2005年10月15日(土)

「ツバサ・クロニクル」第26話 最後の願い(NHK教育)感想

「小狼、ふたりだけの秘密だよ」(サクラ)

 DVDレコーダで録画した最初の番組。チャプタ切るの楽しいなぁ(笑)。

 なるほど、うまいこと収めたという感じです。これまで旅をしてきた中で、揺らぐことのなかった小狼の想い、サクラの願い。そんなふたりに感化されつつ、自らの願いを胸に秘めていた黒鋼とファイ。はたまた、あの敵側のふたりの思惑。いろんな想いが交錯しているから、音楽が鳴って何度も盛り上がってくるかと思いきや中断されてしまって、もどかしいけれど見事な交響を奏でていたと思います。
 サクラの「最後の願い」は他の人を幸せにすることだったという結論も実に納得。一瞬、小狼の「サクラに近づくな」が願いとして聞き入れられてしまったのかと思いましたが。ウーロンかよお前! みたいな。でも、ラストに「ふたりだけの秘密」を気にかけるサクラの独白が、一本の針となって視聴者の胸を刺します。もし本当にサクラが記憶を取り戻すことを願ったら、聞き入れられたんでしょうかね。力の源はサクラの羽なんだから無理な気もするんですけど。「どんな願いも」といいつつ制作者の力を越える願いは無理だったり(だから神龍じゃないって)。
 まあ、第二シリーズの存在も明言されましたし、まだまだお話は続いているのですが、ここまでを評するのならば「名作」でしょう。個人的にもNHKのこの枠は昔から相性が良いみたい(笑)。そのうちではもっともマニア向けというか、実際CLAMP作品をほとんど知らない私にどれだけ面白さが伝わるものかとも思っていましたが、とってもうまく仕上げてくれたというところ。

 そしてCパート、モコナ祭り。せっかく「最後の(Final)」「願い(Wish)」なんだから、黒いのと二匹でサイコロでも振ってくれればいいのに(黙れ)。ってか「きっとまたどこかで、みんなと出逢えるって信じてる」と言ったタイミングで「第2シリーズは来年4月から」なんてテロップをかぶせるとは、さすがNHK、ギャグセンスあるなぁ。

投稿者plateau: 2005年10月15日 20:07 [アニメ/ツバサ・クロニクル]