンガ好きで、妄想癖のある綾瀬さんがいくら夢想しようとも、この物語の中で彼女が白雪姫のポジションに立つことはないわけで。しかし、なかなか残酷な話ですね。まあ今回、変装した綾瀬さんに何故か正治が興味を示したというのがせめてもの救いでしょうか。……救いなのかな? しかし正治の趣味がよく判らん。
     その流れで、綾瀬さんと高見沢くんの位置づけの違いなんかも考えてみると面白そうですね。良くも悪くも、彼は美鳥のことを「正治の右手」としてしか見ておらず、生身の女性としての接し方をしない(というか、出来ないということが前回のBパートで示された)。だから、ある意味良き脇役としての活躍の場を与えられているわけですね。となると、最近すっかり出番のない栞ちゃんはどうなのかというと……うーんと、(そのままやんか!)。
     ともかく、そんな美鳥と正治の特権的立場は、当然美鳥の側から見たときのコータくんにもあてはまります。あれほど美鳥のことを心配していても、美鳥にとっては正治以上の存在にはならない。コータは美鳥のことを想って夢にまで見るくらいなのに、8話のときのように美鳥のほうはそうではない。今回の回想でも、彼の言葉は友人の岩崎の言葉と一緒になってしか想起されない。ひょっとして、ある意味重荷になっているのかもしれません。引っ込み思案な自分を、いつも励ましてくれる、それはありがたく思いながらも、その期待に応えられない自分がいる、そんな思いから、彼を真正面から見れないのでしょう。
     正治の右手になっているときと、もともとの美鳥の性格がずいぶん違うというのも、やはり重要な要素になっているようですし、いよいよクライマックス、どんな結末を迎えるのか楽しみです。

    投稿者 plateau:23:44

    2004年06月08日(火)

    「神魂合体ゴーダンナー!! SECOND SEASON」#23 ダンナーベースSOS!(KBS京都)感想

    「天に星、地に花、人に愛。人はひとりでは生きていけない。故に、人は愛するものを護るために闘う。故に人は、星よりも、花よりも美しい」(葵竜也)

  • 擬態獣はゴーダンナーを最大の敵と見なし、ダンナーベースに一斉攻撃
  • ゴオ、発症を抑えるために絶対安静
  • 杏奈、静流、ミラ出撃。各個撃破するもそれは囮に過ぎなかった
  • トロイの木馬、ダンナーベースを攻撃
  • 光司登場。ダンナーベース、バトルシップモードで出撃
  • 杏奈の父、葵竜也登場
  •  すごい! 群像劇の印象が強かった第二期ですが、ここにきていろんな伏線が収束していくかのように、すごい盛り上がり。よく考えたらこのアニメ、主役のひとりのゴオがまともに戦闘させてもらえない状況で、サブキャラクタがこれだけみんな目立ってるのに、ぎりぎりで破綻してないというのは本当に驚き。

    投稿者 plateau:02:12 [アニメ/アニメ魂枠]

    よしなしごと

     完全な趣味でabout this siteを作りました。お遊びです。
     それはともかく、今日(正確には明日)は関西テレビで「サムライチャンプルー」の放映開始ですが、案の定野球中継の延長でABCの「天上天下」と完璧に時間かぶってるし……。まあ初回なので録画にして、天上天下はがんばって起きててリアルタイム視聴します。
     しかし、ほんとにどうしたものでしょうかね、このシステム。やはりフジ系だけに、不時だったという感じ?(しゃれになってないな……)

    投稿者 plateau:21:46

    2004年06月09日(水)

    「天上天下」FIGHT.10 記憶(ABC朝日放送)感想

    「この學園はパラダイスだ」(棗慎)

  • 棗真夜の口から語られる、真夜と高柳光臣との出逢い。ただ強くなることを望み、ケンカに明け暮れていた真夜
  • 統道學園に入学し、光臣と再会した真夜。生徒会長は兄の棗慎
  • 棗の親衛隊・刀のメンバがひとりずつ「刀狩」にあう
  • 真田正裕に、兄のおかげでケンカで手加減されていたと言われる真夜
  • 慎の、真夜を想う強い気持ち。命を落としかける真田だが、慎の彼女、葛葉真魚により助かる
  •  ひさびさに録画なしで観ると疲れましたけど、なかなかにスリリングでエキサイティングでした。
     麗しき兄妹愛! そして眼鏡っ娘! カコバナなのがもったいないくらいのキャラ。うーむ、たしかにパラダイス(黙れ)。
     はっきり言って高柳光臣、今と別人のように性格が違いますけど、それもこの後のことがきっかけなのでしょう。また話が続きますが、来週はちゃんと時間がかぶらずに観れると良いですね。
     サムライチャンプルーの感想はまた明日……。

    投稿者 plateau:03:38 [アニメ/天上天下]

    2004年06月10日(木)

    「サムライチャンプルー」#1 疾風怒濤(関西テレビ)感想

    「こちとら琉球生まれ」(ムゲン)

  • 茶屋の娘・フウ@川澄綾子、「おだんご百個!」でムゲン助太刀
  • ジン、柳生のなんたらを成敗
  • ムゲンとジン対決
  • 茶屋に火がつけられる。ムゲンとジン捕まる
  • フウ、「ひまわりの匂いの侍をさがして」という約束のかわりに獄中のふたりを助けようとするが失敗
  • 公開処刑でムゲンとジン暴れる
  • フウ、屋根瓦の上から花火を投げつけふたりを助ける
  • 完。うそ、続く!
  •  すごい! めちゃくちゃ面白い
     いやぁ、じつはそれほど期待はしてなかったんですけど(だいたいなにごとにも期待しすぎないタイプ)、思った以上に面白い。前半のDJ風巻き戻しというか、いきなり「一日前」と言っておいて現代だったり。構成が面白くて、とにかく難しい理屈抜きで乗って観られる作品は好きです。クウ(まちがえた)フウも萌えるしっ。
     雰囲気や絵柄から見立てた勝手な区分ですと、「カウボーイビバップ風巷説百物語の講談社ノベルス仕立て」? あ、提供徳間書店か……しまったな(本気にしないでください)。

    「ふしぎの海のナディア」(再)第10回 グラタンの活躍(NHK教育)感想

    「がってん」(ジャン・サンソン・ハンソン)

  • ジャン、ナディアと別々の部屋にされる。
  • ガーゴイルの飛行船を追いかけ、地下水洞に閉じ込められるノーチラス号
  • 機雷を取り除くため、グラタン(カトリーヌ)出撃
  • サンソン・ハンソン、グランディスを船内に残していく。いっぽうジャンは勝手に乗り込む
  • グラタンのカメラ故障。グランディスの遠隔指示でなんとかミッション成功
  • ジャン、今回の感想「もう機雷なんか大っきらいだよ」
  •  いやー、今回も非常にありがちな話ながら工夫というか仕掛けがいっぱい。
     エレクトラに「ふたりはもう大人」と言われ、思わずナディアのに目線がいくジャンです。いいじゃないですか、胸なんかなくったって。むしろ無いほうが……。それに対し「大人じゃない」と言うナディア。何気にマリーの「夫婦ゲンカ」というセリフを聞き流してますけど。
     これまで、大人の醜い面ばかり見てきたためか、大人になるのを拒むナディア。いっぽう、ジャンは早く大人になりたいと思っているふしがあります。けれど、死ぬかもしれないグラタンでのミッションに、「死ぬつもりはないんでしょ?」と軽く答えるジャン。若さゆえの無鉄砲と言えば聞こえはいいけれど、やっぱりそこには危うさがあるわけで。直前の、グランディスを想って船内に残してきたサンソン・ハンソンの行動があるからこそ、余計にそれが引き立って見えます。自分の行動が、ナディアに心配をかけさせることになるかも知れないとかえりみることもなく。
     こういう話なら、普通は「心配したんだから!」みたいなナディアの訴えで幕を下ろすところですが、それをせずに、ジャンのオヤジギャグというかりそめの大人ぶりで終わらせるところなんか、いかにも心憎い。

    新刊情報みたいな

     まずbk1で買った本。

  • 那須きのこ「空の境界」上・下(講談社ノベルス)[bk1][bk1.jp] [amazon]
     ずーっと前に予約してました。ほんのちょっとだけ読み進めましたが、かなり面白い。

  • 海猫沢めろん「左巻キ式ラストリゾート」(イーグルパブリシング)[bk1][bk1.jp] [amazon]
     見下げ果てた日々の企て(スズキトモユさん)で知って買いました。今のとこ、それだけです。

  • 辻村深月「冷たい校舎の時は止まる(上)」(講談社ノベルス)[bk1][bk1.jp] [amazon]
     最新メフィスト賞。三部作という事ですが、とりあえず。

     で、「空の境界」に入ってたチラシから情報。
     西尾維新「ネコソギラジカル」が三部作で9月から三ヶ月連続刊行らしいです。

  • ネコソギラジカル(上)十三階段」
  • ネコソギラジカル(中)赤き制裁vs.橙なる種」
  • ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い」
     というか、この下巻のサブタイには正直参った。シリーズ完結なんでしょうか。
     メールマガジンファウスト情報によると、7月には「新本格魔法少女りすか」もノベルス化のようで。7月上旬発売の「ファウスト Vol.3」[bk1]では「新本格魔法少女りすか 敵の敵は天敵!」「零崎軋識の人間ノック」の二本立て。どれだけ書くんだ。ちなみにファウストには奈須きのこ・原田宇陀児・元長柾木の新伝綺競作もある模様。

     あと、マンガ中心に今月買う予定の本メモ。

  • 花見沢Q太郎「REC」2(小学館サンデーGXコミックス)>18日ごろ
  • 木村航「さよなら、ぺとぺとさん」(ファミ通文庫)>19日ごろ
  • 木尾士目「げんしけん」4(講談社アフタヌーンKC)>23日ごろ[amazon]
  • 花見沢Q太郎「NAGI」(少年画報社)>28日ごろ
  • 荒井チェリー「三者三葉」1(芳文社まんがタイムKRコミックス)>28日ごろ[amazon]
  • 吉谷やしよ「ハイリスクみらくる」1(芳文社まんがタイムKRコミックス)>28日ごろ[amazon]

     多……。読む時間があるのやら。

    投稿者 plateau:23:57 [購入履歴]
  • 2004年06月11日(金)

    「魔法少女隊アルス」第10話(NHK教育)感想

    「これは魔法界の危機なんだ」(シーラ)

  • 妖精の襲来に抗するため、クゥの落とした魔法の源・へそのゴマを捜すアルスたち
  • へそのゴマを見つけるも、クゥを二の次にするシーラにアルス怒る
  • アルス、自ら石化魔法を使う
  • 石化したアルスを助けるため、はじめて魔法を成功させるクゥ
  • アルスのやりかたを認められないシーラ
  •  なんか、今回はすごい絵柄でしたね。
     なかなか予想外の展開。クゥが最終的に魔法を使えるようになるというのは、まあこれまでの展開からしても、またこういうタイプの作品の常道でもあり充分予測の範囲内ですが、それが妖精に対抗するという文脈ではなかったところが重要。
     シーラ、あるいは上層部が口にする「魔法界の危機」という、ある意味漠然としたもののためではなく、アルスを助けたいという想いから魔法を使えるようになったというのは、いかにも現代的。世界という大きな枠組が崩壊して、個人的なつながりしかリアルに感じ取れなくなった病理というか。子ども向けアニメだからといって、制作側がそこまで考えていないはずがありません(むしろ「だからこそ」かも)。アルスもまた、このクゥの行動を本当にすべて見越していたかどうかは微妙なところですが、少なくともたとえば「ふしぎの海のナディア」でのジャンやナディアの直情的行動と比べて、まったく如才ない。時代性の違いというのは明確に現れていると思います。
     そうなってくるとやはり対立軸として現れてくるのは、シーラのようないわゆる魔法界の主流派。今回のラストで明確に次回への引きが作られてますが、またしてもアルスの論理が勝ってしまった現状に対し、どう対抗してくるのか、要注目です。

