2005年04月26日(火)

「ブラック・ジャック」Karte:24 ナダレという挑戦(よみうりテレビ)感想

「ナダレ……ぼくの弟……」(大江戸ダイゴ)

 ううむ、辛いなぁ。かなりファンタジィ寄りのエピソードだから大丈夫かと思ったんですけど(制作陣もそう判断して放映したんでしょうし)。最近メンタリティが弱くなってるのかな、私。

 ともかく、今回は自然と人間はわかりあうことが出来るのかというテーマ。日本の真ん中らへんでは「自然の叡智」とかいうテーマの催しが行われてる最中に、ずいぶん挑戦的な話を持ってきたものですが。いや、でもおおむね同感ですね。人には人の都合があって、自然に暮らす動物には動物なりの暮らしがある。人類がものすごーく傲慢に自然を荒らしてるのは事実だけれど、「自然を守ろう」「環境を保護しよう」というのだって完全に人間中心主義の身勝手な考え方。それを自覚することが第一歩だと思います。
 そういう意味では、BJの姿勢というのはいつも首尾一貫してますね。今までも、動物を治したことはありましたが(スターシステムのおかげで、ほとんど珍獣ばかりですけど)、それはいつも「目の前にいる患者を最優先」という原則に基づいている。ある意味想像力を抑制しているともいえるわけで、下手にグローバルな視点で「○○のために」という大義を掲げないところが潔い(今回、「私は歴史を変えるなんて気はない」と言っているのもその現れかと思われます)。まあ、だから孤高の医師なんでしょうけど、前にも書いたと思うけど孤独な人は好きなのです。
 しかし大江戸ダイゴ@古谷徹、ノーベル賞ノミネートのその後はどうなったのでしょうなぁ。こんな経験をしてもなお研究を続ける気があれば、それは逆に立派だと思いますが。

 ところで、どうでもいいけど、ピノコ@水谷優子の「なによラルゴ、大事なことは言葉で言いなちゃーい!」というセリフに、「ふしぎの海のナディア」のマリーとキングを思い出した(っていうかKarte:NGでラルゴ@石井真、しゃべってるし)。

投稿者plateau: 2005年04月26日 01:42 [アニメ感想] [アニメ/ブラック・ジャック]