「おにいちゃん、ちょっと自転車の練習つきあって」 「まったく、もう小三になるというのにまだひとりで自転車にも乗れないのかい我が妹よ」 「やかましい! いいからはやく自転車の後ろ持てバカアニキ」 「ふふ……いいだろう。ほーらスピードつけて進め! よーし速いぞ速いぞー」 「わわっ!? ちょっと、速すぎ! っていうか下り坂!! キャー!!!」 ガ ッ シ ャ ー ン 「いたた……」 「惜しいな、あと一歩だったのに」 「どこがだ!」