ひょっとしたら今日本で連載されているおびただしい数の四コママンガの中で、もっとも熱く支持されている作品かもしれない、というのは言い過ぎですか? なんか私の目に入っているサイトに限るとかなりそんな気が……。
私がまんがタイムきららでの連載を読み始めたのはシンデレラの回あたりから。まあその前に1巻を買ってたんですけど。以前のエピソードに絡む形でオチがつけられているものもあるので、やはり単行本でまとめて読むとより楽しめますね。
この作品の魅力を一言で表すと……うーん難しいな……とりあえず、タイトル(tricolor-sisters +1 girl)が表す通り、それぞれのキャラがそれぞれの個性を持っていて、ごくフツーの生活のなかで、それが完全に混ざり合うこともなく、かといって互いに隔絶するわけでもなく、絶妙のバランスで、真っ白なキャンバスに埋められていくという感じ(あいかわらず私の文章は抽象的で意味不明ですね)。とにかく、きわめて日常に足がついた作品だとは言えるでしょう。まあ、多汰美さんにときどきへんなものが生えたり、八重ちゃんの髪が四次元につながってたりということはあるのですが(笑)、それでも、「そういうこともあるのかもしれんなー」という感覚で、この世界では捉えられてしまうのです。うん。「非日常を許容できる日常」、これはいいですね。っそういえば、こういう高校生が主役の作品には珍しく、学校での行事の描写が極めて少ないというのも、つとめて「日常」を描きたいという意図なのかもしれません。たとえば球技大会にしても文化祭にしても、主眼はそれ自体になくて、あくまで4人の描写がメインになっていることもそのあらわれでしょう。
そういう気持ちで2巻のオビを見てみますと、なかなか的確な惹句だと思います。ーー他人だけど家族(だいじょうぶ)。……ん? その下の小さい文字は? 「海藍が贈るファミリー四コマ未来系第二弾」……未来? どゆこと?(それとも、これが来たるべき四コマのスタンダードだという意味を込めた「未来形」の誤字でしょうか?)
[bk1][bk1.jp] [amazon]