2004年05月25日(火)

「美鳥の日々」DAYS 8 右手noセイジ(KBS京都)感想

「君みたいな人は、この店に来る資格はない。もっとプライドを持ちたまえ」(高見沢)

 これは非常に面白い回。なかなか凝った構成がとられているので、今回はとくにネタばれ警報を出しておきます。未見の方は以下のあらすじと感想を見ないほうが絶対に楽しめるかと。とくにクリティカルなところはスクラッチ処理しておきます(スタイルシート切ってると効かないんですが)。

  • 朝起きると、正治が右手になっていた [Aパート/正治視点]
  • とりあえず服を買いに外に出る。途中で焼き芋を買う [Aパート]
  • 朝起きると、美鳥が本体になっていた [Bパート/美鳥視点]
  • 朝食を作ろうとするが、右手の正治暴走 [Bパート]
  • 服を買いにフィギュアショップ・ブルーサブマリンに。服選びに夢中になる美鳥を盗撮する男。と、高見沢が助けに入る [Aパート]
  • ブルーサブマリンは断念し、正治の服を手作りしようとする美鳥。と、そこに友人の岩崎紅子@桑谷夏子が現れる。とっさに嘘をつき、誘われるまま喫茶店へ [Bパート]
  • 学校の話、進学の話を聞き、まわりの世界が動いていることを知って涙が出る美鳥。本当のことを話そうと岩崎を追いかける [Bパート]
  • 目が覚める [以下共通]
  • それぞれの思いを抱え、またいつもの日々を過ごすふたり
  • ということで、つまりはお互いの視点ごとにふたつのストーリィが進行していたということですね。二回目の起床シーンで違和感を感じたんですが、はっきり気づいたのは二回目のブルーサブマリンのところでした。たぶん上のまとめで間違いないと思いますが(どちらが主な視点をもっているかで判断)、けっこう面白い趣向でしたね。単なる夢オチなら予測の範囲内(そしてちょっと期待はずれ)だったのですが、これなら評価できます。お互いに、相手のことをどう思っているのか、あるいは現状をどう捉えているのかということが判りますしね。
     正治は自分を美鳥の身に置いて、美鳥のことを心配している(ついでに何故か高見沢を高く買っている)。いっぽう美鳥は、ずっと現状に満足していたはずが、自分にとっての本当の現実の存在にようやく思い至る。その違いが、今後クライマックスに向けての重要な要素となってくることでしょう。
     ……と思ったら、次回はまた(今度はたぶん本当の)高見沢くん登場ですか。いや、別の意味で期待ですが。

    投稿者plateau: 2004年05月25日 01:43