2004年02月08日(日)

「ふたりはプリキュア」第2話 カンベンして! 闇に狙われた街(ABC朝日放送)感想

 ある日突然、謎生物がわたしの前に現われたのー。そしたらなんか変身しちゃって、よくわかんないけど悪い奴らと闘っちゃって、みたいな
 たぶん二話目。今回初視聴ですが、うん、なかなか「ありえなーい(にゃにゃにゃにゃーい)」作品に仕上がってます(笑)。とりあえず適当にツッコませていただくと……。

 おい! 闇とかいうヤツ! 電器店で怪物調達してんじゃねぇよ! 事前に準備しとけ! しかも掃除機かよ! 名前もザケンナーって! 最後に律儀にもとの店に戻してるし!
 っていうか敵味方問わず、闘い方が観念的に過ぎるぞ! 空想科学読本もびっくりだ!
 それから雪城ほのか! あんたせっかくおっとり&白衣理系属性なんだから、エンディングみたいにメガネはデフォルトでかけときなさい! いじょ!

 ……最後のは冗談です。まあ、なんだかんだ言いつつ、全体的にありかな(帰納法の限界)。
キャラ的にはなぎさ萌えかな。わかりやすいキャラだけど。

2004年02月15日(日)

「ふたりはプリキュア」第3話 イケてる実習生に気をつけろ!(ABC朝日放送)感想

 ねーねー、今度来た教育実習生って、なんかカッコよくないー? いえてるいえてるいえてるー。っていうかなんか体育館に呼び出されちゃったしー、えーっそれってまさかー!

 いかん、はまった。OP曲が頭の中で廻りだす症状が出始めたら感染ですね。っていうか、ランランランラーラにしても、このプリキュア(プリティでキュアキュア)にしても、連呼系は耳に残る。
 どうも巷でも話題のようで(どういう巷か)、「ふたりはプリキュア」と陰陽五行説Fuku Diary)まで出てますが。うーん、すると赤と緑と黄は誰でしょうね。今後実は重要キャラになりそうな雪城ほのか祖母とか(別にCVを見て思うわけではないですが)、あの男子生徒(名前忘れた)とか、教頭はどう? 駄目ですかそうですか。
 今日のツッコミセリフはこちら。「気づくのが遅すぎたな……」こらー!! お前がそういうこと言うなー!

2004年02月22日(日)

「ふたりはプリキュア」第4話 ミラクル!? 生きている美術館(ABC朝日放送)感想

今日は社会見学で美術館観賞なのー。やっぱり芸術っていいよねー。こう、心が洗われるっていうかー。ってちょっとメップル! 人前では話しかけるなっていつも言ってるでしょ! あーまったく……。で今度はなに!? またピーサード!? ありえないありえないありえない!!

 ……どう頑張ってもABC公式サイトの「よこく」のはじけっぷりには勝てないな。
 今回は最初からかなりいい話系。「真由ってキャラ、なぎさと髪形かぶってるなー」というメタ読みをしてたら、ちゃんと意味があったのは驚いた。
 なんていうか、ラストの引きが毎回ネタなのか本気なのか判別しがたいのですが、まあいいか。単純に面白いし。
 今回のツッコミセリフはこちら(恒例なのか?)。ピーサードに石像にされた人たちを見ての会話。
「なんかこのへん、石像が多くない?」「ホント、あれなんか校長先生にそっくり」
 いや、一発で気づけよ!! どうもなぎさ&ほのかにはヒーローアニメの主人公という自覚が欠けているような……それもまたこの作品の特徴(特長?)なんですけどね。

2004年02月29日(日)

「ふたりはプリキュア」第5話 マジヤバ! 捨て身のピーサード(ABC朝日放送)感想

 あーまったく、朝っぱらからメップルの世話でたーいへん! 子どもができたらこんなかんじなのかなぁ……って、まだボーイフレンドもいないってのになに言ってんのよ、あたしったら。そりゃまあ、気になってる男の子はいないわけじゃないけど……あーなんで朝からこんなこと考えてんのよ! え? ミップルに会いたい? もう、今日は休日でしょ! 雪城さんちに行けって? でも迷惑じゃないかなぁ……。そういえば雪城さんって、休日はどうやって過ごしてんだろ……。