    2004年06月12日(土)

    海猫沢めろん「左巻キ式ラストリゾート」(イーグルパブリシング)感想

    現実なんて見たことない。ここが僕の世界のすべて。
    (オビ文より)

     ゲーム「ぷに☆ふご〜」の原作者自らがその世界を再構築した小説。ゲームのほうはまったく知りません。
     言っておきますが激しく18禁です。正直本文一ページ目で読むのやめようかと思いました。でも、読んでいくうちにその狙い、というか「やりたいこと」が見えてきました。ラストでは感動すら覚えました。感動、と言っていいのか……うん、ある意味感動ですね。少なくとも、ここで紹介するだけの価値はあると判断した次第です。

     12人の女の子たちが生活する、閉じられた学園。そこに、「外の世界」から現れた僕。狂気の犯行予告。そして実行される、一日二回の凶行。謎解き。暗号。犯人探し。
     いわゆる本格ミステリ形式を借りて語られる、出来合いのエロゲー的展開。
     その先に現出する、「犯人」の動機とは。

     けっきょく、本格ミステリの世界でたとえば鯨統一郎が「ミステリアス学園」(光文社カッパ・ノベルス)でやったようなことを、このジャンルでもやってしまった、みたいな感じでしょうか。
     ギャルゲー的いわゆる「お約束展開」とか、典型的な萌えキャラ属性というのが、ミステリにおける掟(ノックスの十戒とかヴァン・ダインの二十則みたいな)と出来合いのトリックに対応しているのは一目瞭然のことで。それを単に組み合わせて作られる作品を批判するのは簡単だけれど、ことはそう簡単ではない。
     キャラも世界も物語も、すべてが解体されて、あとには何も残らなくて、
     それでも、
     それでも?
     それしかもう、自分にはないんだなぁという感じ。
     なかなかうまく書けませんが、とにかく、このラスト5ページは圧巻。
    「萌え〜」とか言ってて、「でも、けっきょくそれってなんなんだろう?」なんて思ったりする方は、読んでみてもいいかも。
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    投稿者 plateau:15:54 [読んだ本の感想]

    「まんがタイムきらら」7月号(芳文社)感想

     あまり時間もないですし、さくっといこー。
    [まんがタイムきらら★公式サイト]

  • 10位 むっく「ホワイトロリータ」8ページ右
     大人は悪くないぞー。とか言ってみる。

  • 9位 里美いちか「ひなめいど」114ページ左
     メイドさんより男キャラのほうが面白いです。

  • 8位 ナフタレン水嶋「マオマオ」33ページ
     その発想は思い浮かばなかった。

  • 7位 白雪しおん「ROM-レス。」197ページ右
     マスコットで18禁はダメっしょ。

  • 6位 野々原ちき「姉妹の方程式」26ページ左
     ところで毎回表紙がいいなぁ。単行本(7/27発売)が待ち遠し。

  • 5位 湖西晶「かみさまのいうとおり!」67ページ
     っていうか、はっきり言いましょう。エロすぎ。

  • 4位 荒井チェリー「三者三葉」12ページ右
     ゆれないほうがいい! しかし私も体育の時間はまったく葉山照と同じでしたねー。

  • 3位 ととねみぎ「ねこきっさ」154ページ左
     超萌えキャラ、大津ぱく登場。クゥちゃんごめん。

  • 2位 結原りん「どこでもすたでぃー!」142ページ右
     頭をまもりましょう〜。

  • 1位 太田虎一郎「かるき戦隊」203ページ右
     貴更といい、最近やたら面白い。ちなみに「まんがく……」とも紛らわしいですね。

  • 「カードキャプターさくら」(再)第10話 さくらと花の運動会(NHK教育)感想

    「わいは今悲しみのズンドコなんやぁ〜」(ケルベロス)

  • 運動会の日。さくらは大活躍
  • 昼休み、さくらの父・木之本藤隆と知世の母・大道寺園美が対面。訳ありの様子
  • 園美はいとこだった撫子を奪った藤隆が許せない。午後の部の保護者100m競走で対決
  • 大量の花びらが校庭に降りそそぐ。楽しいことが好きなフラワーの仕業だった
  • おかまいなしに競走を続けるふたり。結果は藤隆の勝利に終わる。さくらはフラワーでふたりに撫子の花を添える
  •  ふむふむ、そんな設定もありましたね。なんかこの作品、途中くらいまで観ると断片的に初見の記憶が蘇ってきます。
     今回もまた、この作品らしい「閉じた世界観」が十全に描き出されていましたね。
     カコバナっちゃカコバナなんですけど、その設定は基本的に物語の時間軸上の「今」を逆照射したものにすぎないわけで。最後に知世は、知世の母親はさくらの母親が大好きだった、そしてその娘も同じだ、と言ってますが、この作品世界からすると、実は逆。まず「今」の知世とさくらの関係がはじめにあって、そこから昔が規定される。でなければ、こんな近しい間柄のふたりが今までそれをまったく知らなかったということがあるわけがない(桃矢は知っていたふしがあるのですが)。さくらと知世の意識レベルは、この点において視聴者とまったく同じです。昔の出来事が語られたとしても、それはあくまで現在のストーリィを補強するにすぎない、閉じられた世界。一応の敵役であるはずのクロウカードまでが今回はそれに文字通り「花を添える」だけという徹底ぶり。これはまた、カードキャプターとしてのさくらの闘う意味を巧妙に避けることにもなっているのですが……。
     それはそれとして、今回のクロウカードが、「フラワー」というのも意味深ですね。それ単体では戦闘力を持たないけれど、その存在自体が儚くも力強い。
     「花は散るからこそ美しい」なんて、そんな凡庸な戯言は言いたくないけれど。

    2004年06月13日(日)

    「ふたりはプリキュア」第20話 どっちが本物? ふたりのほのか(ABC朝日放送)感想

    「若いっていいわねぇ〜。うらやましいわ。勢いだけで突っ走れちゃったりなんかしちゃったりして」(ポイズニー)

     二時間以上かけてもちっとも文章がまとまりやしない。どうなってんでしょう……。

  • 科学部の実験で作った香水をつけるほのか
  • アカネさんのたこ焼きを食べるふたり。だが、ほのかは不自然にメップルを見せてとせがむ。あまつさえメップルをミップルと呼び違え、なぎさは怪しんで逃げ出す
  • 電車の中、ふたりのほのかに挟まれるなぎさ。「なぎさの靴下は、ちょっと臭い」で見分ける
  • 変装を解くポイズニー。必死の攻撃と口撃
  • 二度のプリキュアマーブルスクリュー。一度目は外すが、二度目でポイズニーは闇に返される
  • 闇の住人の宿命にキリヤ号泣
  •  相変わらず、前半は「大丈夫か?」と思いながら後半で怒濤の展開を見せるという。しかし今回はいろいろなことが破綻寸前で、あまりにも重すぎる
     とはいえ、批判するなら対案を出すべしというのが基本姿勢だと思うので(といいつつ自分もあんまり守ってませんが)とにかく読み解く、それだけです。

     実はここんとこ、密かにdokoikoさんのほぼプリキュアの決意を購読しています。そのおそるべき分析と真摯な姿勢には畏敬の念すら感じてしまいます。
     dokoikoさんは、前回のラストでイルクーボが「プリキュアが成長している」と言ったのが勘違いだという読解をされています(こことか)。その頭があったので、今回の冒頭でなぎさまで同じことを言っていて違和感を覚えたのですが。でもそれは(制作側にとって)意図されたことのはず、というところを今回のとっかかりにしましょう。

     プリキュアの成長。あるいは、なぎさとほのかの成長。「成長」を感じるためには、当然比較対象としての「過去」が必要です。
     それが端的に現れていたのが、ほのかを見分けるところ。あの伝説の8話の日記の名台詞を使ってくるというのはすごかった。あのとき遠くで鳴っていた電車の警笛。そして今、ふたりは電車の中に。空間的距離の遠近で時間的距離を表すという妙。作品内で、時間は確実に流れているということを実感しました。
     ほのか(本物)の語った「なぎさの姿」。単なるプロフィルだけではなく、「そこまで言う?」なことまで。ふたりの距離は確実に縮まっています。けれどそれはあくまで、「なぎさとほのかの成長」なわけで。
     プリキュアの力としてみたときには、私は逆だと思っていました。例外的展開の前回を除けば、ポイズニーに翻弄されっぱなしだったここ数回。キリヤがいなければ、終わっていたことも。
     だから、突然、焦燥感にかられた言葉を吐き出しながら攻撃を繰り出すポイズニーにもまた、違和感を覚えました。何故彼女はそれほど追いつめられているのか。何故、策士らしくもなく感情的な言葉をプリキュアにぶつけるのか。
     キリヤの動きに勘づいていたらしき描写が前にあったので、この線でくるのかなと思いきや、違った。
     説教ともとれる言葉を投げつけながら必死の攻撃を仕掛ける。この構図はまさに、ピーサードがやられた5話と同じです。まさかと思ったら本当にポイズニーは倒されてしまいました。
     予想外です。実に予想外。キリヤの伏線はどうなった? まだまだポイズニーの役割はあったのでは?

     と、しかしひとまずそれは後回しにして、プリキュアの成長について話をすませましょう。
     ちなみに、過去の回の感想ですが、今読み返すと自分、最初のほうむちゃくちゃなことを書いてるなという感じ。思わず消してしまいたくなるくらい。あのころは今と比べても更にアクセス数も少なかったし、正直覚悟が足りなかった
     かように若さとは、経験不足とは恐ろしいこと。実はプリキュアにとって、ポイズニーとは圧倒的にまぶしい存在として見えていたのでは?(比喩的にも逆説ですが)
     ピーサードのときとは明らかに違います。あの段階ではふたりはまだプリキュアとしての連帯感も使命感も薄かった。なにより彼は異性であるという点で、決定的に理解不能な他者として見えていたはずです。
     しかし、ポイズニーは大人の女性。ある意味ふたりの写し絵。これを思うと前々回の鏡というのは意味深いですが。
     キュアホワイトは「あなたたちが勝手に思い込んでるだけ」と、ポイズニーが勝手な論理を振りかざしているように言っています。
     でも、それは違う。
     いや、本当はふたりも判っているはず。
     前回のイルクーボが、実に良いクッションになっていたことに改めて気づかされます。イルクーボはさらに圧倒的な他者。絶対的な力の差。
     ポイズニーは、そこまではいかない。すくなくとも表面的には語り合う言葉を持ち合わせている。
     だからこそ、辛い。
     蛇足ながら、よりふたりに接近しているキリヤなんかはもっと辛くて、それはまさに次回の話のようですけど。
     擦れ違うというのが一番辛い。はじめからかすりもしなければ、相手は別の世界の人間なんだとあきらめもつく。でもなまじ手が触れてしまうだけに、その手を握りあえないのがもどかしい。
     今回のところは、それでもふたりは手をつなぎあえました。その手で、ポイズニーを闇に返すことには成功しました。
     でも、これから先も、そうである保証はない。
     今回の話で一番特異なのは、闘いが終わった後の安堵感がほとんど感じられないこと。やり場のない、怒りともつかない淀みが澱となってふたりの、ひいては視聴者の胸に残る。そういう意味で、実は今回の話はしっかりと終わっていません。カタルシスがなされていない部分があるように思えるのです(これについて今のところ、正否の判断を下すには至っていません)。闘いそのものへの無力感はゲキドラーゴ編でも描かれていましたけど、あのときは日常の描写が卓越していましたからね。今回は(「またみてね」に出てたのに)志穂莉奈も出てきませんし。ふたりの家族も出てこない。
     だからこそ、今後の展開の重要な鍵はそこではないかと。ここからは考察を逸脱した、なかば願望のようなものですが。
     ポイズニーがつきつけた命題に、けっきょくふたりは答えられなかった。
     若くて、未熟で、でもそれでいいんだと言ってくれる人がふたりにはいない。家族にも、友達にも言えないプリキュアの秘密。
     もちろん思春期の彼女たちにとって、一般論としても「ふたりだけの秘密」は家族にだって言えない大切なこと。でもでもね、だからこそ、本当は判ってほしいって思う。ふたりのせかいを(これを逆にすると、ふたりが世界になってしまう「きみとぼく」な世界にはまってしまうんですが、さすがにそれはやらんでしょう)。

