「だけど僕は信じてるんだ。レジェンズとサーガが力を合わせれば、過去を断ち切れるって」(キザオディーノ)
来た来たー! ついにシュウ復活。いやー、長かった。
つまるところ、アンナ@千葉千恵巳の幼女バージョンの効果は絶大だったということですな(違)。ふさぎこんだシュウを後ろからぎょっと抱きしめて、うわー、微妙なふくらみを背中に感じ(黒水晶に囚われてしまえ)。
話を戻します(時系列を無視してまで最初に書きたかったのか)。DWCの一室に案内されるディーノ、マック、メグ。ユルが用意したのが「遊び道具満載の、いかにもな子ども部屋」には、ものすごい悪意を感じてしまいました。「子どものため」と言いつつ一面的な価値観を押しつける大人の恐ろしさ・おぞましさをまざまざと見せつけられます。
しかしディーノ、いいですねぇ。ユルの言うとおり、しっかり全体を見据えて考えています。何度も強調されているとおり、この物語でシュウと出逢って一番変わったのが彼であるわけで。まさにもうひとりの主人公」にふさわしい。それなのに、メグにまで「キザオさん」なんて呼ばれてるのが笑いましたけど。
で、これがちゃんと後半のネタフリにもなってるのが素晴らしい。復活したシュウが、みんなの名前を叫びながらDWCに向かうところ。「メグ、マック、キザオー!」。ここで「ディーノ」となまえをよんだら感動させどころだったんですけど、その泣かせ展開を放棄するあたりに、この作品の真価を見た気がします。前半も、ハルカがマジメに話を進めてるうしろで、コンピュータや博士がぐだぐだ言ってたり、BBたちがDWCに潜入しようという話で「ただし、来週に」なんてメタ発言をしてたり。ギャグのノリも少しずつ復調している感じですね。ここまで来たら、ギャグ満載のままクライマックスに突入してほしいところです。
シロンとランシーンが一心同体というのも思ったとおり。まあ、わざわざランシーンのCVを「?」にしてるあたり、逆にバレバレだったわけですが、それをしっかりやってくれるのがいいのです。もちろん、両者の合体を促すのがシュウの引き起こす風だという展開も含めて。ある点ではキッズバトルアニメの枠を打ち破り、ある点ではお約束をしっかり守る、この線引きの仕方がうまいなぁと毎度ながら感心しています。