2004年05月01日(土)

MacOSX上でMOVABLETYPEを動かす、とか

 今日、さくらにお金を払ってきました。という書き方をすると、ごく一部に曲解をされる方がおられるかもしれませんが(笑)、とうとう有料鯖に移行します。といっても登録が終わるのは連休明けでしょうが。
 ということで、とりあえず移行のための練習として、せっかくのMacOSX環境なので、iBookG4上でWeb共有を使って、CGIを動かしてみました。意外に苦労したので、ちょっとまとめておきます。たぶん10.3(Panther)じゃなくてもだいたい同じだと思います。興味ない方は読み飛ばし可。

  • MacOSXでCGIを動かす
     MacOSXのデフォルトではローカルでCGIを動かすことは出来ません。そこでApacheを起動してCGIが動くようにします。
     まず「システム環境設定」から「インターネットとネットワーク:共有」を選び、「サービス」のパーソナルWeb共有を「入」にします。
     次に/etc/httpd/httpd.confという設定ファイルを書き換えます。これはroot所有のファイルであり、通常のFinderでは見れません。ターミナルで操作するか、RBrowserLiteというFTP/ファイルブラウザ(フリーウェアです)を使うことになります。
     要は設定ファイル中のCGIに関わる部分のコメント(#)を外すことになるのですが、詳しくはこちらこちらを参考にしてください。ファイルは必ずバックアップを取ることを忘れずに。
     書き換えが終わったら、再びシステム環境設定を起動し、Web共有を再起動(いったん「切」にして、再度「入」にする)します。これでローカルでCGIが動くようになります。

  • MOVABLETYPEの実行
     ユーザネームがhogeであるとすると、以降CGIを動かすページはすべて/Users/hoge/Sites/以下で行います。MOVABLETYPEを移行したいときは、この下にmt/ディレクトリを作り、Webサーバ上にもともとあったファイルをFTPでコピーしておきます。ただし、archives/とdb/ディレクトリの中のファイルはコピーしないこと!
     ローカルサイトはブラウザのロケーションバーに、「http://127.0.0.1/~hoge/」と打ち込むことで見ることが出来ます。
     ローカルでMOVABLETYPEを動かすために、MTの初期設定ファイルであるmt.cfgファイルを書き直します。まず14行めあたりのCGIPathは「http://127.0.0.1/~hoge/mt/」と書き直します。さらにその下のDataSourceは、「/Users/hoge/Sites/mt/db」とします。そのほかの設定はとくに変える必要はないと思います。
     まず本当にCGIが動いているかを確かめるために、最初にMOVABLETYPEを構築したときと同様に「mt-check.cgi」を動かしてみます。つまり「http://127.0.0.1/~hoge/mt/mt-check.cgi」をブラウザのロケーションバーに打ち込みます。なお、Mozillaなどを使っている方で、常時接続でない方でも、「オフライン作業」のチェックは外さないと機能しません。Safariならそもそもオフライン作業の概念がないので気にする必要はないですが。
     X11をバリバリ使っていて、Finkでさまざまなアプリをインストール済みの方でないと、「DBDが入っていない!」とか言われると思いますが、SQLを使うのでないならこれは大丈夫です。最低限最初のJcode,HTML,Image,File,CGIが動けば最後の段落に「Your server has all of the required modules installed; you do not need to
    perform any additional module installations. Continue with the installation
    instructions.」と出て、うまくいっていることがわかります。これが出ないときは、これまでの作業を見直してみてください。
     なお、CGIやPerl(.pl)を動かすときに、「Permission Denied.」と出ることがあります。このときは、それらのファイルやそのディレクトリの実行権限をいじってください。私は適当に全部777(ユーザ、グループ、その他のすべてで読み/書きOK)にしてみたんですが、こんなゆるゆるなのは本当は良くないような気がします(笑)。
     うまくいったら、mt-load.cgiを実行します。Web上では最初に実行したらすぐに消しているはずですが、ローカルに残っていたらそれを。なかったら公式サイトから別途ダウンロードし直しておいてください。このときに、db/ディレクトリの中にファイルがあるとエラーが出るので、先ほどはコピーしておかなかったのです。うまくいったら、mt.cgiを開き、初期設定のユーザ名:Melody、パスワード:Nelson(秘密やよ@香具山紫子)でログインします。これでとりあえずMOVABLETYPEの実行は出来るようになりました。

  • データの移行
     さて、次に今までにWeb上で作ったデータを移行します。過去のエントリはすべてarchives/(設定によって異なる)ディレクトリの中に保存されています。またカテゴリなどのブログの設定はdb/ディレクトリ中に存在します。といって、これらのファイルを単にコピーして、通常のブログの管理時のようにmt.cgiを実行しても、どうもうまくいかないようです。理由はよく判らないのですが、私が試行した限りではテンプレートの作成がうまくいかず、トップページ(index.html)の更新がうまくできません。
     そこで、通常のWebサーバどうしのファイルの移行の場合のように、エントリの書き出しー読み込み機能を利用することにします。まずWebサーバ上でいつものようにmt.cgiにログインし、左のUTILITIES/Import/Exportをクリックします。そして一番下の「○○(ブログ名)からエントリーを書き出す」を右クリック、あるいはOption+クリックして、書き出したデータを保存します。保存したデータは「mt.cgi」という名前になっていて、これをmiなどのテキストエディタで見ると、これまでのすべてのエントリやコメントなどが書き出されていることがわかります。
     次に、先ほどのUsers/hoge/Sites/mt/の下に、「import」というディレクトリを作り、そこにこのファイルをコピーします。
     あとはローカルサイト「http://127.0.0.1/~hoge/mt/mt.cgi」にログインし、同様に
    UTILITIES/Import/Exportをクリックします。今度はエントリーの読み込みです。投稿者は、あらかじめWeb上のものと同じものを作っておいて、そこにコピーしても良いし、新しく作ってもいいです。(必要なら)と書いてある下4つはそのままにしておいて、「エントリーの読み込み」をクリックすると、ずらずらっとデータが読み込まれます。画面上では文字化けしているように見えますが、あとで見るとちゃんと読み込まれています(文字コードの設定を変えなければの場合ですが。変えたときはどうなるか判りません)。
     なお、ここで読み込まれるのはエントリとそのカテゴリだけで、カテゴリの属性などは別途設定し直さないといけないようです。
     また、「BLOGの設定」も、各種設定を行っておきます。pingなどは全部切っておきましょう。
     あとは、「Templateの編集」で、 スタイルを再設定します。それぞれのテンプレートをクリックして、テンプレートの中身を、Webサーバ上のときのもので上書きするのが一番簡単だと思います。なお、イメージを読み込んでいる場合、そのリンクを適切に設定し直しておくことは当然必要になります。
     だいたい以上のことをしておけば、データの移行は終了です。「VIEW SITE」をクリック、あるいはロケーションバーに該当のURIを打ち込むことで、ローカル上のindexページが見られるはずです。あとは自由にエントリの追加が出来ます。

    投稿者 plateau:22:21 [Mac]
  • 「魔法少女隊アルス」第4話(NHK教育)感想

     なんだかワクワクの展開。
    妖精エクーの「願いごとをひとつだけ叶えてあげる」と言われた、ぎゃるっちーちゃん……もといアルス。甘栗甘栗! とかいいつつ、シーラとエバにかけられた「おとなになれない魔法」を解こうとする気持ちの発露が自然で良いですね。もちろんそううまくはいかないのがお約束なのですが、ペナルティとして、この段階で魔導書がなくなってしまうとは。次回も期待。しかしホント短いよぅ。

    みやこめっせ京都古書即売会、とか

     5月1日から5日までは、毎年恒例、みやこめっせで古書即売会が開かれます。京都では一年に三回、大きな古本市が開かれるのですが、私も参加するのはもう5年めですね。早いなぁ。最近はそれほどやたらに古本を買わなくなってきたのですが、以下購入リスト。

  • 紀田順一郎「謎の物語」(筑摩書房)[amazon]

     森先生の「ミステリィ工作室」で取り上げられていた本。ようやく見つけました。

  • 斎藤美奈子「文学的商品学」(紀伊國屋書店)[bk1][bk1.jp] [amazon]

  • ひろさちや「昔話にはウラがある」(新潮社)[bk1][bk1.jp] [amazon]

  • ポール・ジェニングス「ありえない物語」(トパーズプレス)[bk1][bk1.jp] [amazon]


     最後のは、「ありえない」というワードだけに反応して買ってしまうという、まさに「ぶっちゃけありえない」話(笑)。奇想天外な短編集みたいですね。

     あとは、東浩紀さんの「郵便的不安たち」とか、他の方でオタク系サブカル評論でいろいろ出てたんですけど、やたらに分厚くて、とても読む気になれないので却下。

     で、その後はまた新京極界隈まで行って新刊とかを購入。

  • 堀江由衣「楽園」(スターチャイルド)[amazon(初回盤)][amazon(通常盤)]

     ほっちゃん堀江由衣さんのニューアルバム。DVD集は別売かよ! 商売上手! ……ちょっと今回は金銭的にきついので買えない。

  • 野川さくら「u*La*Ra」(ランティス)[amazon]

     んなこと言って野川さくらさんのアルバム(DVDつき)を買ってるわけですが。ラジオを聴いてたらやっぱり欲しくなりました。

  • 槙ようこ「愛してるぜベイベ★★」3,4(集英社りぼんマスコットコミックス)[bk1][bk1.jp] [amazon]

     2巻は売り切れてました。

  • これが私の御主人様」下敷き
     わーい。この絵柄好きー。……大学で使えるかッ!
    (以上、アニメイト京都店)
     あと、「ふたりはプリキュア」のラミカードとかあったんですけど……。やっぱり買わず。けっきょく使わないしなぁ、とか言ってる時点で、私はプリキュアン失格かも、かもかもー。そうそう、なんか、このサイトのトップページのタイトルを、「えむいち。〜プリキュアドールも美鳥フィギュアも買ってません!〜」にしたせいで(注:旧サイトのときのこと)、やたら「プリキュアドール」の検索で来られる方が多いみたいです。そのくせ本文ではまったく触れてないし。なんか、いろいろ申し訳ないです。

  • 高屋奈月「フルーツバスケット」14(白泉社花とゆめコミックス)
  • みづきたけひと「こはるびより」1((メディアワークス電撃コミックス)[bk1][bk1.jp] [amazon]
    (以上、めろんぶっくす京都店)
     えと、今の段階でとくにコメントすることはありません。

  • 森博嗣「数奇にして有限の良い終末を」(幻冬舎)[bk1][bk1.jp] [amazon]

     日記シリーズ、ついに完結。相変わらずの分厚さ。

  • 槙ようこ「愛してるぜベイベ★★」2(集英社りぼんマスコットコミックス)
    (以上、Book1st京都店)
     bk1で買おうかなと思ったけど、届くのが連休明けになりそうで待てませんでした。ベイベ2巻、Book1stでも残り1冊でしたよー。一般書店で買うというアレな感じを、森先生の本で薄めるという作戦。って、この本も表紙、萩尾望都さんじゃん!
     ちなみに「新現実」Vol.3はスルーしました。

    投稿者 plateau:22:23 [購入履歴]
  • 「カードキャプターさくら」(再)第4話 さくらのくたくた日曜日(NHK教育)感想

    「ぬっれ雑巾、濡れぞっうきーん!」(木之本桜)

     ああ、この話は昔観たときにも印象に残っている回ですね。
     しかし、今の私はすでに、良くも悪くもアニメ作品を純粋な眼で観ることはできなくなっています。
     今回のストーリィの裏には、拭いがたい性的なメタファが読み取られるように思えてなりません。冒頭のセリフを伏線として、WOODとRAINのクロウカードによるさくらへの襲撃はまさに直接的表現に置き換わるもの。そして木が日光を浴びて攻撃をやめたというのは、自慰行為による満足を表しているのでしょう。傍証として、洗濯物をもう一度洗い直さないといけない、というケロちゃんのセリフ。そして名前を書くことによってカードを降伏させるというのは、名前を与えられる=「人間」つまり「大人」として認められるということを意味していて、ここにはひとりの少女の喪失と成長を見てとることが出来ます。それは実は今回に限らず、これからしばらくの「カードキャプターさくら」という物語全体にも言えることで(たぶん李くんが出てくるまで)、知世ちゃんの手作り衣装も、まさにイニシエーションのための正装としての意味が込められているのでしょう。とくに今回は純白でしたし。

     ……あかん、妄想具合がひどいので今日はもう寝ます。

    2004年05月02日(日)

    「ふたりはプリキュア」第14話 ウソホント!? にせプリキュア大暴れ(ABC朝日放送)感想

    「ちゃーんとハミガキして寝なきゃ、ダメだぞぅ☆」(にせ白キュア/京子)

     うわーい、見所いっぱーい。「最近、プリキュアって流行ってんの?」byアカネさん。流行ってますとも!(違) 前回プリキュアの闘いを目撃した夏子と京子。子どもたちのために自らプリキュアに! 衣装も手作りで! アナタタチはホントに中学生ですか? にせ白キュア京子@名塚佳織と、にせ黒キュア夏子@小清水亜美という豪華コンビ。声優さんの来歴を考えると、本物と逆っぽい(個人的には本名陽子さん〜名塚さんという感じ)ですけど、それがまた良かった。「さっさとおうちに帰りなさい!」おばあちゃんはちゃんと憶えててくれたのにね。
     廃ビルの屋上に舞台を移し、プリキュア同士の闘いを仕組むポイズニー。グッジョブ! しかし、本格的な戦闘シーンはなく、にせキュアはひたすら落ちようとする、すごい演出。ということは、ポイズニーは人間を操れるけど、その身体能力を高めることは出来ないんでしょうかね。ザケンナー化させればいいような気もするんですけど、一回にザケンナーを憑衣出来るのはひとり(ひとつ)だけとかいう制約があるのかも。
     しかし、けっきょく4人ともザケンナーに襲われることに。ポイズニーは対象を絞りなさい。あなたの目的はプリズムストーンを奪うことでしょうが。にせキュアふたりを怖がらせてどうする。まあ見るからにサドっ気ありそうですし、そのおかげで楽しめ……ごほんごほん。子どもたちが待ってるんでしょ!? と、にせキュアを励ますふたり。しかし戦闘後は「もうプリキュアはやめよ」どっちだ! と思ったら、ラストはやっぱり変わらずにせキュア健在でした。まあいいか。
     それにしても、キリヤくんは何をやってるのですか。あんまり思わせぶりが過ぎると謎キャラになりますよ。