 素晴らしい。最高。今回は導入からしてグッドグッドの連続。いや、前にも書いたとおり私は美墨なぎさ派であるからして、あの寝起きシーンは正直大サー……いやいやいや、そういうことじゃなくってなくってなくって(クラスメイトのしゃべり方が気に入ったらしい)、たしかに全般的に作画も最高なのですが、それよりストーリィの組み立てが絶品なのです。メップル&ミップルのラブラブっぷりを見せつけつつ、藤P先輩へのなぎさのほのかな恋心(あーややこしい)をかきたてつつ、なぎさとほのかとのお互いに対する心境の深まりあいを丹念に描き出す。そして「ほのか一人→ピーサード登場→ピンチ!→なぎさ登場」という流れがなんとも綺麗にはまっている。「愛の力は偉大ね」というセリフが、戯言抜きで名言だと思えた。
 惜しむらくは、どうも今回でジエンドっぽいピーサードの行動が不可解というか、間抜けというか。ラストチャンスに賭けてるわりには、捨て身っぽくないし、せっかく一人のところを狙ったのに、なぎさが来たらあっさりメップルを返すという紳士っぷりを見せつけるし、最後の無策ぶりは正直どうよと思わないでもないのですけど。まあそういうキャラだったということで。
 あとは新キャラについて少々。敵キャラは「京極夏彦巷説百物語」でも参考にしたか? と思う感じですが、仲が悪いのはこういうアニメのデフォルトか。
 たこ焼き屋のアカネさんという、やたら「まほらば」っぽいキャラも今後注目っぽいですが、この方、陰陽五行の「朱」にでも対応するのかしら(まだ引きずってる)。じゃあ藤P先輩は「青」で決定ですね。ところでなぎさは食べ物の趣味が関西っぽいですね。女子からラブレター発言といい、子供向けアニメらしからぬ趣向が素敵。

2004年03月07日(日)

「ふたりはプリキュア」第6話 新たな闇! 危険な森のクマさん(ABC朝日放送)感想

 ドツクゾーンの敵を倒して、プリズムストーンゲット! なんか、自分たちがゲームの勇者にでもなった感じねー。って、そのプリズムストーンを入れるプリズムホーピッシュとかいうのをメップルが落としたって? なにやってんのよー。ってことでそれをさがしに、あたしたちは山にハイキングに来ていまーす。っていうかメップル、「ありえない」ってあんたあたしのセリフとらないでよ。

 今週もめっちゃ面白かった。「おジャ魔女どれみドッカーン」の再放送のあとで観ると、どうにも展開がムチャしすぎという思いにとらわれますが、よきかなよきかな。
 今回は格闘シーンも尺がたっぷりあって、変身バンクが完全版(たぶん)でしたし、私としては満足。川に流された小グマを、カナヅチにもかかわらず助けようとする直情径行ななぎさが好きです。ベタでもちゃんと闘う理由を明示してあるのは大変よろしい。毎回気になるラストも翌朝友人に肩ポーン悶える筋肉痛なぎさってグッドグッド。

2004年03月14日(日)

「ふたりはプリキュア」第7話 熱闘ラクロス! 乙女心は超ビミョー!(ABC朝日放送)感想

 早く校長になりたーい!!(教頭)

 お……面白かった。っていうかっていうかっていうかー。なぎさのクラスメイト(というかラクロス部の仲間)とか、弟君とか、脇役が非常に楽しい。気になる藤村先輩がほのかと親しげに話してて試合に集中できないなぎさの心理描写から、けっこうシリアスな展開になるのかなと思いきや、こう来るかー。やはり今回の敵役はギャグ担当なのか。ザケンナーを人間に憑依させるというのは予想の範囲内だったけれど、対象は教頭かよ。ぶっちゃけありえないー。戦闘シーンでまで笑わせてくれるとは思いませんでした。しかしこれって正体バレてんじゃないのか?
 あと、おそらく大きいプリキュアン仲間の方々のほとんどが思ったでしょうが、藤村先輩とほのかが幼なじみだと聞いて安心したなぎさに一言。
 それで安心するなー!! 幼なじみ=お兄ちゃんみたいな関係って、それはある意味最強のライバルだぞー! 「ズルいよ、雪城さんは……。お兄ちゃんと恋人の両方を手に入れるなんて」

2004年03月21日(日)