     支えてあげられる人が、今のふたりには必要。
     ほのかのおばあちゃんでもいい、なぎさの両親でも、亮太くんでもいい。
     志穂莉奈でも、藤P先輩でも、木俣でもいい。キリヤでも……

     キリヤ!? そ、それはある意味最悪の展開ですが。でもこれで、キリヤの立ち位置が非常に重要になってきます。何度も言いますが、彼という仕込みがなければ物語は終わっていました。

     さて、最後にポイズニーの解析に移りたいのですが、書いていくうちにどうしようもなくおさまらなくなってきました。後で書くと言っておいて書かないという土屋賢二教授みたいな手法もありですが、とりあえず簡単に。

    命題:彼女がプリキュアに投げつけた辛辣な言葉。ふだんの冷徹で余裕のある態度から一変したそれは、どういう意味をもっていたのか。

     理系的に言えば、この命題は境界条件が不足していて解けない、正確に言えば解は一意に決まりません。
     何故かと言うと、前回の話からポイズニーの描写がほとんど抜け落ちているので解析のしようがないのです。この「空白の時間」で彼女がなにを考えたか、それが明らかにならない限り(今後も明らかになりそうにはないですが)、答は出ない。
     番組制作として、この手法は明確に正しいです。ひとりひとりの敵について、そんなことを綿密にやっていると作品自体が収まらなくなってくるでしょう(そういう意味でもキリヤは特権的)。基本的に一話完結のスタンスを守るのなら(個人的に大賛成ですが)、これ以上ひとつの回に要素は詰め込めませんし。
     もちろん、それを想像によって補完して解析することは可能ですけど、そこまでやると私の本分から外れてしまうように思います。
     いわば、「これは私の仕事ではない」ですか。
    (そういうこと言うのは大概まわりの人間に首つっこまれる巻き込まれ探偵なんですけどねっ!)
     ま、解法に必要な公理だけを提示しておきましょう。
     概して、相手のことを批判するのは、それはとりもなおさず相手が自分と同じ側面を持っているからで。何度も言うように、なぎさ(キュアブラック)のように「関係ない」と言ってしまえばそれで言葉は尽きてしまう。
     だから、ポイズニーにも、なにかそういう面があったのかなー、なんて。

     さあさあ、だんだん文体がいつもの調子を取り戻してきましたよ!(壊れてるだけとも言う) そろそろこのぶっちゃけ長過ぎな駄文をまとめないと。
     しかし本当にポイズニーまでサヨナラで、このペースで本当にこの話は一年続くのでしょうか。それを思うといつもいつも末恐ろしい。けっこう得難いキャラが消えていくのは不安材料でもあるのですが、これって、そうか、西尾維新みたいなものかな? お。ってことは新たな萌えキャラ登場ですね兄さん!(痛いなー)

     しかししかし。来週はおやすみ。うわぁぁん! 政治か! これが大人社会の政治力なのか! くそうぅぅ!!

    「レジェンズ〜蘇る竜王伝説〜」第11話 スシくって究極ってイエイイエイ(関西テレビ)感想

    「究極のレジェンズ!?」(J1)
    「11話にしてすでに究極ですか」(J2)

  • ダークウィズカンパニーでタリスポッドの新製品を開発するシュウの父、同僚からハムスターを預かる
  • 翌日の夕食のメニューが思いつかないシュウの母に父は寿司が食べたいと言う
  • シュウの友人を招いて寿司パーティ。BBたちも紛れ込む
  • シロンを奪った、と思ったらハムスターだった。究極のレジェンズをリボーンするも出てくるのが遅い
  • さっさとシロンをリボーンし撃退するシュウだが、彼らに家に来られたことを許せない
  •  今日も今日とて飛ばしてるなー、と思ったらラストで思わぬ展開に。

     ほんわか家族スシ食いねぇパーティという場に、BBたちが現れて憤りを隠せないシュウ。彼ら、あるいはレジェンズの闘いに日常性が侵犯されたことが許せないのでしょうか。正直、こっちまで重い展開になってくると日曜朝からかなり辛いんですけど、って観るこっちの理由はともかく。
     これまでずっと翌日の夕食の献立をしっかり決めていた母親。それが、はじめて献立を思いつかないとため息をもらす。ちゃんと今日の分の料理はテーブルの上に完成していて、しかもそれがかなりの豪勢なものであることから、シュウの母親はかなり理想的な主婦であることが判ります(ほんとのニューヨークの家庭の標準なんて知りませんが、そんなもん視聴者の大半は知らないわけで。BBが英語で喋られて理解できないというネタがあるように、あくまで仮想的な舞台設定という理解でいいはず)。
     そして、そんな理想的な家庭にほころびが生じ始める。シュウの父親が、寿司が食べたいと発言する点。もちろんこの父親は日本人で、日本への郷愁の心が第一衝動なんでしょうが、深読みすると、巻き寿司ってタリスポッドの形状によく似てますよね。今回のように自分で巻いて食べるのは余計に。シュウの父親の公的な顔は、ダークウィズカンパニーの研究開発員。その父親からの寿司発言はシュウにとって、二重の意味で非日常への筋道となります。
     ひとつは、日本という異界
     もうひとつは、レジェンズという異物
     父親は、シロンにそっくりのハムスターを同僚から預かり家に持ち込むという侵犯を犯しています。また、開発中のタリスポッドをシュウの友人に見せるという行為も。もちろん表向きにはそれらは否定的な意味合いをもって描かれてはいませんけれど。
     そして、パーティの準備中、役に立たないシュウと父親の描写も効いてくることになります。友人を呼んでのパーティ。それは逆に言えば、日常の家庭的情景の拡散。
     それを考えれば、唐突とも思えるシュウの怒りの源も理解できるというもの。

     ……っていうかさー。ぶっちゃけ考え過ぎ。日曜朝のアニメにここまで入れ込む私っていったい。
     こういう考察ばっかり書いてると、萌え視点が浮いてしまって書きようがなくなるのも困ったところ。あらすじみたいに分離リスト化しようかな?
     たとえば今回だと。


    • エプロンメグ萌え。微妙なふくらみ萌え。あーでもラストはちょっと大きすぎた。
    • 究極のレジェンズって、実は九曲歌ってから出てくるという意味では?……とかそんな前世紀のネタを予想してみたり。

     ふたつめのは萌えですらないやん!

    投稿者 plateau:12:42 [アニメ/レジェンズ]

    「火の鳥」太陽編 その四(NHK)感想

    「悪いのは、神でも仏でもありません」(火の鳥)

  • 犬上とマリモを連れ京に向け進軍する大海人皇子
  • 敵の仏僧・法弁による法力の雷。御座所に避難
  • 火の鳥の姿を見る犬上とマリモ。神と仏の闘いを止められないと言う火の鳥
  • 朝廷軍と大海人皇子軍の決戦。天地の神々も闘いに参戦
  • 法弁を攻める犬上。法弁は闘いの大勢を見切り炎に飛び込む
  • 朝廷軍の敗北。大海人皇子は京に上る
  • 闘いで顔に傷を負った犬上だが、そのおかげで人の顔に戻る。報賞を断り、マリモを追って北へ……。
  •  「北へ……。」とか書いてみてもばれないっしょ(あのな)。
     いやぁ、神々と仏の対決、見応えありました。まさかこんな展開になるとは。なかなか魅力的なキャラ造形でしたけど、あっさり一話で終わらせてしまうなんてもったいない。んーでもまぁ、そういう姿勢は実は嫌いじゃありません。
     ラスト、微妙に犬上はマリモのことを忘れているような描写ですが、いろいろ想像するのもまた楽し。

    投稿者 plateau:22:18

    「新選組!」第二十三回 政変、八月十八日(NHK)感想

    「帝と上様と殿の御為にこの命捧げる所存」(近藤勇)

  • 大和屋事件の責任を新見に押しつけ、沖田総司とともに外出する芹沢鴨
  • 長州による偽の勅命。会津藩は、薩摩とともに長州排除に傾く
  • 御所の御花畑の警護を命じられる壬生浪士組
  • 孝明天皇に拝命したときのことを話す松平容保。容保は勇に自分の姿を見ていた
  • 鴨戻る。ひでは総司に「人のことを考えていない」と怒る
  • 長州藩撤退。歴史は動いても、蚊帳の外に置かれた壬生浪士組
  •  お、そうくるのか。
     てっきり政変で壬生浪士組が名をあげるのかと思いました。期待させておいて外すという狙いなんでしょうか(単に私が歴史無知なだけかも)。

    2004年06月14日(月)

    「美鳥の日々」DAYS 11 運命no再会(KBS京都)感想

    「このまま時間が止まってしまえばいいのに」(春日野美鳥)

  • テストを美鳥に代わりに受けてもらおうと、正治はあっち向いてホイ勝負を持ちかける
  • 勝負は美鳥のストレート勝ち。美鳥は嘘でも良いから自分のことを好きだと言ってほしいと言うが、正治は言えない
  • 今日も妄想綾瀬さん。「ラブリーノートでプロポーズ大作戦」もやっぱり空回り
  • 美鳥を目覚めさせるためなりふり構わぬ美鳥の母親の姿に、もう一度正治に頼みに行こうとする真行寺耕太
  • 校門で正治を待ち伏せる半蔵門高校の不良に不用意に話しかける耕太
  • 廃ボウリング場に拉致られる耕太。正治登場、右手の美鳥もピンを持って参戦
  • 不良を倒すも、耕太に美鳥のことがばれる
  •  うーむ。随所で神がかった演出が見られるんですが、作画崩れ気味。いやいやむしろ、過去回のバンクをうまく回想に使って雰囲気を出していると評価するべきでしょうね。逆にこういうしょぼい絵が嫌いじゃないというのもある(笑)。

     2話では、自身はされるがままになっても綾瀬さんを助けた正治。それでメロメロになってしまった綾瀬さんですが、ということは、もし1クールじゃなかったら今回のでコータくんも正治に入れ込んでもおかしくないですね(実際原作ではそうだという話も……)。まあそれはともかく、カリカチュアライズされたコータくんの純粋まっすぐ発言とか、綾瀬さんの気合い入りまくり自筆イラストつきノートとか、小ネタがあいかわらず楽しいです。ウェイトレスは……うーんと、のおこめんとの方向で。これまでの発言を見れば私の趣味ではないことが判るでしょう(だから言うなって)。
     けっきょく、ここに描かれているのは、恋に恋したり、話し合い至上主義だったり、非常に陳腐な表現をすれば青春のひととき。きっとそれは誰もが一度は通る道でしょう。そして、その瞬間は、冒頭に引いた美鳥の言葉のとおり永遠だと思えてしまう。
     でも、それを振り返ってみれば、まさに刹那のように短く過ぎ去ってしまうもの。たいていは、若かったとか、青かったという、いくぶんの恥ずかしさをこめて語られることになる思い出。
     といって、それは否定されるものではなくて、ただ二度と戻らない美しい時。