    「レジェンズ〜蘇る竜王伝説〜」第5話 鳥が恋してズッキュンバッキュン(関西テレビ)感想

    「自由になれない鳥だっているわ」(アンナ)

     こっちも転校生かよ! シュウに色仕掛けで攻めるアンナ@千葉千恵巳。嫉妬の炎に狂うメグ@那須めぐみ萌えぇ。展開も定番でありつつ要所要所が面白くて、安心して観ていられます。

    投稿者 plateau:09:55 [アニメ/レジェンズ]

    「火の鳥」復活編 その一(NHK)感想

    「彼女は現実の人間の女性だ!」(レオナ)
     共感する人多数(違)

     おお、いきなり面白くなった。黎明編を我慢して観た甲斐があった(のか?)。
     時に25世紀。重傷を負い、脳の大部分が機械に置き換えられたレオナ。まわりの人間がワカメみたいな異形の姿に、そしてロボットが人間の姿に見えてしまう。ということでロボットのチヒロとのシーンも、カメラワークを巧妙にしてるようです。ただ廃棄物処理施設から連れ出されるシーンとか、レオナ視点と思われるところで通常の人間が人間として描かれていたところがあって多少気になりましたけど。
     人間とロボットの話って、やっぱり手塚治虫っぽい感じ。チヒロにはデフォルトで感情が存在しているのかな? それにしてはレオナの友人とか、やたら旧世代っぽい考えのヤツがいるのは不自然な気もしますが。まあ個人的には人権なんて幻想は信じませんけど、ロボットの権利は認めたいところです。人間とロボットの恋愛は最大限認められるべきです!(何言うてんねん自分)

    投稿者 plateau:22:56

    「新選組!」第十七回 はじまりの死(NHK)感想

    「人に頼るな」(芹沢鴨)

     幕府側から間諜の役を押しつけられた殿内義雄。だが、すぐさまそれは近藤勇や芹沢鴨に知られてしまう。勇は殿内を説得し仲間になるよう言う。金のために浪士組に参加し、まわりに振り回されてきた殿内も、その言葉に心動かされようとする。しかしその晩、彼は芹沢鴨に斬り殺されてしまう。翌朝それを知った勇と土方歳三は、壬生浪士組のため鴨の告発を断腸の思いで我慢する。しかし、試衛館以外の面々は離反してゆく……。

     すごいすごい。組織というものの難しさ、ちょっとした行き違いの取り返しのつかない末路。もちろん幕末という時代を描き、形は違いながらも現代に通ずる問題のクローズアップが面白い。これからの新選組の行方につきまとう組織としての影の部分をしっかり描いていて素晴らしいです。
     作品全体を見ても、この前出てきた病弱な人が狂言鑑賞を中座することで殿内の間諜を垣間見たり、粕谷という男が壬生浪士組に加わるときの言葉が生きてきたりと、綿密な伏線が張られていて、まったくマニア好みな作品ですね。役者の人選も最高です。殿内義雄@生瀬勝久の意味は今回ようやく判りましたけど、前回とかも、情に厚い会津藩主・松平容保@筒井道隆なんて、もうそれだけですべて諒解してしまう(笑)。

    2004年05月03日(月)

    あなたのヘンタイ度チェック

    あなたのヘンタイ度チェック!RiT-LiXさんより)

    結果……。

    あなたは【ロリコン・ショタ系ヘンタイ】なタイプ。
    あなたは自分にとって従順なうえ、見た目も「かわいい」ものを追及するタイプ。
    現実の人間よりも、二元的な世界に理想を求める傾向がありそうです。
    自分の世界に没頭しているうちは、人にうしろ指をさされる程度で済みますが、その空想を現実世界に持ちこもうとすると犯罪になりかねないので気をつけてくださいね。

    あなたにぴったりの遊び場:コミケ
    幼女少年系倒錯度  100%
    自虐残虐系倒錯度  6%
    同性愛系倒錯度  31%
    電波系倒錯度  8%

     あー、やっぱり(おい)。

    投稿者 plateau:02:42

    「美鳥の日々」DAYS 5 アイnoチカラ(KBS京都)感想

    「美鳥には、正治くんのやさしさが一番の薬です」(春日野美鳥)

     うーむ面白い。こないだ喜久屋書店で原作の一巻を立ち読みしたんですけど(一冊だけ見本が見れるシステム)、けっこうアレンジしてあるんですね。周辺の設定が細かくなってて、けっこう完成度が高いと思います。前回のブルーサブマリンって店名はアニメオリジナルだったのか。絵柄もアニメのほうが好みかも(一巻だから絵がこなれてないというのもあるかもですが)。
     正治のそばにいられるだけで幸せ、と言っていた美鳥が、自分の存在によって正治に迷惑をかけている、という思いを抱きはじめ、役に立ちたい、と思う。いっぽう、正治にとっても、美鳥の存在が当たり前のものとなり、大切なものになっていく。そんな双方の流れが非常に素敵でした。加えて、前回と次回の橋渡しとしてのサイドエピソードも楽しい。前回ラストで高見沢くんの性格が変わっていたけど、まさか今回まで引きずるとは思わなかった。それで記憶を取り戻して、美鳥のことも忘れて、と律儀にけりをつけてます。そして、お楽しみ綾瀬さんエピソード。委員長というポジションを利用して、カゼをひいた(ということになっている)正治にプリントを渡すという口実で見舞いに訪れ、フラグを立てようとする綾瀬さん。しかし道中、ランドセル小学生・月島栞と出逢い作戦失敗。次回はふたりの対決も見られるんでしょうか。わくわく。

    投稿者 plateau:02:43

    2004年05月04日(火)

    「極限推理コロシアム」第1話(よみうりテレビ)感想

     さてさて、以前も話題にした矢野龍王原作の第30回メフィスト賞受賞作のドラマ作品、4話連続の一回めです。
     おお、なかなか本格っぽい。「夏の館」に集められた7人が、殺人ゲームの推理を行う。当然、「夏の館」があれば「冬の館」もあるわけで……。
     こういうシチュエーションと言えば、即座に綾辻さんのアレとか森先生のソレといった名作を思い浮かべるわけですが、当然メフィスト賞作品なんだから、まったく別の結末が待っていることでしょう(けっきょく原作を読んでいない)。役者の演技がどうとかいう問題はあるにせよ、基本的にドラマ向けの作品のような感じです。こんな感じで石崎幸二さんの作品とかもドラマ化してくれたら面白いような気もしますけどねっ。あれをドラマでやると寒いだけかな……。

    「神魂合体ゴーダンナー!! SECOND SEASON」#18 氷の微笑(KBS京都)感想

    「どこまでも、君と」(ククラチョフ)
    「これ以上は、壊れちゃうぅ〜」(猿渡杏奈)

     いろんな意味で、すごいアニメだ。
     今期は、いろいろ周辺の人物を描いていく一種の群像劇ですか? 第一期であまりにも出番が無かった海外班の話。まあ、あの豪華声優陣を見たら、クローズアップしなきゃもったいないですからね。
     ストーリィの展開上仕方ないんですけど、全体的に破滅に通じるノクターンが奏でられているような感じで、ちょっぴり辛いかも。

    投稿者 plateau:02:08 [アニメ/アニメ魂枠]

    2004年05月05日(水)

    プリキュアドール……

     えー。トップページのタイトルが変わったんですが、実は……。

    プリキュアドール
     プリキュアドール、買っちゃいました。
     いや、「買ってません」と書いただけで、「買いません」とは一言も(黙れ)。

     だってだってだって、某銀閣寺の近くのスーパに行ったら、レジの前の棚にいっぱいあるじゃないですか! ひとつ税込189円で! 思わずスパ王一個100円と一緒にカゴの中に。だ、だいじょうぶ、まだ在庫はいっぱいあったから、お子様に迷惑はかけてません!
     ……以前、同級生に逢ったこともあるようなとこで買うなよ、私。

     で。
    プリキュアドールin front of iBookG4

     なかなか出来はいいですよ! とくにキュアブラックの躍動感! 思わずiPhotoQuickTimeムービーを作ってみたくなりました(笑)。
     さーて、次は設定資料集かな……(この前アニメイトに行ったときは見つからなかった)。

     ところで。
    「三墨」って……
     誤植だ(笑)。

    「極限推理コロシアム」第2話(よみうりテレビ)感想

     なんか定番の展開ですが、そこが面白いところ。どうも、キャラの性格とか言動で、「こいつは犯人じゃないな」とかあたりをつけてしまいそうになるんですが、はたしてそれがうまくいくかどうか。

    「天上天下」FIGHT.5 制裁(ABC朝日放送)感想

    「オレは……何のために強く……」(凪宗一郎)

     どうやらこの作品、「強いとはどういうことか」を描こうとしているようですね。展開もスピーディで楽しい。
     しかし、ボウリング中、高柳くんだけ明らかにギャラリィの声援が無い(笑)。まあ凪宗一郎(と棗姉妹)の物語だから仕方ないかもしれないですが。次回は見せ場があるんでしょうか。

    投稿者 plateau:15:42 [アニメ/天上天下]

    2004年05月06日(木)

    「ふしぎの海のナディア」(再)第5回 マリーの島(NHK教育)感想

    「しーらないのー?」(マリー)

     ジャンとナディアが乗った飛行機は、突如砲撃を受けて島に墜落する。その島でふたりが出逢った少女マリー。彼女の両親と飼い犬は、砲撃の主とおぼしき謎の集団によって殺されていた。何も知らないマリーとともに、ジャンとナディアは追っ手からの逃避行を続ける……。

     しかし、これだけ主人公たちが無力な作品も珍しいですね。いや、もちろんGAINAXらしいといえばいえますけど。
     このタイプの作品としては常道ですが、ナディアとジャンにはそれぞれ「情の人」「理の人」という相対する役割が与えられています。それらが互いに補完しあい、能力を生かしあうことで困難を乗り越えていく、というのがセオリィなのですが。
     第1回でナディアを助けてからは、ジャンの発明もそれほどの役には立っていません(2話に顕著)。米軍艦に助けられたり、ノーチラス号に助けられたりと、能力の発揮が出来ていません。ノーチラス号においては、好奇心という才能の芽すらも摘まれてしまっています。
     いっぽうのナディアは、さらに無力感が漂います。殺生を激しく憎みながらも、死の概念を理解できていないマリーに両親のことを訊かれ、後の絶望を生むことにもなる希望の言葉を投げかけるのみ。このシーン、対するジャンは「理の人」であるからしてまったく言葉を発していないのもそれに輪をかけます。
     しかし、これで一話が終わってしまっては、カタルシス機能が果たせずに作品が破綻してしまいます。ラスト、ジャンとナディアがマリーの両親と犬を墓に埋めにいき、翌朝マリーに真相を告げるシーン、これがもっとも肝要です。一見残酷な話ですが、これがなければ話が閉じません。そして、このとき墓を掘ろうとしだしたのがジャンだというのが重要。「理の人」であるはずのジャンも、当然のことながら人間としての複雑性を備えていて(そして、それはおそらく現状ではナディアよりも帯域が広い)、だからこそ敵に見つかるかもしれないという論理的判断を超えた行動を起こし、それが視聴者の胸を打つのです。そして、ナディアがマリーに両親の死を告げた際、自分も両親のところへ行くというマリーに、「行けないんだ」と諭すこと、これがこの物語で彼に課せられた使命なのです。

     ……と、にわか評論家ぶった文章を書いてみるテスト。まーガイナ作品だしね(こればっか)。

    「極限推理コロシアム」第3話(よみうりテレビ)感想

     ううむ、よくわからん
     個人的には駒形(主人公)よりも加賀(刑事)の言い分のほうに分がある気もしますけど(他人の生き方を認めないというのは言いすぎ)、それはおいといて。
     まあ駒形にまっさきに接近した篠崎(女性)を疑うのはすぐに却下される第一推理なので、正解なわけはないでしょうが、となると、どうでしょうね〜。今のところ思いついたひとつの仮説があるんですけど、どうも既出っぽい感じ。ともかく明日を楽しみに待とう。

    2004年05月07日(金)

    「極限推理コロシアム」第4話・最終夜(よみうりテレビ)感想

     うーん、どうしたものか。
     あのラストは、逆の意味でびっくりしました。とりあえず、昨日言ってた仮説ってのは、まあ当たらずとも遠からず……という感じ。つまり、(以下伏せ字)
    犯人が夏の館と冬の館で入れ替わっているのではないか、と思った。ヒントの銅像は、夏の館のアルマジロと冬の館のセイウチが、それぞれ生態圏が逆だという意味にとったんですけど。当然ふたつの館は二階建ての一階と二階なわけで、これが前例がある。しかも……これ以上はさすがに伏せ字でも書けない(^^;
     まあそんな感じ。悪くないとは思いますけどね。

    「このライトノベルがすごい!」一般参加結果発表

    このライトノベルがすごい!
     一位は「イリヤの空、UFOの夏」だったようで。「きみとぼくの壊れた世界」も6位と、けっこう私が投票したのが上位に入っていて嬉しいような気も。ちなみに「ぷらとー」で参加してますけど、URLとか登録忘れました(笑)。

    投稿者 plateau:01:46

    2004年05月08日(土)

    「魔法少女隊アルス」第5話(NHK教育)感想

    「魔法は自己責任だ」(シーラ)
     自己責任、自己責任……(笑)。

     まあそれはともかく、いよいよ本編スタートといったところ。魔女っ子! 魔女っ子! というとこに目を惹かれる方も多いことでしょう(他人事みたいに)。しかし、毎回短くても話をきちんと区切るところがうまいですね。

