2004年11月18日(木)

「プラネテス」Phase 16 イグニッション(NHK教育)感想

「太陽系は変わるぞ。こういうときは、馬鹿が必要なんだ」(ユーリ)

  • 船外活動中に事故で宇宙を彷徨ったハチマキ。被曝こそなかったもののショックで空間喪失症に
  • 月での半年の療養と訓練を経てふたたびテストに挑むハチマキ。だが心の中の自分が敵となる
  • ギガルトの勧めで、フィーはハチマキを木星開発宇宙船の工場へ連れて行く
  •  うわぁ、うわぁ、もう、もう凄すぎる。後半はほとんど涙でまともに視聴するのも大変でした。泣いたとか感動したとか、比喩じゃなく言えるのはこのアニメだけです。

     ああ、今すぐにこの気持ちを文章にしたいのに、こうしてキーボードに向かっている今も感情が昂ってまともな感想が書けそうにもありません。本当に、これが最終回でもおかしくないくらいの完璧な出来映え。なのに、まだこの先があるなんて! 本当に出逢えて幸せだと思える作品です。

     船外活動員にとって致命的な病。それにおびえつつ、ハチマキの心の中でもうひとりの自分がささやく。それこそが自分の望んでいたことだと。それを言い訳にして、中庸に落ち着いてしまおうという誘い。こ、ここであのEDを、地球での日常のシーンを入れてきますか! Phase13で描かれたものとは、またさらに違う意味が付随されるわけですね。Phase7のノノとの再会も、これまでのシーンが蘇る走馬灯展開も、普通に使われるような意味合いとはまったく違っていて恐ろしくなりました。
     そして、やはりこの世界では核融合技術は確立されていたのですね。ヘリウム3が資源として重要視されていましたし、エネルギー問題解決のためには不可欠ですから予想はしていましたけれど。ちょっと嬉しいなぁ。やはりこうして最新の技術を目の当たりにすることが、活力の源になるということでしょうね。心の中にいる、もうひとりの自分との闘い。それが今回の一度限りで決着がつくものではなく、これから先ずっと向かい合っていかなければならない、その覚悟を決めることが大切という描き方が素晴らしいと思います。

     さあそして今後の展開。ドルフの昇進問題とか、クレアのこととか、それからチェンシンのこともありましたね。そうか、それを考えたらまだ終わらない、終われないんですね。まだまだ注目です。

    投稿者plateau: 2004年11月18日 03:05 [アニメ感想] [アニメ/プラネテス]