「リラックス、リラックス。グッバイ、小ジワ」(眠田うつら)
すごいなぁ。それこそ製作陣はどうしてこんな話を思いついたんだ。
作家に泣かされる編集は世の常という感じですが、正夢は「だぁ!だぁ!だぁ!」(アニメ版)のみかん先生や「フルーツバスケット」のぐれさんほど神経が図太くないようで。トイレにこもりっぱなしで全然ストーリィに絡ませてもらえません。
そんな状況で、毎度毎度ヤな感じの隣の主婦が呼び込んだのはオカルト研究者@茶風林。うん、これぞ正しい茶風林さんの使い方です(笑)。通常の8倍のプラズマイオン……もうツッコみようもありません。と思ったら、編集の日野くんもオカルトマニアだったのか! 「なかなかボクの趣味を判ってくれる人がいない」って、そういうことね……。しかし、その割には「サイコメトラー」とか「キャトルミューティレーション」という用語の使い方が激しく不適切で疑問も湧きますが。映画映画言い過ぎだし。まあこういうのは、知識の薄い人ほど厄介なものですからね(おい)。
で、そんな三人があーだこーだ言いつつ家を荒し回る。これはいくらなんでもひどすぎです。ころんの部屋にも勝手に上がり込むし。押し入れに隠れるアクビ娘@谷井あすかと、迷惑そうな眠田ころん@野川さくらの表情が物悲しいです。小ジワを気にして怒りを抑えている母・うつらですが、逆にイライラがたまる一方のような。
と思ったら、娘を悪魔扱いされてさすがに我慢も限界に達した様子。「これ以上私を怒らせると、切れちゃうぞー!!」ということで、アクビに仕返しを命じるのでした。いやーいいわ、ここのシーン。やっぱりこういうカタルシスがあってこそですね。で無事みんなを追い返し、ストレスも発散? うつら母さんのささやかなる願いは達せられたのでありましょうか。
そして正夢もアクビのおかげで作品のプロットも思いつきました。って、あの編集者と今後やっていけるのでしょうか……。まあ、最後には目に涙を浮かべるころんを見て我に返ったようなので、私としては許しがたいわけでもないかな。それにしても、悪魔祓いと称して、ころんをカエル煮込みの風呂に入れさせるという提案がなされたときには仰天しました。い、いくらなんでもそのシーンを期待するような人間じゃないです、私……。
それにしても、今回もまた深読みすればいろいろ興味深い回ですね。編集者という、ある程度のエリート階級の人間が安易にオカルトにはまってしまったり、「あなたのため」といいつつ土足で他人の気持ちを踏みにじる行為を犯してしまう隣人がいたり。さらには、まったく活躍しない父親に対して、最後は娘想いの行動を見せる強い母親。
なんかもう、アニメ感想系冥利に尽きる作品のような感じです。思った通り、光希桃さんの感想率調査によると現時点で感想書いてるのはうちだけのようですが、これは意地でも全話感想書かないと。