    「謎を解け! まさかのミステリー」(よみうりテレビ)感想

     今回は唐突に若手お笑い芸人大会。前回の予告の内容はどうも先送りの様子。フットボールアワーとか、キングコングとか、まあこのへんが全国ネットらしい顔ぶれといった感じですね。関西ローカルだったら絶対にロザンが出てくるところですが……。

  • ホテルに大量の棺桶の謎
     うーんとね、必然性が無い(笑)。たまたま持ち込まれたのが棺桶だったということなら、その伏線を……。
  • 一日で泳げるようになる水泳教室の謎
     日本でやって!(無理) 気分は沢渡いずみ@これが私の御主人様。
  • 江戸時代の触ってはいけない大量の唐傘の謎
     あの手がかりだけでは、フットの「ゴキブリ」と上島の「消臭剤」、どちらがヒントなのか判らないでしょうね〜。まあ唐傘という形状を利用したということで、前に聞いたことがあるような気もしますけど、こういう形に仕立てるのはなかなか綺麗でした。

  • みづきたけひと「こはるびより」1(メディアワークス電撃コミックス)感想

     3月に福岡のとらのあなで表紙を見たときから気にはなっていたのですが、放蕩オペラハウスさんとこで紹介されてたのに後押しされて購入。メイドさんロボットをアレやこれやする話です(待て)。
     ……なんちゅーか、面白いことはたしかなんですが。
     つくづく、「萌え」というのはつかみどころがないものだなぁ、という思いを強くしました。ある意味、手に入らない(手が届かない)ものへの憧憬がそれを支えているというか。
    電撃萌王」というそのまんまの雑誌で連載されていて、萌えを狙った作品であることは明確なんだけれども、商業作品として成立させようとするには、やはり「ギャグマンガ」といった枠にはめてストーリィを進めなければいけない(まあ、 「Dr.リアン」とか「かってに改蔵」みたいに、パロディに埋没させてストーリィ自体を消滅させる手法もあるにはあるんですけどね……)。いずれにせよ、「萌え」そのものをストーリィに描くなんてことは出来ない。そんなメタな概念なわけで、ある意味隘路だなぁ、と。
     ちなみに、同人誌ならそれが出来るかというと、うーんどうでしょう? あまり読まないから知りませんけど。Web絵日記ならストーリィが存在しないから可能だと思いますし、実例もいくつかあり(あくまで自分の萌え視点に照らしてですが)。ただし、個人的には萌えとエロは違うと思うんですよ! ただ、萌えではなくてもそれはそれで(以下削除)
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    投稿者 plateau:11:30 [マンガ感想]

    斎藤美奈子「文学的商品学」(紀伊國屋書店)感想

     古書即売会で買ったのですが、奥付を見ると発行は2004年2月23日と、まだ新しい本ですね。「文章読本さん江」の作者の本。といって、そちらは読んでないですけど。
     結論から言うと、なかなか面白かったです。「ファッション」「食べ物」などといったように、小説をそれに登場するモノの描写を主軸にして読むという主旨で、こう読むか! という新鮮な見方が提示されていて楽しめました。文章も、ややこき下ろしがきつい面もあるにせよ面白い。
     ただ、私としては非常にもったいない。せっかくこんなに面白い本の見方を提唱したのだから、もっと多彩な作品について読んでみたかったところです。なにしろ、文中でとりあげられている作品で、私が読んだことあるものが非常に少ない。夏目漱石とか森鴎外(ほんとは異体字)はともかくとしても、あとはせいぜい村上龍清水義範あたりがやっと。なぜか、オートバイの章で時雨沢恵一「キノの旅」が挙がってたのは笑いましたけど。なんといっても、ミステリィ系がほとんどないのが残念。本格ミステリィにおける、ファッションや家の間取りなどの描写の意味について考察したら面白いと思うんですけど(伏線だ、伏線!)。あとは、カタログ小説と名づけられた、商品などの企画が先行したような作品群なんか、たとえば岡嶋二人なんか面白いと思うし、バンド文学と言えば歌野晶午「ROMMY」は外せないし、特異な文体と言えば舞城王太郎を語らずしてなんとする、といった感じなのですが。自分で考察しろ、と言われそうですね……。
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    投稿者 plateau:11:31 [読んだ本の感想]

    「カードキャプターさくら」(再)第5話 さくらとパンダとかわいいお店(NHK教育)感想

    「(デジタルビデオの話題の中で)でも、著作権という難しい問題があるんですの……」(大道寺知世)
     その通り!(エコー)

     SYOSYOKIXさんが第4話の感想

    登場人物全員が裏表のないキレイな心の持ち主で、
    後ろめたいことなど何一つとして存在せず、
    世界に汚いことなど全くないかのような作為的かつ閉鎖的な世界観。

     と書かれてましたけど、たしかに今回の話を見てもそれは感じるところ。新しく出来たぬいぐるみ屋さんを同級生の女子でいっしょに訪れるくだり。その後、ひとりの家にあったぬいぐるみが消え、その店に。大人たちの間では良くない噂が立っていることが知世ちゃんの口から語られるのですが、けっきょくラストはうやむやのままに。さくらの戦闘シーンでも、真夜中に誰もいない公園という虚構性の高いシチュエーションが、この作品世界を象徴しているかのようです。
     まあ、でも、こういうのって「きみとぼく小説」みたいなもんで、心地良いと感じられるかうんざりするかは個人的な嗜好の問題のような気もします。

    移転しました

     ということでさくらに移転しました。ぱっと見変わってないように思われるかもしれませんが、実はこれ、ローカルサーバ上で作ったhtmlファイルをFTPでアップロードしてるだけなのです。つまり、ウェブサーバでCGIを動かしていません。どうも、さくらウェブではエントリが増えると500 Internet Server Errorを吐くという仕様らしいです。アーカイブ個別に分割Rebuildするツールとかを使ってみたりもしたんですけど、なかなか難しい。ということで、せっかくこの前iBookG4のローカルサーバでMOVABLETYPEを動くようにしたので、それですべての処理を終えることにしました。これによりコメントやトラックバックが効かなくなったのですが、うーん、まあいいや(おい)。もともと、「えむいち。」がブログサイトだという認識は薄かったですし。
     ……事前に調べておけって感じなんですけどね。やっぱ名前だけで決めちゃダメだな……。さくらの開設手続きは非常に早くて、印象は悪くないので、まあそのうちなんとかなるなる……のか?
     あと、wikiを使うという手もあったんですけど、データ移行がやっぱり面倒だな〜という理由で見送り。
     ということで、よろしければこれからもおつきあいください。

    投稿者 plateau:19:50

    2004年05月09日(日)

    倉知淳「幻獣遁走曲」(創元推理文庫)感想

     えーと……サイト移転にかまけてて、読んだ本の感想をほったらかしてたらだいぶたまってしまいました。既に読後の印象を忘れかけてたりして。
     とりあえず、すでにこのサイトの主読者はミステリファンでないことを前提として、なるべく作者の情報を書きたいと思います。
     倉知淳さんは、「五十円玉二十枚の謎」という東京創元社の競作企画の一般応募をきっかけにデビューされた方で、そのときの短編にも登場する「猫丸先輩」という奇矯な探偵役が謎を解くシリーズを寡作ながら発表し続けている、いわゆる「日常の謎派」の第一人者です。寡作ながら長編にも凝った作品が多く、「星降り山荘の殺人」(講談社文庫)は鮮烈なフェアプレイ本格をものし、また「壺中の天国」(角川文庫)では第1回本格ミステリ大賞を受賞されました。寡作ながらファンです。
     この本も、毎回ちょっとオカルト気味な日常の歪みを、さらに歪ませ……いやいや解決する猫丸先輩の活躍が楽しめる短編集です。こういうはた迷惑なキャラが好かない方もいらっしゃるみたいですが、まあそこはそれとして。彼以外の登場人物も、どこか歪んでいる、あるいは不安定な精神状態であることが多い倉知作品。しかし、あと一歩には踏み込まず、すこし引いた感じで、無難に物語を終わらせてしまうのもまたこの人ならでは。「たたかえ、よりきり仮面」のラストなんか、まるで悪い冗談(かパロディ)のようにも読めてしまいます。
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    投稿者 plateau:09:02 [読んだ本の感想]

    「一億人のためのミステリー!」(ランダムハウス講談社)感想

     こういうブックガイド系はついつい買ってしまいます。「なまもの!」の大矢博子さんが記事の一部を書かれているということもありまして。本格ミステリィに限らず、かなり広いレンジを持った本で、でもきっちりした作りです。
     伊坂幸太郎さんの特集とかも面白かったです。あとまだ読んだことない作家もいっぱいいますけど、読みたいなぁ、読めるかなぁ……。
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    投稿者 plateau:09:04 [読んだ本の感想]

    高屋奈月「フルーツバスケット」14(白泉社花とゆめコミックス)感想

     まだまだ続く……。作品を知ったのはアニメ化のときで、全部録画しつつ原作も追っかけ始めたのですが、やめられませんね。キャラの命名の秘密……気づかなかった。というか説明されてもよく判らなかったり(ダメじゃん)。
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    投稿者 plateau:09:04 [マンガ感想]

    TAGRO「宇宙賃貸サルガッ荘」1(スクウェア・エニックスGファンタジーコミックス)感想

     ようやく見つけた……。TAGROさんの作品。
     おぉ、かなり面白い。迷い込んだが最後、二度と抜け出せない宇宙船の墓場と言われるサルガッソー。それはそこに棲まう魔女の仕業。そんな伝説を曾祖父から伝え聞いた主人公・テル。彼はまさにそのサルガッソーに迷い込んでしまった。しかし、そこで出逢ったのはボロアパートの管理人さん。そして彼はそのまま、そこ「沙流我荘」に住むことになった……。
     かなり正統的な四畳半SF(なんだそりゃ)。美人管理人さん(ホウキはデフォルト)、奇矯な住人……。過去の名作を徹底的にカリカチュアライズして、なおそこにポップな面白さを乗せる、良いですねー。
     あと、巻末の「Don't Trust Anyone Over Thirty.」(どっかで見たようなタイトル……)も見逃せない。本編と表裏をなすような作品。「ガス止ま」って……そうだったのか……。
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    投稿者 plateau:09:07 [マンガ感想]

    「ふたりはプリキュア」第15話 メッチャ危ない家族旅行(ABC朝日放送)感想

    「もらえるとしたら……お酒がの〜める賞ぐらいかなぁ」(美墨岳)

     思いがけず素晴らしい回でした。
     雪城家と美墨家、偶然にも同じ日に同じ旅館「れゐくさゐど」に家族旅行に。旅館にほど近い湖に浮かぶ島には、鎧武者の伝説が……。
     なんか、本格ミステリィに出てきそうな舞台だと思ったら、実は良質なファンタジィだったという感じ。あの趣向(ネタばれ防止)にはちょっとびっくりしましたけど、よく考えたら、ふたりがプリキュアになったりザケンナーが出てきたりするのだって充分現実を超越してて、でもそれはこの世界を「虹の園」として再定義された作品世界内の事象として「ありえる」話なので、いけなくはない。
     何言ってるか判らんな……。ぶっちゃけて言うと、この物語の中では「プリキュア」や「ザケンナー」が敵対するものとして存在するのは当たり前だという諒解事項が成立しているということです。戦闘後に壊れた物が直るのもその意味では必然。
     しかし、物理学的には、そういう例外をひとつでも認めると因果律とか運動論といった論理体系が破綻する(あるいは組み直される)わけで、実はその場合、UFOとか超能力とか幽霊といった他の超常現象まで付随的に認められる、わけなのです。だからこそ、たとえば4話(美術館)なんかで起こったことも認められるわけで、それが今回も起こったということですね(今感想書くまで4話のオチのことはすっかり忘れてたけど……)。
     あともうひとつ。二回め登場のなぎさパパこと(誰が言ってるんだ)美墨岳@子安武人さんですが、良いですね理系お父さん。憧れです。最初に出てきたとき、通俗的なお父さん像からあまりにもかけ離れていて話題沸騰だったわけですが、その意味が今回に表れていたと思います。
     新素材の研究を行っているということは、それなりに忙しくて、あまり家にもいなかったりするでしょうし、普通の会社員以上に、子どもには仕事の内容が判りにくいもので、家で見ているぶんにはそれこそオヤジギャグばかりのちょっと頼りないお父さん、的な捉え方をなぎさは(亮太も?)していたでしょう。ただし、こういう性格設定のおかげで、幻想的父親像を仮託されることが回避されている。つまり、典型的な「エディプス・コンプレックス=父親越え」の対象とはならないわけです。
     このあたりは、多分にプリキュアが「女の子を主人公としたヒーローアニメ」という特異な属性を持つことに由来するのでしょう。実は過去のヒーローアニメにはこういう構造がつきものだったのですが(たとえば高田明典「アニメの醒めない魔法」PHP研究所[amazon]参照)。このあたりの性差というものを制作者側がはっきり意識している傍証としては、今回の戦闘後、旅館のシーンで、バックに父親が話しているのをなぎさが聞き、その奥にゲームセンターで亮太が遊んでいるのが小さく描かれているところがあげられるでしょう(キャプがないと判りにくいな……8:53あたり)。
     けっきょく、そういう同性ならではの対立構造がないからこそ、父親がなぎさのことを心配していることが純粋になぎさに伝わるわけです。そして、誰かのために必死になれることの強さと美しさを知り(ほのかおばあちゃまの「もうひとつの伝説」も効果を上げてます)、自分がプリキュアとして闘うことの意味を再考させられることになるなぎさ。ここで前回までの流れと自然につながってきて、改めてシリーズ全体の構成が抜群にうまいなぁと思いました。
     あと、どうしてほのかおばあちゃまが「もうひとつの伝説」を知っていたのかということを(今これを書いていて)考えました。きっと、家族旅行に選ぶくらいだから若い頃とかに訪れていた想い出の場所だったりして、ひょっとしてそれはなぎさの両親も同じだったのかもしれない、という今回の話に隠された裏の話があるのかも、という気がしてきました。
     なんか、書きながら考えがいろいろ沸いてきてまとまらないので、とりあえずここで打ち止め。

