「ファウスト」Vol.3(講談社)感想
ようやく読めたーって最近小説はこればっかりー。ぺとぺとさんや京極夏彦はもうちょっと待っててね(林原めぐみ口調で)。
なんていうか、もう今回の感想の半分くらいは、「西尾維新素晴らしい! 最高!」に尽きると思うんですが。私としては西尾維新を最大級の賛美をもって応援し続けたい所存ではあるんですけど、困ったことに私なんかが応援しなくても西尾氏が最高なのはもうとっくに皆の知るところですからね。
ちなみにその伝で行くと、滝本竜彦は私でも微力ながら応援したくて、また応援が必要な気がする作家で、佐藤友哉はたとえ応援したくとも応援の言葉が見つからないといったところでしょうか。
ということで感想いきます。
西尾維新「新本格魔法少女りすか 敵の敵は天敵!」
ちゃんと、ノベルス版(感想)とこっちと、どちらを先に読んでも楽しめる仕掛けがしてあるところが絶品。ラストのオチも、正しく良い意味で「やっぱり西尾氏だなぁ」という感じ。
西尾維新「零崎軋織の人間ノック」
戯言シリーズ番外編ー。もう! これはもう! 愛しの萩原子荻ちゃん万歳! 愛、愛! これぞ愛!
西尾維新スーパーインタビュー「戯言遣いのツクリカタ」
さて落ち着こう。インタビュアは清涼院流水のはずなのに、相変わらず太田編集長もいろいろ喋っております。今年後半の展開が楽しみです。って今も既に後半ですよ。
舞城王太郎「駒月万紀子」
やっぱり、この人の作品は私には論じられません。凄いとしか書けない。
滝本竜彦「ECCO」
相変わらずの話ですが、このシリーズで滝本さんが目指している終着点にちょっと興味があったりします。あと人生相談の株のネタはタイムリィ。
佐藤友哉「虹色のダイエットコカコーラレモン(短縮版)」
短縮っていうか打ち切りみたいな載せ方をしないでください。単行本を待たないといけないのか……。特別版で「青色のペプシブルー」とかいうのはどうですか? ところでバニラコカコーラ最近どこにも売ってませんなんでですか。好きだったのに。
奈須きのこ「D D D JtheE」
西尾作品を除けば今回一番です。貫井未早(ツラヌイ)の存在の活かし方が絶妙。私のような者にクリティカルヒット。ちょっとゾンビパウダーっぽいなとは思ったけれども。
原田宇陀児「サウスベリィの下で」
挑発的なオマージュと断片的な会話と文章と。後半に行くに従ってどんどん読みづらくなっていくのですが、それが良い味かと。
元長柾木「ワールドミーツワールド」
前の二つで力つきた。そのうち気が向いたら読みますということで。
EDITORxEDITOR
宇山日出臣さんインタビュー。「人って自分の墓穴しか掘れないんだよ」名言。
上遠野浩平「Beyond Grudging Moment」
やはり語り口がいいのですね。あと武内崇イラストが萌え。
森川嘉一郎「ワビ・サビ・萌え」
まったく異論なし。歴史というのは現在のために捏造されるものです。積極的に「萌え」という概念を発見することで、顕現するものもあるはず。
TAGRO「The World is full of angry young men.」
これ本当にすごいわー。話つながってきたきたー。ところで顛跌(テンテツ)ってのが何なのかいまだに判りません。
[bk1]
投稿者plateau: 2004年07月27日 22:45
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