わはー素晴らしい。分類するなら日常ほのぼの系四コマ。美術部のちょっと変わった、でもフツーな面々を中心に、なぜか昆虫や猫の話題が多い。
四コマというのはつくづく一発芸にも似てネタの瞬発力が大事だと思うのですが、その方向性として(あくまで私感ですが)二種類あるように思えます。ひとつは打ち上げ花火系とでも名づけたい、日常からの乖離により産み出される笑い。もうひとつは逆に線香花火系というか、些細な日常の齟齬をもとにするもの。まあこれは純粋にネタそのものより、作品内でのツッコミのリアクションにより誘導される面も多々あるのですが。たとえば「ねこきっさ」や「姉妹の方程式」「ハイリスクみらくる」が前者の典型例だとすれば、「トリコロ」や「1年777組」、そしてこの作品などはまさに後者に属するものでしょう。
ただ、この方向性は意外に難しい。単に「ほのぼの系」というと底の浅いものに見受けられがちで、事実そんな作品が多いのも事実かもしれませんが、作者と読者との「日常観」とでもいうべきものが一致していなければなかなかはまらない、まさに針に糸を通すような微妙なさじ加減でもってネタを振ってこなければならないわけで。
んーまあいろいろ意味不明なことを書きましたけれど、ひとこと「好きだ」と言えばいいんですけどね。それができないのが戯言遣い見習(自称)の性。