    「レジェンズ〜蘇る竜王伝説〜」第6話 忍び込んだらどこまでも(関西テレビ)感想

    「レジェンズ追っかけ25ね〜ん!」(ハルカ)

     なんのこっちゃ。最初二話観てないと設定がよく判りませんな。
     カルベさんとかいう内輪ネタやられても……。

    投稿者 plateau:10:22 [アニメ/レジェンズ]

    「火の鳥」復活編 その二(NHK)感想

    「裏切り者」(レイコ)

     復活編はもう終わりなんですね。なかなか面白かったです。表層だけ見ても判りやすい話で、万人向けを志向しつつクオリティの高さはさすがといった感じ。「その一」で隠されていた、レオナの過去、「裏切り者」というセリフの意味がドラマティックに明かされて、ラストに続いていく。良い演出でした。これで実は鉄腕アトムとかに話がつながる、とかだったらもっとすごかったのに(なんか前、そんな話をどこかで聞いたと思ったんですけど、気のせいかな……)。あー、でもそれじゃ四……いやいやいや。

    投稿者 plateau:21:11

    「新選組!」第十八回 初出動! 壬生浪士組(NHK)感想

    「男と女は賽の目だ。どんな目が出るか誰にも判らない」(芹沢鴨)

     先日の一件以来、壬生浪士組の中で近藤一派と芹沢一派との間の確執が深まる。そこで勇たちは一計を案じ、両者で相撲大会を開き親睦を深めようとする。
     いっぽう、幕府を揶揄する長州の「数え歌」の立て札が京の町をにぎわし、会津藩は壬生浪士組に立て札の撤去を命じる。初出動となった壬生浪士組。しかし、このことは長州藩との対立を意味し、もう後には引けないことになった……。

     あらすじにはなかなか表せませんけど、お梅さんと芹沢鴨・沖田総司の関係とか、八木家の娘とか、いろいろな要素がすこしずつ進展していって面白い。ラスト前の相撲大会での斎藤一のシーンはなんだったのか、実はよく判りませんでした……。音楽が流れるということは重要っぽいんですけど。

    今日の萌えシチュエーション

     おひさ。サイト移転記念に自絵晒し。
    転がったボールを追いかける女の子
     私にはこれがせいいっぱいです……。まだGIMP入れてないんで色つけめんどい。

    2004年05月10日(月)

    RSSについて

     サーバを移転して、ブログサイトとしての機能を低下させた当「えむいち。」ですが、ローカルでもRSS用のファイルは出力されてるみたいなので、とりあえずSyndicate this site (XML)を復活させておきます。といっても、RSSって使ったことなくてよく判らないんですけど(はてなアンテナとかも、実は仕組みをきちんと理解してなかったり)。Blogサイトを購読するのには便利みたいですけどね。とりあえず、お使いになりたい方はどうぞ。あと、そのうちコメント機能の代わりに簡易メールフォームとかを設置することも検討中です。軽いCGI自作しても良いんですけど、あまり時間もないし、いろいろ探してみる予定。

    #って、どこがMacの話題なんだか……。iBlogが、MOVABLETYPEのエントリのインポートを備えてたら迷わず使うんですけどね〜。

    投稿者 plateau:23:53 [Mac]

    2004年05月11日(火)

    アニメ感想率結果発表

     光希桃 Anime Stationさんの第4回感想率調査。直リンクはこちら
     光希桃さんにはこのサイトが出来て(もちろん旧アドレスでのこと)すぐにリンクしていただいて、今回の調査も参加させていただきました。以下、いただいたメールからうちのサイトの個人データを。

    取り扱い作品数:9本 ( 161サイト中 118 位 )
    感想数:9本 ( 90 位 )
    レア指数:1.12 ( 84 位 )
    チェッカー率:83.3% ( 141サイト中 9 位 )
    見切り率:10.0% ( 98 位 )
    平均評価点:3.40 ( 146サイト中 135 位 )

     あはは、やっぱり単純に作品数からいったら全然たいしたことないですね。そりゃ京都在住でテレ東系のテレビ大阪も映らない、独立U局はKBS京都だけ(サンテレビが映ればけっこう嬉しいんですけどね)、NHK衛星WOWOWも契約してない、BSデジタルもチューナがない、アニマックスAT-Xなんて論外、な環境なので、観れるもの自体少ないんですけどね。
     私の方針として、見切りをつけるときは最初の数話で切って、悪い感想はなるべく書かない。継続決定したら、毎回必ず感想は書くことにしてます。
     といいつつ最初の1,2話を見逃すことがけっこうある私。「魔法少女隊アルス」や「レジェンズ 」、あと実は「ふたりはプリキュア 」もそうでして(「美鳥の日々 」は無理矢理観ましたけど)、厳密には感想率100%じゃないんですけどね……(メール送った後で気づいた)。まいっか。以降は録画失敗がない限りおそらく確実に感想は書くと思うので。
     あと、うちのサイトに限らず、全体的な傾向がいろいろ見られるのが面白いですね。こういう分析って見るのけっこう好きなんで、あとから個別サイトとかも見て回って見たいと思います(今のとこ知ってるサイトが10くらいしかないし)。とりあえず、光希桃さんおつかれさまでした。

    投稿者 plateau:02:25

    「美鳥の日々」DAYS 6 栞noラブラブ大作戦!(KBS京都)感想

    「いくら正治くんの寝顔が愛らしいからって、そんなに見つめなくても」(春日野美鳥)
     ホントのイチ押しセリフはネタばれ気味なので綾瀬さん絡みので。

     今回はタイトル通り近所の小学生月島栞が正治にアタックをかける話だったわけですが、栞ちゃんにこんな設定があったとは。しかしそれが判った時点でほとんどオチが見えかけているというのもどうか。綾瀬さんがあまり絡んでこないし!(否定的な意見は書かないって書いたばっかのくせに)
     お姉さんの入れ知恵でマニアの心をくすぐるコスプレをする栞。ところで、なんで姉は栞のことを知らないんですか? 母親が再婚したのに合わせて最近引っ越してきたのかなぁ。それはともかく、正治が眼鏡っ娘に萌えないのはあの姉を見てれば判るのですが(笑)、制服に体操服にチャイナに女王様に最後はお風呂でバッタリまでされて、よく理性が保ててますね(こらこら)。まあサンデーのマンガの主人公としては仕方ないところですか。あ、それとも制服は夏服(半袖)、体操服はブルマじゃないと認めないというコアなマニアですか?(高見沢じゃあるまいし) そーいえば4話でもそうでしたけどなんでスク水はないの?(もう黙れ)
     で、最後に綾瀬さんの映画券余っちゃった作戦(勝手に命名)成功で次回は綾瀬貴子アタックの巻ですか。なんか、もっとこう一話の間でお互いの話を絡めてほしい気もするんですけどね。こうやって各話がシームレスにつながってくのも、それはそれで楽しいんですが。

    投稿者 plateau:02:26

    「神魂合体ゴーダンナー!! SECOND SEASON」#19(KBS京都)感想

    「夜の特訓はつきあってやるから」(猿渡ゴオ)

     どうも最近サブタイトルを見逃すことが多いですね。
     今回はシャドウルナの話。ふたり合わせて月影ですか。やっぱりシャドウも女性だったのですね。いや、途中まで中性的な男性なのかと思ってたので。
     本来なら、こう何回も主人公たちが活躍せずに延々とサブキャラクタの話をやられたらうんざりするはずなんですが、後半は思わず見入ってしまいました。前回とほとんど同じような構成が、今回の悲劇的結末を効果的に盛り上げてましたね(なんて言って良いのか)。っていうかルナ@川上とも子萌え〜(もうちょっとTPOをわきまえた発言しろよ>自分)。

    投稿者 plateau:02:28 [アニメ/アニメ魂枠]

    2004年05月12日(水)

    今日の萌えシチュエーション

    「おにいちゃんスイッチ」、いきますよ〜♪
    「おにいちゃんスイッチ、あ!」
     アスファルトの上で寝そべる

    「おにいちゃんスイッチ、い!」
     衣装戸棚の中に隠れておどかす

    「おにいちゃんスイッチ、う!」
     うさみみ

    「おにいちゃんスイッチ、え!」
     遠足でバナナはおやつにはいりますか

    「おにいちゃんスイッチ、お!」
     おにぎりをにぎった後で手についたごはんつぶをなめる

    「……これって、おにいちゃんスイッチじゃなくて『いもうとスイッチ』じゃないの?」
    「いいのいいの、妹のこういう仕草を見ておにいちゃんのスイッチが入るんだから」
    「スイッチが入るって、どこの……やっぱいい」

    岡崎律子さん死去

    [魂は永遠に彷徨うさんより]

     一瞬目を疑いました……。別人じゃないかとも思いました。思いたかった……。
     私が岡崎さんを認識したのは「ラブひな」関連で林原めぐみさんとか、多くの方に楽曲を提供されていたり、ご自身でも歌っていらっしゃって、その独特の澄んだ世界観がすごく好きで。
     つい先日の堀江由衣さんの「楽園」にも多くの岡崎さん曲があり(それ以外の曲ももちろん良いんですけど)、冒頭の「クローバー」なんかすごい曲で、「心晴れて 夜も明けて」「笑顔の連鎖」とかもほんとに口ずさみたい感じで良いなあと思っていたのですが、もうこの方の作られる新たな曲を聴くことが出来ないとは……。

     個人的には、Winny制作者逮捕よりよっぽどショックでした(あれもあれでいろいろ思うところはあるんですけど、もう書く気になれなくなりました。別に私なんかに独自の意見があるわけじゃないですし)。
     今はただご冥福をお祈りします、としか言えません。

    投稿者 plateau:02:42

    2004年05月13日(木)

    「天上天下」FIGHT.6 幻影(ABC朝日放送)感想

    「残念ながら、私だけ寝ているわけにはいかないんです。妻として」(棗亜夜)

     一気に同時多発戦闘モード。かなり頻繁に場面が入れ替わって、各人の闘いが描かれていますが、それでも話の中心をはずさない作りになっていて見事。この流れでしばらく続くんでしょうかね。いかにも連載マンガ原作らしい感じですが。

    投稿者 plateau:01:50 [アニメ/天上天下]

    「ふしぎの海のナディア」(再)第6回 孤島の要塞(NHK教育)感想

    「実は、ノーチラス号からちょっと借りてきたんだ」(ジャン)

     ストーリィが怒濤のように動き出してきましたね。マリーをさらわれ、敵の要塞に忍び込んだジャンとナディア。と、地下の人造オリハルコンにナディアのブルーウォーターが反応し、見つかりそうになる。敵の狙いは自分であることを知るナディアは、ブルーウォーターをジャンに託し、彼らの前に姿を現す……。
     ここではじめて一話完結が破られ、話は次回に「つづく」。
     まさに盛り上がり最高潮。非常に良い感じです。
     それから、今回の引用セリフに上のを選んだのには理由があって、まさに前回分析したことに関連してきます。これはジャンが懐中電灯を取り出したときにナディアが尋ねたのに答えたものですが、「発明」というジャンの特性が、ここでノーチラス号という属性のものにすり替わって発現している。「万能潜水艦」と冠されるだけあって、(その正体は部分的に視聴者に明かされているのみですが)まさに眼前の敵にも対抗しうるものとして描かれています。今まで無力であったジャンとナディアが、ここから反撃を試みるという暗示になっているのだと思います。同じく捕まったグランディスたちが、一瞬ではあれ、やたらに格好良く描かれていたのもその伏線でしょう。

    読売新聞夕刊に森博嗣先生インタビュー

     またまたやってくれました。読売新聞5月12日(水)の夕刊「本よみうり堂 トレンド館」に、森先生のインタビューが掲載されています。で、例によって顔写真は出ないんですが(笑)、今回は代わりに書斎の写真が。モノクロなのが惜しいくらいかっこいい!
     話題は「四季」を中心に、森作品を知らない人に宛てたようなかなり大枠をなぞった感じです(新聞記事っていうのはだいたいそうですが)。といいつつ、ひとつ素敵なトリックが使われていて、良い感じ。
     ちなみにインタビュアは某プリキュアンな方ではありません(言わんでも)。

    投稿者 plateau:01:53 [読売]

    2004年05月15日(土)

    「魔法少女隊アルス」第6話(NHK教育)感想

    「おれのやりかたに口出しするな」(シーラ)

     いやー面白いですね。魔法を使うのにも、妖精の犠牲が必要ということを知ったアルス。「もっと他にやりかたがあるんじゃないか」と、相変わらずシーラに反抗する。そんな理想的なことを、とシーラが言うのはある意味当然で、そのあとで妖精に対し乱暴な態度をとる連中に対してはしっかり手を出しているところ、シーラの印象が悪くなりすぎない描かれ方で良い感じ(相手から同じセリフを言われるあたり巧い)。実際、ここまでの感じではシーラというキャラが個人的には一番好きですね。

    「森博嗣本」(別冊宝島)感想

     ようやく発売になりました。森先生のファンブック。
     しかし凄い。待たされたかいがあったという感じ。いままで別冊宝島で出されてきた「僕たちの好きな〜」シリーズと比べても(全部読んでるわけじゃないですが)、おそろしくマニアックな作り。「四季」までの全作品解説はもちろん、キャラクタ紹介が「森キャラ」という架空の食玩チックになってたり(イラストは当然コジマケン氏)、禁断のネタばれコーナとか、随所にMacのClassicウィンドウが使われていたり、デザイン的にも異常な凝りよう。はっきりいってファンなら買って100%損はないでしょう。
     そして極めつきは、というか冒頭からなんですが、森先生VS西尾維新対談。某所で書かれていたとおり、西尾氏の発言がめっちゃ面白い。まあ「活字倶楽部」とかのを見ても、この人の対談とかインタヴューはぶっちゃけありえない面白さですけど、森先生を前にここまで喋れますか、あなた。さすが戯言遣い生みの親。「最後のページから逆向きに読んだとしても、面白いものは面白い」……たしかにあなたの作品はそうかも(笑)。
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    投稿者 plateau:02:38 [読んだ本の感想]