     青春時代は〜、夢なんて〜、あとからしみじみ思うもの〜♪ みたいな?(お前、年いくつだ)

    投稿者 plateau:22:45

    2004年06月15日(火)

    「神魂合体ゴーダンナー!! SECOND SEASON」#24 死闘の果てに(KBS京都)感想

    「行かなくちゃ」「ゴーダンナー」「ゴオじゃなくて」(藤村静流)「よかった」(猿渡ゴオ)
    「兄さん」「敵になったら」(猿渡忍)「俺を、殺してくれ」(猿渡ゴオ)

  • 杏奈の父にしてダンナーベース創始者・葵竜也、帰還
  • 擬態獣のリーダー、超擬態獣に照準を定め、光司と静流突撃
  • 静流負傷で回収。忍、静流の本心を聞く。ラビットシンドロームへの怖れと、自身が女性である故の安堵、そして自己嫌悪
  • ゴオ帰還。ゴーダンナーに乗り込み、ミラとともに最後の闘いに
  • 回復能力を有した超擬態獣の攻撃で杏奈や各国パイロット負傷。ダンナー、次いでガイナー到着
  •  おおおおお。動く動く。濃密なストーリィ。でも要所要所で緩急をつけていて、話が混乱することはなくて素晴らしい出来。葵竜也の存在感がものすごい前半を観てると「このアニメ、主役は誰だ」とか思ってしまいましたが、ちゃんと後半でゴオ復活。自分の、そしてまわりの人々のいろんな想いを背負って、いざ戦地へ。

    投稿者 plateau:02:13 [アニメ/アニメ魂枠]

    2004年06月16日(水)

    那須きのこ「空の境界」上(講談社ノベルス)感想

     ようやく上巻だけ読了。全体的な物語の総括というか分析(?)は下巻を読んでから改めてということで。
     とりあえず、実に小説らしい話だなぁと思いました。
     奈須きのこTYPE-MOONと言えば、同人界で旋風を巻き起こしたゲーム「月姫」、そして「Fate」なわけですが(ちなみにどっちも未プレイ)、やはりゲームとは違って、小説は各キャラの動きが多元的ながらも物語全体としては直線的というか、運命的な世界を描くのに適しているメディアであって、その特性がしっかりと出ているなぁと。
     1章、2章を読んで思ったのは、なんとなく雰囲気が上遠野浩平(ブギーポップシリーズ)みたいだなということ。そして3章・4章になると西尾維新(戯言シリーズ)っぽくなってきて、「境界式」で京極夏彦の某作品を彷彿とさせて、5章にいたっては昨年刊行された某メフィスト賞作家の作品とトリックが酷似してたりと、すごいことになってます。互いの影響関係とかは正直微妙なところではありますが、やっぱり同時代的な感じはしますね、と、とりあえずは言っておきます。
     ところで巻末の笠井潔解説ですが……。これ、上下巻でひとつの文章だったのをむりやり分割したんでしょうか。上巻では歴史的なことばっかり語っててさっぱり「空の境界の解説」になってません。まあ、非常に笠井潔氏らしい文章ではありますが。
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    投稿者 plateau:23:19 [読んだ本の感想]

    2004年06月17日(木)

    「サムライチャンプルー」#2 百鬼夜行(関西テレビ)感想

    「蛍が、どうして光るかご存知ですか」(犬山)

  • 峠前の茶屋で鬼の噂を聞くムゲンたち
  • 茶屋の主の案内で掘建て小屋へ
  • 佐々木竜二郎の罠。脱獄させた鬼若丸にさらわれるフウ
  • 一見冴えない侍にして実は殺し屋の犬山、ジンと対決
  • 佐々木に殺されそうになったフウを助ける鬼若丸。その彼を貫くムゲンの刀
  •  うわぁ、すごくいい。面白い。しかし、あらすじ書きにくいなコレ!(もちろん狙いなんでしょうけど) よく考えたら超ポイントの「」書き忘れてるし。
     とにかく、フウ@川澄綾子の存在感が素晴らしいです。萌え萌え。もうね、もうね、この声で「怖くないよ。でも、すごく悲しい目をしてる」なんて言われた日には、あなた!(大丈夫か) 鬼若丸の醜い形相をひとりだけ怖がらなかったとか、話自体はいっけん典型的なんですけど、わざとらしさがないのが良いですね。ふつうなら見せ場となるべきところをさらりと描くところが新しい。小説で言うといわゆる京極・森以降の世代に相通じる感じでしょうか。

    「天上天下」FIGHT.11 異能者(ABC朝日放送)感想

    「今夜は月が綺麗ね。明日も晴れるかしら」(葛葉真魚)

  • 文七は刀狩の犯人が葛葉真夜(ごめん!)らしいと嗅ぎつける
  • 高柳光臣は葛葉と関係を持つ。何故自分を選んだか、の問に彼女はあるビデオ映像を渡す
  • 文七とふたりでビデオを観る光臣。そこには葛葉と棗慎の学園生活が。しかし、徐々に映像の異常さに気づきはじめる
  • 幼少のみぎりより異能力を発揮していた棗慎。葛葉は慎を監視するための恋人役だった。しかしその想いは役目を超えて……
  • あらゆる妖術の粋を極めた刀。慎が持てば周囲の人々の思いはすべて筒抜けに。しかし異能力のない真夜は、そのために強くならなければと思う
  •  あらすじがやたらに説明っぽくなってしまいました。
     しかし面白い。映像、「誰が撮ったんだ! どこから撮ってるんだ!」とツッコミを入れてしまいましたが、ちゃんと伏線だったんですね。と言われても、にわかには納得できませんが。
     あとあとー、本当の幼女時代の棗真夜、超萌えぇ。って、どのアニメでも回想シーンのたびに言ってる自分。処置なし。

    投稿者 plateau:23:33 [アニメ/天上天下]

    「ふしぎの海のナディア」(再)第11回 ノーチラス号の新入生(NHK教育)感想

    「たしかに科学はすばらしい。不可能を可能にする。だが、科学は知恵の実を食べてしまった人間の罪も背負っている」(ネモ)

  • ノーチラス号の見習乗組員として迎えられたジャンたち。ナディアも働かせてほしいというが、満足な仕事ができない
  • ジャンは船の未来技術を学ぼうとする。自分の部屋の本を自由に読んでいいというエレクトラ
  • 料理担当のグランディス、ネモ船長と自分のだけ豪華(ただし見た目は悪し)
  • グランディスの料理を奪い逃走するキング。追う一行
  • ジャンはノーチラス号の心臓部に迷い込む。対消滅エンジンを人類の宝と言うジャンにネモは「この船は人殺しの船にすぎん」と
  • ノーチラス号は正義の船だと信じつつ、ネモの言葉が頭から離れないジャン
  •  グランディスの言った「働かざるもの食うべからず」というのはむしろ「一日作さざれば一日食わず」だろうとか(森博嗣「笑わない数学者」[bk1.jp] [amazon]の受け売り)、相変わらず科学技術がごっちゃになってるなーとか(このへん参照)。しかしまあネモのような自覚は非常に大切ですね。
     しかし、こういうふうに思いっきり顔を崩して描く手法って懐かしいな、と思ってみたり。

    2004年06月18日(金)

    「魔法少女隊アルス」第11話(NHK教育)感想

    「ばっかねぇ、ジョークよジョーク。ついでにこれはチョーク、なんちゃって」(シーラの母)

  • エバにずっとひとりのシーラを助けてほしいと言われ、笑わそうとするアルスだがシーラは笑わない
  • アテリアに呼ばれる三人。魔族(魔法使いの男子)が妖精が逃げたことに勘づいた様子。場合によっては魔族を攻撃しても良いという
  • 街中でシーラの母に遭遇。シーラを捨てて魔族と暮らしていた彼女
  • 娘の顔を見たくなったと言う母だが、シーラはスパイではないかと疑う
  •  これはまた思わぬ展開。って、ワイドショーの夕刊レビューのことじゃないですよ。
     アルス自身「キャラかぶってる」と言うとおり、かなり破格のシーラ母。それに反発して、というか接点の薄いまま育ったためにシーラはこういう性格になった模様。まあ話としてはありがちですが、魔法界独特の背景というものが小出しに説明されていくとっかかりとして、なかなかうまいかも。

    2004年06月19日(土)

    「カードキャプターさくら」(再)第11話 さくらと知世と大きなお家(NHK教育)感想

    「天使が空から降ってきたのかと思いましたよ」(木之本藤隆)

    「知世と大きなお家」というか「知世の大きなお家」なんですけど……。そうすると「さくらと」が入らないか。縛りのあるサブタイってけっこう苦しいですね。

  • 知世の家にお呼ばれした桜。知世の家は超豪邸(メイドさんつき)だった
  • 知世の母・大道寺園美とお庭でティータイム。桜の母・撫子@皆口裕子の思い出話に花を咲かせる
  • 思い出の端々に出てくる桜の父・木之本藤隆にイラつく園美だが、藤隆のことを知りたがる桜に「撫子を好きだった自分からはイヤな人。欠点がないのが欠点」
  • 部屋に戻るふたり。大切なものが入っている箱が開かないという知世。クロウカード・シールドの仕業だった。ソードを使いレリーズする桜
  • 中に入っていたのは、撫子の結婚式のときの桜のブーケ。そして、知世がはじめて桜からもらった消しゴムだった
  •  そうか! ありえない角度から撮影されているカードキャプターさくらの活躍のビデオは、数十人から構成されている知世の隠密部隊の賜物だった、ということで(天上天下ネタ)。

     どんどん闘いが私的なものになってきてます。先週のフリを経て、今回は撫子の半紙を通して、桜が自分のアイデンティティを確立する話でした。
     それにしても、大切なものというのは、ただ大事にしまっておくだけじゃなくて、ときどきその蓋を開けて、そっと覗いたり手に取ったりしなければ意味がないということですね。まさに、「思い出す」ことで永遠になるという。
     さて、なんか次回、めっちゃ名作だった気がするんですけど……。

    台風なんて知らなかったよ

     さて、今日も新京極あたりに行ってきたわけですが。思わぬものを見つけてしまいました。全国1000万のプリキュアンの皆様(視聴率より推計)、注目。

  • あおたけ「だから、ウィンドウズにするからじゃん」[bk1][bk1.jp] [amazon]
    (BOOKOFF京都三条駅ビル店)
  • 太田虎一郎「宇宙の法則 世界の基本」1,2(コアマガジン)[amazon]
     まだ買ってなかったのか。
  • ふしぎの海のナディア オリジナルサウンドトラック」VOL.1(東芝EMI)
    (以上、まんらく)

