「メグ、カムバック」(ビッグフット)
すごいわぁ、これ。金曜夕方という時間帯がほんと録り逃しそうで怖いんですが、それに反してどんどん見逃せない展開に。
私は基本的に、子ども向けアニメであっても「主ターゲットたる子どもにどう見えているか」ということはあえて外して観ているのですが、ただひとつ例外があります。それは、「かつての自分だったらどう見えていたか」と考えること。一般的な子ども目線を想定するより、はるかに思考のトレースが容易であり、かつ有用であると思われるからです。それを今回の話に適用すると、絶対に怖くて見てられなかっただろうな、と思います。
今回の話の怖さを増幅させているのは、言うまでもなく不気味なゴーレムの造形。ネオアトランティスばりの仮面がうようよする画面はかなりきついですね。あれで数が倍以上だったら、今でも目を背けたくなったかもしれません。「人間の形がいちばん怖い」というのは、かの森博嗣先生の言葉ですが、まさにその通り。今までのレジェンズのような獣型と違い、人型であるからこそ、よけいにその異形さが際立って恐怖感を感じるのでしょう。すべて大地丙太郎監督の計算づくなんでしょうけど……ほんと、すごいことするなぁ。やはり敵に回るらしいハルカにしても、とことんこれまでの同系統のアニメで禁忌とされてきたことを破ってくれますね。
そんな要素のすべてが集中したのがメグ。どんどん追いつめられていく彼女を見るのは辛い……といいつつ、これはこれでイイかも? とか思ってしまう私はダメですか? そうしてラスト、ついにカムバックしたと思いきやハルカ先生の悪魔のささやきで、またこの先が楽しみですな。次回予告でさっさとリボーンする展開なのが明かされちゃってますけど。