    2004年05月16日(日)

    「カードキャプターさくら」(再)第6話 さくらとおかあさんの思い出(NHK教育)感想

    「知世ちゃん、つきあって〜」(木之本桜)

  • イリュージョンのカードのお話。それぞれが心に強く想うものを視てしまうというカードで、桜は小さい頃に亡くなったおかあさんの姿を視る。
  •  うわぁもうダメだ、ダメすぎる自分。普通にまとめると今回はこんないい話系のはずなんですけど、以下のようなことばかり気になってしまう。よりによってこんな時期に!
  • 冒頭の桜のセリフでこけた。
  • 脈絡のないお風呂シーン。先週のプリキュアとは大違い(おい)。
  • うさみみコスチュームに誰もツッコまず。雪兎とかまで普通にスルーしてるし。
  • 桜兄の「こいつで遊んでいいのは俺だけだ」発言。
  • ラストシーンの桜の牛乳一気飲み
  •  しかし、おそらく半分くらいは制作者側も意図してたりするあたりがこの作品の恐ろしいところなんですけどね。

    「機巧奇傳ヒヲウ戦記」第1話 走れ! 炎(ほむら)(MBS毎日放送)感想

    「からくりは、ひとを傷つけるのに使っちゃいけないんだよっ!」(マチ)

     この期に及んで視聴本数を増やすのか……(いや、週10本でも今の私の生活ではかなり大変なんで)。MBSアニメシャワー枠で突然始まりました。この枠は、毎回2・3作のアニメを新旧とり混ぜて放映してて、特番でつぶれることも多いので(事実、来週はこの作品だけ放映なし)こういう中途半端な時期に始まったりするのです。ちなみに先週までは「逮捕しちゃうぞ」でしたね(観てませんでしたけど)。

     いや、しかしなかなか面白いかも。今から140年くらい前の日本、祭りのためのからくりを使う一族の中でも抜群の腕を誇る(しかし、いたずらやケンカにばかり使おうとする)少年・ヒヲウの物語。なんか、こういういかにもアニメっぽいキャラ造形と動きって好きです。
     で、さっそくマチ@水橋かおりに萌えキャラ照準セット(笑)。なんか、どっかで聴いた感じの声優さんだなぁと思ったら、カスミンの水橋さんだったんですね。あ、もちろんヒヲウ@桑島法子に萌えるのはデフォルトです。
     ちょっと残念なのはラストの処理。ヒヲウが村のみんなを助けるため大からくり・炎を動かしたところで「次回につづく」。てっきり1話だけで話を閉じるのかと思いました。個人的には初回はちゃんと話を終わらせてほしいんですけどね……。まあ、これの前にやってるアニメよりはましかなと。

    投稿者 plateau:04:15

    「ふたりはプリキュア」第16話 ストレス全開! マドンナはつらいよ(ABC朝日放送)感想

    「絶対嫌われてる〜」(美墨なぎさ)

  • 学園のマドンナ、小田島友華@飯塚雅弓登場。バレーの試合で大活躍
  • 友華、実は科学部所属と判明。なぎさとほのかをうらやましがる
  • ポイズニー登場。小田島友華を増殖させる
  • 大量の友華に囲まれるふたり。キュアホワイト「出して〜、出して〜
  • キュアブラック、本物の友華の顔に落書き
  • にせ友華がまとめてザケンナー本体に。プリキュア飲み込まれる
  • ザケンナー内部からプリキュアマーブルスクリュー。バンク不使用
  • 翌日。顔の落書きが残ってないか気にする友華
  •  ……なんじゃこりゃ。よくわからん話ですねー。別の意味で面白いですが。
     うんと、多重見当識を発現させてちょっぴり分析を試みますと、たぶんここで出てきた小田島友華は、立場的になぎさと知り合う前のほのかの写し鏡なんでしょうね。科学部という所属もそれを表してますし(この前の発表会で出てないところが画竜点睛を欠く気もしますが、まあ各話の独立テーマをはっきりさせたかったのかも)。逆に言えば、それだけほのかがなぎさに近づいたということでしょうけど。しかし、ラストあたりの意味がよく判らない……。まあ、このへんは各種有識者の方々の分析を頼りにしましょう。

    「レジェンズ〜蘇る竜王伝説〜」第7話 まいべびべびばらばら(関西テレビ)感想

    「珠算3級までは誰でも取れるし」(J2)
     いや、ここってアメリカじゃなかったのか?

  • 万能キザ男・ディーノ登場。クラスの女子はメロメロ。当然シュウは面白くない
  • ディーノ、マックを家にご招待。「ふたりっきりにさせてくれ
  • ディーノ、本心を打ち明ける。「僕はつまらない人間なんだ
  • ダークウィズカンパニー営業部、「火のサーガ」登場
  •  な、なんかめっちゃ面白かったです。ディーノとマックの話、昨今の百合風潮を裏返した最高のパロディでしたね(バラがアイテムに使われてることから語義上正しい意味での確信犯と思われます)。小ネタも随所にちりばめられてるし。
     さて、しかしこのアニメも話が次回に続くのか……。

    投稿者 plateau:17:45 [アニメ/レジェンズ]

    「まんがタイムきらら」6月号(芳文社)感想

     なんか、今回はどのマンガもやたら萌える絵でしたね〜。どうにも10作に絞れないので今回は15作品紹介っ。
    [まんがタイムきらら★公式サイト]

  • 15位 原田たけひと「202号室」206ページ右
     掲載頻度が低くて、さっぱりキャラが把握できないのが難点。

  • 14位 荒井チェリー「三者三葉」68ページ左
     6月28日コミックス1巻発売決定。買う買う。専門店で(待て)。

  • 13位 桑原ひひひ「きつねさんに化かされたい!」202ページ右
     倒錯萌え。

  • 12位 上原甲斐「こちら★世界征服同好会!」139ページ左
     私がきらら購読をはじめたころからずっとバカハンター編で、筋が追えなかったのですが、日常編はなかなか好き。っていうかこの娘萌え。

  • 11位 結原りん「どこでもすたでぃー!」46ページ右
     あるいは「お姉様」かと。

  • 10位 吉谷やしよ「ハイリスクみらくる」112ページ左
     そーいうキャラだったのか。コミックス1巻6月28日発売。チェキ(黙れ)。

  • 9位 白雪しおん「ROM-レス。」192ページ右
     初登場。この設定なら連載しても楽しめそうです。兄妹の活躍希望。

  • 8位 里美いちか「ひなめいど」148ページ右
     ご主人様の活躍を希望。

  • 7位 愁☆一樹「1年777組」181ページ左
     ねことくん活躍ばんざーい。なんか黒くなってますけど(笑)。

  • 6位 師走冬子「スーパーメイドちるみさん」35ページ左
     こちらでお召し上がりですか? お持ち帰りですか?(やかましい)

  • 5位 太田虎一郎「かるき戦隊」104ページ左
     前半と後半がつながってないのがアレですが。けっこう前アニ○イトで女の子がそーいう話をしてたのを聞いたことが。なんかしゃべってくれないとかいう話です。真偽不明(笑)。

  • 4位 野々原ちき「姉妹の方程式」19ページ右トビラ絵
     今回は千薪ちゃん編。健気萌え。

  • 3位 湖西晶「かみさまのいうとおり!」51ページ
     どんどんすごいことになってますが。もうすぐ萌えの一線を踏み越えそう。でもそれはそれで(ry

  • 2位 ナフタレン水嶋「マオマオ」74ページ左
     なんか今回はすごいギャグが決まってた。

  • 1位 ととねみぎ「ねこきっさ」174ページ左
     テーマ、そしてこのオチ。史上最高傑作です。

  • 「火の鳥」異形編(NHK)感想

  • 時に15世紀。父親に男として育てられた左近介。父親の鼻の病気を治すよう依頼された八百比久尼を斬り殺す
  • 翌朝、左近介は自分たちが30年前の時代にいることを知る。火の鳥の羽を使い、尼として村人を救い続ける左近介
  • 時は流れ、ふたたび左近介が尼を斬るあの瞬間が訪れる。自らに命を絶たれる覚悟を決めた左近介=八百比久尼
  •  うーむ、なかなかすごい。ひょっとして「みさきクロニクル」って、こういうことをやりたかったのかな? SFとかミステリィとかで近い設定のものはあるけど、シンプルに決まっていて美しかったです(まあ時代的にはこっちの原作のほうが先か)。
     ところで次の太陽編、なんか萌えキャラがいますよ!

    投稿者 plateau:21:22

    「新選組!」第十九回 通夜の日に(NHK)感想

    「(誰を最初に斬るのか楽しみだと言われて)芹沢さんだったりして」(沖田総司)

  • 八木家の老婆、ひさが死去。通夜、葬儀の計らいをさせてくれと申し出る壬生浪士組。八木家はありがた迷惑
  • 島田魁@照英登場。欄間に頭をぶつけたり、名前がころころ変わったり、道が憶えられなかったり
  • 芹沢鴨、大阪で脅迫まがいの行為をしているという噂
  • 通夜に、長州藩の面々が来る。芹沢鴨が追い払う
  • 八木は近藤たちに対し、見直したといい今までのことを詫びる。男のふりをさせていた娘・ひでのことを明かす
  •  毎回毎回、面白いとしか書けない自分がもどかしい。これは本当に続けて観ていないと良さが判らないかも。思わぬところで伏線が張られていたりして脱帽。史実を知っていると、ほとんどネタばれ状態になるあたり、普通のアニメやドラマと違って盛り上げ方が難しいと思いますが、芹沢鴨暗殺に向けて着々と伏線が張られていくのがハラハラドキドキ。斎藤一も相変わらず怪しい感じ。って、私としては「るろうに剣心」のイメージしかないんですが。

    2004年05月17日(月)

    「美鳥の日々」DAYS 7 はじめてnoデート(KBS京都)感想

    「ごっめーん、おくれちゃった〜」(綾瀬貴子)

  • 正治を映画に誘い、念願の初デートを叶えた綾瀬貴子。気合いを入れた化粧と服装も、正治は無反応
  • 妄想大爆発でアタックをかけるも、すべて空振り。ついに家に呼び込む。部屋の棚には少女マンガがいっぱい。「京都ニャンニャン」とか
  • のぞかないでね〜」とかいいつつ風呂に入る綾瀬。その実しっかり期待。しかしいざ裸を見られると(のぞかれたわけではない)バタンキュー
  • 綾瀬の家を出た正治。美鳥はお気に入りの場所に正治を連れて行く
  •  うーん、たしかに面白いんですけど、なんか……。綾瀬さんがかわいそうに思えてきました。正治も気づいたれよ! と。そして美鳥も、綾瀬さんとのデートを心配しつつ、まったく正治が反応を示さないために、綾瀬さんに同情するような表情も浮かべているのですが、最後はそれを正治に告げず、自分の思いを告げるという。なんか、ズルいなぁと思ってしまったり。もちろん、正治の右手になるという事態が起こらなかったら、おそらく綾瀬以上に想いのたけを打ち明けることなど出来なかったでしょうから、当然責められる行動ではないし、恋愛というのはそういうものなんですけどね。
    (念のため、これは作品を批判してるのではなく、むしろこういう感想を抱かせてしまうストーリィは秀逸だと思います)
     正治の鈍さについても、一話ではモテたいモテたいといって、見舞いに来た女の子にあんなに浮かれてたのが、美鳥との日々を過ごすことで、(いくら綾瀬さんとはいえ)ほとんど他の女子が眼中になくなってしまったという心境の変化は、まあ判らないでもないですね。
     それはいいけど、次回予告……。まさかいきなりこんな展開とは意表をつかれました。いや……まだ本当かどうかは(○オチという手も)。

    投稿者 plateau:23:45

    2004年05月18日(火)

    「神魂合体ゴーダンナー!! SECOND SEASON」#20 桃花哀歌(KBS京都)感想

    「花ならば、散るが常。水ならば、流るるごとく……」(シュクユウ)

  • 中国班パイロット・モウカク@小杉十郎太、酒場で悪口を聞いてキレる
  • ルウ@清水香里キター!!
  • モウカク、シュクユウ@山崎和佳奈と婚約。「ケンカの後は萌える燃えるものなの」
  • ゴオ、婚約の感想「結婚はいいもんだ」 「しのぶっち、コレなんて読むの?」「針のむしろ
  • マックス事件の真相。擬態獣を介し感染するインソニアウイルス、闘争本能により活性化「ラビット・シンドローム
  • モウカク暴走、プラントを破壊
  • ゴオたち、モウカクのもとに向かうも……
  •  ううむすごい。あらすじ書くだけでも恐ろしい詰め込みっぷりですが、破綻していないというか、ここまでの流れが非常に巧く決まっています。気づけばもう20回(一期から通算)、一気にクライマックスになだれ込むんですかね。主人公が動かないのを逆手に取ったような展開、なかなか新しいかも。

    投稿者 plateau:02:09 [アニメ/アニメ魂枠]

    2004年05月20日(木)

    「天上天下」FIGHT.7 撃破(ABC朝日放送)感想

    「棗……お前がうらやましい」(サーガマスク)