  • 花見沢Q太郎「REC」Vol.2(小学館サンデーGXコミックス)[bk1][bk1.jp] [amazon]
     花Qさんの作品で二番目に好き(一番は「BWH」)。声優の卵とのラブコメ。
  • 木村航「さよなら、ぺとぺとさん」(ファミ通文庫)[bk1][bk1.jp] [amazon]
     「妹天国、略していもてん」って……。
    (以上、アニメイト京都店)
    で。
  • ふたりはプリキュア大百科」(ジャイブ第百科シリーズ)[bk1][bk1.jp] [amazon]
     なにーー!! いつのまにこんなものが!(奥付は6月28日発行となってますが、ぶっちゃけこういうのは参考にならない) もう見つからない設定資料集はいいです(おいおい)。こちらもB6判96ページで840円(税込)と、ちょっと高めですが、カラーページも多いし、キャラ設定とかストーリィ紹介とか、思った以上に良い出来。そしてもちろん、小さいお子様のためにフリガナも完全ですよ!(そこを強調するのか) いや、bk1でも「利用対象: 小学3−4年生」って書いてありますしね(しかし、買ったのは何故かめろんぶっくす京都店……)。
     明日は放映がないので、かわりにこの本のレビューをしてみたいと思います。

    投稿者 plateau:22:57 [購入履歴]
  • 2004年06月20日(日)

    花見沢Q太郎「REC」Vol.2(小学館サンデーGXコミックス)感想

     製菓会社に勤める松丸文彦は、ひょんなことから声優志望の女の子・恩田赤と知り合い、同棲することに。会社の新製品のCMに赤が起用され、アニメの主役に抜擢されたりと、人気が出てくる赤。しかし、松丸と赤が恋人同士であることは当然、秘密なわけで。  そんな中、伝説のアニメ監督・関ヶ原秀吉に見初められた赤は、監督と一ヶ月の合宿に行くことになる。残された松丸に、同僚の誘惑が……。

     まず、あとがきにもあるとおり表紙が最高。1巻もそうでしたけど、CDのジャケットテーマという凝りよう。今回のオレンジ色はさらに良いですね。個人的に中間色とか淡い色が好きなので。三原色をそのまま使う某XPのツールバーのような配色はぶっちゃけありえない。
     で本編。いやぁ、相変わらず素晴らしい。とにかく、サブキャラひとりひとりに至るまで超絶の萌えが張り巡らされているのが花Q作品の特徴というか、大好きなところでして。
     今回で言うと、まずラジオの仕事を赤と一緒にする先輩声優の二人、小岩井まき&雪路明理。こういうキャラの立った二人組+新人って、極めてアニラジっぽくていいですねー(いや、声優本人がほんとにそういう性格かはともかく)。ちなみに、ラジオだとエロセリフコーナもありがちなので、今後に期待(大阪のラジオだけかな?)。
     あと、松丸を狙う同僚の田中さん……の友人、小春さん。眼鏡っ娘&冷静ツッコミ役(それだけか)。
     そして、それにもかかわらず、ヒロインの赤がまったくかすんでいないのがいいですね。これまた花Q作品の特徴として、連載が長期化すると、たいていヒロインが男主人公と離ればなれになる展開があって、たいてい男は他の女に誘惑される(笑)。でも、ヒロインが圧倒的に魅力的なので、話が破綻しない。まあ、作中ではそれなりに悩むんですが。
     恩田赤の、ちょこちょことしたシーンでの表情が実にいい。今回のベスト萌えは、160ページの1コマ目。めちゃくちゃ「めぞん一刻」っぽいおばあちゃんの回。
     個人的には、もう恩田赤は某特定声優H.Yさんの声を当てて読んでいます。松丸のほうも、まあ、それなりに。実際、深夜アニメで充分出来る水準だと思うんですけど。まほろさんとか花右京という前例もあることですし(どういうくくりだ)。
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    投稿者 plateau:18:03 [マンガ感想]

    「レジェンズ〜蘇る竜王伝説〜」第12話 タコタコハマってさあ大変(関西テレビ)感想

    「頑張ればうまくいくとか〜♪、努力は必ず報われるとか〜♪、そういうのは無理であって現実じゃない……」(メイズオクトパス/ラッパーキング)
    「ふざけんなー!! そういうセリフは本当に努力してからにしなさいよ!」(メグ)

  • ボーナスのため、落とした究極のレジェンズを捜すBBたち
  • 究極のレジェンズ・メイズオクトパスことラッパーキングは下水道にはまっていた
  • このままではニューヨークは大洪水。助けようとするシュウたちとBBたちだが、当のラッパーキングはあまり困っているように見えない
  • ラッパーキングの態度にメグ激怒。それを見てラッパーキングは本気を出し下水道から抜け出す
  • BBの命令に従いシロンと闘うラッパーキングだが、あっさり敗れる
  •  プリキュアがないので、久々に遅く起きた日曜日でした。しかし、このアニメもやはりすごいクオリティ。
     ラップというか、弾き語りに乗せるようにセリフを喋るラッパーキングがすごく面白い。大洪水のイメージ画が一昔前のパニックマンガっぽかったり、相変わらずの○○捕り名人ジョーンズさんも出てきたりと、小ネタも相変わらず楽しい。
     そんなふうにギャグ絶好調で後半まで来て、何故かメグだけにスポットライトが当たってラッパーキングに話しかけると言う、これまた極上のパロディシーン。そこで冒頭に引いたセリフが出てくるわけです。「おいおい、ここまでやるか!?」と思いきや、直後のメグチョップ。正直めちゃくちゃびっくり。前回にしろ、突然にシリアスな展開になるというのがこの作品の特徴のようで、しかもそれが不自然に浮いていない。以前匂わされたメグの過去が、彼女の発言に厚みを与えていて、胸に響きます。

    そんなのはただのイイワケじゃない!

     ここに描かれているのは、悪い意味での大人的居直りへの反発。冒頭からボーナスカットという、子ども向けアニメらしからぬ切実な話題で始まったのも見事な伏線でした。
     で、さらにすごいのはこの後。ラッパーキングが抜け出して終わりではなく、シロンと形だけの戦闘を経て、シュウたちから「ニューヨークを大洪水から救った」「オレたち、ヒーローだな」という発言が引き出される。ここで絶妙の問題のすり替えがなされているわけです。そんなもん、今回の主題なわけがないのに、あえてそういうお約束的な締めにしている。非常に複雑な構成で、実に素晴らしい。

     それにしても、もうこのアニメの真の主役はメグで決まりですね! ラッパーキングもメロメロ、本当のヒーローはメグ!(ヒロインでしょ)

    投稿者 plateau:18:04 [アニメ/レジェンズ]

    「ふたりはプリキュア大百科」(ジャイブ)感想

     読みましたー。
     いやぁ、もう、すごいのなんの。口絵からなぎさとほのか、キュアブラックとキュアホワイト満載。ちゃんとそれぞれに二ページづつ取られているので、黒派の方にも白派の方にも満足のいく仕上がりになっていると思います。ちなみにぷらとーさんは最初っから黒派だと宣言してたんですが、もうほんと、なぎさ萌え満喫。「このシーンを選ぶかー!」という感じ。正直ここ最近の放送では、ほのかもいいなぁと思ってたんですが。やっぱり黒だよね!?
     続いて、名(迷)シーンをクローズアップした「プリキュアスポーツ新聞」もなかなか。「ふたりはプリキュアトリビアクイズ」なんかも、意外に難しい。10問中1問しか出来なかったのは秘密です。「これでキミもプリキュア博士」というかプリキュアン
     「ぶっちゃけなんなの!? プリキュアQ&A」でも、興味深い事実が明かされていましたね。ゲキドラーゴが持ってたプリズムストーンが「聡明さ」を象徴するアクアマリンというのはちょっと意外。キリヤが「希望」のシトリンというのも意味深。
     そしてラストは「もうマジヤバ!! ストーリー紹介」。原画、名セリフも豊富です。ただ、13話。ユリコはやっぱり「HONOKA1号」と言ってくれなくちゃですよ! それだけは残念。しかし、驚いたというか感心したのは、各話の脚本・演出・作監が網羅されていること。しかもここだけフリガナがない! ちゃ……ちゃんと特定層を配慮していただいているという感じ。
     ということで、私的には太鼓判なのでした。
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    「火の鳥」未来編 その一(NHK)感想

    「君がすべての生命の母となり、この地に蘇るのだ」(猿田博士)

  • 時に35世紀。死につつある地球を救うため人工生命の研究をする猿田博士だが、いまだ完成せず
  • 猿田のもとに逃げ込んできた山ノ辺マサトタマミ@冬馬由美。タマミは相手の心に応じ姿を変える生命体・ムーピーだった
  • 地下都市間戦争の勃発により、すべての人類は死滅。残された研究所も放射能に汚染
  • 同僚のロックに撃たれるマサト。猿田はムーピーの力を使い、マサトを蘇らせようとする
  • 火の鳥の力により復活するマサト。しかし、彼はひとり地球に残されることになる
  •  この未来編で終わりですかね。正直、次の「ミス・マープル」が微妙に楽しみな気も。
     火の鳥は人類に干渉できないんじゃないか? と思いましたけど、最後の人類だからなのか……。うーんと、けっきょく原作読んでないし。文庫版を立ち読みしたら、やはり絵柄といいよっぽど面白そうなんで、読みたい気もあるんですけどね。

    投稿者 plateau:23:06

    「新選組!」第二十四回 避けては通れぬ道(NHK)感想

    「アホウ、アホウ。オマエ、死ヌデ」(オウム>芹沢鴨に向かって)
     誰が教えたんだ。

  • 会津藩から芹沢鴨排除の命が下される。土方歳三は芹沢の腹心・新見錦@相島一之に近づく
  • 士道に背く行い」など四項目の法度を破れば切腹という掟が定められる
  • お梅に「みんなが他人の幸せを祈っていると思ったら大間違い」と言われた沖田総司は、勢い任せにお梅を抱く
  • 大和屋事件の責を負わされた新見は芹沢を裏切り策にはめようとする
  • しかし、奥に控えていたのは芹沢。士道に背き仲間を裏切ったかどで切腹を強要される新見
  • 帰った芹沢は沖田を殴りつける。「新見が死んだ。次は俺だ」
  •  すごい。大傑作!
     うわぁ、そうか。はじめから新見をはめる作戦だったのか。ちゃんとミスディレクションまで張って。さすが三谷幸喜。久々に興奮。
     いよいよ次回で、正式に「新選組」の名が拝されます。半分くらい進んでようやく……。あーでも、大河ドラマってそんなものかな? 以前も「将軍○○」とかいっても、実際に将軍になるまでに時間がかかってたように思いますし。けっきょく、人間や組織の体裁が整えられた頃には、その主要な役目や意義はほとんど達せられている、という皮肉でしょうか。

    2004年06月21日(月)

    「美鳥の日々」DAYS 12 突然no別れ(KBS京都)感想

    注:最終回直前のためいつも以上に致命的なネタばれ&最終回の予想があります。くれぐれもご注意ください。

    「関係なくなんか、ないよ……」(綾瀬貴子)

