2004年06月26日(土)

「カードキャプターさくら」(再)第12話 さくらの終わらない一日(NHK教育)感想

「ほえ〜、肉まんしか言えなかったよ〜」(木之本桜)

  • 桜の小学校で、父・藤隆による考古学の特別授業
  • 翌日。桜は笛のテストで失敗してしまう
  • しかし朝目が醒めると、また同じ一日がくり返されていた。桜と小狼以外は気づいていない
  • それは町の時計台に取りついたクロウカード・タイムの仕業だった。さくらは時計台に近づくが、タイムによって時間を操られてしまう
  • 三回目の「今日」。小狼の力を借りてレリーズ。カードは小狼のものに
  • 本当の「翌日」がやってくるが、時間割を間違える桜
  •  いやぁ、やっぱり何度観てもいいですにゃあ(語尾キャラ化)。
     くり返される日の前日の執拗な時計の描写。12時を刻み、響きわたる鐘の音。そして怪しく逆回転する時計針。全編にわたって最高の演出です。
     7話でもそうでしたけど、何度も同じことをくり返すという趣向は、個人的にも好きですし、この作品世界自体を象徴しているようで美しい。
     くり返される日が、木之本藤隆による特別授業の日ではなくて、その翌日の何の変哲もない普通の日だというのが良い(普通というのは、もちろん笛のテストがあるというのも含めて)。学園生活を送る児童・生徒にとってみれば、特別授業だとか、運動会、社会見学といった年中行事にともすれば目を奪われがちなものです。それももちろん大切なことなんだけど、そうじゃなくても、エンディングにいう「単調な日常」が、代わり映えのしないように見えても、一日一日が貴重な日々なんだということ。そんなことを教えてくれている気がします。たとえそれが、閉じられた世界であったとしても。
     さくらがクロウカードの気配を感じ取れるようになったり、小狼と協力してクロウカードを追いつめたりといった、そんなささやかな「成長」の描写も、ここ数回本格的なバトルシーンがなかったからこそ、より引き立っていると思います。

    投稿者plateau: 2004年06月26日 20:16 [アニメ/カードキャプターさくら]