  • 棗真夜、五十鈴を打ち負かすも負傷。帽子を目深にかぶり男装
  • 会長到着、十分待つ
  • 凪宗一郎、対サーガマスク。劣勢から逆転勝利
  • サーガマスク、実はいいヤツだった?
  • 高柳、ザコ相手に圧勝も、ボブの過失により金的を受ける
  •  技の説明ながいながーい。ずっと格闘シーンばっかりだと飽きがくるかなと思いましたが、最後あたりまた楽しめました。
     ところで、これまで棗真夜は幼女ヴァージョンのほうが良いと思ってきましたけど、今回の格好はなかなか萌えました。千秋もそうですけど、ひょっとして自分、帽子萌えなのか? と新たな萌え属性を発見してみたり。そういえば、別の作品でも白河ことりとかゆずゆとか、思い当たる節も……。あ、といってもナースキャップは対象外。魔女っ子トンガリ帽子は微妙……(何の話だ)。

    投稿者 plateau:02:33 [アニメ/天上天下]

    「ふしぎの海のナディア」(再)第7回 バベルの塔(NHK教育)感想

    「プリンセスなんて呼ばれる覚えはありません」(ナディア)

  • ネオアトランティスに囚われの身となったナディア。マリーとキングを人質(ライオン質)にとられ、ジャンがブルーウォーターを持っていることを自白
  • グランディス一味、牢屋からあっさり抜け出す
  • ジャン、バベルの塔に侵入。グランディスたちとはちあわせ
  • ネオアトランティス総裁ガーゴイル、ナディアをプリンセス待遇。
  • バベルの塔発動。粒子を加速して撃ち出し、人工衛星に反射させて遠くの島を破壊
  •  いっきに急展開。いろいろと言いたいこともあったりしますけど、ちょっと最近時間もないので理系ツッコミだけ。
     バベルの塔、けっきょくはサイクロトロン運動で粒子を撃ち出す加速器なんですけど、加速の向きが非効率ですね……。あと真横にいたジャンたちはめっちゃ放射光を浴びてると思う。黒メガネで遮断できるという考えもすごいけど。

    2004年05月21日(金)

    メガネっ娘と萌え

     最近、平日はアニメ感想書くだけで精一杯で申し訳ないです。アルス感想とかは時間的に土曜に持ち越しになりそうなので、他のサイトから話題を。

    [excite ニュースな本棚「メガネメガネメガネ!」](「見下げ果てた日々の企て」のスズキトモユさん)

     相変わらず多方面への目配りが素晴らしいレビューです。個人的には男の眼鏡なんてどうでも良いのですが(自分も眼鏡のくせに)、犀川先生まで言及されてるところがすごい。
     萌えメガネの「ドジッ娘萌え」が全員判る自分もどうかと思いつつ、「委員長メガネ」も外せません。となると霧里七華でいいじゃないか、という話になるんですが、どうも自分は「ふわふら」のころから八神健さん作品を知ってるので、どうも「ななか6/17」を萌えマンガ(orアニメ)として捉えられないのです。
     閑話休題。けっきょくメガネがこう重要視されるというのは、まあ日本人の近視率が高いという背景はさておき、マンガ的表現において顔と眼というパーツが重要だからでしょう。一時期、少女マンガ特有の瞳が顔の半分以上ある絵柄がなじめないという意見が一部にありましたが、それが主流化した今、はっきりいって私は眼を小さく(というか原尺で)描くほうがなじめません。それに付随して、メガネというのが非常にディフォルメ化しやすいツールとして一般化してるわけですね。萌えの解釈手法のひとつに、要素還元主義というものがありますが、その中でもメガネは比較的その意味づけが多様化している理由もこのあたりの柔軟性にあるのでしょう(たとえば、「メイド」「スク水」とか、非常に用途が限定された衣装と比べるとその差は歴然)。

     なんか深夜に変な文章書いてるな自分……。

    投稿者 plateau:01:38

    2004年05月22日(土)

    「魔法少女隊アルス」第7話(NHK教育)感想

    「でも、人間のお嫁さんって、一生辛い思いして暮らすんでしょ……おこられて、ガマンして、涙ふいて」(エバ)
    「……あんた、もしかして昼メロファン?」(アルス)
     牡丹と薔薇。

  • 出来損ないの魔女見習いは、大人になると人間界に送られる
  • そのときに使われる場所・旅立ちの港に向かうアルス、そしてエバもついていく
  • いっぽう、シーラは妖精が捕らえられないため、子どもたちに魔法を教えられない
  • 道中、四ツ葉のクローバを捜すエバ「よつばのクローバはピスキーをよぶんだよ」 頭につけるとピスキーが見えるという
  • アルス、四ツ葉のクローバ発見「四ツ葉のクローバってね、幸せを呼ぶものなんだ」
  • さっそくピスキーを発見。そこへピスキーを横取りしようとする連中が……
  •  すごい! これはすごい!
     この短い枠で、時間軸を入れ替えるというテクニックを駆使するとは思いませんでした。いちおう子ども向け作品なので、話の流れがわかりにくくなるような手法は避けられるはずですが、まったく混乱することはなく、素晴らしい効果を上げています。「旅立ちの港」に向かうアルスたちの姿を視覚的に印象づけつつ、後追いでその経緯を説明する。前回までの流れで、魔法を使うのに妖精の犠牲が必要という大きな問題が提示されていて、それを引き継ぐ形ながらも、いつものようなシーラとアルスの直截対決という形でなく、それぞれのシーンを描いたのも巧い。ピスキーを手に入れるのに四ツ葉のクローバが必要というのも、前半でエバが調べていた伏線が効いています。これも時間軸を入れ替えていたからこその効果ですね。ラストは、冒頭と対応する形でのアルスの独白。こういう叙情は大好き。
     かなり楽しみになってきました。

    「謎を解け! まさかのミステリー」(よみうりテレビ)感想

     なんか最近、さっぱり謎を解こうという気がしない。

  • 一件だけ異常に高い物件の謎
    →解答:
    高級中華食材のツバメの巣ができていた
     解答そのものよりも、借りられない人がいるというヒントの意味が面白かった。

  • 地面に埋まる大量のニョロニョロ? の謎
    →解答:
    地中の水を吸い上げ、地盤沈下を防ぐためのもの
     VTRに出てた女の子萌え(やかましい)。

  • 病院の集中治療室で笑顔の葬式? の謎
    →解答:
    実は結婚式だった
     これはなかなか。ネタ自体は小説でも最近非常に多用されているものですが、その背景が真骨頂。

  • 「カードキャプターさくら」(再)第7話 さくらの怪盗初挑戦!?(NHK教育)感想

    「(さくらの怪盗コスチュームを見て)じゃあその格好はなんだ」(橘優希)
    「これは、その、えっと……」(木之本桜)
    「趣味ですわ」(大道寺知世)

  • 学校で、美術館に写生に行くことになった桜たち
  • 絵を傷つけようとし、警備員に止められる少年。絵の中の人影が動き、周囲の物音が消える
  • クロウカード「サイレント」の仕業であると予想した桜たちは、怪盗ルックで深夜に美術館に忍び込む
  • 館内で、少年・橘優希に出逢う。優希は、亡き父の描いた絵に落書きがされたと思っていた
  • いっしょに絵の前まで行くが、静謐を好むサイレントに少しでも音を立てると中庭に飛ばされてしまう
  • 警備員に見つかる優希。桜はシャドウのカードを使い中庭からレリーズ
  • 元の姿を取り戻した絵。そこに描かれていたのは……
  •  素晴らしい
     何度も絵の前まで行こうとするシーンは見憶えがあるのに、何故かオチを忘れていて新鮮に驚かされました。ええ話やなー。>何故に関西弁? そういえば、衛星でやってたころ、番組の前だかあとだかに情報コーナがあって、久川綾さんもゲスト出演されてましたね。変なとこばっか憶えてる私。
     ということで橘優希くん萌え! 帽子だし(もういいから)。そういえばあの後考えたら、ちりりもそうですよねー(頭をまもりましょう〜)。ここで書くことじゃないな……。
     さて、今回はカードキャプターの職務執行中に、はじめて知世以外の他人に秘密がバレそうな展開となりました。結果的にはシャドウのカードをうまく使って事なきを得たわけですが、もちろんこれは次回の伏線ですね。前回や今回の雪兎との遭遇もさらにその伏線となってるわけで。
     ところで完璧に李小狼の名前をネタばれしてるエンディングの声の出演ですが、サエキトモさんや谷山紀章さんの名前がほんとよく出てきますね。これはまさに「めぞん一刻」での林原さん状態(笑)。「警備員」とかいう役名だけでも書いてあげればいいのに……。

    2004年05月23日(日)

    「ふたりはプリキュア」第17話 ハートをゲット! トキメキ農作業(ABC朝日放送)感想

    「ヒーロー登場、ってね」(キュアブラック/美墨なぎさ)
    「ヒロインでしょ」(キュアホワイト/雪城ほのか)

     もう片時も眼がはなせない。


  • ほのか、なぎさに農作業の手伝いの話をもちかける。藤P先輩と話すチャンス
  • 何故かキリヤも同行
  • 現場に到着。頑固なおじいさんと、気遣うおばあさん
  • 大根堀り班。感心する藤Pに、なぎさハッスル
  • キャベツ刈り班。うんちくほのか、サボるキリヤ。人間は弱いというキリヤにほのか「力を合わせるから、人間は強いんじゃない」
  • 真面目なほのかをフォローするほのかに、藤P安心
  • 新販促商品プリズムラブチェッカーでふたりの愛を確かめあうメポミポ。老夫婦に試すなぎさ、結果は満点で性能を疑う
  • キリヤ指を切る。ほのか、治療してバンソウコウ(PRE-Q BAN)を貼る。キャラ商品じゃないところがGOOD。
  • ポイズニー登場。様子のおかしいキリヤにハッパをかけ、攻撃開始
  • ザケンナー化した巨大ミミズ、民家に体当たり
  • ふたりはプリキュアに変身
  • 洞窟に引きずり込まれるキュアホワイト。巨大ムカデに締めつけられる。キリヤの力で洞窟の入口が塞がれ、ブラックは中に入れない
  • 白キュアのピンチにキリヤ躊躇。黒キュア登場。光をバックに冒頭のセリフ
  • プリキュアマーブルスクリュー
  • お互いを心配しあう老夫婦。ほのか「仲の良さは見た目だけじゃ判らないものね」
  • なぎさ、藤Pに勇気を出して話しかけようとするも、やっぱ無理

  •  あらすじリストがすごいことに(笑)。
     今回はもう文句はないでしょう。ついに(一部で心配されているらしい)キリヤ編に突入ですが、表面上は藤P先輩にアタックをかけるなぎさの話ということになってるのが良い感じ(タイトルのダブルミーニングもこれまでで一番決まってました)。それにしても、8話では同じようなほのかのお節介で仲違いをしたのに、今回はなぎさが素直に受け入れてますね。あのあと、13話(科学部発表会)というクッションを置いての展開なので極めて自然。いつもながらの構成の妙に感心。
     農作業では、二組カップルに分かれての農作業というWデートの王道ですが(いや、知らんけど)、木俣くんはすっかりかませ犬ですか。いや、陰で「おれの藤Pに手を出すな〜」とか思ってたり(これはそんな作品じゃありません)。なぎさとほのかも、お互い離れているからこそ、嫉妬の炎を(とかいう眼で見るの禁止)。最近多いですよ、そーいう妄想。
     さて、実は今回一番めろりんきゅ〜だったのはキリヤくんなわけですが、こういうシーンはいい! なんか、広大な畑でふたり、って萌えるなぁ。バンソウコウのあたりなんかね、こういう博愛的な娘に男子は弱いんですよね。なぎさもそうですけど、この作品、女子が強いよね、本当の意味で。日本男児のいないご時世だからですかね。藤P先輩もけっこう女性的……とは言わないまでも中性的ですよね。
     それを考えると、今回の頑固爺さんの意味合いが判るというものですね。でもちょっとなぎさたちへの態度が淡白すぎで、欲を言えばもっと存在感があっても良かったという気も……。いや、やっぱ出しゃばらないのが本当の日本男児かな。中学生相手に敵対的な態度をとる老人なんて、祖父母と同居することも少ない今の子どもたちには良く映らないだろうし。うん、やはりこの描き方が最適解でしょう。
     ところで、なぎさはお父さんっ子でも、祖父母に接した経験は少ないんですかね。そういう経験があるんなら、プリズムラブチェッカーの結果を意外に思うことはないでしょう。このへんは個人的な育ち方の違いで、視聴者にも捉え方の違いが現れそうで面白いですね。ひょっとしたら、前半までの描き方でなぎさと同じ感想を持つ人がいるのかも。私としては、小学生までは祖父母が存命だったので(同居ではないですが)そっけない祖父像がまったく不自然ではないと思う次第。
     さてと、戦闘シーンの感想もういいですか?(おい) いや、もう充分に素晴らしいのは判ってると思うので、あえて私が書かなくても、という気になってくるのですが。各人でいろいろ妄想想像してください。はい。
     でラスト。なぎさ×ほのかでプリズムラブチェッカーするんちゃうんかい! とツッコんだプリキュアン多数と見た(笑)。ええ、藤Pとの相性なんか激しくどーでもいい。そういうときこそほのかは功性を発揮して、「ところで試しにわたしたちでやってみない?」とか!(禁止ゆーたやん>ユヤタンに非ず)
     次回予告の提供後の「またみてね」が密かに楽しみなんですが。次回はテスト! そしてなんかまたゲストキャラ! 声優さんは誰かな〜(そっち期待かよ)。

    「レジェンズ〜蘇る竜王伝説〜」第8話 熱いの熱いの熱いのよ(関西テレビ)感想

    「ムッシュメラメラ、ムッシュメラメラ」(火のサーガ・エド)

  • ブレイズドラゴン・グリードー登場。ダークウィズカンパニー、捕獲して撤収
  • 火のサーガ・エド特訓。シュウたちの前に現れブレイズドラゴンをリボーン
  • 再び撤収命令。カムバックしようとすると、ディーノのバラがタリスポッドになりブレイズドラゴンはそちらに収まってしまう
  • ディーノの苦悩。タリスポッドの偽物を作って儲けてきた父親の会社
  • エド、会社をクビ
  •  こうしてあらすじを書こうとすると各要素が全然つながってこないんですけど、観てるときはすごい面白かった。
     ディーノのバラがああいう趣向になるとはびっくりですが、これからシロウといっしょ闘うことになるのか、というか松谷修造はすっかり主人公のお株を奪われてますが(といいつつ、なにげにメグと手つなぎあってたとこ萌え)。
     偽物問題を扱ったりと、なかなかに販促アニメ離れしてますが、こういうアンチな作品はけっこう好き。

    投稿者 plateau:10:47 [アニメ/レジェンズ]

    「火の鳥」太陽編 その一(NHK)感想

     このアニメ、とくにセリフ回しで印象づけようとする様子がないですね。手塚作品の特徴かな?