  • 美鳥が正治の右手になっていることを知った真行寺耕太に、しばらく黙っていてくれと言う正治
  • 正治のための手編みのマフラーを友達に見られる綾瀬。「恋に踏み出すの、怖がってない?
  • 美鳥も手編みのマフラーを編むが、正治にとって自分はいつまでも右手にすぎない。ずっとこのままなのは自分のせいではと思った瞬間、消える美鳥
  • 美鳥がいなくなり意気消沈の正治。学校へ行くも、綾瀬の言葉にキレて早退
  • 今までのうさを晴らすかのように、宮原とともにHアイテムを買い込む正治
  • そこに昨日の半蔵門高の連中が。悪魔の右手でひとり応酬する正治
  • 思い切って一歩を踏み出すことに決めた綾瀬。宮原から聞きつけ正治のもとへ
  • 「関係ない」という正治に、「もっと沢村のことをわかりたい」と告白
  •  これはすごい。全編の構成がただものではありません。
     前半、これまでの正治との思い出を振り返りつつ、迷いを抱く美鳥。月が陰る瞬間、美鳥の姿は画面からフェイドアウト。残されたのは、手編みのマフラーと、これまでの日々をつづった日記(ラジオ風に言うと「美鳥のラブダイアリー」)。朝目が醒めたら美鳥がいない……というのではなく、夜中に目が醒めて気づく、という趣向で来るとは思いませんでした。これは禁断(?)の夢オチの線を消す意味もあるのでしょうか。Aパート最後、意味ありげなマフラーと日記のシーンで終わりつつ、Bパートで触れられていないことから、次回、最終回にもこれが効いてくる可能性は充分にあります。で、実は以前私が予想したラストというのは、正にこの日記が関わってくるもので(予想としては「朝目が醒めたら……」というものでしたけど)、まあ端的に言うと、ダカーポの美春みたいな感じ。この作品でも本当にそれをやられたら、ひょっとして泣くかもしれません。
     そして後半。アイキャッチでも美鳥の姿がない! これにはやられた、というかもうすでに泣きそうです。それなのに正治の態度がこれですよ、これ! いや、悪いと言ってるんじゃないんです。毎度ながらこの作品、本当に語義上正しく確信犯的にこういう構成をやりますね。ここで正治が美鳥をあからさまに寂しがったり、すぐに喧嘩の場面に入ったりしないで、いかにも男子高校生らしい情動にかられるのがやけにリアルで。そして、そんなアップテンポなBGMに乗せた正治のシーンの後、場面は綾瀬さんへ。この緩急のつけ方がすごい。シリアスなストーリィを作るにも、こういった落差をつける方法は個人的にも好みです。
     ついに綾瀬さん告白。ここでも、他の作品でさんざん気にしてきた「関係ない」という言葉が使われてますね(そういえば、いまだに読んでる途中の「空の境界」でも黒桐くんが「関係あるよ」と言ってました)。それに対して、ようやく自分の中の妄想ではない、本当の正治と向かい合おうとする綾瀬さんは「関係なくなんかない」という言葉を投げかけます。交わらなかった二人の気持ちが今、ついに向き合うことに。しかし、ああしかし。
     後半は、美鳥の描写が極力抑えられていて(本体が目覚めるシーンと、ラストの窓辺の陰鬱な美鳥の姿のみ)、視聴者もより不安をかき立てられます。元の姿に戻った美鳥の心に去来するものは、そして正治はどうなるのか。
     次回予告もやはり、美鳥の声は入らず。この分でいくと、最終回はOPとEDを入れ替える可能性が高いですね。これもよくある手法ですが、以前言ったとおり「美鳥の日々」という作品が良質なシミュラークルだと仮定すればうなずけます。そういえば初回も、ちゃんと美鳥が正治の右手になってからOPがかかりましたからね。
     ただ、おそらく美鳥がまた正治の右手に戻るというラストはありえないだろうと思います。そりゃそーでしょうけど。それでも、なんらかの希望が感じ取れるラストになることは期待したいと思います。

    投稿者 plateau:23:27

    2004年06月22日(火)

    「神魂合体ゴーダンナー!! SECOND SEASON」#25 永遠のふたり(KBS京都)感想

    「神に等しき鋼の巨人は、人の魂を得ることで、真の正義の使者となる」
    「何故私が巨大ロボットを選んだか……その答が、今ここにある」(葵竜也)

    上のセリフ、ギリギリでKBS京都気象情報にかぶらなくてよかった。

  • 発症した剣は超擬態獣を攻撃し散る「これが、復讐に生きた人間の末路だ
  • ゴオ、ラビットシンドローム発症。擬態獣に取り込まれる
  • ゴオを殺し、自分も死のうとするミラ「ゴオと一緒に五年前のあの日に帰るのよ」止める杏奈だが……
  • ゴーダンナーに取りついた擬態獣をはぎ取りミラは散る。杏奈、ゴオと合体「今行くからね、ゴオちん
  • 早組みプログラム完成。ゴーダンナーフェイズチェンジ。かろうじて理性を保つゴオ、超擬態獣に攻撃
  • ルウ、セレイブレイダーをソード状に変形。「ゴオ、私を握って」トリプルドライブで攻撃
  •  いやぁすごい。怒濤の展開。葵竜也のセリフはタイトルとも直結してますし、「ロボットアニメ」というジャンルへの自己言及にもなってますね。けっきょく、人の形が一番恐ろしくて美しい。だからこそ、何度でも同じテーマをくり返す必要があるんだと思います。まさに人間の「ゴオ=業」というところでしょうか(この暗合が偶然か故意かは判りませんが)。
     杏奈の言い分も、ミラの言い分も、どちらも独りよがりな部分はあるし、正しいところもあるけれど、そんな矛盾を抱えて人は他人を愛し、死んでいかなければいけないんですね。……文章にするとすっごーく胡散くさいぞ、自分。
     ところで関係ないですが、プログラムの早組みってのはいいですねアレ。コンパイラ言語じゃデバッグが大変で書いてられないだろうな……。いずれにしてもこんな命がけの状況でやりたくはないものですが。
     最終回は後日譚的なものになるようです。けっこう好き。ここまで話が膨れ上がったら、それもそれで面白いかもしれません。

    投稿者 plateau:02:22 [アニメ/アニメ魂枠]

    2004年06月23日(水)

    読売新聞夕刊に「空の境界」

     おなじみ読売夕刊「本よみうり堂 トレンド館」。今回は奈須きのこ特集(石田汗太記者)。「空の境界」と、月姫などの奈須きのこさんの来歴。そしてやっぱり登場、太田克史編集長。
     ちなみに隣のページ(京都4版)では石田記者、昨年度のミステリランキングの均一化を愚痴ってます。単に読者層が狭いだけでは……。しかし「葉桜の季節に君を想うということ」、11万部しか売れてなかったのか……。それなのに「空の境界」は既にして20万部突破。でもどっちにしろ、マンガの部数とは桁が違いますね。というか、読売なんか全国1000万じゃないですか(名古屋圏のように夕刊のないとこもあるので単純計算は出来ませんが)。でも……あ、やばそうな流れなのでこの話題やめ(おい)。

    投稿者 plateau:23:41 [読売]

    辻村深月「冷たい校舎の時は止まる」上(講談社ノベルス)感想

     第31回メフィスト賞受賞作。「辻」の字はほんとは二つ点です。デビュー作から北見隆装丁、なんてうらやましい。
     とりあえず萌え作品ではありません。作者にも萌えません(失礼)。っていうかメフィスト賞って、純粋に萌えと言えるのって西尾維新くらいでは? 佐藤友哉は明らかにフェイクだし、霧舎巧も萌えとは一線を画す発言してましたし……。森先生は一部作品は萌えますね(ZOKUとか)。あ、石崎幸二がいたか……。
     なんにしても、萌えなんてけっきょく読者個人が感じるものだから、本当は作品自体に付与される属性ではないと思います。

     受験を間近に控えた、ある雪の日。いつものようにそれぞれ高校に登校した、8人の生徒。しかしたどり着いたのは、いつもと同じようで、どこか奇妙な教室。そこは時の止まった、彼らだけの世界。そして否応なく思い出される、学園祭の日の「事件」。ひとりの生徒の飛び降り自殺。しかし、彼らはその名前が思い出せない……。

     おぉ、こういう作品とは思いませんでした(作品を読むときは極力先入観をなくしたいので、裏表紙とかのあらすじさえ読まないタイプ)。なかなかに素敵。
     なんかこの設定、私的冨樫義博さんの最高傑作・「レベルE」のあの話[bk1][bk1.jp] [amazon]と似てるなーと思ったら、ネタ本同じみたいですね。というか、あの作品では陽に描かれてませんでしたが、バカ王子が一人とり残されたのって、ちゃんと意味があることだったんですね(まどろっこしい感心の仕方)。
     なんとなく懐かしい気分になるのは、たぶん自分がその時期を過ぎているからで。恩田陸ほどの意図的なノスタルジック趣向ではないと思います。青春群像ミステリィ(そんなくくりがあるかどうか知らないけど)らしく、「犯人探し」めいたものはあって、各キャラの過去は少しずつ明かされていくけれど、それほど露骨ではないというか、さらりとした感じ。といって、まだ上巻だからかもしれませんけど……。とりあえず、シーンの描写は静かなうえに印象的。
     しかし、三部作という趣向は良いですね。一冊が長過ぎず、しかも続きがかなり気になる。これは中・下も買い決定。それにしても新人作家でこれだけ気になるんなら、西尾維新の「ネコソギラジカル」三ヶ月連続刊行なんて、耐えられるのだろうか。
     ところで、鷹野「博嗣」というネーミングは、主人公の辻村深月とあわせて「犯人じゃない」という符号ということでいいんですかね? 作者の変な願望ではないと思いますが。
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    投稿者 plateau:23:44 [読んだ本の感想]

    世界は新刊情報なんかじゃない

     いまだに「さよなら、ぺとぺとさん」とか読めてないのに、どんどん新刊が。

  • 木尾士目「げんしけん」4(講談社アフタヌーンKC)[bk1][bk1.jp] [amazon]
     なんで毎回大野さんが表紙なんでしょう? 北川さんはいつ!(ありえない) ちなみに初版限定特製しおりも大野さんでした。
     それとアニメに先行してラジオも始まるようで。7月からラジオ大阪で。ネット配信もあるようです。詳しい情報はVステ公式げんしけん公式くじアン公式で。
     ところで久々に一般書店に行くと面白いですね。マンガコーナでの一般人の反応が。普通の人って、たいてい「○○(売れた過去作のタイトル)の人」と、作者名を憶えません。しかも、アニメ化された作品よりドラマ化されたもので言う傾向が強い。たとえば、高橋しんは「いいひと。の人」であって「サイカノの人」ではない(家裁の人でもありません)。あと、なんか高校生か大学生らしい集団が、「(おそらく週刊少年)マガジンはキャラで売ってる感じがする」とか言ってましたが。そうかぁ〜? いや、マガジンはここ数年読んでないけど、でもなぁ……。そんなもん、最近の萌えキャラ全盛の月刊誌の動向からすれば微々たるもので……とか言いたくなりましたけど、「げんしけん」とか買ってるヤツがそういうこと言うとあらぬ誤解を受けそうなので(誤解?)スルー。

  • 村上 真紀「ゲーマーズヘブン!」1(ブレイドコミックス)[bk1][bk1.jp] [amazon]
  • 鈴木 次郎「壮太君のアキハバラ奮闘記」1,2(ガンガンファンタジーコミックス)[bk1][bk1.jp] [amazon]
     新刊も読めていないのに最新刊以外のものに手を伸ばす私はどうか。まあ、じっくりゆっくり。

     あとは買うかどうか判んないけど今後の注目作。まずマンガ編。

  • 花見沢Q太郎「NAGI」(少年画報社YKコミックス)>6/28ごろ[amazon]
  • 荒井チェリー「三者三葉」1(芳文社まんがタイムKRコミックス)>6/28ごろ[amazon]
  • 吉谷やしよ「ハイリスクみらくる」1(芳文社まんがタイムKRコミックス)>6/28ごろ[amazon]

     以上再掲。

  • 大岩ケンヂ/滝本竜彦「NHKにようこそ!」1(角川コミックスA)>7/1ごろ
  • 海藍「トリコロプレミアム」(芳文社まんがタイムKRコミックス)>7/20ごろ
     ただし予約は終了。
  • 野々原ちき「姉妹の方程式」1(芳文社まんがタイムKRコミックス)>7/27ごろ[amazon]
  • 関根亮子「隠密☆少女」1(芳文社まんがタイムKRコミックス)>7/27ごろ[amazon]

  • 師走冬子「ぼくの家庭教師(カテキョ)」1(竹書房バンブーコミックス)>7/27ごろ
  • TAGRO「宇宙賃貸サルガッ荘」4(ガンガンファンタジーコミックス)>7/27ごろ[bk1][bk1.jp] [amazon]
     7月27日どれだけ出るんだ。

     次に小説編。

  • 恩田陸「Q&A」(幻冬舎)[bk1][bk1.jp] [amazon]
     これは買いました。素晴らしい装丁だと思ったらやっぱり鈴木成一デザイン室。
  • 森博嗣「ナ・バ・テア」(中央公論新社)[bk1][bk1.jp] [amazon]
     スカイ・クロラ続編。これはノベルスか文庫待ちという手もあるけど、相変わらず装丁が良いなぁ……。
  • 西尾維新「新本格魔法少女りすか」(講談社ノベルス)[bk1][bk1.jp] [amazon]
     これも再掲。
  • 京極夏彦「百器徒然袋−風」(講談社ノベルス)[bk1][bk1.jp] [amazon]
     榎木津シリーズ短編?