「ふたりはプリキュア」第8話 プリキュア解散! ぶっちゃけ早すぎ!?(ABC朝日放送)感想

 神。
 最高。前々から話題になっていた回ですが、「なぎさとほのかのすれ違う想い→ケンカ→仲直り→縮まる距離」という、ストーリィ進展に欠かせない重要な要素を見事に表現していたと思います。
 とくに仲直りの趣向は素敵。神社でゲキドラーゴに襲われたとき、手帳が意味ありげに落とされたところで入れ替わりの予測はしてましたが、バトル中もふたりのわだかまりが解消されず、夜まで猶予されるというのはいい感じ。とりあえず一緒に闘ってスッキリ、というある意味少年マンガ的定番テンプレートを使わなかったのは心憎い。いや、もちろん男子と女子の「友達」の捉え方の違いを反映してるのでしょうが。そういう意味で観ると、木の枝に捕らえられていたはずのなぎさが、変身バンクの都合でいきなり自由になるというのも、「お約束」を逆手に取ったメタ趣向ではないかというのは、ひいき目が過ぎますかどうですか。
 ほかにもOP前の志穂ちゃん早口〜とか弟君の読書スピード速っ! とか、細部にわたって楽しみどころ満載です。あとあとあと、女子部とはいえ床の雑巾がけを制服のままでやるのかねキミタチ!

2004年03月31日(水)

五條真由美「DANZEN! ふたりはプリキュア」(MMV)購入

 ようやくAmazonから入手。さっそくiTunesで聴いてみました。
iTunes
 これは素晴らしい。作品世界とのシンクロ率が非常に良くて、まさにファン必携ですね。OPも良いけど、今回全体を聴いてみてED(ゲッチュウ! らぶらぶぅ!?)こそ、まさにプリキュアの世界を表していると思いました。iPodヘウ゛ィローテーションけってーい。
DANZEN! ふたりはプリキュア
[amazon]

「ふたりはプリキュア」第9話 取り返せ! メポメポ大作戦(ABC朝日放送)感想

「いつから雪城ほのかと『そーゆー仲』なわけー!?」(莉奈)

 時間的にリアルタイム視聴できなかったので、録画分のうち最優先で観ました。
 あぁ面白い。もうこの作品は毎回楽しませてくれますねぇ。各キャラの立ち方がほんとにうまいなぁと思います。教頭にこれほどいろいろな裏設定があるとは。アカネさんまで絡んでくるし。
 私としては、もともとそれほど格闘シーンを楽しみにしてる訳ではなくて、全体のストーリィがまとまっていればいいという感じなので、ここ最近の話は毎回楽しんでいます。いっそのこと水戸黄門の印籠のように、毎回プリキュアマーブルスクリューだけで終わらしてもらっても。大阪ABC制作ということもあってか、プリキュアをギャグアニメとして捉えてみても、かなり質の高い作品だと思います。「運が悪かった→うん……」とか「そうじゃけんな」とかいう意味不明なダジャレがちりばめられていたりするあたり。

2004年04月04日(日)

「ふたりはプリキュア」第10話 ほのか炸裂! 素敵な誕生日(ABC朝日放送)感想

「あけたら、しめる!」(ゲキドラーゴ)

 うわぁ、いい話だぁ。美しき魂だよ〜。ちょっと私みたいな者には美しすぎるです。
 前半で、「おいおい大丈夫か?」と思ったけど、まあうまくまとめたかな。銀行強盗に襲われたほのかを助けようとした、なぎさの登場シーンかっこいい! そして、親子水入らずのジャマをしないようにと、プレゼントだけ渡して去っていく引き際もステキ(こんな話でも私は黒派か)。しかし、なぎさはもともとゲキドラーゴがいるってことは知らずに、銀行強盗から助けようとしたんじゃなかったんでしたっけ? ほっといていいのか。まあ、ほのかの直情径行が今回は良い風に作用したということで、ちょっと甘いかな〜と思いつつ、最後はちゃんとけじめをつけるところはまあまあ。
 前回、なぎさの家族がなぎさの異変を気にかける展開を裏返しての、今回のほのかの両親話だったわけですが、こういうふうに描くとは思いませんでした。予告を見る限り一話で幕引きっぽいですが、まあ別に大人はどうでも(こらこら)。あと、毎回恒例プリキュアマーブルスクリューですが、今回はちょっと工夫が見られて「おっ」と思いました。以上、速攻レビューでした。