  • 百済の王族・ハリマは唐の軍勢に捕まり、顔を狼にされてしまう
  • ハリマを助けたおばば。占いによると、ハリマの凶星は東に向かうことで破邪をもたらすという
  • 倭の国に向かう途中、浜辺で救った男は倭国の将軍猿田だった
  • 倭の国に到着。八百万の神・狗族に連れられ、洞窟の奥で狗族の娘・マリモに逢う
  • 農村に厄介になるハリマたちだが、寝床を燃やされ、狗族に助けられる
  •  やっぱマリモ萌え。というか主人公松本保典さんですか。あとはあれですね、破邪と聞くと「らいむいろ戦奇譚」を思い出してしまうなぁ……。こんなオタクっぽいことばっか書いてていいのか自分(今さら)。サクラ大戦」の間違いでした……。

    投稿者 plateau:22:19

    「新選組!」第二十回 鴨を酔わすな(NHK)感想

    「おれは誰も信じねぇし、俺のことを誰も信じていねぇ」(芹沢鴨)

  • 隊の羽織を新調。赤穂浪士に憧れる勇と、芹沢鴨の意見を組み入れ、浅葱色の羽織に
  • 将軍警護で大阪に向かった勇たち。坂本龍馬に再会
  • 芹沢鴨・桂小五郎対決。鴨の完敗
  • 京に残った山南たちは新隊員を募集。沖田総司はお梅に元の男の店に連れて行かれる
  • 宴会の席で鴨酔っぱらい一触即発
  •  お梅と芹沢鴨に共通しているのは「孤独」。だからこそ互いに惹かれあうのでしょうし、そばにいる勇や沖田たちの仲間意識の強さに苛立ちを覚えるのでしょう。とはいえ、この世に太陽ある限り、そこには必ずが存在するわけで、両者はやはり切っても切れない関係にある。「新選組」(今はまだその名はないですが)という存在を考えたとき、やはり鴨の役割はたしかにあった。毎回、ひどい男だと思いながらも、ラストではけっこう嫌いきれないのが不思議。

    伊坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す」(祥伝社ノン・ノベル)感想

    「ロマンはどこだ」(響野)

     伊坂作品、これで二作読了(「重力ピエロ」の感想はここ)。やっぱり良いですね。軽快で、洒脱で、圧倒的に新しい。文章とか、会話のテンポで読ませるタイプの作家って好きです。
     もちろん、プロット立ても非常に洗練されています。小粋な四人組、久遠・成瀬・響野・雪子が、銀行強盗を画策する。ところが思わぬ事態に巻き込まれ……。
     中盤のとある展開上の趣向は意表をついていましたが、ラストは予測内。これがまた非常に心地良い、そうでなくてはならない展開なので、安心して読めました。いわゆる本格ミステリィの範疇には入らなくても、面白いものは面白い。
     まだ二作しか読んでない段階で断言は出来ませんが、けっきょく伊坂作品の魅力とは、世界(と人間)への絶望から始まった希望の物語、なのかもしれません。ダメな人間、悪い人間をも生き生きと描けてしまう作家というのが存在していて、私としては描写的に耐えられない方向性があるんですが(TとかOとか)、この方の場合まったくそれがない、これは感性の方向性が合ったということですね。感性ベクトル、なんて言ってみたりして。
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    投稿者 plateau:22:23 [読んだ本の感想]

    メロキュア「メロディック・ハード・キュア」(コロムビア)

    So On! 一度しかない人生だから! 何気に不安だけど……
    (「1st Priority」作詞:日向めぐみ)

     時間が経てば気持ちは収まるかなと思ったけど、やっぱりそうでもないようで。
     冒頭に引用したとおり、二曲めの「1st Priority」、本当は明るい曲のはずで、でもやっぱり切なくなる。もともと岡崎さんの曲や声の属性というか、特長としてそれがあったのですけど。他の曲も全部素晴らしくて、「木枯らしの舗道を 花の咲く春を」のイントロとかもたまりません。
     でも、救いは、今ここに、こうして岡崎さんの曲が、声が残っていること。この前の「探偵! ナイトスクープ」じゃないですけど(亡くなった娘が録音した英会話教室の教材テープを捜してほしいというもの。大阪ABCでは14日放映)、いつだって逢えるんですから。死は、すべて残された生者にとって意味のあるもの。きっと、いつまでも忘れない。
     あと、当然のことながら「メロキュア」は岡崎律子さんと日向めぐみさんのふたりがメロキュアなわけで。日向さんの曲は初めて触れるのですが、非常に面白い詞を書く方だなと思いました。
    [amazon]

    投稿者 plateau:22:23 [購入履歴]

    2004年05月25日(火)

    「美鳥の日々」DAYS 8 右手noセイジ(KBS京都)感想

    「君みたいな人は、この店に来る資格はない。もっとプライドを持ちたまえ」(高見沢)

     これは非常に面白い回。なかなか凝った構成がとられているので、今回はとくにネタばれ警報を出しておきます。未見の方は以下のあらすじと感想を見ないほうが絶対に楽しめるかと。とくにクリティカルなところはスクラッチ処理しておきます(スタイルシート切ってると効かないんですが)。

  • 朝起きると、正治が右手になっていた [Aパート/正治視点]
  • とりあえず服を買いに外に出る。途中で焼き芋を買う [Aパート]
  • 朝起きると、美鳥が本体になっていた [Bパート/美鳥視点]
  • 朝食を作ろうとするが、右手の正治暴走 [Bパート]
  • 服を買いにフィギュアショップ・ブルーサブマリンに。服選びに夢中になる美鳥を盗撮する男。と、高見沢が助けに入る [Aパート]
  • ブルーサブマリンは断念し、正治の服を手作りしようとする美鳥。と、そこに友人の岩崎紅子@桑谷夏子が現れる。とっさに嘘をつき、誘われるまま喫茶店へ [Bパート]
  • 学校の話、進学の話を聞き、まわりの世界が動いていることを知って涙が出る美鳥。本当のことを話そうと岩崎を追いかける [Bパート]
  • 目が覚める [以下共通]
  • それぞれの思いを抱え、またいつもの日々を過ごすふたり
  • ということで、つまりはお互いの視点ごとにふたつのストーリィが進行していたということですね。二回目の起床シーンで違和感を感じたんですが、はっきり気づいたのは二回目のブルーサブマリンのところでした。たぶん上のまとめで間違いないと思いますが(どちらが主な視点をもっているかで判断)、けっこう面白い趣向でしたね。単なる夢オチなら予測の範囲内(そしてちょっと期待はずれ)だったのですが、これなら評価できます。お互いに、相手のことをどう思っているのか、あるいは現状をどう捉えているのかということが判りますしね。
     正治は自分を美鳥の身に置いて、美鳥のことを心配している(ついでに何故か高見沢を高く買っている)。いっぽう美鳥は、ずっと現状に満足していたはずが、自分にとっての本当の現実の存在にようやく思い至る。その違いが、今後クライマックスに向けての重要な要素となってくることでしょう。
     ……と思ったら、次回はまた(今度はたぶん本当の)高見沢くん登場ですか。いや、別の意味で期待ですが。

    投稿者 plateau:01:43

    「神魂合体ゴーダンナー!! SECOND SEASON」#21 ゴーダンナー出撃禁止命令!(KBS京都)感想

    「やっと……素直に言えた」(猿渡杏奈)

  • 発症したマックス・モウカクと同じタイプのロボット乗りであるゴオは、出撃禁止命令を受ける。霧子「休暇だよ、長めのな」
  • ゴオ、闘えず苦悩「俺は、最強なんかじゃない」
  • 「世界中の擬態獣が相手だ」 闘いが終わったら死ぬと言うケンにルゥ「ケンは死なないよ」
  • 杏奈、ゴオに思いのたけをぶちまける
  • ゴオのかわりに静流がゴーダンナーに乗り、杏奈とともに出撃
  • 剣とルゥ、登場
  •  ようやくこれで本筋に入りましたね。これまでの世界パイロット編で不安と緊張を高めておいて、今回は以前のようなギャグシーンもふんだんにありつつでなかなか良い感じ。エロセリフは正直いらんと思いますが(おいおい)。
     ということで待望の剣・ルゥ登場で直接対決という流れかな。楽しみ楽しみ。

    投稿者 plateau:02:07 [アニメ/アニメ魂枠]

    2004年05月26日(水)

    読売新聞夕刊に「おたくマンガ」記事

     ついにカテゴリまで作ってしまいました。
     毎度毎度素敵な記事を書いてくれる読売夕刊「本よみうり堂」、月の最終週はコミック館ということで、5/26のテーマは「おたく」が題材のマンガでした。
     とりあえず、おたくマンガの金字塔「げんしけん」[bk1] [amazon]の紹介と、作者の木尾士目さんの短いインタビューがメイン。そのほかもいろいろな作品が紹介されてますが、全然知らないや……えーっと、

  • 徳光康之「濃爆おたく先生」[bk1] [amazon]
  • 阿部川キネコ「辣韮の皮」[bk1] [amazon]
  • 反島津小太郎「C!!」[bk1] [amazon]
  • 古屋兎丸「π」[bk1] [amazon]
    ね……(敬称略)。あとで検索しておこっと。amazon&bk1サーチ完了……思った以上に濃いですね。
     まあ、このご時世、こういうジャンルが定着してきているということですかね。まあ読売だから基本的に好意的な書き方でして、「羞恥心が笑いに転化される」というまとめかたにはおおむね同意。自虐ネタにならない程度なら楽しめるといった感じです。それとは別に、スポ根系に接近したような、よりストレートな作品群もあるように思いますけどね。島本和彦氏とか、小野寺浩二氏もそうかな……? 「こみっくパーティ」もそんな気も。
     ちなみに今回の記者は(汗)な方です。

    投稿者 plateau:21:27 [読売]
  • 2004年05月27日(木)

    「天上天下」FIGHT.8 龍眼(ABC朝日放送)感想

    「次は勝って笑え」(凪宗一郎)

  • 会長・高柳光臣登場。ボブを見込んで仲間に引き込もうとするが、千秋「ボッコボコにされてきなよ。次は百億倍にして返してやろうぜ☆」
  • 棗亜夜、開眼。闘うことが楽しいと思えてしまう
  • 凪宗一郎、亜夜にケンカの指南。闘っているときは他のことは考えない
  • 俵文七登場。棗真夜とは戦闘せず
  • 高柳雅孝完敗。宗一郎たち、光臣と対峙
  •  ……凪宗一郎のセリフは正直大丈夫かと思いつつ。棗姉妹の凪宗一郎をめぐる関係は、確執めいた感じにはならず、なかなか良い感じ。
     来週で決着ですか? ですか? っていうかこれは一クールなのかどうか不安に思う今日このごろ。

    投稿者 plateau:00:12 [アニメ/天上天下]

    「ふしぎの海のナディア」(再)第8回 ナディア救出作戦(NHK教育)感想

    「みんなはひとりのために、ひとりはみんなのために」(グランディス)

  • ナディア、グランディスとともにナディア救出に向かう
  • 発電所を停止させナディアを救出。グラタンで脱出をもくろむ
  • 危機一髪のところでノーチラス号登場
  • ガーゴイル、ノーチラス号にバベルの塔を使おうとするが、人造オリハルコン破損。放射ビーム散乱で基地破壊
  •  とにかく凄いの一言。ある意味むちゃくちゃな話の詰め込みというか、展開早すぎなんですけど、ここまで圧倒的な見せ方をしてくれたら引き込まれますね。
     しかしここ最近のグランディスたちの格好良さはただごとではない。第1回で典型的(ギャグ系)敵役として出てきた彼らの変貌はなかなか面白いです。
     とりあえず、これで前にも言ったジャンたちの無力さが一応は克服されました。ナディアの最後のセリフにもあるとおりですね。で、話自体はいよいよこれから。

    2004年05月28日(金)

    麻耶雄嵩「名探偵 木更津悠也」(光文社カッパ・ノベルス)感想

     とにかくまず、表紙がかっこいい。
     日本の新本格シーンを彩ってきた辰巳四郎さん亡き今、北見隆さんのデザインはますます貴重なものとなっている感じですね。Veiaも鈴木成一デザイン室もいいですけど、やはり独特の質感がたまりません。たしか、小学校の国語の教科書(光村書店)の表紙がこの方のデザインだった気がします。これに匹敵するのは、もう京極夏彦withFiscoぐらいかな……。
     ずいぶん待たされた麻耶さんの最新作ですが、もう慣れっこです(おいおい)。幻冬舎の「」の催促なんてしません、しませんとも。
     とりあえず恒例の作家紹介。
     麻耶雄嵩(まや・ゆたか)さんは、京都大学工学部卒。1991年「翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件」(講談社)でデビュー。その作品と、続く「夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)」(ミステリィマニアなら「冬のソナタ」というドラマを知ったとき確実にこの作品を連想したに違いない)で、従来の本格ミステリィを逸脱した超絶の論理を鮮やかに描き出し、波紋を投げかけます。のちの清涼院流水らの「脱格系(笠井潔)」の呼び水となったとも評されつつ、その後も寡作ながら発表された作品群では、個々の作品を超えた独特の世界を、ギリギリの線で本格にとどまりながら描き続けています。
     ということで。この短編集もそれらと同一座標軸上にある作品世界が舞台。ワトソン役・香月実朝をお供に、タイトル通り「名探偵」を宿命づけられた木更津悠也の活躍を描いた連作……。と、簡単に評せたらどれだけ楽なことか。
     いやまったく、実に麻耶さんらしい作品集だと思います。既刊の短編集「メルカトルと美袋のための殺人」と、まさに方法論的にも対となるような本ですね。見た目は非常に端正な本格短編ながら(実際そういうふうに読み切ることも可能)、その裏でそれをコケにするかのような企みが行われています。過去の作品(とくに「翼ある闇」)を既読かどうかで、まるで印象が変わると思われます。
     一作ごとの評価をあえて試みるならば、「交換殺人」あたりが伏線の張り方といい抜群の完成度を誇るでしょう(島田荘司の「21世紀本格」収録作でもありますし)。
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    投稿者 plateau:00:00 [読んだ本の感想]