  • 「ファウスト」Vol.3(講談社)[bk1]
     再掲。

    投稿者 plateau:23:46 [購入履歴]
  • 2004年06月24日(木)

    「サムライチャンプルー」#3 以心伝心 その一(関西テレビ)感想

    「達者で暮らせよ」(ムゲン)

  • ムゲンとジン、フウと別れる
  • ヤクザの抗争でどーのこーの
  • 河原屋の息子と行動を共にするジン
  • 女郎屋に売られるフウ
  • 女装して侵入するジン。そこには用心棒となったムゲン、そしてフウも
  •  フジ試聴組の感想を見てますと(あらすじは知りたくないのでざっとですが)、先行き不安げ? うーんと、まあね、私はどんなことになっても「期待外れだ」とは言わないので……。「ヤバくなったらぁ、さっさと切る」タイプなので(いいのかそれで)。
     でも実際、まあまあ面白いと思いますけどね。なんか、「憎しみは憎しみを生む」とか、「相手に先に攻めさせて正当防衛」とか、怪しげな現代国際関係の風刺みたいな? そこまで考えなくてもぼけーっと流れを追ってればだいたい楽しめるかと。

    「天上天下」FIGHT.12 暗黒(ABC朝日放送)感想

    「俺様のささやかな幸せは、こりゃ当分先になりそうだぜ」(俵文七)

  • KATANA狩りを行っていたのは棗真夜だった。兄を救うためにチームを潰そうとする真夜
  • 棗慎は残りのKATANAメンバを病院送りに
  • 五十鈴につけられていた俵文七。逆に五十鈴を追いつめるも、謎の車にひかれる。しかし車を攻撃する「ダブルインパクト・俵
  • 慎は葛葉真魚とともに師父・高柳道現に逢う
  •  挿入歌の入るタイミングがおかしい。というか、何故EDの「愛してねもっと」を流す……。

     うえーっと。過去編長いかなーなんて。というかだんだん筋が追えなくなってるのであらすじは信用しないでください。前回のもひそかに大間違いしてたし……。
     話が現実離れしているのは初めから判っていたのでいいんです。どうせならもっとはっちゃけていこー! そうすれば楽しめますから。
     葛葉真魚はとてもいいですね。基本的にこういうキャラはあまり喋らないほうがいいです。
     ……どうも本来の作品の楽しみ方ではない気がする。

    投稿者 plateau:02:33 [アニメ/天上天下]

    2004年06月25日(金)

    「ふしぎの海のナディア」(再)第12回 グランディスの初恋(NHK教育)感想

    「人は、ひとりでは生きていけないんだからね」(グランディス)

  • 長い船旅で魚料理が続き、うんざり気味のサンソン
  • 狩りのため、島に上陸するノーチラス号の船員とジャンたち
  • ネモを誘惑しようとするグランディスとエレクトラ、女の闘い
  • お嬢様だったグランディスの思い出話。初恋の相手は結婚詐欺師だった。残ったのはサンソン・ハンソンと宝石だけ
  • グランディスに、ジャンを大切にしろと言われるが、狩りから帰ってきたジャンに嫌悪し走り去る。と、ブルーウォーターが反応を見せる
  •  これは本当にNHKアニメですか、と思いつつ(のぞきのシーンね)。
     めまぐるしい展開で視聴者を飽きさせません。最近のアニメと比較しても遜色ない構成というのは本当に驚き。グランディスとエレクトラの対決をコミカルに描きつつ、いつの間にか敵対心を持っていたはずのナディアがグランディスと打ち解けているという流れを自然に見せています。そしてすっとグランディスのカコバナへ。ここでも深刻そうな話をあっさりギャグっぽく語らせ、ジャンのことに話題を転じる。そうしてみたところで以前から出ていたナディアの肉食嫌悪を全面に押し出す展開。素晴らしすぎ。

    太田虎一郎「宇宙の法則 世界の基本」(コアマガジン)感想

     素晴らしい。最高。GLAYとグレイト(大丈夫か、ことえりたん)。
     本当なら、もっと早くに読んどかないといけなかったですね。これぞまさに真の萌え4コマ。僭越ですが、当サイトのコンセプトと極めて一致しております。
     昔今日の萌えシチュエーションをやってた身としては、「ドキドキ対決 先手オレ」なんかもう涙が出るほど嬉しい。ほとんど共感できます。なおかつ、ちゃんと4コマとしてオチがついているのが最高。
     キャラ的には科学部部長・千葉ちゃん最高。帽子+眼鏡+科学部って、もう最高過ぎ(最高って何回言った?)。
     あと、毎回のタイトル題字や単行本ゲストコーナ、そうそうたる面々でこちらも楽しめます。
     まんがタイムきららで連載中の「かるき戦隊」も8/27に第1巻発売のようです。今回こちらを読んで、ようやく7月号203ページ左のセリフの意味が判りましたけど、基本的な世界もつながっているようで。単行本が楽しみ。
    [amazon]

    投稿者 plateau:00:03 [マンガ感想]

    木尾士目「げんしけん」4(講談社アフタヌーンKC)感想

    とある大学のオタクサークル・現代視覚文化研究会、通称現視研。二次元に夢を見る現代のフロンティアランナーたちが今日も集う。しかし、部員の春日部咲ちゃん(非オタ)のミスで、サークルのゴミ捨て場のボヤ事件が発生。現視研には無期限活動停止の処分が下る。その罰として咲ちゃんは学園祭でコスプレをすることに。光る自治会・北川さんの目! そんなこんなで季節は流れ春。なるか新入部員獲得!? みたいなそんなぼくらの日常。

     あいかわらず素晴らしいですね。もう文句のつけようがないですね。今回一番面白かった小ネタは、「台風で一回放送がズレていまだに最終回やってない」なんですが……しかしこれ雑誌掲載時期を考えると某フジのアレが直接のネタではないのでしょうか? いやホントしゃれになってませんな……。
     そんなふうにオタクな話題を盛り込みつつ、それを含めて非常に現代的なラブコメになっているというのが実にすごい。
     で、巻末の回なんですが、唐突に新キャラ登場。オタクが嫌いな荻上さん。無愛想で、髪の毛立ってて、小柄で、ってそんな「新キャラによるテコ入れ」ネタに私が釣られ……釣られ……ヴァーー!!? 
     すいません。マジ萌えました。159ページの顔なんかもう! 最高!
     ということで早くも5巻が楽しみであります(アフタヌーン買う気はないのね)。
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    投稿者 plateau:20:22 [マンガ感想]

    「魔法少女隊アルス」第12話(NHK教育)感想

    「もう大人になんかなれないってのに……しょうがないな」(シーラ)

  • シーラのつかまえた妖精を逃がすアルス。しかし、その後不運続き
  • アルスの逃がしたヤレリィは、自分を助けた相手にとりついて一生不運にさせるという
  • アルスは自分の不運をネタにシーラを笑わせようとする
  • クラウンの化粧でシーラを笑わせることに成功したアルス
  • 自分の家に帰るシーラの母。部屋に残されたバースデイケーキに泣き笑いのシーラ
  •  ほえほえ。今日はちょっと体調を崩して早退しましたよ。そんで「げんしけん」とか「辣韮の皮」とか「壮太君のアキハバラ奮闘記」とか読んでました。BGMはダカーポで。萌え充電きゅいーん(すいません、こういうテンションで書いてないと正気が保てないんです、ホント)。
     ちゅーことで今回のアルスもやたらに萌えました。夏休み一挙放送が決まったみたいですが、まあせっかくなんでこのスタイルで見続けましょう。
     助けた相手を不運にする妖精って、またすごい属性ですね……っていうか、それが判っているということは、今までもアルス以外に妖精を助けようとした魔女なり魔族なりがいたということでは? そこまで気にすることじゃないのかな……。
     自分をネタにして笑わせようとするなんて、アルスちゃんは真の芸人魂を持ってますね。しかし、そうやってシーラを笑わせました、めでたしめでたし、ってのもなんか違うような……と思ったら、最後にちゃんと別の笑顔が見られましたよ。うまいですねぇ相変わらず。こういう、いつも冷静な女の子が見せる涙と笑顔にドキドキなのです。その後の「ケーキ、いっしょに食べるか」もくはぁ! 萌え萌え! いっつぁめろりんきゅですけん(さっさと寝ろ!)。

    2004年06月26日(土)

    恩田陸「Q&A」(幻冬舎)感想

    大型スーパーマーケットで起こった事件。多くの客が一斉に逃げ出し、死傷者を多数出す。しかし、その原因はいっさい不明だった。事件の真相はいったい。質問と解答だけでつづられる物語。

     うーんと……。めちゃめちゃ感想書きにくい話ですね、しかし。
     質問と解答の形式で進む作品、ということで興味を持って買ってみたんですが、途中からなんか思わぬ展開に。徐々に真相が明らかになるようで、実際にはまったく全貌が杳として知れない。どんなふうに話を収束させるのだろう、と思ったら……こ、こう来ましたか。
     うむむ。恩田陸らしい、という言葉でくくるにはあまりにも異質な作品。しかし、対話文だけで進む話なのに、ここまで引き込ませる筆力はさすが。似たような試みは井上夢人も「もつれっぱなし」[bk1.jp] [amazon]でやってますけど、あれは連作短編ですしね。
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    投稿者 plateau:20:15 [読んだ本の感想]

    「カードキャプターさくら」(再)第12話 さくらの終わらない一日(NHK教育)感想

    「ほえ〜、肉まんしか言えなかったよ〜」(木之本桜)