2004年04月11日(日)

「ふたりはプリキュア」第11話 亮太を救え! ゲキドラーゴ・パニック(ABC朝日放送)感想

「コブラツイストというものはな、左腕で亮太の右腕をおさえこんで体を伸ばすー!」(美墨岳)

 いつのまにか風流[姫]君さんのプリキュア情報箱 マーブルスクリューに捕捉されていました。っていうかびっくりー。感謝です。いやぁ、これはもうしょうもない感想は書けないなー。

 なんか、最近ものすごく質が高くなってますよ? 今回は今までの鬱憤を晴らすかのようなバトルシーン大放出。しかもそこに至るまでの過程がまた良い。ひさびさにあらすじつき感想行ってみましょう。
 冒頭、食べ物で釣ってなぎさに水族館につれてってくれるよう頼む弟・亮太くん。さすがになぎさのことを判ってるという感じです。ここでも微妙に前回のシーンが伏線で効いてきますね。なぎさが弟に金を無心したときは肩もみだけだったのにという対比。そして父親登場(見逃した一話に出てきたのかもしれませんが、私としては初見)、冒頭のコブラツイスト指導。この人もダメだー(笑)
 志穂ちゃんと約束があると言ってたくせに、何故かほのかと三人で水族館に。最近名前だけで出番がないぞー。でもなぎさのセリフ(三回くり返し)に微妙な存在感。志穂莉奈のクローズアップ話もそのうちやるよね? よね? よね?
 パンフ棒読み口調のほのか@ゆかな嬢に、これまでで一番萌え(えー)。な、なぎさ派だと言ってるのに私は……何故。非常にためになる説明でした。そーなんだ!
 なぎさの唐揚げにすると美味い発言。あなたは正しいです。先日のトリビアの種か。その伝で行くとこの水族館の魚はあまり食べられそうなのはなさそうですが。
 そしてゲキドラーゴ登場。水槽の中を泳ぎ回ってた意味は判りませんが。こいつも食えないヤツって感じですな(うまくない!)。
 ザケンナー憑衣サメにより、水槽が破られる。やたらに薄そうな水槽なんですけど、手抜き工事ですか? 世相を反映して(しなくていいです)。逃げ回る観客。なぎさ・ほのかはゲキドラーゴの仕業ではないかと感づいて(メポミポは反応しなかったのか?)、亮太くんに隠れているように言ってふたりになります。ここから先、亮太くんの表情から心境が伝わってきて素晴らしい。
 曲芸会場でゲキドラーゴ発見。今の子どもたちに「ジョーズ」ネタが通用するのでしょうか? まあお約束ということで。
 ふたりはプリキュア変身。とっととおうちに帰んなさい! 何度聴いても良いなぁ。
 しかし追いつめられたゲキドラーゴ、今回ばかりはボケキャラ返上です。「これが俺の最終形態だー!!」……やっぱ変わんなかったようです。ドラゴンボールネタ?
 ハイクオリティな戦闘シーンの最中、お姉ちゃんを心配して亮太くんが登場。これまた7話の教頭登場のときと対応してますね。ギャグシーンと対応させることで、より今回の切実さが高まっています。計算されてますねぇ。
 亮太くんが巻き込まれて怒り心頭のなぎさ=キュアブラック。マーブルスクリューを繰り出す、キュアホワイトを握る手にもいつも以上に力が入っています。バンクシーンにこういうところを追加するあたり芸が細かい。
ジャアクキングさまーー!!」でゲキドラーゴは闇に返されました。新たなプリズムストーンゲットだぜ! しかし、もちろんなぎさは亮太くんのことが心配でそれどころではありません。このあたり、ひとりっ子(おそらく)のほのかと、なぎさの本質的な意識の違いが表れてますね。いや、私もひとりっ子なので、正直判らないんですけど、やっぱり姉弟の絆は深いということでしょうか。8話のほのかとの友情話と対比してみても、あのときは単に話に水を差されて攻撃だったということもあるでしょうけど、ゲキドラーゴを闇に戻すまでには至らなかった、それが今回は実現した、というあたり、まだまだなぎさにとっての想いの近さというのが家族の側にあるんだな、と。
 そして(制服を着てるのでたぶん)翌日。その日にしないあたり、「亮太のほうが大事なんだから、プリズムストーンなんて後よ!!」とかいうなぎさの心境が想像できます(それとも、気づいてないなぎさに配慮して、ほのかが翌日に学校で逢うまで黙ってたとか)。そういえば戦闘中も「そんなに欲しいなら持っていけばいいでしょ?!」と答えてましたねぇ。これって、ほのかとのことはともかく、こういう状況に実際うんざりしてるなぎさの心境が垣間見えて、のちのち重要かも。
 石の番人おひさー。「あいかわらず男前ミポ〜」そうかぁ〜? 今回はおみやげ無し! なんのために出てきたんだ(酷)。
 そしてすっかりほのかさんになついた亮太くん。締めはやっぱりコブラツイストで。これがふたりの姉弟愛(うわぁ)の表現なんですね。微笑むほのかでめでたしめでたし。