    ポール・ジェニングス「ありえない物語」(トパーズプレス)感想

    今月はじめに古書即売会で買った本
     著者はオーストラリアの作家。本国やイギリスでは人気らしいです。まあ、こういう作風なら、そうかもしれないな、と思いました。基本的に子どもを主体にしつつ、飛躍した発想を膨らませて、話全体の骨格としては古典作品を基調としたような感じ。訳文も工夫されていて読みやすいです。といっても、私はこういう海外作品の素養がすっぽり抜け落ちてる感が否めないので、的外れかもしれません。
     話的に好きなのは「灯台のブルース」でしょうか。金曜の夜に灯台で起こる不思議なお話、なんですけど、なんとなく日曜朝の雰囲気(笑)、っていうか、「See You Later, Alligator!」って、ほんとにある歌だったんだ……(「レジェンズ」でいつも最後に言ってるやつ)。
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    投稿者 plateau:00:00 [読んだ本の感想]

    「ぺとぺとさん」からの贈り物

     久々に小説の感想をふたつ続けてみました。あと、今日ガケ書房に行ったら、別冊宝島のシリーズで北村薫さんのが出てたので買いました。森先生のに気を取られてチェックしてなかった……。また明日にでも感想を。
     それで家に帰ってみると、エンターブレインからかわいいハガキが。なんか、「ぺとぺとさん」(感想はここ)のアンケートへの感謝のハガキでした。うんとね、一人暮らしだからいいんですけど、こういう萌えイラスト&文章を突然ハガキで送りつけないでください
     それによると、6月19日に第2巻「さよなら、ぺとぺとさん」が発売だそうで。あと「マジキュー」にもマンガ連載開始とのこと。主役はこぬりちゃんだそうですけど……。
     こぬりちゃん実物大フィギュアとかつけてくれないかなぁ、マジキュー(まだ言うか)。

    投稿者 plateau:00:00

    「魔法少女隊アルス」第8話(NHK教育)感想

    「お・い・し・い・くろみついちご!」(アルス)

  • 悪者にいたずらをする傾向のあるピスキーのおかげで難を逃れるアルスとエバ。牙を手に入れる
  • 迷いの森で迷うアルスとエバ。シーラが救出に来る
  • 旅立ちの港は魔女の墓場。竜巻が渦巻く廃墟だった
  •  なんか今回いつもにもまして短かったような気が。とくに感想を述べるほどの話の進展なし。あ、でも、ちょっとエバがかわいく思えてきました。「ピスキーちゃんだったんですねー」とか。

    「静かなる謎 北村薫」(別冊宝島)感想

     やあ、やっぱり良いですね。北村さんの世界は。作品の構成とか、キャラクタ造形を分析するよりも、なによりも冒頭の「情景としての北村薫」にすべてが凝縮されていると思います。ひとつひとつの文章が、一分の隙なく紡がれ、そこに現実よりも美しい世界が立ち現れる。究極の職人芸、まさにこれぞ文芸。
     巻末には、ワセダ・ミステリクラブ時代に書かれた、本格パロディ作品「早稲田殺人事件」を収録。なんか、はっちゃけております。こういうのとか、インタビューでの発言(構成が破綻している話とか、ひどい話は大好き!>p.67)を見ると、「本格原理主義者」と自他ともに認められながら、本当に懐の深い方だなぁと思います。
     小説もさることながら、エッセイも作品への愛にあふれていてすごく好き。前に読売夕刊に連載してた「ミステリーの小部屋」、裏の話も加筆しての出版を心待ちにしています。
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    投稿者 plateau:22:41 [読んだ本の感想]

    2004年05月29日(土)

    ササキバラ・ゴウ「〈美少女〉の現代史 「萌え」とキャラクター」(講談社現代新書)感想

    なぜ美少女に萌えるのか」ということを主題に、アニメ・マンガ・ゲームなどの現場で美少女が描かれてきた歴史的文脈を男性的視点から論じた本。
     最近、現代新書で買うのってこんなのばっか。表紙イラストがMoo.念平というところがツボ。
     これは今まで読んできた萌え解説本(勝手にジャンル分け)のうちでも最高水準でしょう。いままで私がこのサイトでも書こうとして、うまく文章化できなかった思いが見事に整理されていて、腑に落ちました。これぞ真の評論家。
    ○○のために」という大義名分が失われた1970年代を経て、男性がその拠り所を「美少女」という理想化された女性性に求めた。そしてその対象を、容易に傷つけることの出来る自分に気づき、それゆえに「傷つけられることのない美少女」像が完成した。それこそが「萌え」の誕生である。
    −−あくまで私が理解した範囲で言うと、こういう論旨でしょう。なるほどなるほど。その例示として、吾妻ひでおの作品とか、「カリオストロの城」のルパンとクラリスなどがあげられています(あ、そういえば「やけくそ天使」→[amazon]、まだ読んでないや……)。
     この本の後半では、時代が進むにつれ、そういった第一義的モチベーションが薄まり、あるいは失われていった過程も描かれています。明らかなパロディをストレートな表現と捉えたりする、というのは、かくいう私にもしばしばあてはまるもので。
     一度大きなムーヴメントを経験したジャンルには必ずあてはまることですが、「萌え」とか「オタク」という文脈にも、世代的な意識の違いというのは確実にある。そして、私は明らかにその第一世代である1970年代、1980年代を知りません。さらにその下の世代、平成生まれの子どもが高校生になり、「エヴァで転んだ世代」どころか、そもそもエヴァオウムをリアルタイムで知らない世代が続々とこのジャンルに参入してきている今、けっこう深刻な問題かも。いまさら「あの時代」を追体験することは不可能にしても、せめてこういった本で、その背景や問題点を認識するのは重要かも、ということで正しく「現代史」な本なのでした。
    [bk1][bk1.jp] [amazon]

    投稿者 plateau:16:05 [読んだ本の感想]

    「カードキャプターさくら」(再)第8話 さくらのライバル、登場!(NHK教育)感想

    「二ヶ月も捜してるのに、まだ揃ってないのか」(李小狼)
     一クールアニメなら、あるいは(黙れ)

  • 桜、東京タワーと中国服の少年の夢を見る
  • 夢で見た少年・李小狼(リ・シャオラン)@くまいもとこ、桜のクラスに転校
  • 小狼、羅針盤で桜がクロウカードをもっていることを見抜き、カードを渡すように言う
  • 桜に乱暴する小狼にお兄ちゃん・桃矢@関智一対峙。月城雪兎@緒方恵美も登場で小狼脱兎
  • クロウカード・サンダー登場。桜、耐電圧ねこみみメイドさんコスチュームで出動
  • 小狼登場。さくらに闘い方を知らないと言う。ケロちゃん@久川綾「わいは関西が長かったさかい、アホゥいうんは許せても、バカァいうんは辛抱ならんのや」
  • シャドウを使いサンダーをレリーズするも、小狼の言葉が胸に残る桜
  •  加速度的に倒錯度を増していくアニメ。今回初見の方もいらっしゃるので詳しくは言いませんが、まさか小狼がああいう意味での「ライバル」になるとは思ってませんでしたねー。
     桃矢くんは休み時間、ずっと桜のことをストーキング見守ってるのかとか、ねこみみの必然性ゼロとか、そういうことを言っていたらこの作品は観れません(言ってるし)。小狼にしろ、桜がクロウカードを集めていることを見越して来日・転校してきたはずで、裏に大きな後ろ盾があってしかるべきとか、いろんな必然としての背景要素をすっとばして、極私的で唐突な物語をひたすら描いていくあたり、最近の「セカイ系」とかにもつながりそうで興味深いかも、かもかもー(適当)。

    2004年05月30日(日)

    「ふたりはプリキュア」第18話 ドキドキ! 中間テストは恋の迷宮(ABC朝日放送)感想

    「今、その話はしたくない!」(美墨なぎさ)

    超絶傑作。神話。伝説。

  • 中間テスト始まる。谷口聖子@吉田小南美、キリヤが気になるという。志穂莉奈、聖子に告白するよう勧める。通りがかったほのかも応援
  • キリヤ、聖子の告白を無視(というより、その意味が判らない)。虹の園(人間界)でまわりの人間の心が判らず戸惑う。ほのかに相談
  • なぎさ、徹夜で一夜漬けしようとするもメップル邪魔「もっと自覚を持った行動を
  • 女子部テスト当日。志穂莉奈、キリヤに聖子のラブレターを受け取ってほしいと言う
  • キリヤ、ほのかが聖子の応援をしたと聞いて、目の前でラブレターを破る
  • ほのか爆発。男子部に乗り込む。なぎさ「ここはひとつ大人になって」ほのか「大人じゃないもん」なぎさ「おっしゃるとーり」
  • しかしキリヤは逆に「人の気持ちを考えろって言ったのはあんただろ」「あんたにボクの気持ちがわかるのか」「ボクのこと知らないくせに
  • ほのかとなぎさ、テストに戻ろうとするが、教室の扉を開けるとそこは異世界
  • ポイズニー超本気。鏡の中でプリキュアを追いつめる
  • とどめを刺そうとした瞬間、何故かプリキュアは鏡の中から脱出、教室に戻る
  • 翌日放課後。キリヤが聖子に謝ったことを知るほのかたち。なぎさも聖子を励ますようにパフェに誘う
  •  あらすじのリスティングという単純化に伴い、失われるものは確実にあるわけで。今回はとくに、些細なサブキャラの描写、セリフ回し、演出などが絶妙かつ微妙に冴えわたることで、言葉では絶対に表現できない「なにか」を伝えていた気がします。
     星の数ほどあるプリキュア感想サイトを巡回しても判るように、どんな回でも必ずそれを評価する人と、そうでない人がいます。私としては、制作側の意図、伝えようとしたことを極力汲み上げるような楽しみ方を心がけていて、それを考えれば、いっけん作品にとって瑕と思われるところ、納得できないと思われるところこそ、実は制作者の狙いなのだということになります。もちろん、より多くの人にそういう戸惑いを感じさせず、自然に物語に没入できる作品を作り上げてこそプロの仕事だと言われればそれまでですが、あくまで私は、せっかく出逢った作品なのだから、それが何を伝えようとしているのかを見極めたい。
     そして、そう思えるようになるにも、それに値するだけの魅力がその作品にあることが肝要で。
     アーカイブを見てもらえれば判るとおり、私ははじめ「ふたりはプリキュア」という作品を、それほど本気で見ていませんでした。この枠(日曜朝・ABC・東映)をずっと見てきたわけでもないですし、たまたま早起きした日に見たら、意外に面白かった、なかなか萌えそうだった。その程度。
     でも、だからこそ良かったのかもしれません。
     変な期待のないぶん、けっこう早い段階でこの作品の真価を見極められたのではないかと。もちろん、Fuku Diary風流[姫]君をはじめ、多くの応援サイトの後押し(僭越)お導きがあったことも事実ですが。
     とにかく、ここ数回は、これまでこの作品を見てきて良かったという思い、そしてこれからも見続けられることの幸せを心から感じられる、そんな回でした。

     以下、ほんとうに簡単に、今回の話の感想です。

     基本的になぎさ視点の物語であるはずの「ふたりはプリキュア」において、なぎさとほのか以外にほとんど唯一、視点人物であることを許されているキリヤ。本来、敵である闇の世界の住人である彼の視点など、視聴者(とくに主たる子どもたち)にとって同一化の対象にはなり得ないはずです。しかし、この作品ではあえてそれをやっている。それはひとえに、その瞳に映し出されるほのかの姿を、ある意味でリアルな「女の子の世界」を生きるなぎさとはまた違った視点で捉えるためのもの。説明なしに志穂莉奈と仲良くなっているほのか。今ならこの意味が肯定的に捉えられます。だんだんとなぎさたちの世界に近づいていくほのか。それは彼女にとって新たなステージに上ることでありながら、それは実に無防備なもの。「大人じゃないもん」というセリフが心をうちます。その直後、キリヤに己を否定されるのもまたそれに輪をかける。プリキュアの危機。大人の女性(の歪像)たるポイズニーに手も足も出ないプリキュアの描写は、まだまだ大人になるには不安定な彼女たちを如実に表しています。それでも現実は中間テスト。中学生としてのふたりのせかい。十中八九キリヤのおかげで、リセットされた時間。ずっとこのままなんてありえない。いつかは決着がつく、つけなければいけない。でも今はまだ保留、それでもいいでしょ? そんな、現実との折り合いのつけ方までこの作品は教えてくれます。バトルシーンが思いがけず白熱していたのにも関わらず、変身シーンがカットされたのは単に時間の都合ではありえません。不意な戦闘の中断もまたしかり。そんな宙ぶらりんの状態を、しかし奇跡的に和らげてくれるのは、ラストシーンの存在。まさにエンディングに直結する描写。
     チョコパフェとか、イケメンとか、マジに夢中になれる年頃なの。今日も告白したかったよ。
     聖子はしたよ。じゃ、ほのかは? なぎさは?
     だってやってらんないじゃん。闘うより、抱き合いたい。フラれてもなぐさめてあげるなぎさ。そっと微笑むほのか。そう、でもきっと、このままでは終わらない、終われない