2004年07月03日(土)

吉谷やしよ「ハイリスクみらくる」1(芳文社まんがタイムKRコミックス)感想

 魔法少女を夢見る主人公・霧ヶ崎優、16歳。ある日、彼女は父親の遺品から魔法のステッキを見つける。しかし、そのステッキは有料。しかも非常に偏った人格を有していた……。彼女の使う魔法は、人を幸せにすることができるのか。そもそも彼女自身が幸せになれるのか(答は否)。

 こちらもついに単行本化。きらら随一の破壊力を誇る暴走ギャグ4コマ。
 連載を読み始めたのは途中からだったので、ようやく作品世界がはっきりつかめました。あまり意味がない気もしますけど(おい)。
 オビには、「萌えとは遥か彼方を突っ走る」と書かれてますけど、いやいやそんなことはありません。メタ化・ネタ化は萌えと近しい存在なので、既存の魔法少女もののパロディとしての枠組みの破壊や、あからさまな萌えキャラ投入でも許容できてしまいます。ちょっと表にしてみましょう。
ハイみらキャラ表
名前 性格・特徴 属性
霧ヶ崎優 魔法少女。魔法少女オタク。怪力。ツッコミ役 秩序
藤芝まどか かぶり物マニア。幼児体型&口調。つるぺた 平和
光菱 委員長。黒系。支配者階級。小柄 委員長
立蔵小町 自称ライバル。孤独。お嬢様。空回り 天邪鬼
 いったいなんですか、この私の萌え属性を狙い撃ちするようなラインナップは。ネタだと判っていてもつられてしまいます。
 キャラのことばっかりクローズアップしてますが、この作品、毎回のストーリィ構成もすごく面白いです。4コマ一本一本にも確実にオチをつけながら、一話全体を見たときも、メリハリのある起承転結がきちんと作られている。まさに理想的なフラクタル構造
[bk1][bk1.jp] [amazon] 投稿者plateau: 2004年07月03日 15:47 [マンガ感想] [マンガ/まんがタイムきらら]