 さてさて次回予告もなかなか目が離せない。新たな敵はやたら妖艶だし、ついにほのか婆さまが……?

2004年04月18日(日)

「ふたりはプリキュア」第12話 悪の華・ポイズニ−参上! って誰!?(ABC朝日放送)感想

「とっととおうちに、帰りなさーい!」(???)

 うーん……今回は微妙。
 OP前、久々の志穂莉奈登場シーンからしてちょっと変。前回、志穂との約束を蹴って亮太とほのかと三人で水族館に行ったなぎさに対する口ぶりに、あまりに屈託がなさ過ぎ。これまでの流れからして、そろそろ志穂莉奈VSほのかの筋道をつけてほしいような……。
 本編も、ポイズニーの心理作戦(?)があまりにも不自然だったりと、いろいろ言いたいこともあるんですけど、まあやめときましょう。新たな敵の顔見せ的回として、まあ観られなくもない。そういう意味では、先の見えない展開にどきどき(不安7割でしたけど)。おばあちゃんはやはり何かあるらしいということで。

2004年04月25日(日)

「ふたりはプリキュア」第13話 ご用心! 年下の転校生(ABC朝日放送)感想

「HONOKA I号で、ぜったいグランプリ取るぞー!」(ユリコ)

 素晴らしすぎ。またも名作回が生まれました。もう、冒頭からめっちゃ面白くてどうしようかと思いました。いろんなキャラが絡んできて、この1話だけでなくて今後もいろいろ期待できます。話数的に見ると、普通の二クール全26話アニメだったら折り返し地点のところ、この枠なら一年続くのであとまだこれまでの三倍ぶん楽しめるなんて、もう幸せとしか言いようがありません。

 あらすじを逐一書いていくと読みづらくなりそうなので(キャプも無いし)、今回は要点と思われるところを箇条書き形式で行ってみたいと思います。これ、学会とかの研究発表でよく使う手(笑)。そういえば、よく考えたらこれってネタばれになりますので、以下、未見の方で内容を知りたくない方はご注意ください。

