2004年10月17日(日)

「名探偵ポワロとマープル」第15回 青いゼラニウム(NHK)感想

「貴方も人の気持ちがわかるようになってきたわね」(ミス・マープル)

  • 占い師に青いサクラソウ、タチアオイ、ゼラニウムが危険だと言われ信じ込む夫人
  • それらは青い品種の存在しない花ばかりだが、満月の夜、壁紙の花がひとつずつ青に染まってゆく
  • そして三度目の満月。青いゼラニウムとともに、夫人の命は散る……
  •  うーん、今回は理想的! ミステリィとしても、メイベルシリーズとしても、とても良くまとまっていました。
     まず、壁紙の花が青くなるという謎の提示の仕方が非常に魅力的。占いを頭から信じる気にはならないとしても、この不可思議現象によって興味を引きつけられる、いかにもミステリィの短編だなぁという感じ。それに用いられたトリックも基本的で判りやすい。いろんな意味で、ミステリィ初心者の方にとっつきやすい話だったんじゃないかなと思います。
     そうして、待ってました! ようやくメイベルの出番ですよ! そうか、メインの謎を解くだけではなく、何故その事件がマープルに持ち込まれたかというところを推理するのですね。なかなか良い着眼点です。ラストは、メイベルだけじゃなくて見ているこっちも嬉しくなってしまう名シーンでした。ひさびさに満足です。

    今日のイチ萌えメイベル:言うまでもなくラスト、マープルおばさまに褒められるところ

    投稿者plateau: 2004年10月17日 21:18 [2004年10-12月アニメ感想] [アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル]