2005年05月29日(日)

「ふたりはプリキュアMaxHeart」第17(66)話 どうする!? 悩めるほのかの研究発表会(ABC朝日放送)感想

「ほのかって、本当にこういうもの考えるの好きだよね」(美墨なぎさ)

 科学っていうよりは技術のほうに近いかな。どっちにしろ共感する点多し。いろいろ気になるところもあるけど、ひいき目で評価。

 科学部の研究発表会ということで、無印13話直結のエピソード。脚本も無印13話と同じ成田良美さんかと思ったんですが、今回は羽原大介さんでしたか。前のときはちょうど一クール目の終わり、キリヤのなぎほのへの接触、夏子&京子の登場と、複数のネタが張られていて、枝葉の部分まで見ると、今回と単純な比較は出来ませんけど。しかし、根幹となる流れ(メインストリーム)にさえ注目すれば、その構造は実に判りやすい。
 そのメインストリームとは、無印13話では「ユリコ@蒲田梢のがんばりを支えるほのか」、今回は逆に「部長のほのかを支えるユリコ」というもの。「なぎさとほのか」に限らず、ひとりの力だけではなく、みんなが支え合うことで何かを達成する、というプリキュアの基本姿勢が現れています。
 以下、逐次感想。アバン、ラクロス部キャプテンのなぎさのシーンは後でまったく効いてこなかったですね。ほのかとの対比なんでしょうけど、全体としてみれば余計な気も。いっぽう、発表会のテーマを決める科学部。MH9話でも出てきた野々宮さんはCV:寺田はるひさんだったのですね。洋館の少年とのダブルキャストということでCVが出てなかったということですか、納得。横で話してる黒髪のメガネの子はCV:西野陽子さんかな? あと、壱智村小真さんもおられるー! だからちゃんと作中でキャラ名を出してほしいなぁ。
 発表会の準備に忙しいほのかを気遣って、宿題を自力でやろうとするなぎさ、指導するインテリジェン。しかし、今回の話なんかまさに「インテリジェン」に直結する話だったと思うんですが、このシーンだけの登場で、副旋律としてしか効いてこないのがちょっともったいない。ラストにくらい出てほしかったけど、流れ的に出せなかったというところでしょうか。
 テーマは去年と同じ雷の発生に決まったものの、あまり乗り気じゃないみんな。うーん、研究で「やりつくしてしまう」なんてことはホントはないんですけどね。むしろ、昨年の成果を踏まえて、発展研究を……というのが筋でしょうが、中学生の部活動でそこまでのバイタリティを期待するのは無理かなぁ。で、自分がなんで科学部に入ったのかを悩みはじめるほのか。
 TAKO CAFEで大活躍の無線通信機器・ハンディ。また新たな販促商品かと思いましたよ(おい)。すごいもの作ってますな、ほのかさん。あなたブルマですか(だからドラゴンボール世代なんですって私は)。あとでもういちどツッコみますね。ここで「説明しよう〜」なほのかの表情と、そのあとでハンディをなぎさに取られたときのひかりの迷惑そうな表情が今日のイチ萌えポイントです。
 で、その機械を作ったほのかを褒めるなぎさの一言で、「そうか、そうなのね!」と視界が晴れるほのか。「思い出した、やっと思い出せた! あたしは、あたしは……」と、夕陽に向かって走っていく、なかなかいいシーンでAパート終わり。
 Bパート、けっきょくテーマを「ゴミと私達」に変更。急ピッチで作業を進める。やっぱりいいなぁ、こういう光景。この過程で余計ゴミが出るじゃないか、というのはあんまりツッコんではいけません。研究というのはそーゆーものです。
 発表会当日、ギリギリまで学校に残って製作をするほのかとユリコ。と、ゴミ捨て場に行くとゴミがザケンナーに。いきなり失神するユリコ。えー、無印13話では立ちはだかったのに。まあ、夏子&京子も気を失わずにプリキュアの闘いを見れた当時とは違って、プリキュアとひかり以外は眠らされるようになった、ということにしとこう。
 なぎさとひかりが駆けつけ、さっさと戦闘終結。今回はウラガノスのほうが「関係ないねー」と言ったのがちょっと面白かったですね。
 ギリギリで出番に間に合うほのかたち。「余裕で間に合うと思ったのにー」ユリコ、やっぱり記憶を無くしてる? と、装置を動かすリモコンが無いのに気づくほのか。
 と、思い立ったユリコ、自転車でTAKO CAFEに駆ける! そりゃまあ、加工を手伝ったんだから知ってたんでしょうけど、AパートでユリコとTAKO CAFEとの接点が描かれてないんで、ちょっと唐突にも感じました。ユリコがアカネさんと知り合いだって描写は前にあったとは思うんですけど。まあともかく、ユリコも相変わらずかわいいなぁということで。
 ベローネ学院の発表。ほのかさん、「環境ホルモン」ってのはちょっとなー。こだわるなら「内分泌攪乱化学物質」ですよ。まあ子供には判らんし、「という言葉を耳にする」と言ってるんで別にいいですが。ホントに環境ホルモンが影響があるのかどうかは疑わしいとこもあるんですけどね。
 で、ハンディをリモコンの代用に使うと、スクリーンに映し出されるのはTAKO CAFEのメニュー。えぇー、リモコンは単に受信機にキューを送ってるだけじゃないのか? 映像までいっしょに送ってるの? ますます中学生離れしてますよ、ほのかさん。
 で、なんとか発表終了。科学部の内輪な話、今回はちゃんと舞台袖でやってますね。そのかわり結果がどうなったのかはやっぱり描かれてないんですけど。たしかになー、入賞とか結果はどうでもいいとはいっても、投げっぱなしな感は否めない。
 ラストはアカネさんに「わーすいません、ありがとうございました!」なユリコでオチ。前はそんなのなくっても注文を受けてたのに、今や「大事な商売道具」と化している、これも機械に慣らされて堕落した現代日本人の皮肉か(違うと思う)。

 次回はまたまたなぎさのお父さん話! この人も技術者ですし、好き好きー(次回の話には直接関係してこないと思いますが)。

投稿者plateau: 2005年05月29日 21:06 [アニメ感想] [アニメ/プリキュアMaxHeart]