  • 冒頭、ラクロス部の練習を終えたなぎさ、男子サッカー部の見学。藤P先輩の勇姿、突然の転校生乱入
     とりあえず髪を結ったなぎさ萌えっ! 第四の刺客、キリヤの登場が印象的です。こういうふうな転校生の登場というのは通常主人公のライバルとして出てくるときの定番ですが、うまく転用しています。またメタレベル視点を離れて、敵側の思惑を考えると、ほのかの幼なじみであり、なぎさが憧れを抱く藤P先輩に近づくことで、じわじわと周囲から攻めていこうという考えなのでしょう。どうも今までの失敗を踏まえ、長いスパンでの戦略を考えているようです。
  • 一方、ほのかは科学部の研究発表が大詰め。はりきる眼鏡っ娘、ユリコ
     めめめ眼鏡っ娘! 万歳! バンザーイ!!(落ち着け) ここで今回の話の大枠を設定。
  • キリヤ、すぐさまサッカー部のレギュラ番号をつけて活躍
     キリヤの番号が7と、なぎさと同じというのが良いですね。ちなみに志穂は松井と同じ55(意味あるのか?)、莉奈は23。
  • なぎさ、底なし胃袋。数学の予習を忘れ、ほのかを頼って科学部部室へ
     いろいろ細部のシーンが楽しめますけど、めんどいのでカット。最後の数学教師怖っ! こいつもザケンナーじゃないのか?(笑)
  • 放課後。キリヤ、なぎさに接触
  • 科学部。ユリコ、装置名を「HONOKA I号」と命名。グランプリに闘志を燃やす
     この後、同様の発言が頻出。これがラストの素晴らしい趣向につながってくるわけで、もっ最高!(クッキングパパか)
  • 駅のホーム。キリヤ、ほのかにも接触。
     ほのかに対したときのキリヤの態度が微妙に気になりますが、今後の布石かな? 線路に突き落とすのかと思いましたが、ユリコ登場で事なきを得ます。しかし、ユリコも人並みに転校生に興味を抱いていたんですね。前の描写からすると無関心ともとれたのですが。このシーンはほのかとの対比のため仕方ないか。それと、どうもユリコは初めてほのかの邸宅にお呼ばれした様子。これも、なぎさと知り合ってからのほのかの他人に対する接し方の変化でしょう。
  • 電車が発車。ホームに残されたキリヤ。ポイズニーも登場し、ふたりが姉弟だと判明
     姉弟だったのかー! ここで考えるべきは、それが人間の姿のときの話なのかということ。キリヤが転校生として聖ベローネ学園に潜り込んでいる以上、この姿を基本として戸籍を持っていると考えるべきでしょう(戸籍のひとつやふたつ操作する事は造作も無いことです)。彼にポイズニーのような変身能力があるかどうかは不明ですが、とりあえず通常の学園生活もあるでしょうし(あの姿自身がザケンナーのような傀儡という見方もできなくはないですが)、ポイズニーのほうがより自由に動けるという感じなので、表面上はつながりがないように見せておいたほうがなにかと便利かと。って何故敵に口添えしてんだ私は? いや、実際キリヤも指摘してますけど、ポイズニーが意外に策に溺れるっぽい人なんで。
  • 電車の中、ほのかとユリコ。Aパート終了
     そういえば、OPの夕焼け列車のなぎさの表情がめっちゃ萌えるんですけど、本編では出ませんかね?


  • Bパート。科学研究発表会。
     夏子と京子というふたりが登場。っていうか、ED観たらCVが名塚佳織嬢だったので見返してみて、このふたりだと判明した次第。ツインテールの子が京子@名塚佳織嬢でしょうね。以前出ていたのか憶えてないんですけど、名前もついてるしけっこう今後重要なんでしょうねー。この後の展開を言ってしまいますが、どうも作為的に眠らされた様子(キリヤの仕業?)で、ばっちりプリキュアの戦闘を目撃してますし(ゴメンナーまで)。ここまで偶然か否か知られずにきた(教頭はほっといて)プリキュアの存在が明るみに出るんでしょうか。おそらく次回あたり。
  • 観客席、なぎさのもとにキリヤと藤P。キリヤ去り、藤Pとふたりきりに
     今回唯一のメップル登場シーン。前半シーン、やけにうっとうしくないと思った(笑)。ほのかの応援に来たという藤P先輩に、自然に「ありがとうございます」と言えるなぎさ。そしてキリヤの差し金でふたりきりに。これねー、キリヤが普通の生徒だったら「やるなオヌシ」という感じなんですけど、明らかに戦略ですよねー。今回、直接効いてくる形ではなかったんですけど、これまた今後の展開に注目。
     あと、隣に座った藤Pを意識するなぎさの百面相、そして心臓ドキドキと思ったらメップルの仕業で「いらんことすなー!」というツッコミは今回一番笑ったシーン。
  • 発表会スタート。舞台袖で、出番を待つベローネ学園科学部員
     グランプリを目指すユリコの言葉に、うなずくほのか、そして他の部員。ラストを知ってから見返すと、このシーンの間に隠された意味が読み取れて実に巧い。
  • ベローネ学園の発表
     いまどき、発表のスライドはパワーポイントじゃないのか? ユリコもノートパソコン使ってたのに……と思いましたけど、パソコン使ってたらこの後の放電でデータが吹っ飛ぶわな、と気づきました。いや、そこまで考えてたのかは知りませんけど。
  • ポイズニーによって会場の電源が操作され放電。逃げる聴衆。そして装置がザケンナー化
  • ふたりはプリキュアに変身
     変身バンクに挿入される形で夏子&京子の様子が描かれるあたり、やはりなんかあるな。
  • ザケンナーに攻撃しようとするプリキュアに、ユリコが壊さないでと阻止
  • ポイズニー翻弄。プリキュアマーブルスクリューでザケンナーに攻撃
  • ゴメンナー、ゴメンナー……で元通り
     これまで、戦闘後に建物とかが復旧してきたのはこれの布石だったんですかね。しかし敵側もそれを知ってたんなら、意味ないような気もするのですが。まあ、ユリコはそんな事情を知らないわけですけど。このあたり、どうも毎回敵側の詰めが甘いのかな。ただ、今回けっきょくキリヤはなにやってたんだ? ということも考えると、やはり長期的視野を持った戦略がある様子なので、拙速な判断は出来ません。
  • 発表会再開。発表の最後にユリコの言葉。装置の名前は……「YURIKO I号」
     いやーもう、こうくるとは思わなくて、ほんとびっくりしました。普通はですね、純粋な研究発表に、「私たちはこれだけ苦労しました」とか言うのは蛇足なんですけど、もう許してしまいます! 最高!
     ……ところで、Winユーザの方々に切なるお願いなのですが、ローマ数字で「I」とか「II」とか書かれる際は、アルファベットのアイを重ねて出してください(それ以降のVとかXとかも同様にアルファベットのヴイ、エックスで)。そうじゃないとMacでは文字化けするんですよ! あとは丸つき数字もそうですね。丸つき1が「!」、2が「"」、3が「#」とかになって、最初見たときはびっくりしました。半角カナはけっこう読めるんですけどね。

