「も、もしかしたら、私、ここにいるとたいへんアレなのでは……」(高町なのは)
なのはDVD視聴第二週。今回も素晴らしいです。
「平凡な小学三年生」であった高町なのはが魔法使いとなり、ジュエルシードという「敵」の存在を知り、ユーノくんの事情を知り、彼の手助けをするため闘っていくことを決意する。一話に引き続き、魔法少女もののフォーマットと呼べる手続き(ここは「プロシジャ」と言ったほうがいいかな?)をしっかり踏んでいます。そのひとつひとつの描写が実に丁寧で、観てて気持ちいいですね。
なんといっても、この作品でもっとも魅力的なのが高町なのは@田村ゆかりのキャラ造形。顔のデザインとか声とか小学三年生とか、それがいいのももちろんだけど、それだけじゃありません(今、ひとつ変なことを言ったような……)。一緒に暮らすことになったユーノくんに、「名前で呼んで」(!)という約束を交わしたり、しっかり相手の話を聞こうとしたり、そしてそれを聞いたあと、ユーノくんひとりだけの問題にせず自ら手伝いを申し出る。他人のことを自分のことのように考えられるのが、彼女の特性なんでしょうね。レイジングハートが呪文(パスワード)無しで起動したのも、魔力が強いという表現に仮託して彼女の能力を描いているのだと思います。
それにしてもユーノくん、いくら想いは遠く離れてても届くからって(違)、授業中に話しかけてくるなよ! 思わず話に聞き入っているなのはが先生に当てられて、あたふたするシーンを想像してしまったじゃないですか。ああいう展開で何が嫌かって、そのあとクラスメイトがどっと笑ったりするのが許せないのです。あと、人の噂を影でコソコソ言ってたりね(ふたつのスピカでも冒頭にそんなシーンがありましたけど……)。こう、見えざる悪意という存在を実感して、居心地が悪くなるのが嫌いなのです(現実でも物語の中でも)。だからまあ、今回はそういう展開にならなくて良かったねというお話。はい、横道に逸れてるようですが、「なのは」の世界には(すくなくとも今の時点で彼女がいる世界には)そういうものがあってはいけないという制作者の意図の現れなんじゃないかと。我ながら深読み・こじつけが過ぎるな……。
次週は都合により視聴できる時間が取れないと思うので一回休み。第三話は2/17ごろ視聴&レビュー予定です。
投稿者plateau: 2005年02月04日 01:04 [アニメ感想] [アニメ/リリカルなのは(DVD)]