2004年09月10日(金)

「プラネテス」Phase 8 拠るべき場所(NHK教育)感想

「仲間を信じなきゃ、何も始まらないって」(フィー)

  • フィーが事業部長とふたりで話している現場を目撃する係長
  • デブリ課内で、不倫ではないかと噂に。怒るタナベは本人に訊きただす
  • フィーと事業部長はベンチャ企業のかつての同僚だった。話の内容はフィーを管制課の係長に抜擢するというものだった
  • フィーがいなくても仕事ができることを示そうと協力するデブリ課の面々
  • デブリはレーダに映らないゴースト。しかし係長の慣れない操縦などで太陽を浴び液状化する
  • 事態を知ったフィーは管制課に乗り込み、的確な指示で回収を成功させる
  • 栄転を辞退するフィー。事業部長に、早く出世して元の姿に戻ってほしいと言う
  •  もう、なんか、他のアニメとレベルが違いすぎるという感じです。もちろんどの作品も観てるときはオンリーワンで楽しんでいるんですけど。ここまで毎回楽しめる(外れ回がない)というのは超絶。
     フィーを抜きにしてデブリ回収に乗り出す課の面々。いいのか、そんな勝手なことして!? とか思いましたけど、よく考えるとフィーは主任なので課長・係長が主導しているのなら形式上は問題ないのですね。しかし、そのままミッション成功というような御都合主義が過ぎることもなく、かといって無能なままの係長でもなく(課長は「何もしないこと」とか言われてますが)、このバランス感覚の良さが非常にリアルで良いですね。けっきょく図らずもフィーがいないとダメだということが証明されてしまった形。ひょっとして実はユーリあたりがそれを見越してたとかいう展開になるのかなとも思ったのですが、そこまではいかなかったみたいです。
     ラストの事業部長とフィーの会話、部長をゴーストのデブリに重ねるところは綺麗だなぁと思いました。言明されないと、判る人にしか判らない隠喩になって、それはそれでマニアックなんですけど、うーむ、親切設計。会社とか、組織にいることの難しさと、なおかつ現実から逃げない姿勢を貫くフィーが素敵です。
     もうこの調子でいくらでも細部の作り込みの良さを指摘していけるのですが、やめときます。とりあえずキャラの立ち方が相変わらず良いなあということだけ。やっぱり愛をさけぶタナベ(名前がアイだということに今さら気づく)、その手の話題に鈍感なハチマキ、実はタナベを狙ってるのかチェンシン、メガネでパソコンのエーデルさんもいい感じ。
     うわー、そして来週もまた楽しみだ。タナベがかわいいよ。

    投稿者plateau: 2004年09月10日 01:15 [2004年7-9月アニメ感想] [プラネテス(殿堂入り)]