  • 2004年05月02日(日)

    「ふたりはプリキュア」第14話 ウソホント!? にせプリキュア大暴れ(ABC朝日放送)感想

    「ちゃーんとハミガキして寝なきゃ、ダメだぞぅ☆」(にせ白キュア/京子)

     うわーい、見所いっぱーい。「最近、プリキュアって流行ってんの?」byアカネさん。流行ってますとも!(違) 前回プリキュアの闘いを目撃した夏子と京子。子どもたちのために自らプリキュアに! 衣装も手作りで! アナタタチはホントに中学生ですか? にせ白キュア京子@名塚佳織と、にせ黒キュア夏子@小清水亜美という豪華コンビ。声優さんの来歴を考えると、本物と逆っぽい(個人的には本名陽子さん〜名塚さんという感じ)ですけど、それがまた良かった。「さっさとおうちに帰りなさい!」おばあちゃんはちゃんと憶えててくれたのにね。
     廃ビルの屋上に舞台を移し、プリキュア同士の闘いを仕組むポイズニー。グッジョブ! しかし、本格的な戦闘シーンはなく、にせキュアはひたすら落ちようとする、すごい演出。ということは、ポイズニーは人間を操れるけど、その身体能力を高めることは出来ないんでしょうかね。ザケンナー化させればいいような気もするんですけど、一回にザケンナーを憑衣出来るのはひとり(ひとつ)だけとかいう制約があるのかも。
     しかし、けっきょく4人ともザケンナーに襲われることに。ポイズニーは対象を絞りなさい。あなたの目的はプリズムストーンを奪うことでしょうが。にせキュアふたりを怖がらせてどうする。まあ見るからにサドっ気ありそうですし、そのおかげで楽しめ……ごほんごほん。子どもたちが待ってるんでしょ!? と、にせキュアを励ますふたり。しかし戦闘後は「もうプリキュアはやめよ」どっちだ! と思ったら、ラストはやっぱり変わらずにせキュア健在でした。まあいいか。
     それにしても、キリヤくんは何をやってるのですか。あんまり思わせぶりが過ぎると謎キャラになりますよ。

    2004年05月05日(水)

    プリキュアドール……

     えー。トップページのタイトルが変わったんですが、実は……。

    プリキュアドール
     プリキュアドール、買っちゃいました。
     いや、「買ってません」と書いただけで、「買いません」とは一言も(黙れ)。

     だってだってだって、某銀閣寺の近くのスーパに行ったら、レジの前の棚にいっぱいあるじゃないですか! ひとつ税込189円で! 思わずスパ王一個100円と一緒にカゴの中に。だ、だいじょうぶ、まだ在庫はいっぱいあったから、お子様に迷惑はかけてません!
     ……以前、同級生に逢ったこともあるようなとこで買うなよ、私。

