2005年04月14日(木)

「ふたつのスピカ」第11話 傷ついた翼(NHK教育)感想

「何をしても無理なんだよ。何故ならね、君が鴨川友朗の娘だからさ」(佐野先生)

 あうあうあー。ライオンさん視点が導入されとる……。潔く、ライオンさんアスミ脳内存在説を撤回いたしますです。まあ仮説は否定されても、それで新たに判ることがあるから良いのですよ。

 冒頭は「わたしのゆめ」に替わって、高校生アスミ(と圭ちゃん、万里香ちゃん)によるスピカの解説。萌え度が下がって残念……なんてコト言ってる場合じゃありません。本編も大きな転回点を迎える今回。シーンや展開のすっ飛ばしが多くて判りにくいんですけど(佐野先生のセリフ部分とか、意図的に時系列をいじられてますし)、アスミがずっと未来に向けていた視線を、強制的に後ろ向きにさせられた、という大筋の理解で良いかと。
 獅子号墜落という「過去」に縛られている、という点では、その原因を作った鴨川友朗(事実かどうかはまだ不明)の娘を逆恨みする佐野先生も、唯ヶ浜を離れられず、鈴成先生のウェディング姿に涙するライオンさんも同じ。ただ、その事実の昇華の具合が正反対。ライオンさんは死者ではあるけれど、佐野先生も言ってみれば生ける屍。ピンクの霊柩車でも呼んだ方がいいですな(そんな意地になってマニアックなネタを出さんでも)。過去の人間としての分をわきまえ、未来を見据える少女にだけそっと手をさしのべるライオンさん。この大人な態度はさすがに、アスミの脳内人格ではおぼつかないでしょう。そんな彼も、ついに今回ラストで上京を決意。おぉ、佐野先生と対決したりはしないでしょうが、どうなることやら。大道芸人とかストリートパフォーマを目指すわけでもないですよね(言わんでいいことを)。
 友人たちのこともちらっと。府中野くん改めフッチー(笑)。某IT会社の偉い人みたく、あだ名が人口に膾炙すると本名で呼んでもらえなくなるから気をつけましょう。アスミの頭を殴ってばかりいるから、体育鬼教官に殴られるという因果応報(もちろん付与される意味合いは全然違いますが)。
 次に圭ちゃん。アスミを心配して声をかけるも、「圭ちゃんには関係ないことだから」という言葉にキレる。初登場時から一貫した、相手との関係性を重視するという性格が出ています。自分も相手に頼りたい、相手も自分を頼ることを期待する、という相互依存を求めるタイプかも(精神分析する気はないですが)。たしかに、万里香ちゃんの言うとおり、将来宇宙飛行士を目指す際には自立心という面で不安材料があるようですね。それで、無重量体感訓練は別名なんて言うんですか? 瓶詰妖精OP?(あれは跳ねてるだけでは)
 あー、感想書いてる途中でIZUMOが始まったけど、これはまた明日(笑)。最後に万里香ちゃん(秋は無視か)。なんだかんだ言いながら、ちゃんとアスミを心配しているところがいいですね。佐野先生の怪しさにもしっかり気づいていますし。キレる圭ちゃんの首根っこをつかんで、無言で引きずり出すとこがちょっとかわいかったです。

 さて、続きも気になるところですが次回は過去話。かさねちゃん(?)がなんかめっちゃかわいい! 注目!

投稿者plateau: 2005年04月14日 01:46 [アニメ感想] [アニメ/ふたつのスピカ]