  • 桜の小学校で、父・藤隆による考古学の特別授業
  • 翌日。桜は笛のテストで失敗してしまう
  • しかし朝目が醒めると、また同じ一日がくり返されていた。桜と小狼以外は気づいていない
  • それは町の時計台に取りついたクロウカード・タイムの仕業だった。さくらは時計台に近づくが、タイムによって時間を操られてしまう
  • 三回目の「今日」。小狼の力を借りてレリーズ。カードは小狼のものに
  • 本当の「翌日」がやってくるが、時間割を間違える桜
  •  いやぁ、やっぱり何度観てもいいですにゃあ(語尾キャラ化)。
     くり返される日の前日の執拗な時計の描写。12時を刻み、響きわたる鐘の音。そして怪しく逆回転する時計針。全編にわたって最高の演出です。
     7話でもそうでしたけど、何度も同じことをくり返すという趣向は、個人的にも好きですし、この作品世界自体を象徴しているようで美しい。
     くり返される日が、木之本藤隆による特別授業の日ではなくて、その翌日の何の変哲もない普通の日だというのが良い(普通というのは、もちろん笛のテストがあるというのも含めて)。学園生活を送る児童・生徒にとってみれば、特別授業だとか、運動会、社会見学といった年中行事にともすれば目を奪われがちなものです。それももちろん大切なことなんだけど、そうじゃなくても、エンディングにいう「単調な日常」が、代わり映えのしないように見えても、一日一日が貴重な日々なんだということ。そんなことを教えてくれている気がします。たとえそれが、閉じられた世界であったとしても。
     さくらがクロウカードの気配を感じ取れるようになったり、小狼と協力してクロウカードを追いつめたりといった、そんなささやかな「成長」の描写も、ここ数回本格的なバトルシーンがなかったからこそ、より引き立っていると思います。

    2004年06月27日(日)

    「レジェンズ〜蘇る竜王伝説〜」第13話 地球の悲鳴が聞こえてた(関西テレビ)感想

    「レジェンズ・ウォー」(ランシーン)

  • BBたちは火の玉のレジェンズで目をそらし、マックを誘拐
  • 室内庭園に連れてこられたマック。ランシーンから、自分は土のサーガだと聞かされる
  • マックを捜しにきたシュウとメグ、そしてディーノ。彼らの前に土のレジェンズが現れる
  • メグ、放心状態。そして水のレジェンズも登場
  •  こちらも怪しげな展開。やはりランシーンが前面に出てくるとギャグが潰されるのね。そういう役割のキャラだって判ってましたから良いですが。
     風・火・土・水のサーガが揃い、レジェンズ・ウォーのお膳立てが整う。実はなかなか重たげな話が内包されていたのか。
     やはり今後の展開を見ないとなんとも言えないんですけど、マックが「土のレジェンズの器となる」って、そのまんまの意味なのか。マック自身がタリスポッドの役割を果たす、ということですよね多分。だからそういう体型……って、いや、こんなこと言っていいのか。

    投稿者 plateau:10:23 [アニメ/レジェンズ]

    「ふたりはプリキュア」第21話 衝撃デート! キリヤの真実(ABC朝日放送)感想

    「自分の宿命からは、逃れられない。――どう、あがいても」(キリヤ)

  • 放課後、ほのかにプリズムストーンを見せ、自分はドツクゾーンから来たと言うキリヤ
  • 日曜日。なぎさの家を訪れるほのか。キリヤの告白を打ち明ける
  • 次の日の午前4時。堤防で向かい合うなぎさ・ほのかとキリヤ
  • ふたりはプリキュアに変身。しかし、プリキュアマーブルスクリューは使わない
  • ふたりの言葉に、キリヤは自らプリズムストーンを渡し、闇に返る「僕には、運命を覆す力はない。でもあなたたちふたりは、その力があるみたいだ」
  •  …………。
     冒頭、あまりにも突然に空が曇るシーンを見て、なんかとてつもない不安感に襲われたのですが。
     これまでも前半パートでは正直どうかと思う展開があっても、後半では見事に盛り返してくれたので、それを期待しなかったわけでもないのですが。
     はっきり言って初見の感想としては、話が詰め込み過ぎとかいうレベルを超えて破綻しているとしか思えないのですが。学校のある次の日が日曜だったり、サブタイが完全に内容と離反してたり。
     しかし、二回目以降見るとまったく印象が変わって見えてしまうこともあるので、完全に否定することはできません。
     とりあえず、「いったい何なのだ…………」を十三回ぐらいくり返してからもう一度見てみたほうが良いかも。
     こういうときこそですよ。こういうときこそ、その作品が何をやりたいのかを見極めるチャンスなんです。すべてが狙いなのかもしれませんから。今までじっくり張ってきた伏線を一気に投げ打って、何回かに分けて描くことも出来た話を唐突に終わらせてしまうという仕打ちの裏には、相応の理由があるはず。だってそうでしょう? この二クールで順調にファンもついて、それを踏襲していけばそれなりの話を作ればそこそこの人気を得られていたはずなのですから。あえてそれを選ばず、五里霧中の展開にしたというのならば、ここから先、今までをはるかに超える水準の物語を期待しようじゃないですか。失望するのは、まだ早い。

    「火の鳥」未来編 その二(NHK)感想

    「理由がなければ、結果もない。原因がなければ、結果もない」(猿田博士/マサト)

  • 人類滅亡の後、ひとり残されたマサト
  • ドライフラワに囲まれ、五千年眠り続けるレナ・ウェルテル。マサトは彼女が目覚める日を待ちこがれる
  • 新たな生命を創り出そうとする実験はすべて失敗。そしてついにレナが目覚める日がやってくるが、彼女は既にミイラとなっていた
  • 絶望のまま、六億年の孤独を過ごすマサト。だが、巨大彗星、大洪水の天変地異の時を迎え、すべてを悟る
  • マサトの体の有機体をトリガとし、新たな生命が生まれる。そしてふたたび悠久の時を経て、ついに人類が誕生する。「終わらないもの、それが命」
  •  ふわぁ〜。すげぇですね。想像を絶するスパンで語られる壮大な物語。しかし、「トリガ」を字幕で説明しなきゃいけないんなら、セリフ変えろよ! 興醒めな。
     まあ原作があまりに大きすぎて、そのアニメ化ということで当然期待ラインが高くなってしまう中、いろいろな制約もありつつなかなかの作品だったと思います。
     で。
     次はアガサ・クリスティ原作「ポワロとマープル」ですよ! って、もともと別シリーズのふたりの名探偵を同じ作品で描いて大丈夫なのかとか、そんなことは知りません! だいたい私はミステリィファンでも海外古典をあんまり読んでないし(おいおい)。とにかくオリジナルキャラのメイベル・ウエスト@折笠富美子にちょお期待! それだけです。予告でもポワロ(里見浩太朗)とマープル(八千草薫)なんかどうでも良いから、折笠さんを出してほしかったのに〜。

    投稿者 plateau:21:20

    「新選組!」第二十五回 新選組誕生(NHK)感想

    「あの人は私が斬らなくちゃいけないんです」(沖田総司)

  • 八月十八日の働きの報賞を受けに、松平容保に面会する近藤勇。松平は隊の新たな名称を考える
  • その裏で進行する芹沢鴨暗殺計画。土方・山南は、夜の宴で鴨を酔わし、帰り際を襲おうと根回しする
  • 鴨にだけ新名称を相談する勇。鴨はそれを認め、自分の暗殺をためらう近藤に「鬼になれ」と言う
  • 覚悟を決めた近藤は、土方たちを向かわせる。原田、そして沖田総司も同行
  • すでに帰宅した芹沢鴨の寝室を襲撃する四人
  • 徳利に滑り、沖田総司に刀を貫かれる芹沢鴨。そしてその場にいたお梅も自害
  • そして、新たに「新選組」の名を拝し、近藤勇を局長とした組織が旗を揚げる……
  •  こちらも覚悟を決めてしまった芹沢鴨。しかし最後の最後まで真剣に闘い、そして果てた。その結果に無念さは残ったとしても、過程に理不尽さはほとんど感じられないところが、劇作家・三谷幸喜の筆のなせる技というか。闘いの場面でも、これまでのエピソードを踏まえつつ、ひとりとして無駄死にさせない、意味のないシーンを作らない、キャラクタへの愛があふれています。
     今回の構成の妙は、「新選組」の名前を最後まで出さないところですが、作中でも「新組」ではなくて「新組」で通すのですね。看板には「津藩」と書かれていたことから、意図的なものでしょう。あくまで大河ドラマとしての「新選組!」なのだという記号。

    2004年06月28日(月)

    「美鳥の日々」LAST DAYS 二人no日々(KBS京都)感想

    「知らないかもしれませんが……私、ずっと沢村さんのこと見てました」(春日野美鳥)

  • 正治に告白した綾瀬。だが、正治は断る
  • 本体に戻った美鳥だったが、正治の右手だった記憶は失っていた
  • 正治が帰宅すると姉・凛が。美鳥が元に戻ったか確かめていない正治に怒る
  • 美鳥の日記を見つける正治。返しにいこうと春日野邸の門前まで行くが躊躇。出くわした真行寺耕太は、美鳥が右手に戻りたがっていると言う
  • 門の前に正治の姿を見つけた美鳥は、今こそ自分の気持ちを正直に言おうと家を飛び出す
  • 引かれあうように、ふたりはあの公園へ。勇気を出し告白する美鳥に、正治は優しく「知ってるよ」
  • 本当の二人の日々が、今始まる……
  •  素晴らしい。感動。なにひとつ文句のつけようがない。期待通り満点。殿堂入り決定。

     ほんとに、ほんとに、私の思い描いていた「日記で泣かせ」が実現するとは。予想、というか期待していた要素がほとんどすべて叶って大満足です。
     綾瀬さんについては、もっとドロドロした展開になるかと思ったのですが、こうきましたかっ! たしかに綾瀬によって正治が美鳥に対する本当の気持ちに気づくという結果は変わらないにしても、綾瀬さん自身の口からそれが出ることによって、いくぶん彼女にとって救いのある展開になっていたと思います。っていうか、ぶっちゃけ私が予想した展開というのは、(以下なんとなく伏せ字)綾瀬さんの勢いに押されるまま二人で家まで帰る正治。綾瀬がシャワーを浴びている間にベッドの上をかたづけようとすると、マフラーの下の日記が目に入る。そこに書かれた美鳥の文章から、美鳥との日々を思い出す沢村。思わず彼は家を飛び出し、美鳥のもとへ向かう……というものだったので……。もちろん実際の展開のほうがはるかに上。
     で、正治の行動のトリガとなるのが、姉の凛だったというのが感心したところ。この人の存在、栞ちゃんといっしょにすっかり忘れてましたが。これこそが彼女の役割だったのですねー。12話でもそうでしたけど、話の緩急のつけ方が絶妙で、最終話ではこの凛が暴れることによって唯一にして最大の転調が訪れ、あとは(コータくんとのイベントはあるにせよ)クライマックスまっしぐら。何度でも言います。最高。
     そして美鳥の告白。冒頭に引いたとおり、「知らないかもしれませんが」という美鳥のセリフと、その後の正治の「知ってるよ」という対比が、この作品で描かれてきた、ふたりの日々のすべてを表しています。あえてそこで、こまごまと説明する必要はありません。ふたりにはこれから先、長い長い時間が残されているのだから……。

     そして最後のスタッフロールも期待通り。やっぱりOP曲「センチメンタル」をバックに、それでも「右手の恋人」ではない、ちゃんとしたふたりの新しい日常を垣間見せてくれました。もちろんふたり以外の「それから」も。綾瀬さんの笑顔も、栞ちゃんの姿もちゃんと確認できました。高見沢滝口由真まで出てきたのは感激。ずっと正治の行動・心情とリンクしていたジゴロウもちゃんと幸せになれましたし。

     今日はもう遅いので寝ますけど、また何度でも見返したいところですね。1話の録画ミスの挽回以後、毎週充分にこの作品を堪能できて幸せです。もう、こうなったらDVDも買いましょうかね〜?

    投稿者 plateau:02:45

    2004年06月29日(火)

    愛さえあれば曜日なんて関係ない!!

     ということで購入リスト。

  • CooRie「センチメンタル」(ランティス)[