     で。
    プリキュアドールin front of iBookG4

     なかなか出来はいいですよ! とくにキュアブラックの躍動感! 思わずiPhotoQuickTimeムービーを作ってみたくなりました(笑)。
     さーて、次は設定資料集かな……(この前アニメイトに行ったときは見つからなかった)。

     ところで。
    「三墨」って……
     誤植だ(笑)。

    2004年05月09日(日)

    「ふたりはプリキュア」第15話 メッチャ危ない家族旅行(ABC朝日放送)感想

    「もらえるとしたら……お酒がの〜める賞ぐらいかなぁ」(美墨岳)

     思いがけず素晴らしい回でした。
     雪城家と美墨家、偶然にも同じ日に同じ旅館「れゐくさゐど」に家族旅行に。旅館にほど近い湖に浮かぶ島には、鎧武者の伝説が……。
     なんか、本格ミステリィに出てきそうな舞台だと思ったら、実は良質なファンタジィだったという感じ。あの趣向(ネタばれ防止)にはちょっとびっくりしましたけど、よく考えたら、ふたりがプリキュアになったりザケンナーが出てきたりするのだって充分現実を超越してて、でもそれはこの世界を「虹の園」として再定義された作品世界内の事象として「ありえる」話なので、いけなくはない。
     何言ってるか判らんな……。ぶっちゃけて言うと、この物語の中では「プリキュア」や「ザケンナー」が敵対するものとして存在するのは当たり前だという諒解事項が成立しているということです。戦闘後に壊れた物が直るのもその意味では必然。
     しかし、物理学的には、そういう例外をひとつでも認めると因果律とか運動論といった論理体系が破綻する(あるいは組み直される)わけで、実はその場合、UFOとか超能力とか幽霊といった他の超常現象まで付随的に認められる、わけなのです。だからこそ、たとえば4話(美術館)なんかで起こったことも認められるわけで、それが今回も起こったということですね(今感想書くまで4話のオチのことはすっかり忘れてたけど……)。
     あともうひとつ。二回め登場のなぎさパパこと(誰が言ってるんだ)美墨岳@子安武人さんですが、良いですね理系お父さん。憧れです。最初に出てきたとき、通俗的なお父さん像からあまりにもかけ離れていて話題沸騰だったわけですが、その意味が今回に表れていたと思います。
     新素材の研究を行っているということは、それなりに忙しくて、あまり家にもいなかったりするでしょうし、普通の会社員以上に、子どもには仕事の内容が判りにくいもので、家で見ているぶんにはそれこそオヤジギャグばかりのちょっと頼りないお父さん、的な捉え方をなぎさは(亮太も?)していたでしょう。ただし、こういう性格設定のおかげで、幻想的父親像を仮託されることが回避されている。つまり、典型的な「エディプス・コンプレックス=父親越え」の対象とはならないわけです。
     このあたりは、多分にプリキュアが「女の子を主人公としたヒーローアニメ」という特異な属性を持つことに由来するのでしょう。実は過去のヒーローアニメにはこういう構造がつきものだったのですが(たとえば高田明典「アニメの醒めない魔法」PHP研究所[amazon]参照)。このあたりの性差というものを制作者側がはっきり意識している傍証としては、今回の戦闘後、旅館のシーンで、バックに父親が話しているのをなぎさが聞き、その奥にゲームセンターで亮太が遊んでいるのが小さく描かれているところがあげられるでしょう(キャプがないと判りにくいな……8:53あたり)。
     けっきょく、そういう同性ならではの対立構造がないからこそ、父親がなぎさのことを心配していることが純粋になぎさに伝わるわけです。そして、誰かのために必死になれることの強さと美しさを知り(ほのかおばあちゃまの「もうひとつの伝説」も効果を上げてます)、自分がプリキュアとして闘うことの意味を再考させられることになるなぎさ。ここで前回までの流れと自然につながってきて、改めてシリーズ全体の構成が抜群にうまいなぁと思いました。
     あと、どうしてほのかおばあちゃまが「もうひとつの伝説」を知っていたのかということを(今これを書いていて)考えました。きっと、家族旅行に選ぶくらいだから若い頃とかに訪れていた想い出の場所だったりして、ひょっとしてそれはなぎさの両親も同じだったのかもしれない、という今回の話に隠された裏の話があるのかも、という気がしてきました。
     なんか、書きながら考えがいろいろ沸いてきてまとまらないので、とりあえずここで打ち止め。