「おまえたちが、そうなのか」(イルクーボ)
ABC地震速報か……仕方ない。
今回はいろいろな意味で早すぎた話。でも、だからこそ、この段階でこの話をやる意味があるわけで。
ようやく「選ばれた勇者」らしい振る舞いを見せたメップル。これまでのぶっちゃけ目障りなメップルの言動がこの伏線だったとは。メップルがところかまわず呼び出すせいで、いつも人目を気にしていたなぎさ(と、多くはその場にいたほのか)。思えば、14話のようにプリキュアの存在が他人に知られそうになっても、たんなる同級生による偽物騒動で幕を閉じてしまい(ちなみに否定的解釈ではありません)、本当の意味での「他者の目」が問題になることはありませんでした。アニメ的ご都合主義を体現するかのごとく、戦闘時にはまわりに誰もいなかったり、戦闘後はゴメンナーの仕業か壊れたものが元に戻ったりするのもその現れ(やはりこれは語義上正しく確信犯だったと思われます)。
でも、プリキュアが「虹の園=人間界」の伝説の戦士だというのならば、それですむはずがないわけで。
ここ数回、ポイズニー相手に圧倒され続け、キリヤの手助け(前回のは暫定的推測ですが)がなければ敗北間違いなしという闘いが続き、ほとんどなす術がなくなってきたプリキュア。そして今回、明らかに早すぎると思われるイルクーボの登場。つまりこれは、ここからプリキュアがまったく新しい成長を見せなければ、先がないということでしょう。
イルクーボの玉(正式名称が判らないのでこう呼びますが)が砕けたことにより、彼の集めた人々の力がプリキュアに降り注いだ。つまりこれは、はからずもドラゴンボールの「元気玉」を実現したことになります。「ふたりはプリキュア」といえど、ふたり以外の力も借りなければ闇の力には勝てない、というわけで、このあたりが今後の展開の鍵になってくるような、そういう予感(ちなみに私はアニメ誌等の事前情報はいっさい遮断しております)。
ラストシーン(正確にはそのひとつ前)、公園で人目をはばからずいちゃつくメップル・ミップルの描写が、人目をはばかっていた前半と綺麗な対応を見せていることを最後に指摘しておきます。
しかし、前回までキリヤ編で日常を主体として見せておいて、さらにその世界を広げるこの展開というのはびっくりというか、もうほとんど脱帽です。すごいなぁ。
投稿者plateau: 2004年06月06日 10:30 [アニメ/ふたりはプリキュア]